| 母なる証明 마더(Mother) | |
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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a0/Kim_Hye-ja_in_Feb_2019.png?utm_source=commons.wikimedia.org&utm_campaign=imageinfo&utm_content=thumbnail_unscaled 主演のキム・ヘジャ(2019年2月)(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0) | |
| 監督 | ポン・ジュノ |
| 製作 | チェ・ジェウォン、ソ・ウシク |
| 脚本 | パク・ウンギョ、ポン・ジュノ |
| 原作 | オリジナル脚本 |
| 出演 |
キム・ヘジャ ウォンビン チン・グ ユン・ジェムン チョン・ミソン |
| 撮影 | ホン・ギョンピョ |
| 音楽 | イ・ビョンウ |
| ジャンル | 犯罪、ミステリー、スリラー、ドラマ |
| 撮影期間 | 2008年9月27日 - 2009年2月14日 |
| 制作会社 | バルンソン |
| 配給 |
CJエンタテインメント(韓国) ビターズ・エンド(日本) マグノリア・ピクチャーズ(アメリカ) |
| フォーマット | 劇場用映画(カラー)/モノクロ版あり |
| 劇場公開 |
2009年5月28日(韓国) 2009年10月31日(日本) |
| 配信 | U-NEXT(見放題)ほか |
| 上映時間 | 128分(日本公開時の表記は129分) |
| 製作費 | 約62億ウォン(約500万ドル) |
| 興行収入 |
約1,710万ドル(全世界) 観客動員 約300万人(韓国) |
| 言語 | 韓国語 |
| レイティング |
韓国:青少年観覧不可(18歳以上) 日本:PG12 |
概要[編集]
母なる証明(ははなるしょうめい、原題:마더/Mother)とは、ポン・ジュノが監督・脚本を手がけた2009年の韓国映画である。殺人容疑で逮捕された息子の無実を信じ、たった一人で真犯人を探しはじめる母親の姿を描くサスペンスで、「韓国の国民的な母」と呼ばれた名優キム・ヘジャが主演、息子役をウォンビンが演じた。
詳細[編集]
「国民の母」を狂わせる映画[編集]
本作の出発点は、ストーリーよりも先に「キム・ヘジャ」という一人の女優だった。キム・ヘジャは長寿ドラマ『田園日記』などで、韓国の茶の間に「理想のオモニ(お母さん)」として定着していた大ベテラン。ポン・ジュノはインタビューで「キム・ヘジャがいなければ『マザー』は存在しなかった」と語っており、彼女の温かいイメージの下に潜む「ヒステリーと狂気」を引き出したいという発想から脚本を書きはじめた。つまり本作は、国民的な母親像そのものをひっくり返すための企画でもあった。
ポン・ジュノ流「農村スリラー」[編集]
物語の舞台は韓国の地方にある小さな町。漢方薬店を営む母親と、知的障害のある息子トジュンの二人暮らしから話は始まる。少女殺害事件、ずさんな警察、不良の友人、町の噂話……と要素だけ並べると田舎のミステリーだが、ポン・ジュノらしくブラックな笑いと不気味な映像が混ざり合い、ジャンル分けが非常に難しい。日本公開時のインタビューでは、プロデューサーが本作を「農村スリラー」と呼んでいたことも紹介されている。
世界で評価された一本[編集]
2009年5月の第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でワールドプレミアされ、同月28日に韓国で公開。韓国では観客約300万人を動員する大ヒットとなり、同年の青龍映画賞で最優秀作品賞を受賞した。翌年にはアメリカでも限定公開され、批評サイト「Rotten Tomatoes」で96%の高評価を獲得。アカデミー外国語映画賞の韓国代表作品にも選ばれている。日本ではビターズ・エンドの配給で2009年10月31日に公開された。
邦題「母なる証明」について[編集]
原題は英語の「Mother」をそのままハングル表記した「마더(マド)」。ポン・ジュノは、韓国語で「母」を意味するタイトルはすでに他の映画や文学作品で使われていたため、あえて英語のシンプルな題にしたと説明している。日本では「母なる証明」という邦題が付けられ、「母が息子の無実を証明する話」と「母とは何かを証明する話」の二重の意味に読めるタイトルとなった。
あらすじ[編集]
前半(ネタバレなし)[編集]
