大原優乃
おおはら ゆうの/Yuno Ohara
Tenmonkan_at_Night.jpg
出身地・鹿児島市の繁華街「天文館」の夜景。出演した映画『天文館探偵物語』の舞台でもある(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:Odyssey、CC BY-SA 2.0)
誕生日 1999年10月8日
年齢 27歳
出身地 鹿児島県
国籍 日本
職業 女優、グラビアアイドル、タレント
肩書 元Dream5
フォロワー数 X:約34.9万人(2026年10月時点)
活動期間 2009年 -
代表的な実績 写真集4冊(『√25』は発売即重版)、ドラマ『ゆるキャン△』各務原なでしこ役
受賞 第5回カバーガール大賞グランプリ(2019年)、第4回黒髪美人大賞(2019年)
事務所 エイベックス・マネジメント・エージェンシー
ファンクラブ you&yu
関連活動 ダンス&ボーカルユニット「Dream5」(2009年 - 2016年)
あだ名 ゆーの
リンク X / Instagram


概要[編集]

大原優乃(おおはら ゆうの)とは、1999年10月8日生まれ、鹿児島県出身の女優・グラビアアイドルである。小学生時代にダンス&ボーカルユニット「Dream5」のメンバーとしてデビューし、グループ卒業後の2017年にグラビアへ転身。現在は連続ドラマや映画に次々と出演する女優として活動している。

詳細[編集]

「ようかい体操」の人[編集]

大原優乃の芸能キャリアの出発点は、NHKの子ども番組『天才てれびくんMAX』のオーディションから生まれたダンス&ボーカルユニット「Dream5」である。2009年11月に加入し、グループではダンスを担当した。Dream5は2014年、アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」が社会現象級の大ヒットとなり、同年末の『NHK紅白歌合戦』にも出場している。「ダン・ダン ドゥビ・ズバー!」とあわせて、当時の小学生なら誰でも踊れたレベルの国民的ダンスソングを担ったメンバーの一人だった。

大原は2016年12月31日をもってDream5を脱退。7年以上にわたるグループ活動に区切りをつけ、ソロとして再スタートを切ることになる。

グラビア転身と「カバーガール」時代[編集]

ソロとしての最初の大きな一歩が、グラビアだった。2017年6月発売の『週刊プレイボーイ』2017年7月10日号でグラビアデビューを果たすと、元Dream5という経歴もあって注目を集めた。翌2018年には1st写真集『ゆうのだけ』(集英社)を発売し、各誌の表紙を次々と飾るようになる。

2019年3月には、前年に最も多く雑誌の表紙を飾った人物に贈られる「第5回カバーガール大賞」でグランプリを受賞。同年4月には「第4回黒髪美人大賞」も受賞し、名実ともに当時のグラビア界を代表する存在になった。

女優へのシフト[編集]

グラビアと並行して、早い段階から演技の仕事にも取り組んでいる。2017年には舞台『クォンタムドールズ2017』で主演を務め、2018年に『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』でドラマに出演。2019年の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で初の連続ドラマレギュラーを勝ち取った。

以降は『ゆるキャン△』の各務原なでしこ役、『あせとせっけん』の主演などを経て、2025年以降はNetflix作品や木村拓哉主演の『教場』2部作といった大型作品にも名を連ねている。2026年10月時点では、肩書きの筆頭が「女優」になっていると言ってよい。

Dream5時代[編集]

Dream5は、オーディションを経て結成された男女混合のダンス&ボーカルユニットで、所属はエイベックス系列。大原は小学生のうちに加入し、学業と並行してダンス担当としてステージに立ち続けた。

グループ最大の転機は2014年の「ようかい体操第一」である。アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングで流れたこの曲は、振り付けごと子どもたちの間で大流行した。Dream5は年末の『NHK紅白歌合戦』に出場し、一躍「お茶の間の顔」になる。

一方で、このブームの後もグループとしての活動は続き、大原は2016年末に脱退している。脱退から約9年後の2025年11月16日には、結成15周年を記念した一日限りの復活イベントが東京・竹芝ニューピアホールで開催され、大原、高野洸、日比美思の3人が「Dream5」として再集結。「ようかい体操第一」を含む6曲を新アレンジで披露し、昼夜2公演で計約1,600人を動員した。大原はステージ上で「Dream5としてまた皆さんにお会いできたことは奇跡」という趣旨の感謝を語っている。

さらに2026年8月には、元メンバーの高野洸が主演する縦型ショートドラマ『ホワイト・デイズ―記憶の空白―』(FOD SHORT独占配信)で、高野と「ドラマ初共演」を果たした。

グラビア活動[編集]

写真集[編集]

大原の写真集は2026年10月時点で4冊。いずれも節目ごとに「その時点の大原優乃」を残す作品になっている。

  • 1st写真集『ゆうのだけ』(2018年3月1日、集英社)
  • 2nd写真集『吐息』(2019年10月11日、集英社)
  • 3rd写真集『あのね、ほんね』(2024年1月31日、集英社)
  • 4th写真集『√25』(2025年2月7日、小学館)

