| ふわっち whowatch | |
|---|---|
| 略称 | ふわっち、whowatch |
| 国家 | 日本 |
| 種類 | ライブ配信サービス(運営:株式会社A Inc.) |
| 市場情報 | 非上場(親会社の株式会社jig.jpは東証グロース 5244) |
| 業種 | 情報・通信業(ライブ配信プラットフォーム) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区(運営会社)/開発拠点:福井県鯖江市 |
| 設立日 | 2015年9月 |
| 設立者 | 株式会社jig.jp |
| 代表者 | 占部哲之(株式会社A Inc. 代表取締役社長) |
| 上場 | 親会社jig.jpが2022年12月22日に東京証券取引所グロース市場へ上場 |
| 年間売上 | jig.jp連結で146億3,100万円(2026年3月期。売上の約99%がふわっちのアイテム販売) |
| 従業員数 | jig.jpグループ連結141名(2026年5月時点) |
| 所有者 | 株式会社A Inc.(jig.jpの完全子会社) |
| 主要株主 | 株式会社jig.jp |
| 主要部門 | ライブ配信事業 |
| 関係する人物 | 占部哲之、川股将(jig.jp代表取締役社長CEO)、福野泰介(jig.jp創業者) |
| 代表作品 | ふわっち、うたオン |
| 別名 | フーウォッチ(英語綴りの読み) |
| リンク | https://whowatch.tv/ |
| コミュニティ | https://x.com/whowatch |
概要[編集]
ふわっち(whowatch)とは、株式会社jig.jpの子会社である株式会社A Inc.が運営する、日本のライブ配信サービスである。2015年9月開始。スマホ1台で動画やラジオ(音声のみ)の生配信ができ、視聴者が贈る有料アイテムの約半分が配信者のポイントとして還元される「稼げる個人配信」の場として知られる。配信者の98%がフリーのアマチュアで、ユーザーの中心が30〜40代という、他の配信アプリとはかなり違う客層をもつ。
詳細[編集]
「みんなのライブ配信」[編集]
公式サイトのキャッチコピーは「みんなのライブ配信」。会員登録なしでも視聴でき、配信はiPhone・Androidアプリ、またはPCから行える。カメラを使う動画配信のほか、顔を出さずに声だけで配信する「ラジオ配信」があり、配信中に動画からラジオへ切り替えることもできる。フレーム機能で画面を飾ったり、過去配信(アーカイブ)を見返したりする機能もある。
事務所への所属や特別な機材は不要で、運営側も「配信者の98.3%がアマチュア」と説明している。Pocochaや17LIVEのように事務所(ライバー事務所)とイベントを軸に回る世界とは違い、「素人がスマホで酒を飲みながら喋る」ような配信が大量に並んでいるのがふわっちの日常風景である。
名前の読みと由来[編集]
表記は「ふわっち」、英語綴りは「whowatch」。英語の「who」と「watch」を合わせた「who watch(フーウォッチ)」を、日本語のふわっとした響きに寄せたもの、と説明されることが多い(運営が由来を詳しく説明した資料は見当たらない)。公式ドメインもwhowatch.tvで、公式Xのアカウント名も「@whowatch」である。マスコットキャラクターの「ふわっちくん」は、pixivでファンアートが投稿される程度には親しまれている。
客層がとにかく「大人」[編集]
ふわっちの最大の特徴はユーザーの年齢層で、親会社の説明によれば30〜40代がユーザーの約60%を占める。2025年の報道では、配信者の55.6%、課金する視聴者の56.3%が30〜40代以上とされた。10〜20代が主力のツイキャスやTikTok LIVE、20〜30代中心のPocochaとはっきり住み分けられている。
