マ・ドンソク
마동석(Ma Dong-seok)/英語名:Don Lee(ドン・リー)
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2019年サンディエゴ・コミコンでのマ・ドンソク(撮影:Gage Skidmore。出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY-SA 3.0)
本名 イ・ドンソク(이동석)
誕生日 1971年3月1日
年齢 55歳
出身地 韓国 ソウル特別市城東区
国籍 アメリカ合衆国(韓国系アメリカ人)
学歴 コロンバス州立コミュニティカレッジ(米国オハイオ州、スポーツ・フィットネス管理専攻)
ジャンル 映画、テレビドラマ、配信作品、映画製作
活動期間 2004年 -(韓国映画デビュー)
家族 妻:イェ・ジョンファ(2021年婚姻届提出、2024年挙式)
身長 / 体重 178cm cm / ― kg
事務所 BIGPUNCH ENTERTAINMENT(韓国)、LDH JAPAN(日本でのエージェント契約、2022年 -)
代表作 『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』シリーズ『悪人伝』『神と共に 第二章:因と縁』『白頭山大噴火』『エターナルズ』『バッドランド・ハンターズ』
関連活動 映画製作会社 BIGPUNCH PICTURES、米国の製作会社 Gorilla 8 Productions、ゲーム『Gang of Dragon』『PHYSINT』出演
あだ名 マブリー(마블리)、マヨミ(마요미)、マ・ソクト、アートボックスの社長
その他 2018年・2023年・2024年 韓国ギャラップ「今年の映画俳優」1位、2022年 韓国映画制作家協会賞 主演男優賞(『犯罪都市 THE ROUNDUP』)


概要[編集]

マ・ドンソク(마동석、英語名:ドン・リー/Don Lee)とは、韓国出身の韓国系アメリカ人俳優・映画プロデューサーである。米国でジムトレーナーとして働いたのち30代で韓国映画界にデビューし、『新感染 ファイナル・エクスプレス』でブレイク。主演・製作を兼ねる『犯罪都市』シリーズで韓国屈指の興行俳優となり、マーベル・シネマティック・ユニバースの『エターナルズ』でハリウッドにも進出した。

詳細[編集]

ソウル生まれ、18歳でアメリカへ[編集]

1971年3月1日、ソウル特別市城東区生まれ。本名はイ・ドンソク(이동석)で、「マ・ドンソク」は芸名、英語圏では「ドン・リー(Don Lee)」の名で活動している。中学生のころ、映画『ロッキー』を観て感銘を受け、ボクシングを始めた。このボクシング歴は30年以上に及び、本人のアクションの土台になっている。

1989年、高校3年生のときに家族とともにアメリカ合衆国へ移住した。父親の事業がうまくいかなくなり、アメリカにいた親戚を頼っての移民だったとされる。以後およそ13年間、テキサス、モンタナ、オハイオ、カリフォルニアと各地を転々とし、米国籍を取得している。

体育教師志望からジムトレーナーへ[編集]

アメリカではオハイオ州のコロンバス州立コミュニティカレッジで体育(スポーツ・フィットネス管理)を学び、体育教師を目指していたといわれる。学費と生活費を稼ぐため、トラック運転手やバーテンダーなど様々なアルバイトを経験し、その後はボディビルダー、フィットネストレーナーとして生計を立てるようになった。

この時代の経歴で必ず語られるのが、総合格闘技のマーク・コールマン(UFC初代ヘビー級王者)やケビン・ランデルマンのパーソナルトレーナーを務めたという話である。コールマンはオハイオ州コロンバスを拠点にしていた選手で、マ・ドンソクが学んだ土地とも重なる。この経歴は2014年にJTBC『썰전』で紹介されたのをはじめ、韓国メディアや英語版Wikipediaで繰り返し記されているが、コールマン本人や陣営側からの具体的な証言は確認できず、あくまで「本人側の経歴として広く紹介されている話」として受け止めるのが妥当である。