特に話題になったのが、デビュー15周年を記念した『√25(ルート25)』である。撮影を担当したのは、カメラマンではなく女優の二階堂ふみ。大原は「前作の写真集で、王道グラビアはやり切った」と考えており、本作では「今までにないもの」を残すことを目指したという。二階堂について「繕わない、今の等身大の姿を引き出してくださった」と語り、撮影してもらえたことを「ここまで続けてきたご褒美」とも表現している。タイトルには「これまでの人生のルートと、これからの私」を感じてほしいという思いが込められた。同書は発売直後に重版が決まり、2025年6月には2度目の重版も決定している。

雑誌グラビア[編集]

2025年1月には『週刊プレイボーイ』の表紙に再登場するなど、女優業が増えてからも誌面への登場は続いている。デビュー誌である週プレとの縁は長く、グラビア界の中でも「出戻り」ではなく「ずっと現役」というタイプである。

カレンダーとイベント[編集]

毎年恒例になっているのがカレンダーで、2026年3月28日には9作目となる月めくりカレンダー(2026年4月〜2027年3月)を発売。本人がセルフプロデュースした作品で、表紙はナチュラルなメイクとシンプルな衣装で「等身大の自分」を表現し、裏表紙には長年のファン向けのカットを用意したという。出来栄えを自己採点して「160点」、来年は「170点」を目指すと語った。

発売記念イベントは大阪・名古屋・東京の3都市で行われ、2026年4月12日には東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで開催。2026年8月には7作目となる日めくりカレンダーの発売も発表している。

初のフォトブック[編集]

2026年9月末には、自身初となるフォトブックの発売(2026年12月18日、主婦と生活社)が発表された。大原が長年憧れてきたという女性誌『ar』の世界観に全面的に浸かった一冊で、ピンクを基調にしたガーリーなビジュアルに加え、これまで明かしてこなかったボディケアや入浴・睡眠の習慣といった「ボディ論」も収録される。本人は「これまでにない“激甘大原”で胃もたれしてください!」と告知しており、12月19日に東京・代官山蔦屋書店、20日に大阪・梅田蔦屋書店でお渡し会が予定されている。

女優活動[編集]

主なテレビドラマ[編集]

  • 『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(2018年)第5話 - ダンサー役
  • 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年、日本テレビ系) - 初の連続ドラマレギュラー。主演は菅田将暉
  • 『ゆるキャン△』(2020年、テレビ東京系) - 各務原なでしこ役。2021年の『ゆるキャン△2』にも続投
  • 『あせとせっけん』(2022年、MBSほか) - 八重島麻子役。佐藤寛太とのW主演で、地上波連続ドラマ初主演
  • 『-50kgのシンデレラ』(2022年) - 主演・佐伯陽芽役
  • 『ウイングマン』(2024年、テレビ東京) - 謎多き教育実習生・坂上役
  • 『おいしい給食 season3』(テレビ東京) - 比留川愛(愛先生)役
  • 『ファーストクライ 母子救命救急班』(2026年、日本テレビ系)第4話 - 妊婦役でゲスト出演
  • 『ホワイト・デイズ―記憶の空白―』(2026年、FOD SHORT) - 失踪したファン・七海役
  • 『あにいもうと』(2026年10月期、テレビ朝日系) - 医療事務・田中梨花役

『ゆるキャン△』では、原作漫画・アニメでも人気の元気キャラ・なでしこを演じ、志摩リン役で主演した福原遥とコンビを組んだ。福原とは雑誌『ピチレモン』のモデル時代からの親友で、親友同士が作中でもキャンプ仲間を演じる形になった。

主な映画[編集]

  • 『お前ら全員めんどくさい!』(2019年) - 栗原理穂役
  • 『4月の君、スピカ。』(2019年) - 立花楓役
  • 『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(2024年) - 比留川愛役
  • 『新幹線大爆破』(2025年、Netflix) - 新幹線アテンダント・二宮役
  • 『天文館探偵物語』(2025年) - 訳ありのシングルマザー・橋口凪役
  • 『教場 Reunion』(2026年1月1日、Netflix)/『教場 Requiem』(2026年2月20日、劇場公開) - 第205期生・木下百葉役
  • 『ホーム スイート ホーム』(2026年9月4日公開) - 植木真奈美役

2025年〜2026年の快進撃[編集]

2025年4月配信の『新幹線大爆破』は、樋口真嗣監督によるNetflix映画。大原はJR東日本の新幹線アテンダント役で出演し、自身のYouTubeチャンネルでは撮影現場の密着映像も公開。実際の車両部品を借りて再現したセットや、上野〜青森間での実車撮影の舞台裏を紹介し、鉄道ファンからも反響を呼んだ。