「お金を使える大人が、同世代の配信者を応援する」構造のため、ツイキャスと比べて有料ユーザー数は少ないが課金単価が圧倒的に高い、と経済メディアに分析されている。月間課金ユーザーは約4万人(2023年12月時点)、アプリの累計ダウンロード数は300万超とされ、規模の割に売上が非常に大きい。
歴史[編集]
jig.jpという会社[編集]
運営の親会社である株式会社jig.jpは2003年5月28日設立。福野泰介が創業し、福井県鯖江市に拠点を置く会社で、ガラケー時代にPC向けサイトを携帯で見られる「jigブラウザ」、長尺動画を見られる「jigムービー」、Twitterクライアントの「jigtwi」(2010年)などを手がけてきた。こども向けパソコン「IchigoJam」(2014年〜)やオープンデータ活用でも知られ、東京と鯖江の二拠点体制をとっている。
つまりふわっちは、「携帯でネットを便利にする」系のソフト会社が、スマホ時代に作ったライブ配信サービスである。
サービス開始(2015年)[編集]
ふわっちは2015年9月にリリースされた。同じ2015年は17LIVE(台湾)が始まり、ライブ配信アプリの競争が本格化していく時期である。2016年4月、jig.jpは株式会社A Inc.(2013年7月設立)の全株式を取得して子会社化し、2017年3月にふわっち事業をA Inc.へ移した。以後、ふわっちは「A Inc.が運営し、jig.jpがグループとして支える」形になっている。
ロゴ刷新とテレビCM[編集]
ユーザーの急拡大を受けて、ふわっちはデザイン会社Goodpatchと組み、サービス開始当初から使っていたロゴを刷新した。ユーザーインタビューで「今の魅力」を洗い出し、ロゴ、アプリアイコン、ブランドコピー、モーションロゴを一新している。2020年には結成25周年を迎えたダンスボーカルグループMAXのNANAとMINAが出演する特別企画「ふわっちスター配信」を実施し、2021年9月には新しいテレビCMを発表した。2023年9月には埼玉西武ライオンズとのコラボ企画も行っている。
上場(2022年)[編集]
2021年8月にはTBSイノベーション・パートナーズを引受先とする増資を実施。2022年11月17日に上場承認を受け、同年12月22日にjig.jpは東京証券取引所グロース市場へ上場した(証券コード5244)。上場時点で「グループの収益の約99%がふわっちのアイテム販売」と報じられ、事実上「ふわっちの会社」としての上場だった。
上場直前の2022年3月期の売上高は89億8,400万円。その後も伸び続け、2025年3月期は137億9,600万円(営業利益20億1,200万円)、2026年3月期は146億3,100万円と過去最高を更新した。ただし2026年3月期は人件費や新規事業への投資で営業利益が19億7,600万円と前期比1.8%の減益になっている。
iOS版が突然消えた2日間(2024年)[編集]
2024年6月4日の朝、iOS版ふわっちがApp Storeから突然表示されなくなり、新規インストールができなくなった。既存ユーザーの配信・視聴・アイテム購入には影響がなかったが、「売上の大半を支えるアプリがストアから消えた」ことで、jig.jpの株価は一時ストップ安をつけた。
jig.jpはAppleに対して「ガイドラインを遵守して運用している」と説明し、Appleから「問題なく適切に運用されている」との回答を得て、6月6日早朝に復旧した。原因の詳細は公表されていない。
仕組み:アイテムとポイント[編集]
投げ銭アイテム[編集]
視聴者は有料の「アイテム」を購入して配信者に贈る。いわゆる投げ銭(ギフト)で、最安クラスの「風船」「いいね!」「KP」が100個120円、「バーガー」が10個120円、「ハート」が10個250円、「ふわふわくまさん」が5個500円、最上位の「大花火」が1個2,000円、というように細かい単位から高額まで揃っている。誕生日には「クラッカー」「バースデーケーキ」など専用アイテムもある。
同じアイテムでもブラウザ版とアプリ版で価格が異なり、例えば「花火」はブラウザ版1個1,000円、アプリ版1個1,100円とされる。ブラウザ版ではセット購入の割引もあり、アプリ版にはセット価格がほとんどない。