韓国の小さな町で、無許可の鍼治療をしながら漢方薬材の店を営む母親(キム・ヘジャ)。夫はおらず、28歳になる一人息子のトジュン(ウォンビン)と二人で暮らしている。トジュンは純粋だが物覚えが悪く、「バカ」と呼ばれると激昂する性格。母親は息子のことが心配でたまらず、片時も目を離そうとしない。
ある朝、町の廃屋の屋上で女子高生ムン・アジョンの遺体が発見される。前夜、酒に酔ったトジュンが彼女の後をつけていたこと、現場にトジュンの名前が書かれたゴルフボールが落ちていたことなどから、警察はトジュンを逮捕。取り調べでうまく受け答えできないトジュンは、そのまま自白調書にサインしてしまう。
警察も弁護士も事件を早く片付けたいだけで、まともに取り合ってくれない。息子の無実を確信した母親は、自ら真犯人を探すことを決意。トジュンの悪友で町の不良ジンテ(チン・グ)を疑ったり、被害者アジョンの周辺を嗅ぎ回ったりしながら、たった一人の捜査を続けていく。やがて、おとなしい少女と思われていたアジョンの意外な素顔と、町の大人たちの秘密が浮かび上がってくる。
結末(ネタバレ注意)[編集]
※ここから先は結末までのネタバレを含みます。
母親は、アジョンが携帯電話で関係を持った男たちの写真を撮っていたことを突き止め、その写真に写っていた廃品回収業の老人のもとを訪ねる。しかし、事件を目撃していた老人の口から語られたのは、思いもよらない真相だった。あの夜、トジュンはアジョンに「バカ」と罵られ、彼女が投げた石を投げ返したところ、それが頭に当たって死なせてしまい、遺体を屋上へ運んだのだという。
警察に通報しようとする老人を、母親は衝動的にスパナで殴り殺し、小屋に火を放って証拠を消し去る。その後、警察は別の男ジョンパルを犯人として逮捕。アジョンの血が付いたシャツを着ていたことが決め手とされたが、母親は彼が無実であることを悟る。それでも真実を口にすることはなく、トジュンは釈放される。
ラスト、親孝行ツアーの観光バスに乗り込もうとする母親に、トジュンは焼け跡から拾った母の鍼の道具箱を手渡し、「こんなもの落としちゃだめだよ」と声をかける。息子が何かを知っていることを悟った母親は、バスの中で自分の太ももに「嫌なことを忘れるツボ」の鍼を打ち、踊り狂う中年女性たちの輪に加わる。夕陽の中を走るバスの車内で、彼女の姿は踊る人々の影に溶けていく。
登場人物とキャスト[編集]
| 役名 | 俳優 | 人物像 |
|---|---|---|
| 母(名前は明かされない) | キム・ヘジャ | 漢方薬材店を営みながら無許可で鍼治療を行う。息子を何よりも大事にしており、息子のためならどんなことでもする。 |
| ユン・トジュン | ウォンビン | 母の一人息子で28歳。知的障害があり、物忘れが激しい。「バカ」と言われると我を失う。 |
| ジンテ | チン・グ | トジュンの悪友。町の不良で、トジュンを利用することもあるが、母親の捜査に関わっていく。 |
| 刑事ジェムン | ユン・ジェムン | 事件を担当する刑事。トジュンの家族とは顔見知り。 |
| 写真館の女性 | チョン・ミソン | 母親の知人。町の情報を母親に伝える。 |
| ムン・アジョン | ムン・ヒラ | 殺害された女子高生。 |
| ミナ | チョン・ウヒ | ジンテの恋人。 |
| 廃品回収業の老人 | イ・ヨンソク | 事件の夜の目撃者。 |
| ジョンパル | キム・ホンジプ | 療養施設から逃げ出した男。 |
制作[編集]
企画の出発点[編集]
ポン・ジュノは本作の着想について、キム・ヘジャへの憧れを繰り返し語っている。韓国のオンライン百科事典ナムウィキなどでは、大学の映画サークル時代にキム・ヘジャの家の近くに住んでいた監督が、いつか彼女と映画を撮りたいと考えていたというエピソードが紹介されている。また、監督自身の母親について「40歳になった今でも私のことを心配し続けている」と語り、母親の執着が作品に影響していることも認めている。
もう一つの出発点が、学生時代に見た「観光バスの中で踊るおばさんたち」の光景。韓国では見慣れた光景だが、どこか異様な熱気を持つこのイメージが、のちに本作の衝撃的なラストシーンにつながった。
キム・ヘジャの起用[編集]
キム・ヘジャにとって本作は約10年ぶりの映画出演だった。彼女は「極度の怒り、悲しみ、恐怖といった特別な演技ができ、新しい発見の連続だった」と振り返り、監督に「自分を極限まで追い込んでほしい」と頼んだという。また役柄については「わたしの母親かもしれないし、あなたの母親かもしれない」と、普遍的な母の姿として意識したと語っている。母親には作中で名前が与えられておらず、「母」という存在そのものとして描かれている。
ウォンビンの兵役後復帰作[編集]