30代で遅咲きのデビュー[編集]

俳優への夢は早くからあったといい、教会の活動を通じて演技に触れ、1994年にはアメリカでミュージカルの舞台に立ったとされる。転機は2002年、ミン・ジュンギ監督の韓国映画『天軍』のオーディションに合格したことで、30歳を過ぎて韓国へ戻った。

映画の公開は延びたため、実質的なスクリーンデビューは2004年の『風の伝説(바람의 전설)』。翌2005年に『天軍』も公開された。最初の数年は刑事、チンピラ、用心棒といった「体の大きい脇役」が中心で、帰国当初は韓国の俳優たちにトレーニングを指導していた時期もあったという。

「怖い顔で可愛い」ギャップでブレイク[編集]

脇役時代から注目を集めたのは、筋骨隆々の見た目と裏腹の愛嬌である。2007年のMBCドラマ『H.I.T』で演じた刑事ナム・ソンシクが、強面なのにミッキーマウスのTシャツを着ていたことから「ミッキー・ソンシク」と呼ばれ、2015年の『ベテラン』では強面の男が「アートボックス(文房具店)の社長」を名乗るカメオが話題になった。

こうした「ギャップ萌え」から生まれた愛称が「マブリー(마블리)」で、マ・ドンソクと英語の「ラブリー」を合わせたもの。ほかに「マヨミ(マ・ドンソク+귀요미=かわいこちゃん)」とも呼ばれる。2014年にはOCNドラマ『バッドガイズ(나쁜 녀석들)』のパク・ウンチョル役で人気が加速し、2016年の『新感染』で一気にアジア全域のスターになった。

経歴[編集]

2004〜2015年:100本超の脇役時代[編集]

2000年代は『グッド・バッド・ウィアード』(2008年)、『生き残るための3つの取引』(2010年)など話題作に次々と顔を出した。2012年は当たり年で、『悪いやつら』(범죄와의 전쟁)、カン・プル原作の『隣人 -The Neighbors-』(이웃사람)で存在感を発揮。『隣人』では元ヤクザの借金取りアン・ヒョンモを演じて評価を高めた。

2013年には『新しき世界』へのカメオ、『FLU 運命の36時間』、2014年には『群盗』など大作への出演が続き、出演本数は早い段階で数十本規模に達した。2015年には米国のNetflixドラマ『センス8』にもクラブの用心棒役でカメオ出演している。

2016年:『新感染』で世界的ブレイク[編集]

2016年、ヨン・サンホ監督の『新感染 ファイナル・エクスプレス』(부산행)で、身重の妻ソンギョン(チョン・ユミ)を守る男ユン・サンファを演じる。コン・ユ演じるファンドマネージャーのソグと最初は反発しながら、ゾンビの群れを素手で押しとどめる姿は観客の喝采を浴びた。

同作はカンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニングで上映され、韓国では1,100万人超の観客を動員。日本を含むアジア各国、さらに欧米でもヒットし、「ゾンビを殴り倒す男」としてマ・ドンソクの名は一気に国外へ広がった。同年にはOCNドラマ『38師機動隊』(38사기동대)で主演も務めている。

2017〜2019年:主演スター兼プロデューサーへ[編集]

2017年、自ら企画段階から関わった『犯罪都市』(범죄도시)で主演。2000年代にソウル・加里峰洞で実際に起きた事件をモチーフに、ソウル・衿川警察署の強力班刑事マ・ソクトが、中国朝鮮族系の凶悪犯チャン・チェン(ユン・ゲサン)を拳で制圧する物語で、青少年観覧不可(R指定)ながら688万人を動員する大ヒットになった。