還元率は約50%[編集]
配信者は受け取ったアイテムに応じて「ポイント」を得る。還元率は購入額のおよそ50%で、1ポイント=1円相当。業界全体では20〜30%程度の還元が多いとされ、ふわっちは「還元率が高い」ことを売りにしている。たとえば大花火1個(2,000円)で約990ポイント、花火1個で約540ポイントが入る計算になる。
これに加え、デイリー・マンスリーなどのランキング上位者にはボーナスポイントが出る。ランキング報酬として知られるのは、デイリー1位で3,000ポイント、マンスリー1位で100万ポイントなど。大型イベントでも上位に大量のポイントが配られるため、「アイテム還元+ランキング報酬」の二段構えで稼ぐのがふわっちの基本構造である。
ポイントの交換[編集]
ポイントはRealPay、PeXなどのポイント交換サービスを経由して1ポイントから現金や他ポイントに交換できるほか、3万ポイント以上で銀行振込による受け取りも可能とされる。振込は申請月の翌月10日。延長チケット(50ポイント/枚)やアイテムと交換して、自分の配信に使うこともできる。
なお利用規約上、ポイントは獲得から6か月で失効し、当社所定の方法以外では現金や財物と交換できないと定められている。
配信者グレード[編集]
配信者には「ホワイト」から最上位「プラチナ+」まで10段階のグレードがあり、配信内容や視聴者の反応をもとに日々再計算される。上位グレードほど参加できるイベントや稼ぎの機会が増える。イベント報酬として特別な「ダイヤモンド」グレードも存在する。
文化[編集]
ニコ生からの移住組[編集]
ふわっちにはニコニコ生放送(ニコ生)から流れてきた配信者・リスナーが多いと、経済メディアでも指摘されている。「生主」「凸」「枠」など、ニコ生で育った配信用語がそのまま通じる空気や、アングラ感を好むユーザー層がいることがその理由とされる。ニコ生は2024年6月にKADOKAWAグループへのサイバー攻撃で長期間停止しており、この間、ニコ生の配信者はツイキャスやYouTube、ふわっちなど他サービスでの配信を余儀なくされた。
ニコ生・ツイキャス・ふわっちで同時にアカウントを持ち、配信先を使い分ける古参配信者も珍しくない。ネット上ではふわっちの常連ユーザーを「ふわっち民」と呼ぶこともある。
「ユルさ」と飲酒配信[編集]
ふわっちが支持される理由として、報道では「規制のユルさ」が繰り返し挙げられる。他サービスで制限されがちな配信中の飲酒・喫煙が認められていることから、夜な夜な酒を飲みながら雑談する「晩酌配信」が一大ジャンルになっている。ただしガイドラインでは「過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写する」配信は禁止されており、何でもありというわけではない。
外配信と「凸」[編集]
屋外で街を歩きながら配信する「外配信」もふわっちの名物である。視聴者がアイテムで配信者の行動を決めるゲーム性のある企画(投げ銭の額でサイコロを振って行き先を決める等)も行われてきた。ニコ生以来の文化として、配信を見たリスナーがその場所へ実際に会いに行く「凸(とつ)」も起きやすく、場所の特定や付きまといにつながるリスクが常に議論されてきた。
公式ガイドラインは、背景や映り込み、周囲の音、発言から居場所が特定されうると注意を促し、複数人での配信など安全を確保できる環境を推奨している。
ネット上の評価[編集]
ネット掲示板やpixiv百科事典などでは「配信者の墓場」「民度が低い」といった揶揄も見られる一方、「大人が気楽に話せる」「還元が良い」と評価する声も多い。アイテム額がそのまま順位に反映される仕組みのため、配信者とリスナーの距離が近くなりやすく、それがコミュニティの濃さにもトラブルの種にもなる、という構造的な指摘がある。
有名配信者[編集]
ふわっちの配信者は基本的にアマチュアで、テレビに出るような知名度の人物は少ない。その代わり、プラットフォーム内のランキングで大きな額を動かす「ふわっちの有名人」が存在する。