息子トジュン役のウォンビンは、2005年11月に入隊し、本人の志願で非武装地帯近くの部隊に配属されたが、膝の靭帯を負傷して2006年6月に除隊。その後のリハビリを経て、『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』以来、約5年ぶりの映画出演として本作に臨んだ。
ポン・ジュノは当初、ウォンビンの「美男子」イメージに迷いがあったとされる。しかし、ウォンビンが黒いダウンジャケットにニット帽という飾らない格好で現れ、会話の雰囲気も含めてトジュン役にぴったりだと感じたという話がある。監督は「彼女(母親)を完全に狂わせられる息子が必要で、ウォンビンは完璧な組み合わせだった」と語っている。ウォンビン本人は「これを逃したくないと思った」と出演の決め手を語り、「計算せず、すべての瞬間でトジュンでいることを目指した」とも振り返った。
撮影とスタッフ[編集]
撮影は2008年9月27日から2009年2月14日にかけて行われた。撮影監督は『パラサイト 半地下の家族』でもポン・ジュノと組むことになるホン・ギョンピョ、音楽はイ・ビョンウ。脚本はポン・ジュノとパク・ウンギョの共同。製作会社のバルンソンは、のちに『パラサイト』も手がけることになる。音楽担当のイ・ビョンウにとっては、本作がポン・ジュノ作品での最後の仕事となった。
テーマと演出[編集]
母性の二面性[編集]
ポン・ジュノは本作で「母性の二面性」を描きたかったと語っている。母の愛は「世界で最も崇高なもの」である一方、それが行き過ぎたとき、他人を傷つける破壊的な力になりうる。前作『グエムル-漢江の怪物-』のように社会全体を描くのではなく、「虫眼鏡で光を一点に集めて紙を焦がすように」、一人の母親に徹底的にフォーカスした作品だと説明している。
父親の不在[編集]
本作には父親がまったく登場しない。監督は母と息子の関係に焦点を絞るため、父親に関する要素を意図的に排除したと語っており、父親の存在は写真に写ったシルエット程度にとどめられている。
冒頭と結末のダンス[編集]
映画は、広大なススキ野原でキム・ヘジャが一人、ぎこちなく踊り出すシーンから始まる。韓国の報道では、この幻想的なオープニングがエミール・クストリッツァ作品のような夢幻的な雰囲気を持つと評された。このダンスの意味は冒頭では明かされず、物語を見終えたあとで、ラストの観光バスでのダンスと呼応していることがわかる仕掛けになっている。ポン・ジュノはラストシーンの撮影時に「身震いがした」と語っており、本作の核心をなす場面といえる。
「追いかける」場面へのこだわり[編集]
ポン・ジュノは「本能的に追跡シーンに惹かれる。追われる恐怖が好きだ」と語っており、学生時代にビデオテープを盗んで逃げる途中、背後からスクーターの音が聞こえてパニックになった体験を例に挙げている。本作でも、走る・追う・逃げるといった身体的な緊張感のある場面が随所に置かれている。
評価・受賞[編集]
批評家の評価[編集]
アメリカの批評サイトRotten Tomatoesでは114件のレビューで支持率96%、平均7.88/10を記録し、「家族ドラマ、ホラー、コメディをまたぐ巧みなトーン」と評された。Metacriticでも79点と高評価。ニューヨーク・タイムズのマノーラ・ダージスはキム・ヘジャの演技を称賛した。2010年には『ヴィレッジ・ヴォイス』や『A.V.クラブ』など多くの批評家・媒体の年間ベストテンに選ばれ、フランスの『カイエ・デュ・シネマ』の年間ベストテンにも名を連ねた。
主な受賞[編集]
| 賞 | 部門 | 結果 |
|---|---|---|
| カンヌ国際映画祭(2009年) | ある視点部門 | 出品 |
| 青龍映画賞(第30回・2009年) | 最優秀作品賞、助演男優賞(チン・グ)、照明賞 | 受賞 |
| 韓国映画評論家協会賞(2009年) | 作品賞、主演女優賞、脚本賞 | 受賞 |
| 釜日映画賞(2009年) | 作品賞、主演女優賞、撮影賞、音楽賞 | 受賞 |
| 釜山映画評論家協会賞(2009年) | 作品賞、主演女優賞、撮影賞 | 受賞 |
| 大鐘賞(第46回・2009年) | 作品賞、監督賞、主演女優賞ほか | ノミネート |
| アジア・フィルム・アワード(第4回・2010年) | 作品賞、主演女優賞、脚本賞 | 受賞 |
| アジア太平洋映画賞(2009年) | 主演女優賞(キム・ヘジャ) | 受賞 |
| ロサンゼルス映画批評家協会賞(2010年) | 主演女優賞(キム・ヘジャ) | 受賞 |
| サンフランシスコ映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞ほか | 外国語映画賞 | 受賞 |
