渚みつき
Mitsuki Nagisa
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近代麻雀水着祭にて(2024年9月23日撮影・Wikimedia Commons)
生年月日1998年2月7日
出身地静岡県
身長155
血液型B型
活動期間2019年 - 2024年(AV)、2025年8月に完全引退
デビュー2019年1月
ジャンル企画単体
専属なし
レーベル多数(企画単体として各社に出演)
事務所バンビプロモーション(2025年8月退所)
主な受賞正式な受賞歴なし(FANZA2020年年間AV女優ランキング8位など)
別名池田亜香里(イメージビデオ名義)、なぎ、なぎみつ

概要[編集]

渚みつき(なぎさ みつき、英:Mitsuki Nagisa、1998年2月7日 - )とは、静岡県出身の日本の元AV女優・元女優である。バンビプロモーションに所属し、2019年1月のデビューから2024年1月13日の現役引退まで、特定メーカーの専属を持たない「企画単体」の看板女優として活躍した。コスプレ作品や特撮系オリジナルビデオでも知られ、2025年8月をもって芸能活動からも完全に引退した。

詳細[編集]

「学校一のマドンナ」から企画単体のトップへ[編集]

デビュー時のキャッチコピーは「誰もが憧れた学校一のマドンナ」。正規デビュー作もこのコピーに沿った学園ものの作りになっていた。のちに『月刊FANZA』2023年7月号のインタビューで、正式デビューの前にオファーを受けてKira☆kiraの作品に名前を出さずに出演していたことを本人が明かしている。事務所に入った当初は金髪だったが、「デビューするなら黒髪に」と言われて髪を染め直し、デビュー作とイメージビデオの撮影に臨んだという。

その後は数多くのメーカーの企画作品に出演し、ハード系を含む幅広いジャンルに挑戦。専属契約を持たない企画単体女優としてトップクラスの人気を得た。

ランキング常連の人気女優[編集]

正式なアワードの受賞歴こそないものの、人気ランキングでは常に上位にいた。2020年8月発表の『月刊FANZA』2020年上半期AV女優ランキングで5位、FANZAの2020年年間AV女優ランキングでは8位に入った。光文社『FLASH』の読者投票「2020年現役最強セクシー女優BEST100」では清楚部門4位に選ばれている。

引退が近づくと人気はさらに上向き、FANZA動画フロアの月間女優ランキングでは2023年9月度・10月度に3位、11月度・12月度に6位を記録した。引退後もストックしていた作品のリリースが続いたため、2024年5月度に4位、6月度7位、7月度6位、2025年2月度8位と、引退後にもランキング入りを続けた。

婚活のための引退宣言[編集]

2023年1月18日、本人のX(当時のTwitter)で「デビュー5周年の2024年1月13日をもって引退します」と予告した。詳しい事情は後日ツイキャスで話すとしていた。引退の理由はまさかの「婚活」。占いで出る結婚予定日が毎年後ろにずれていき、このままでは婚期を逃すと感じたのがきっかけだったという。

宣言から引退までの1年間は「推せる時に推してください」の言葉どおりイベントや撮影を精力的にこなし、2024年1月13日のオフ会をもって予定どおり現役を退いた。

経歴[編集]

デビュー前[編集]

静岡県の出身。本人の話では、中学生のころには既にこの業界に興味を持っており、中学3年生の作文に将来の夢として書いて先生に叱られたという。デビュー前の学歴や職歴は公表されていない。

2019年:デビューイヤー[編集]

2019年1月にAVデビュー。同じ月には「池田亜香里」名義のイメージビデオ『恋の聖域+』(スパイスビジュアル)も発売されている。同年9月にはジーウォークから1st写真集『PRISM』(撮影:天野功)を出版した。ジーウォークは同じ2019年に親友・枢木あおいの写真集『Drop』も手がけている。

AVライターのくろがね阿礼は、独自の統計をもとに渚を「2019年上半期デビュー組の頂点に立つ新人女優」と分析し、FANZAアダルトアワード新人女優賞の候補になり得る存在として紹介した。

2020年〜2022年:人気の定着[編集]

2020年に各種ランキングで上位に入り、人気を不動のものにした。2020年3月にはCS放送の「エンタ!959」で『原宿☆バンビーナ候補生』に出演している。

2021年9月にはFANZAのセール企画「トリプルHAPPYキャンペーン2021」のキャンペーンガールに就任し、2022年9月にも「トリプルHAPPYキャンペーン2022」で続投した。2022年7月には新潟県の免許合宿で実技試験に合格したことを報告している。