- ライバー支援系のメディアがまとめた年間ランキングでは、「せいZ」が年間1億2,198万ポイント超、月間1位を5回獲得したとして1位に挙げられている。2位「イキリスト$」、3位「ハイボール小雪」と続き、上位配信者が年間数千万〜1億ポイント以上を集める世界であることがわかる。
- 近年はVライバー(バーチャル配信者)の配信も急増しており、ふわっち大賞には「Vライバー賞」も設けられている。
- 2025年3月の高田馬場事件の被害者は、「最上あい」の名でふわっちで活動していた配信者で、最高位の「プラチナ+」グレードに達し、2024年以降80以上の賞を受けていたと報じられた。
年末には年間の集大成となる大型イベント「ふわっち大賞」が開かれる。2025年の「ふわっち大賞2025NEXT」(12月7日〜12日)では、新人賞、Vライバー賞、配信時間帯賞、アニマル賞など多数の部門が設けられ、総合上位5名が出席する初のリアル授賞式も予定された。
規約・年齢制限・安全対策[編集]
年齢制限[編集]
利用規約上のルールは次のとおり。
- 13歳未満はアカウント登録を取り消される(実質的に利用不可)
- 未成年は法定代理人(保護者)の同意が必要
- 18歳未満は22時〜翌5時の配信ができない
- 未成年の課金上限は月1万円
- 2025年8月のガイドライン改定で、18歳未満および18歳以上の高校生(高専生を含む)は、屋外配信や居場所が特定されるおそれのある配信が禁止された(ラジオ配信は除く)
生年月日の登録が求められるのは、こうした年齢別の制限を適用するためである。
主な禁止事項[編集]
配信ガイドラインでは、他人の名誉毀損や個人情報の暴露、わいせつな表現・ヌード、性風俗関連の内容、児童の搾取やグルーミング、自殺・暴力・とばく・麻薬・売春を肯定・美化するもの、反社会的勢力に関わるもの、異性交際の勧誘、差別的表現、宗教・政治の勧誘などが禁止されている。違反すると配信の停止、動画の削除、アカウント停止・登録取消などの措置が取られる。
安心・安全レポート[編集]
A Inc.は公式noteで「ふわっちの安心・安全レポート」を定期公開している。2025年7〜9月分では、通報された配信は月1万7,000〜1万8,000件台、そのうち停止された配信は月1,300〜1,600件程度(全配信の0.14〜0.18%)。アカウント制限は月400〜900件台で、うち永久停止が月50件前後、13歳未満と判明したことによる制限が月150〜200件程度あった。数字を毎月出して「通報がどう処理されているか」を見せるのは、配信サービスとしては比較的珍しい取り組みである。
2025〜2026年の最新動向[編集]
高田馬場の配信者殺害事件(2025年3月)[編集]
2025年3月11日朝、東京都新宿区の高田馬場駅近くの路上で、ふわっちで外配信をしていた22歳の女性配信者が刃物で襲われ死亡した。現場で40代の男が現行犯逮捕され、男は被害者に200万円以上を貸していたのに返してもらえなかったなどと供述したと報じられた。事件の一部始終が配信に映り込んだこともあり、社会的に大きく報道された。
jig.jpは同日、哀悼の意を表し警察の捜査に協力すると発表し、被害者のプライバシーに配慮して詳細なコメントは控えた。事件は、投げ銭で配信者とリスナーの間に金銭的な関係が生まれやすいこと、外配信で居場所が特定されやすいことなど、ライブ配信全体の構造的な問題を問う議論に広がった。
違法賭博疑惑(2026年7月)[編集]
2026年7月、暴露系配信者のコレコレがKickで緊急生放送を行い、ふわっちの上位配信者複数名が違法賭博(いわゆる裏カジノ・インカジ)に関わっていたとする疑惑を取り上げた。X上では関連投稿が急増し、配信者の一部は過去の関与を認めたとされる。一方で、運営の対応が不十分だとする批判も出ている。疑惑の全容や刑事手続きの有無については、2026年9月時点で公的に確定した情報は限られている。
Vライバー強化[編集]