ここから主演作が一気に増え、2018年には『ファイティン!』(챔피언、アームレスリング映画)、『無双の鉄拳』(성난황소)、『守護教師』(동네사람들)、『神と共に 第二章:因と縁』では家の神(城主神)役を演じた。2019年の『悪人伝』(악인전)はカンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニングに招待され、「カンヌで2度目のスタンディングオベーションを受けた」と報じられた。同年には『白頭山大噴火』(백두산)、『スタートアップ!』(시동)にも出演している。

2021年:『エターナルズ』でハリウッドデビュー[編集]

2021年、クロエ・ジャオ監督のマーベル映画『エターナルズ』で、太古から地球を見守ってきた不死の種族エターナルズの一員ギルガメッシュを演じ、ハリウッドデビューを果たした。怪力を誇るギルガメッシュは、アンジェリーナ・ジョリー演じるセナの心の病に寄り添い続ける優しい戦士で、まさに「マブリー」の延長線上にあるキャラクターだった。

2019年のサンディエゴ・コミコンでのキャスト発表時から韓国では大きな話題となり、劇中でギルガメッシュがパイを焼くシーンも「イメージ通り」とファンを喜ばせた。2022年1月には、日本での活動支援のためLDH JAPANとエージェント契約を結んだことが発表されている。

2022〜2024年:「トリプル1000万」の興行王[編集]

2022年の『犯罪都市 THE ROUNDUP』(범죄도시2)では、ベトナムで韓国人旅行者を狙う殺人鬼カン・ヘサン(ソン・ソック)と対決。コロナ禍以降初の1000万人突破作となり、最終的に1,269万人を動員した。続く2023年の『犯罪都市 NO WAY OUT』(범죄도시3)は1,068万人、2024年の『犯罪都市 PUNISHMENT』(범죄도시4)は1,150万人を動員し、シリーズは「3作連続1000万人」という韓国映画史上類を見ない記録を樹立。累計観客数は4,000万人を超えた。

2024年1月にはNetflix映画『バッドランド・ハンターズ』(황야)で、大地震後の荒廃したソウルで生きる狩人ナムサンを演じ、世界配信で上位にランクイン。同年5月には、2021年に婚姻届を出していたイェ・ジョンファとの結婚式を非公開で挙げた。

2025年:初オカルトと10年ぶりのドラマ[編集]

2025年4月30日、BIGPUNCH PICTURES製作の『거룩한 밤: 데몬 헌터스(ホーリー・ナイト:デーモン・ハンターズ)』が韓国で公開。悪魔を拳で祓うエクソシスト集団のリーダー、バウを演じた初のオカルトアクションだったが、劇場観客は約77万人にとどまり、損益分岐点とされた約200万人に届かなかった。一方、7月31日にNetflixで世界配信されると、韓国の映画ランキング1位に浮上する「逆転劇」も見せた。

同年8月23日からはKBS2・Disney+のドラマ『트웰브(トゥエルブ)』に主演。十二支の霊力を持つ12人の天使たちのリーダー、テサン(寅)を演じ、ソ・イングク、パク・ヒョンシク、カン・ミナらと共演した。2016年の『38師機動隊』以来、約10年ぶりのテレビドラマ主演で、初回視聴率8.1%と好発進したが、CGや脚本への批判から回を追うごとに低下し、最終回は2%台で終わった。韓国メディアでは「マ・ドンソク危機論」も取り沙汰された。

2026年:『犯罪都市5』クランクイン[編集]

2026年5月24日、シリーズ第5作『犯罪都市5』(범죄도시5)がクランクイン。第4作に続きホ・ミョンヘン監督がメガホンを取り、マ・ドンソクは主演に加えて脚本・製作にも参加する。今作ではマ・ソクトが広域捜査隊の班長に昇進し、新たな悪役カンテをキム・ジェヨンが演じる。共演にはソ・ヒョヌ、イ・ハクチュらが名を連ねる。

マ・ドンソクは5〜8作目を「パート2」と位置付け、「1〜4作とは違う構造で、より現代的でグローバルな物語」になると説明している。2025年のインタビューでは、5〜8作のシナリオを同時に開発中で、完成した順に5作目にすると明かしていた。公開時期は未発表だが、業界では2026年末〜2027年と見られている。

