イ・ジョンウン
이정은(李姃垠)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6c/20220518_이정은_Lee_Jung-eun.png
2022年5月のイ・ジョンウン(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0)
本名 イ・ジョンウン(이정은/李姃垠)
誕生日 1970年1月23日
年齢 56歳
出身地 ソウル特別市
国籍 韓国
学歴 漢陽大学校 演劇映画学科
ジャンル 舞台(演劇・ミュージカル)、映画、テレビドラマ
活動期間 1991年 -
事務所 WILLエンターテインメント
代表作 映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)
ドラマ『ミスター・サンシャイン』(2018年)
ドラマ『椿の花咲く頃』(2019年)
映画『オマージュ』(2022年)
ドラマ『私たちのブルース』(2022年)
映画『ゾンビ娘』(2025年、原題直訳)
関連活動 演技講師(2000年代)
あだ名 ハムブリー(함블리)
その他 2019年 青龍映画賞 助演女優賞
2019年 百想芸術大賞 テレビ部門 助演女優賞


概要[編集]

イ・ジョンウンとは、韓国の女優である。1970年ソウル生まれ。約25年にわたり舞台を主戦場とした後、40代で映像作品に本格進出し、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』で豪邸の元家政婦ムングァンを演じて世界的に知られるようになった、韓国芸能界屈指の「遅咲きの名脇役」である。

詳細[編集]

同名の人物について[編集]

韓国では「イ・ジョンウン(이정은)」はごくありふれた名前で、特に女子ゴルフ界には同名選手が少なくとも6人おり、「イ・ジョンウン6」のように番号付きで区別されているほどである。ほかにも柔道の78キロ超級で世界選手権銅メダルを獲得した同名選手(1988年生)、競歩選手、射撃選手なども存在する。日本語版ウィキペディアでは「イ・ジョンウン」の項目が柔道選手を指しており、女優は「イ・ジョンウン (女優)」として区別されている。本記事で扱うのは1970年生まれの女優である。

舞台女優としての長い下積み[編集]

高校時代に1987年の民主化運動の空気に触れ、学生運動の最中に命を落とした大学生の死に衝撃を受けたことが、表現の道を志すきっかけの一つになったと語っている。漢陽大学校演劇映画学科に進学し、当初は演出を学ぶつもりだったが、入試の2か月前に演技へと進路を切り替えたという。在学中の1991年、舞台『真夏の夜の夢』で初舞台を踏んだ。

卒業後は演劇の演出助手を務めながら舞台に立ち続け、大学路(テハンノ)を代表する実力派として知られるようになる。しかし生活は楽ではなく、40歳近くまで塾講師、スーパーの店員、青汁の訪問販売などのアルバイトで生計を立てていた。劇団運営にまつわる借金を背負った時期もあったと報じられている。2000年代には演技講師としても活動し、後に人気女優となるイェ・ジウォンらを指導した経歴を持つ。

映像への転身と「おばさん1」からの再出発[編集]

映画には2000年から端役で出演していたものの、本格的に映像の仕事を増やしたのは2010年代に入ってからである。舞台では主役を張る看板女優だったが、テレビの世界では「おばさん1」のような名前のない役からやり直すことになった。本人は当時を振り返り「自分の自尊心を自分で守ることが大事だった」と語り、「小さな額縁の中に入って演じる」映像の演技そのものに面白さを感じたことが、続けられた理由だったとしている。

テレビドラマで顔が知られるようになったのは45歳ごろ。2015年のドラマ『ああ、私の幽霊さま』(原題直訳)でのソビンゴ洞の巫女役が「出てくるだけで画面をさらう」と話題になり、以降は母親役・おばさん役のスペシャリストとして年に何本ものドラマに顔を出す売れっ子バイプレイヤーへと変貌していった。

遅咲きのブレイク[編集]

決定打となったのが2018年の『ミスター・サンシャイン』と2019年の『パラサイト 半地下の家族』である。前者でヒロインに仕える忠実な乳母「咸安宅(ハマンテク)」を演じて大ブレイクし、後者がカンヌ国際映画祭パルムドールと米アカデミー賞作品賞を受賞したことで、50歳目前にして一気に世界的な知名度を得た。その後は脇役にとどまらず、主演作も次々と任されるようになっている。