2023年〜2024年:引退へのカウントダウン[編集]

2023年1月に引退を予告。同年11月18日には枢木あおいとのトークイベント『くるなぎといっしょ!』を東京都内のロフトプラスワンで開き、2人の出会いやプライベートの話、初共演作の撮影の裏話などを語った。

2024年1月13日に現役を引退。ただしAV引退後もすぐに事務所を離れたわけではなく、モデルや女優としての活動は続けた。同年にはアクション監督・早瀬重希が全面プロデュースするガールズアクションプロジェクト「アクションKICKガールズ」に参加し、「BATTLE-6『caseみつき』」に出演した。

同年5月11日には、枢木あおいと「枢木あおい&渚みつき 卒業式ネットサイン会」を開催。ゲストを交えて約6時間半にわたる生配信を行った。11月2日には渋谷のクラブで開かれたアニソンイベント「アニクラTMA13」で撮影タイムのモデルなどを務めている。

2025年:完全引退[編集]

2025年1月31日、「2025年8月いっぱいで完全引退します」と発表した。「完全引退」なので、引退後も在籍していたバンビプロモーションを辞め、ファンティアを終了し、SNSも消すと説明。ただしTikTokは業界入りする前から趣味でやっていたものなので消さない、としている。

完全引退の発表直後の2025年2月8日・9日には、台湾で開かれた「TOP女神台北感謝祭」に招待され、現地のファンと交流した。

作風・演技[編集]

デビュー当時からアドリブのセリフがうまいと評されており、演技力の高さが最大の武器とされた。俳優の渋江譲二は「無邪気なメスガキ、薄幸の若妻、地雷系女子までどんな役柄もこなせる」と、その振り幅を評価している。2021年にはAV男優の杉浦ボッ樹が『Smart FLASH』のインタビューで、難しい設定でも毎回見事に演じきるので尊敬している、と語った。

本人いわく、子ども役などは恥ずかしくないが、本来の性格とは真逆の「あざと可愛い」「ブリブリ」といった役柄は恥ずかしいとのこと。サバサバした素の性格と、役になりきる器用さのギャップがファンに好まれた。

コスプレ作品の多さも特徴で、撮影の前には元ネタの漫画を読み込んで、キャラクターのイメージを具体的につかんでから臨んでいたという。

コスプレと海外での人気[編集]

渚の知名度を一気に上げたのが、吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』のヒロイン・竈門禰豆子のコスプレである。禰豆子に扮したパロディ作品は大きな話題となり、2020年には台湾の芸能ニュースサイトが「AV版鬼滅之刃」として取り上げ、続編まで品薄になったと報じた。2021年1月にはABEMA TIMESが、渚がSNSに投稿した禰豆子コスプレ写真にファンから「めっちゃ美人」「完成度が高い」との声が寄せられたと伝えている。

ほかにも『賭ケグルイ』の黄泉月るななど多くのキャラクターに扮しており、コスプレイヤーとしての顔も持つ。デビュー時から台湾メディアに「高校時代は校花(学校一の美人)」と紹介されるなど、中華圏での注目度も高かった。

一般作品・特撮・ゲーム[編集]

AV以外の映像作品にも数多く出演している。特に目立つのが特撮ヒーローもののオリジナルビデオで、スーパー戦隊シリーズのパロディ的な作品のヒロイン役を何度も務めた。

  • 『神撃戦隊アストランサー』(2021年、ZENピクチャーズ)- アストピンク/日向陽 役
  • 『騎神戦隊レジェンミラー2』前編・後編(2022年、GIGA)
  • 『巨大ヒーロー ヴィクトリアス』(2023年、ギガ特撮チャンネル配信)- シヅキアイラ/ヴィクトリーナ 役
  • 『あやかし討滅伝コウガイガー 天魔党編』(2023年、ギガ特撮チャンネル)- マリカ 役
  • 『阿仁丸戦隊ジンジュウガー』(2024年、ギガ特撮チャンネル)- ジンスワン/ハイネ 役
  • 『JKファイター YUUKI 危険な放課後ミッション』(2024年、ZENピクチャーズ)

このほか、女子プロレスものの作品にも出演。ウェブドラマではAmazon Prime Videoで配信予定とされた『Scarlet Summer』(2021年)に加藤亜希子役で参加した。