犯罪都市シリーズ[編集]

マ・ソクトという「ジャンル」[編集]

『犯罪都市』シリーズの主人公マ・ソクトは、一撃で犯人をのしてしまう怪力刑事で、どんな凶悪犯にも笑いを交えた余裕で向き合う。役名「マ・ソクト」はマ・ドンソク本人の名前に寄せたもので、本人のキャラクターと役柄がほぼ一体化しているのが特徴である。韓国では「マ・ドンソク表アクション」「マ・ドンソク・ユニバース」という言葉まで生まれた。

シリーズは毎回、悪役(ヴィラン)に誰を据えるかが話題になる。1作目のユン・ゲサン、2作目のソン・ソックはいずれも悪役で大ブレイクし、3作目にはイ・ジュニョクに加えて日本から青木崇高、國村隼が参加。4作目ではキム・ムヨルが元傭兵の殺人鬼を演じた。

シリーズ一覧[編集]

作品 韓国公開 監督 主な悪役 韓国観客動員
犯罪都市(범죄도시) 2017年10月 カン・ユンソン チャン・チェン(ユン・ゲサン) 約688万人
犯罪都市 THE ROUNDUP(범죄도시2) 2022年5月 イ・サンヨン カン・ヘサン(ソン・ソック) 約1,269万人
犯罪都市 NO WAY OUT(범죄도시3) 2023年5月 イ・サンヨン チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)、リキ(青木崇高) 約1,068万人
犯罪都市 PUNISHMENT(범죄도시4) 2024年4月 ホ・ミョンヘン ペク・チャンギ(キム・ムヨル) 約1,150万人
犯罪都市5(범죄도시5) 未定(2026年5月クランクイン) ホ・ミョンヘン カンテ(キム・ジェヨン) -

製作者としての顔[編集]

マ・ドンソクは2作目以降、主演だけでなく企画・製作者としてクレジットされ、自社BIGPUNCH PICTURESがB.A.エンターテインメント、ホンフィルムと共同で製作を担っている。本人は米メディアの取材で「とにかく本当に面白い娯楽映画を作ること」「より多くの人を楽しませること」が目標だと語っており、テレビシリーズ化や海外版、スピンオフ、ベルリンでの撮影構想にまで言及している。

製作会社[編集]

BIGPUNCH(ビッグパンチ)[編集]

韓国での拠点となるのがBIGPUNCH PICTURES(빅펀치픽쳐스)で、マネジメント部門のBIGPUNCH ENTERTAINMENTも擁する。『犯罪都市』シリーズのほか、『無双の鉄拳』『悪人伝』などを製作・共同製作し、2022年の『압꾸정(アプクジョン)』、2025年の『ホーリー・ナイト:デーモン・ハンターズ』も手掛けた。50本以上の映画・ドラマ企画を開発中とされる。2020年には、配信ドラマ『팀 불독: 오프 듀티 수사대(チーム・ブルドッグ)』の企画にも関わっている。

Gorilla 8 Productions(ゴリラ8)[編集]

米国での製作拠点がGorilla 8 Productions(ゴリラ8)で、日本のメディアでは「チーム・ゴリラ」の名でも紹介される。ここでは『悪人伝』のハリウッドリメイクを、シルヴェスター・スタローンの製作会社バルボア・プロダクションズと組んで進めているほか、米ドラマ『The Club』の企画も発表されている。

また、米コミック出版社ダイナマイト・エンターテインメントと組み、ドン・リー本人の容姿をモデルにした主人公のコミック『Sterling North』を企画。脚本はクリストファー・プリースト、作画はジェイ・リーが担当し、記憶を失った男の身元を引き継いだCIAエージェントの物語とされる。

人物[編集]

拳とアームレスリング[編集]