| インディペンデント・スピリット賞 | 外国映画賞 | ノミネート |
| アカデミー外国語映画賞(第82回) | 韓国代表作品 | 選出(ノミネートはされず) |
キム・ヘジャはロサンゼルス映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞した初の韓国人俳優とされる。一方、国内の青龍映画賞では作品賞を受賞しながら主演女優賞を逃したため、「なぜキム・ヘジャが受賞できないのか」と話題になった。
ポン・ジュノ作品の中での位置づけ[編集]
本作はポン・ジュノの長編第4作。『ほえる犬は噛まない』(2000年)、『殺人の追憶』(2003年)、『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)に続く作品で、この後に英語圏の大作『スノーピアサー』(2013年)、『オクジャ/okja』(2017年)、そしてカンヌ国際映画祭パルム・ドールとアカデミー作品賞を制した『パラサイト 半地下の家族』(2019年)へと続く。
『殺人の追憶』と同じく地方の殺人事件と無能な警察を扱いながら、『殺人の追憶』が「犯人が分からない」まま終わるのに対し、本作は真相をはっきりと描き切る。韓国の地元紙も「結末を明かすことで、かえって不穏さが増す」と指摘した。ポン・ジュノ自身は後年、『スノーピアサー』以前の作品群を自らの「初期作」と呼べるのではないかと語っており、本作はその初期作の集大成ともいえる位置にある。社会全体ではなく一人の人物に光を集めた、ポン・ジュノ作品の中でも最も「小さく深い」一本として、ファンの間で最高傑作に挙げる声も多い。
ウォンビンのその後[編集]
本作の翌年、ウォンビンは主演作『アジョシ』(2010年)で韓国年間興行1位の大ヒットを記録し、大鐘賞主演男優賞を受賞するなど絶頂期を迎えた。しかし、それ以降は映画・ドラマに一本も出演しておらず、確認できた範囲では2026年時点で『アジョシ』が最後の出演作となっている。映画出演作は『ガン&トークス』『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』『母なる証明』『アジョシ』のわずか5本。
2015年5月には女優のイ・ナヨンと故郷の江原道旌善郡で非公開の結婚式を挙げ、同年12月に長男が誕生した。俳優活動を休止している一方でCM出演は続いており、韓国のテレビ番組では2010年以降の広告収入が240億ウォンを超えると報じられたこともある。韓国ギャラップの2024年の調査では「スクリーン復帰を見たい俳優」の1位に選ばれており、復帰を待ち望む声は根強い。
配信状況[編集]
2026年10月時点で動画配信情報サイト「JustWatch」で確認できた日本国内の配信状況は以下のとおり(配信状況は変動するため、視聴前に各サービスで要確認)。
- 見放題:U-NEXT
- レンタル:Amazonプライム・ビデオ、Apple TV、FOD
- 購入:Apple TV
なお、2026年10月時点の同サイトの情報では、Netflix日本版での配信は確認できなかった。
モノクロ版[編集]
本作には、カラーの本編とは別にモノクロ(白黒)版が存在する。ポン・ジュノと撮影監督の「白黒にしたらどう感じるだろう」という好奇心から作られたもので、監督は「演技の細かいディテールが浮かび上がって見えた」と語り、どちらか一方しか残せないなら白黒版を選ぶとまで発言している。モノクロ版は劇場で一般公開されたことはなく、韓国でのBlu-ray収録のほか、香港国際映画祭や釜山、マル・デル・プラタ映画祭など限られた場で上映された。のちに『パラサイト 半地下の家族』でもモノクロ版が作られており、ポン・ジュノの「白黒好き」は本作から始まっている。
余談[編集]
- キム・ヘジャは本作で各国の映画賞を総なめにしたが、韓国ドラマでは「優しいお母さん」の代名詞だった人物。その彼女が殺人に手を染める役を演じたことが、韓国の観客には二重の衝撃だった。
- ジンテ役のチン・グは、本作で青龍映画賞助演男優賞を受賞し、映画俳優として大きく飛躍した。ジンテの恋人ミナを演じたチョン・ウヒも、本作が初期の出演作の一つ。
- 原題「마더」は英語「Mother」の音写だが、韓国の外来語表記法に従うと本来は「머더」と書くのが正しいとされる。
- 韓国公開時は551スクリーンでスタートし、4日間で約120万人を動員。最終的に同年の韓国映画興行ランキングで上位に入った。
- 『殺人の追憶』『グエムル』と続いたポン・ジュノ作品の常連ソン・ガンホは本作には出演しておらず、刑事役もユン・ジェムンが務めた。ソン・ガンホはその後『スノーピアサー』『パラサイト 半地下の家族』で再びポン・ジュノと組んでいる。