同年公開の『天文館探偵物語』は、地元・鹿児島の繁華街・天文館を舞台にした作品で、寺西拓人(timelesz)の映画初主演作。大原は主人公の探偵が手を差し伸べるシングルマザー役を演じた。鹿児島県では2025年11月21日に先行公開され、12月5日から全国公開された。

2026年は、木村拓哉主演の『教場』2部作で風間教場の第205期生の一人として出演。7月には『ファーストクライ 母子救命救急班』第4話で、お腹の子に重い先天性疾患があると告げられる妊婦を熱演し、「どんどんいい女優さんになってる」といった声がSNSにあふれた。恋人役は『教場 Reunion』でも共演した浦上晟周で、同作以来の再共演だった。

9月には八村倫太郎(WATWING)らが出演する押入れタイムスリップ・ホームコメディ『ホーム スイート ホーム』で、うっかり屋で天然だが芯の強い妻を演じた。そして10月からは、榮倉奈々と赤楚衛二がW主演するテレビ朝日の新ドラマ『あにいもうと』に出演。役どころについて大原は「いつも誰かを想っている人」と表現し、「想うという気持ちの芯を、ブラさないこと」を大切に演じたとコメントしている。

気胸による入院と復帰[編集]

2026年2月、大原は気胸のため入院し、一時的に活動を休止した。その後回復して活動を再開し、4月のカレンダー発売記念イベントが「復帰後初の対面イベント」となった。イベントでは集まったファンに向けて「会いに来てくださることが何より嬉しく、救われます」と語っている。

休止期間を挟んでも仕事の勢いは落ちておらず、春以降もドラマ・映画・ショートドラマへの出演が続き、秋には初フォトブックの発表まで漕ぎつけた。

人物[編集]

  • 鹿児島県出身。地元紙・南日本新聞で「ゆうのの(MOZE)モゼ活」という連載を持っていたこともあり、地元愛は強い。
  • 特技は「犬と蛙の物真似」、趣味は枝豆の栽培と雑誌を読むこと。
  • 魚アレルギーがあり、加工食品も含めて魚は口にしないとされる。
  • 文字を書くのは右手だが、それ以外は左利き。
  • 福原遥とは『ピチレモン』時代からの親友。上白石萌歌とも親しい。
  • 2013年から2015年まで『ピチレモン』、2016年から2017年まで『ラブベリー』の専属モデルを務めた。
  • 2025年5月には、ロングヘアから「過去最短」のショートヘアへばっさりイメージチェンジしてファンを驚かせた。
  • 2018年には『有吉反省会』にたびたびゲスト出演し、バラエティでも顔を売った。

SNSとファンクラブ[編集]

X(@Yuno__official)のフォロワー数は2026年10月時点で約34.9万人。Instagram(yuno_ohara)、YouTubeチャンネル(ゆーのちゅーぶ / 大原優乃)、公式ファンクラブ「you&yu」も運営している。YouTubeは2021年8月31日に開設され、撮影の舞台裏などを発信している。

Xでは仕事の告知に加え、ファンへのメッセージも多い。2026年10月1日には『ホワイト・デイズ』に絡めて、Dream5時代からの付き合いである高野洸との縁を「出会って17年目」と振り返る投稿をしている。10月4日には「27th Birthday Event」を開催し、終演後のXで来場者への感謝とともに、ファンの呼び名(ファンネーム)を発表した。同日にはフォトブックお渡し会の予約開始も告知している。

Instagramでは2026年4月16日、カレンダーイベント名古屋会場の“ふわふわメイク”のオフショットを公開。「東名阪、毎回全て雰囲気変えるのがこだわりです」とつづり、2つの投稿で計4.7万件以上の「いいね!」を集めた。

炎上とバズ[編集]

  • 2026年4月、Instagramで公開した大人っぽい“ふわふわメイク”に「ふんわり天使」と絶賛が集まる一方、「前の素朴さが良かった」という声も上がり、ちょっとした賛否のバズになった。
  • 2026年7月、『ファーストクライ』での妊婦役の熱演がSNSで話題になり、「グラビアの人」から「演技派」へのイメージ更新を印象づけた。
  • 2025年2月、二階堂ふみが撮影した写真集『√25』が発売即重版となり、「女優が女優を撮る」組み合わせが大きな話題になった。

余談[編集]

  • 『教場 Reunion』『ファーストクライ』と続いた浦上晟周との共演は、同期生→恋人役というステップアップだった。
  • 2025年の復活イベントでは「ようかい体操第一」も新たなアレンジと振り付けで披露され、かつて子どもとして踊っていた世代が大人になって会場に集まる形になった。
  • 地元・鹿児島の映画に出演し、地元紙で連載を持つなど、鹿児島との関係は芸能活動の中でも一貫している。
  • カレンダーは月めくりだけで9作目に達しており、本人にとって毎年の「定点観測」のような作品になっている。
  • 同じくグラビア出身で女優業にも力を入れる人物としては、都丸紗也華、大久保桜子、寺本莉緒らがいる。

外部リンク[編集]

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