ボクシング歴は30年以上で、100回を超えるスパーリング経験があるという。脊椎や肩の骨折など大きなケガも経験しているが、アクションシーンは基本的に自分でこなすことで知られる。2008年頃からはアームレスリングにも打ち込み、韓国アームレスリング連盟の会長を務めたとされる。2018年の主演作『ファイティン!』は、まさにアームレスリングを題材にした映画である。

2024年11月には、来韓したUFCライトヘビー級王者アレックス・ペレイラとパンチ力測定機で対決し、マ・ドンソクが9,585点、ペレイラが8,534点と現役王者を上回る数値を叩き出して国内外で話題になった。

結婚[編集]

2016年11月、タレントでフィットネストレーナーのイェ・ジョンファとの交際を認めた。イェ・ジョンファはスポーツ番組のリポーターやフィットネスモデルとして知られた人物で、二人の年の差は約17歳。2021年に婚姻届を提出していたことが2022年10月に報じられ、すでに法的な夫婦であることが明らかになった。

結婚式はコロナ禍で延期されていたが、2024年5月に非公開で挙行。マ・ドンソクは「両親もいるので、非公開で小さく行うことにした」と説明している。

メディア露出のスタイル[編集]

2018年ごろ以降、韓国では個別の取材インタビューにほとんど応じなくなったと報じられ、2022年の『압꾸정』公開時には「韓国映画の広報を顧みない」と批判する記事も出た。一方で、作品公開時の公式インタビューや米メディアの取材には応じており、自らのInstagramではユーモラスな投稿も多い。

出演作品[編集]

主な映画[編集]

韓国公開年 邦題(原題) 役名 備考
2004 風の伝説(바람의 전설) - 映画デビュー
2005 天軍(천군) ファン・サンウク 2002年にオーディション合格
2008 グッド・バッド・ウィアード(좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈) コム
2010 生き残るための3つの取引(부당거래) マ・デホ
2012 悪いやつら(범죄와의 전쟁) ポン引きのキム
2012 隣人 -The Neighbors-(이웃사람) アン・ヒョンモ
2013 新しき世界(신세계) チョ課長 カメオ
2013 FLU 運命の36時間(감기) チョン・グクファン
2014 群盗(군도: 민란의 시대) チョンボ
2015 ベテラン(베테랑) アートボックスの社長 カメオ
2016 新感染 ファイナル・エクスプレス(부산행) ユン・サンファ
2017 犯罪都市(범죄도시) マ・ソクト 主演
2018 ファイティン!(챔피언) マーク 主演
2018 神と共に 第二章:因と縁(신과함께-인과 연) 城主神 第一章は特別出演
2018 守護教師(동네사람들) ヨク・ギチョル 主演
2018 無双の鉄拳(성난황소) カン・ドンチョル 主演
2019 悪人伝(악인전) チャン・ドンス 主演、カンヌ招待
2019 나쁜 녀석들: 더 무비(バッドガイズ ザ・ムービー) パク・ウンチョル
2019 スタートアップ!(시동) コソク
2019 白頭山大噴火(백두산) カン・ボンネ
2021 エターナルズ(Eternals) ギルガメッシュ ハリウッドデビュー
2022 犯罪都市 THE ROUNDUP(범죄도시2) マ・ソクト 主演・製作
2022 압꾸정 テグク 主演
2023 犯罪都市 NO WAY OUT(범죄도시3) マ・ソクト 主演・製作
2024 バッドランド・ハンターズ(황야) ナムサン Netflix映画
2024 犯罪都市 PUNISHMENT(범죄도시4) マ・ソクト 主演・製作
2025 거룩한 밤: 데몬 헌터스 バウ 主演・製作
未定 犯罪都市5(범죄도시5) マ・ソクト 2026年5月クランクイン

主なテレビドラマ・配信[編集]