経歴[編集]

1990年代[編集]

1991年に舞台『真夏の夜の夢』でデビュー。1990年代は劇団の公演を中心に活動し、『チュンプンの妻』(1995年〜1996年)、『マジック・タイム』(1998年〜1999年)、『ライアー』(1999年)などに出演した。1997年から2001年にかけてはロングランミュージカル『地下鉄1号線』に出演し、気前の良いおばあさん役を演じている。

2000年代[編集]

2000年の映画『我が人生の最高の傑作』(原題直訳)で映画に初出演。舞台では2008年から上演されたミュージカル『洗濯(パルレ)』で洗濯屋のおばあさん役を当たり役とし、同年に若手演劇賞の主演女優賞を受賞した。この作品は2017年まで断続的に出演を重ねる代表作となった。2009年にはポン・ジュノ監督の映画『母なる証明』に小さな役で出演。監督は端役の彼女にも細やかな注意を払っていたといい、これが後の長い縁の始まりとなる。

2010年代前半[編集]

舞台では『イーモシナリー』(2010年)、『ワーニャ伯父さん』の翻案劇(2010年)、ミュージカル『アサシンズ』(2012年〜2013年)など幅広い作品に出演。映画では『弁護人』(2013年)、『明日へ』(2014年)、『私の少女』(2014年)などに端役で顔を出した。2013年のドラマ『女王の教室』以降、テレビドラマへの出演も増え始める。

2010年代後半[編集]

2015年の『ああ、私の幽霊さま』で注目を集め、『リメンバー~記憶の彼方へ~』(2015年〜2016年)、『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』(2016年〜2017年)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(2017年)、『あなたが眠っている間に』(2017年)などヒット作に立て続けに出演した。映画では『哭声/コクソン』(2016年)、『軍艦島』(2017年)、『タクシー運転手~約束は海を越えて~』(2017年)など話題作に出演。2017年にはポン・ジュノ監督の『オクジャ/okja』で、なんと遺伝子組み換えの巨大豚オクジャの「鳴き声」を担当した。

2018年は飛躍の年となった。『ミスター・サンシャイン』の咸安宅、『知ってるワイフ』で認知症の母親を演じて絶賛を浴び、同年には日本映画『焼肉ドラゴン』にも出演している。2019年には『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』で百想芸術大賞の助演女優賞を受賞し、『他人は地獄だ』の不気味な考試院(コシウォン)の大家役、『椿の花咲く頃』の主人公の母親役と話題作が続いた。そして同年5月、『パラサイト 半地下の家族』がカンヌでお披露目される。

2020年代前半[編集]

『パラサイト』の世界的ヒットを経て、2020年には『一度行ってきました』でKBS演技大賞の優秀賞とベストカップル賞を受賞。映画『私が死んだ日』(2020年、原題直訳)ではキム・ヘスと共演し、声を失った島の女性という難役をこなした。ドラマでは『ロースクール』(2021年)、Netflixの『未成年裁判』(2022年)、『私たちのブルース』(2022年)、『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~』(2023年)などに出演している。

2022年には映画『オマージュ』で、デビューから約30年にして初めて映画の単独主演を務めた。忘れられた女性映画監督の足跡を追う売れない映画監督を演じ、アジア太平洋映画賞の最優秀演技賞など国内外で女優賞を受賞。同年の『白い車に乗った女』でも主演を務めている。2024年にはドラマ『Missナイト & Missデイ』で、ある朝突然50代の姿になってしまう20代女性という一人二役的な主演を務め、話題を呼んだ。同年は『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』、コン・ユ主演の『トランク』、Disney+の『照明店の客人たち』と出演作が相次いだ。

2025年〜2026年[編集]

2025年はドラマ『君は天国でも美しい』でキム・ヘジャ、ソン・ソックらと共演。7月30日公開の映画『ゾンビ娘』(原題:좀비딸)ではチョ・ジョンソク演じる父親の母、つまりゾンビになった孫娘を抱えるおばあちゃん「キム・バムスン」を演じた。同作は公開26日で観客動員500万人を突破し、2025年の韓国公開作で最初の500万人超えを記録する大ヒットとなった。同年には政府から大統領表彰も受けている。