ゲームでは、スマホゲーム「ロードモバイル」のセクシー女優対抗戦(2021年)に参加したほか、実写系ゲーム『銀行マンの下剋上〜バラ色人生を目指して〜』(2022年)に本人役、『社長と美女たちの二重奏』(2024年)に井原颯役で出演している。

イメージビデオでは『CHANGE』(2019年)や、スパークビジョンのオムニバス作品などに出演。2026年5月にはunitedから、神宮寺ナオ、枢木あおいとともに出演するイメージ作品の発売も予定された。

人間関係[編集]

枢木あおい[編集]

最大の親友が枢木あおい。仕事でも最多共演の相手で、2人の名前を合わせた「くるなぎ」コンビとしてファンに親しまれた。同い年だが、デビューは枢木の方が2年早い。トークイベントや「卒業式ネットサイン会」も2人で開いており、渚の引退に関するイベントには必ずと言っていいほど枢木の姿があった。

永瀬ゆい[編集]

永瀬ゆいとも共演・交遊が多く、2021年9月のKAI-YOU.netの対談企画では互いを「推し」と呼び合った。永瀬は渚の第一印象を「完全に顔が強い」、性格を「好きな人としか絡まない人で、意外とはっきりしてる」と表現。渚の側も、永瀬の目元を「高級な猫みたいなタレ目」と褒めている。2人で富士急ハイランドへ遊びに行くほどの仲で、最初に2人で遊んだのは仕事の打ち上げの2軒目だったという。仕事で一緒になることは多かったのに、LINEを交換するまでは時間がかかり、メイクさんに「実は仲悪いの?」といじられたのがきっかけで交換できたというエピソードもある。

この対談では「令和の小麦ギャル」と紹介されており、清楚系のデビュー当時とは違うギャル寄りの素顔も見せている。

人物[編集]

  • 愛称は「なぎ」「なぎみつ」。永瀬ゆいからは「みつき氏」とも呼ばれていた。
  • 趣味はライブ、ドライブ、キックボクシング。特技はカラオケ。
  • 好きな音楽はロックバンド系で、特にUVERworldの大ファン。
  • お酒が大好き。永瀬ゆいと飲みに行き、気づけば翌日の昼の3時だったこともあるという。
  • 本人いわく「なんでも楽しくないとイヤ」な性格。合わない人と話すとストレスがたまるが、好きな人には「しっぽを振って」話しかけに行くタイプ。
  • 自分の鷲鼻は嫌いだと話しているが、永瀬からは「かっこいいしかわいい」と推しポイントに挙げられている。
  • 身長のわりに手足が大きく、足のサイズは25.5cm。
  • AV引退後の目標として「昼職につく」「ワンちゃんを飼う」「時間を大切にできる彼氏を作る」「そのまま結婚して家庭を築く」を挙げていた。

SNSでの発信[編集]

現役時代はX(旧Twitter、アカウント名 nagimitsu_kix)、Instagram、Twitch、ファンティアなどで発信していた。引退の予告や完全引退の発表も、まず本人のXで行っている。2023年1月の引退予告では「撮影もイベントもみんなとも悔いなくやりきるんで、渚みつきを推せる時に推してください」と書き、文章だけでは伝わりにくいとしてツイキャスでの説明も約束した。

2025年1月の完全引退発表では、SNSは削除するがTikTokだけは残すと明言しており、業界入り前からの趣味アカウントは個人として続ける姿勢を見せた。

余談[編集]

  • イメージビデオ『恋の聖域+』で使われた「池田亜香里」名義は、作品データベースのX CITYなどに別名として登録されている。
  • 2023年7月には、2022年12月発売のS-Cuteの大型アンソロジー作品(出演作の1本を収録)がFANZA動画フロアの週間ランキングで1位を記録し、8月にも3位に再浮上した。
  • 実写ゲーム『銀行マンの下剋上』では「レースガール・渚みつき」という本人役のキャラクターで登場し、ゲーム内の乗り物系の実績を達成すると入手できる仕様だった。
  • 2024年9月23日には「近代麻雀水着祭」にも登場しており、その際の写真がWikimedia Commonsに公開されている(この記事の画像もそのうちの1枚)。
  • 引退日の2024年1月13日は、デビュー5周年にあわせて本人が自ら選んだ日付。予告から引退までちょうど1年の準備期間を設けた形になった。

外部リンク[編集]

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