年 作品 放送局・配信 役名
2007 H.I.T MBC ナム・ソンシク
2008 タチャ(타짜) SBS ペンチ
2014 バッドガイズ(나쁜 녀석들) OCN パク・ウンチョル
2015 センス8(Sense8) Netflix クラブの用心棒(カメオ)
2016 38師機動隊(38사기동대) OCN ペク・ソンイル
2025 트웰브(トゥエルブ) KBS2・Disney+ テサン

ゲーム[編集]

  • 『Gang of Dragon』:『龍が如く』シリーズで知られる名越稔洋率いる名越スタジオの新作として、2025年12月のThe Game Awardsで発表。主人公格のシン・ジソンを演じるとされたが、2026年3月、パブリッシャーのNetEaseが開発資金の打ち切りを決めたと報じられ、先行きは不透明になっている。
  • 『PHYSINT』:小島秀夫率いるコジマプロダクションの新作アクション・エスピオナージゲーム。2025年に浜辺美波らとともに出演者として発表された(役柄は未公表)。

受賞歴[編集]

  • 2017年 今年の映画賞 助演男優賞(『新感染 ファイナル・エクスプレス』)
  • 2018年 ゴールデンエッグ・アワード 男優賞(『犯罪都市』)
  • 2018年 今年の映画賞 助演男優賞(『犯罪都市』)
  • 2018年 韓国ギャラップ「今年の映画俳優」1位
  • 2019年 納税者の日 ソウル地方国税庁長表彰
  • 2022年 韓国映画制作家協会賞 主演男優賞(『犯罪都市 THE ROUNDUP』)
  • 2022年 ビューティフル・アーティスト賞
  • 2023年・2024年 韓国ギャラップ「今年の映画俳優」1位

ギャラップの「今年の映画俳優」では、2018年に続き2023年、2024年と首位に立っており、一般観客からの人気の高さを示している。

炎上とバズ[編集]

『トゥエルブ』の失速と「マ・ドンソク危機論」[編集]

2025年は、劇場映画『ホーリー・ナイト:デーモン・ハンターズ』の不振と、ドラマ『トゥエルブ』の視聴率急落が続いた。初回8.1%から4話で3.1%、最終回は2.4%まで落ち込み、韓国メディアは「未完成な世界観」「CGの質」「ぎこちない台詞」「反復的なアクション」を指摘。「悪役は結局マ・ドンソクの拳で倒される」という予定調和がネット上でネタにされ、出演料をめぐる憶測記事まで出回った。俳優・製作・脚本を兼ねる体制そのものを見直すべきだという論評も出ている。

王者を超えたパンチ[編集]

2024年11月のアレックス・ペレイラとのパンチ力対決動画は、世界中のSNSで拡散。「さすがコールマンのトレーナー」「ギルガメッシュは本物だった」といったコメントがあふれた。

「マサン」チャレンジ[編集]

2026年7月、ATEEZのチェ・サンが披露した新曲「BAD」の振り付けを真似た写真を自身のInstagramに「마산(マサン)」というキャプションで投稿。チェ・サンの愛称にかけたもので、ファンから「真の北部大公」といったコメントが寄せられた。

余談[編集]

  • ボクシングを始めたきっかけは『ロッキー』。後年、その主演・脚本のシルヴェスター・スタローンの製作会社と組んで『悪人伝』のハリウッドリメイクを進めることになった。
  • 2018年の『ファイティン!』で演じた「マーク」は、アメリカで育ち韓国へやって来るアームレスラーという設定で、米国暮らしが長くアームレスリング愛好家でもある本人の経歴と重なる役柄だった。
  • 「アートボックスの社長」は『ベテラン』でのわずかなカメオ出演だが、今も韓国で語り草になっている名シーン。強面が文房具店の社長を名乗るギャップが、のちの「マブリー」像の原点の一つになった。
  • 2025年の『ホーリー・ナイト』公開時には、劇場で「今日は私がマ・ドンソク」というファン参加型のイベントが開かれた。

外部リンク[編集]

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