2026年に入っても勢いは止まらない。8月26日にはキム・ミジョ監督の映画『慶州紀行』が韓国で公開され、娘を亡くして8年間復讐の機会を待つ母親オクシルを演じた。9月9日には縦型画面で撮られた「縦型シネマ」作品『父の家ごはん』(原題直訳:아버지의 집밥)がロッテシネマで単独公開され、料理をすることに疲れ果てて「反乱」を起こす妻スネを演じている。

そして10月9日からは、SBSの金土ドラマ『ドクターX:白いマフィアの時代』(原題直訳、全12話)が放送開始予定である。日本の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の韓国リメイクで、キム・ジウォン演じるフリーランス外科医ケ・スジョンの背後で暗躍する医師紹介所の所長チャン・ヒスクを演じる。さらにNetflixシリーズ『ハルメ』(原題:할매、公開日未定)では、孫のために数十年ぶりに銃を手にする70歳の食堂主人チョン・スクチャ役で初のアクション主演に挑む。このほかDisney+シリーズ『ノックオフ』(原題:넉오프)にも出演しているが、同作は2025年から公開が無期限で延期されており、2026年10月時点でも配信時期は明らかになっていない。

『パラサイト』での評価[編集]

ムングァンという役[編集]

『パラサイト 半地下の家族』でイ・ジョンウンが演じたのは、高台の豪邸で働いていた家政婦ムングァン(国ムングァン)である。ソン・ガンホ演じるキム・ギテク一家の策略によって職を追われるが、嵐の夜にインターホン越しに再び現れ、物語を一変させる。この「インターホンの場面」は映画史に残る名シーンとして世界中で語り草となった。ネタバレを避けるため、作品の宣伝ではムングァンの存在が意図的に伏せられていた。

監督との縁と役作り[編集]

ポン・ジュノ作品への出演は『母なる証明』『オクジャ/okja』に続いて3作目。監督は彼女のミュージカルの舞台を観に足を運んだうえで、オクジャの鳴き声役を依頼したという。本人によれば、オクジャの声のために実際に養豚場で豚の鳴き声を研究したほどである。『パラサイト』の初期段階で監督から見せられた絵コンテには、ムングァンが奇妙な横向きの姿勢で描かれており、「体操を習ったほうがいいのか、どこかに閉じ込められている役なのか」と首をひねったと明かしている。

役作りでは、実際の富裕層の家庭で家政婦がどのように品位を保ち、時に雇い主と見分けがつかないほど洗練されていくのかを研究したという。一方で「私はかわいいイメージなので、怖く見えないのではと心配だった」とも語っている。カンヌではストーリー保護のため取材をすべて断らねばならなかったが、それを後悔はしておらず、むしろ映画祭を楽しめたと振り返っている。

受賞と反響[編集]

この演技で第40回青龍映画賞の助演女優賞をはじめ、釜日映画賞、春史映画賞の助演女優賞、釜山映画評論家協会賞やシネ21映画賞の主演女優賞など国内の映画賞を総なめにした。さらにキャスト全体で全米映画俳優組合賞(SAG賞)のキャスト賞を受賞しており、これは非英語作品として初の快挙であった。公開後は一気に顔が売れ、眼科を受診した際に医師が目の治療より『パラサイト』の話ばかりしていた、という微笑ましいエピソードも明かしている。

共演したチェ・ウシク、パク・ソダムらとも親交が続いており、特にパク・ソダムとは劇中で険悪な関係を演じたにもかかわらず、実生活では深い絆で結ばれている。2026年のインタビューでは、パク・ソダムの体調が優れなかった時期に一緒に旅行に行くなどして支えたことを明かし、「体が回復したらまた一緒に仕事をしたい」と語った。