ふわっちはバーチャル配信機能を提供し、アバターを使った配信を簡単に始められるようにしている。Vライバーカテゴリの配信数は前年度比2倍以上のペースで増えているとされ、2025年11月7日には人気イラストレーターのりいちゅがデザインした公式VTuber「Vっちちゃん」「Vっちくん」がデビューした。30〜40代中心の客層にVTuber文化を持ち込むことで、新規配信者層の開拓を狙っている。
業績[編集]
2026年3月期のjig.jpは売上高146億3,100万円(前期比6.1%増)で過去最高を更新した。決算資料では、月次の課金ユーザー数は前四半期比で減ったものの熱量の高いコアユーザーは堅調で、月5万ポイント以上を稼ぐ有力配信者は前年より増えていると説明されている。2027年3月期は売上高165億円を見込み、ふわっち以外の新規事業による多角化も進めている。
他サービスとの比較[編集]
| サービス | 運営 | 開始 | 主な客層 | 配信者への還元・収益化 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ふわっち | A Inc.(jig.jp子会社) | 2015年 | 30〜40代が中心 | アイテム購入額の約50%+ランキング報酬 | アマチュア中心、飲酒配信・ラジオ配信・外配信が盛ん |
| ツイキャス | モイ株式会社 | 2010年 | 10〜20代が中心 | アイテム、メンバーシップなど | 老舗の手軽な配信サービス。暴露系・雑談系の大手配信者も多い |
| Pococha | DeNA | 2017年 | 20〜30代 | 配信時間とアイテムに応じた報酬制度 | コミュニティ重視、「健全さ」を打ち出す |
| 17LIVE | 17LIVE株式会社 | 2015年(台湾) | 幅広い | ライバー報酬(事務所経由が多い) | 台湾発のグローバルサービス、イベント・事務所文化が強い |
| ニコニコ生放送 | ドワンゴ | 2007年 | — | ギフト、クリエイター奨励プログラムなど | 弾幕コメント文化の元祖。2024年のサイバー攻撃で長期停止 |
ざっくり言えば、Pococha・17LIVEが「事務所やイベントで育つライバー」の場、ツイキャスが「若者の手軽な配信」の場なのに対し、ふわっちは「大人のアマチュアが、酒でも飲みながら常連と喋って稼ぐ」場である。ニコ生とは客層・文化の面で最も近く、「ニコ生の後継地」の一つと見られることが多い。
炎上とバズ[編集]
- 2024年6月のApp Store非表示騒動では、「ふわっち終了か」とSNSで話題になり、親会社の株価がストップ安に。2日後に復旧し、Apple側から問題ないとの回答を得たと発表された。
- 2025年3月の高田馬場事件は、投げ銭文化や外配信の危険性をめぐってテレビ・週刊誌・経済メディアが相次いでふわっちを取り上げるきっかけになった。
- 2026年7月の違法賭博疑惑では、コレコレの配信を機にX上でトレンド入りするほど拡散し、プラットフォームの管理体制に注目が集まった。
余談[編集]
- 運営会社の社名は「A Inc.」で、jig.jpグループには「B Inc.」(IchigoJam・オープンデータ事業)、「C Inc.」(飲食店予約代行)もある。アルファベット順の社名が並ぶという、かなり割り切ったネーミングである。
- jig.jpは福井県鯖江市の「めがね会館」に開発センターを置いていたことがある。眼鏡の街から配信サービスを動かしているという、地方発IT企業らしいエピソードである。
- jig.jpの現CEO川股将は1991年生まれの元野村證券マンで、入社後にふわっちを「プライベートも含めて徹底的に利用」したことがきっかけで事業に深く関わり、入社3年でトップに就いたとされる。
- 親会社jig.jpの上場時の報道では「グループ収益の約99%がふわっちのアイテム販売」とされ、IchigoJamなどのBtoB事業は売上の0.5%程度だった。知名度の高い教育用パソコンより、ライブ配信の投げ銭のほうが桁違いに稼いでいる構図である。
- ふわっちはカラオケアプリ「うたオン」(2018年〜)も同じA Inc.が手がけている。