主な出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

年 作品名(日本語題・原題直訳) 役名・備考
2013年 女王の教室 ソニョンの母
2015年 ああ、私の幽霊さま(原題直訳) ソビンゴ洞の巫女
2015年〜2016年 リメンバー~記憶の彼方へ~ ヨン・ボミ
2016年〜2017年 恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~ ジュニョンの母
2017年 サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~ 母親役
2017年 あなたが眠っている間に ジェチャンの母
2018年 ミスター・サンシャイン 咸安宅(ハマンテク)
2018年 知ってるワイフ ウジンの母
2019年 まぶしくて ―私たちの輝く時間― 一人二役
2019年 他人は地獄だ オム・ボクスン
2019年 椿の花咲く頃 チョ・ジョンスク(主人公の母)
2020年 半分の半分 ~声で繋がる愛~ キム・ミンジョン
2020年 一度行ってきました カン・チョヨン
2021年 ロースクール キム・ウンスク
2022年 未成年裁判 ナ・グニ
2022年 私たちのブルース チョン・ウニ
2022年 未知の彼方で君を待っている~YONDER~ セイレーン
2022年〜2023年 ミッシング2~彼らがいた~ カン・ウンシル
2023年 運の悪い日 ファン・スンギュ
2023年 今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~ ソン・ヒョシン
2024年 Missナイト & Missデイ イム・スン(主演)
2024年 誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる ユン・ボミン
2024年 トランク クォン・ドダム
2024年 照明店の客人たち チョン・ユヒ
2025年 君は天国でも美しい イ・ヨンエ
2026年 ドクターX:白いマフィアの時代(原題直訳) チャン・ヒスク(10月9日放送開始予定)
未定 ハルメ(原題直訳) チョン・スクチャ(主演、Netflix)
未定 ノックオフ(原題直訳) パク・エジャ(Disney+、公開延期中)

映画[編集]

年 作品名 役名・備考
2009年 母なる証明 アジョンの親戚
2013年 弁護人 アパートの家主
2016年 哭声/コクソン トッキの妻
2017年 オクジャ/okja オクジャの鳴き声(声の出演)
2017年 軍艦島 婦人会長
2017年 タクシー運転手~約束は海を越えて~ ファン・テスルの妻
2018年 焼肉ドラゴン 高英順(日本映画)
2019年 パラサイト 半地下の家族 ムングァン
2020年 私が死んだ日(原題直訳) 島の女性(スンチョン宅)
2021年 茲山魚譜 チャサンオボ カゴ島の女
2022年 オマージュ キム・ジワン(初の単独主演)
2022年 白い車に乗った女 ヒョンジュ
2025年 ゾンビ娘(原題直訳) キム・バムスン
2026年 慶州紀行(原題直訳) オクシル
2026年 父の家ごはん(原題直訳) スネ(縦型シネマ)

主な舞台[編集]

  • 『真夏の夜の夢』(1991年、デビュー作)
  • ミュージカル『地下鉄1号線』(1997年〜2001年)
  • ミュージカル『洗濯(パルレ)』(2008年〜2017年、洗濯屋のおばあさん役)
  • ミュージカル『アサシンズ』(2012年〜2013年)
  • 演劇『悲しい運命』(2015年、原題直訳)

受賞歴[編集]

舞台[編集]

  • 2008年 若手演劇賞 主演女優賞(『洗濯』)
  • 2016年 ソウル演劇祭 演技賞

テレビ[編集]

  • 2018年 韓国文化芸能大賞 優秀賞(『ミスター・サンシャイン』『知ってるワイフ』)
  • 2019年 第55回百想芸術大賞 テレビ部門 助演女優賞(『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』)
  • 2019年 KBS演技大賞 中編ドラマ部門 女性優秀演技賞(『椿の花咲く頃』)
  • 2020年 KBS演技大賞 連続ドラマ部門 女性優秀演技賞、ベストカップル賞(『一度行ってきました』)

映画[編集]

  • 2019年 第40回青龍映画賞 助演女優賞(『パラサイト』)
  • 2019年 釜日映画賞 助演女優賞(『パラサイト』)
  • 2019年 春史映画芸術賞 助演女優賞(『パラサイト』)
  • 2019年 釜山映画評論家協会賞 主演女優賞(『パラサイト』)
  • 2019年 シネ21映画賞 女優賞(『パラサイト』)
  • 2020年 全米映画俳優組合賞 キャスト賞(『パラサイト』)
  • 2020年 大鐘賞映画祭 助演女優賞(『パラサイト』)
  • 2022年 アジア太平洋映画賞 最優秀演技賞(『オマージュ』)
  • 2022年 ロンドン・アジア映画祭 主演女優賞(『オマージュ』)

表彰[編集]

  • 2021年 国務総理表彰
  • 2025年 大統領表彰

人物像・エピソード[編集]

「ハムブリー」の愛称[編集]

『ミスター・サンシャイン』で演じた咸安宅(ハマンテク)があまりに愛らしかったことから、視聴者の間で「ハム」と「ラブリー」を合わせた「ハムブリー(함블리)」という愛称が生まれた。同作は半事前制作だったため撮影中は人気を実感できなかったそうで、本人は「最初に愛称をつけてくれたのはいったい誰なのか」と感謝を口にしている。

仕事への姿勢[編集]

撮影現場では常に明るくいること、心配事を口にする前にまず自分の責任を果たすことを大切にしていると語る。目標とする俳優の一人に香港のチョウ・ユンファを挙げ、公共交通機関を使い、ファンとも気さくに接するような「普通の暮らし」を続けたいという。長い無名時代から隙間時間に電話英会話で英語を勉強し続けており、『パラサイト』の海外キャンペーンで流暢な英語を披露して驚かれた。

私生活[編集]

2026年時点で結婚歴は公表されておらず、独身である。2025年のバラエティ番組では、長年の一人暮らしを3年ほど前にやめて両親と同居を始めたことを明かし、「結婚するならチョ・ジョンソクのような人に会いたい」と冗談めかして語った。好きな相手には自分から率直に告白するタイプだという。2026年の『父の家ごはん』では、両親と暮らす中で母親の姿を観察した経験が役作りに生きたと語っている。

日本での視聴方法[編集]

配信で見られる作品[編集]

イ・ジョンウン出演作の多くは日本の動画配信サービスで視聴できる。2026年時点の主な配信状況は以下の通りである(配信状況は変動するため、各サービスで要確認)。

  • Netflix:『未成年裁判』『私たちのブルース』『ロースクール』『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~』『Missナイト & Missデイ』『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』『君は天国でも美しい』『ミスター・サンシャイン』『トランク』など
  • Disney+:『照明店の客人たち』『知ってるワイフ』など
  • U-NEXT:『運の悪い日』『一度行ってきました』『半分の半分 ~声で繋がる愛~』『ミッシング2~彼らがいた~』『未知の彼方で君を待っている~YONDER~』など

映画と日本との縁[編集]

『パラサイト 半地下の家族』は日本でも2020年1月に全国公開され、各種配信サービスやソフトで視聴できる。『オマージュ』は2023年3月、『白い車に乗った女』は2026年4月に日本で劇場公開された。また、在日コリアンの家族を描いた2018年の日本映画『焼肉ドラゴン』(鄭義信監督)では高英順を演じており、日本映画への出演経験もある。同作の日本での宣伝時には来日はかなわなかったものの、「離れていても、わたしたちが家族であることを決して忘れません」というメッセージを寄せた。

余談[編集]

  • 『オクジャ/okja』では豚の鳴き声を研究するために養豚場にまで通ったという。ポン・ジュノ監督は彼女に「これからはもっと変なことを一緒にやろう」と言ったとされる。
  • 『ああ、私の幽霊さま』で演じたソビンゴ洞の巫女は、2020年の『ハイバイ、ママ!』で同じ役としてカメオ出演しており、ドラマの枠を越えた「シリーズキャラ」になっている。
  • 『ゾンビ娘』では、『パラサイト』で雇い主のパク夫人を演じたチョ・ヨジョンと再共演した。かつての「家政婦と奥様」が別の作品で顔を合わせたことになる。
  • 『ドクターX』韓国版でのチャン・ヒスクは主人公と「契約」で結ばれた関係で、本人は「冷たい関係の中に複雑な憐れみと絆がある」と説明している。共演のキム・ジウォンについては「知るほど深い俳優で、機会があれば次の作品でもまた一緒にやりたい」と絶賛した。
  • 『未成年裁判』で共演したキム・ムヨルとは、Netflixシリーズ『ハルメ』で4年ぶりに再会する。
  • 『パラサイト』公開後、長く音信不通だった古い知人から突然連絡が来たこともあったという。

外部リンク[編集]

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