あなたが眠っている間に

1日前に更新👥 3人が編集ナオモイで話す
この記事はだれでも書き足せます。ログイン不要・1行でもOKはじめ方 ›
あなたが眠っている間に
당신이 잠든 사이에 / While You Were Sleeping
Suzy_at_Asian_Artist_Awards%2C_11_November_2017_01.jpg
放送期間中のペ・スジ(2017年11月11日、Asian Artist Awards。撮影:늘 너의 곁에서/Wikimedia Commons・CC BY 4.0)
Lee_Jong-suk_March_2018.png
主演のイ・ジョンソク(2018年3月、撮影:Elephant Factory/Wikimedia Commons・CC BY 3.0)
略称 당잠사(タンジャムサ)
ジャンル ファンタジー / 法廷ドラマ / ロマンス
放送期間 2017年9月27日〜2017年11月16日
放送時間 水・木曜 22:00(KST)
話数 全16話(韓国放送時は1話を前後半に分けた全32回/日本版は全16話または全24話表記)
放送国家 韓国
言語 韓国語
放送局 SBS
配信 U-NEXT(見放題)ほか(2026年10月時点・日本)
平均視聴率 8.3%(ニールセン・コリア全国、全32回平均)
制作
プロデューサー チョン・フンタク、ファン・ギヨン
演出 オ・チュンファン、パク・スジン
制作 サイダスHQ
脚本 パク・ヘリョン
出演者 イ・ジョンソク、ペ・スジ、チョン・ヘイン、イ・サンヨプ、コ・ソンヒ、キム・ウォネ
その他
原作 なし(オリジナル脚本)

概要[編集]

あなたが眠っている間に(原題:당신이 잠든 사이에)とは、2017年にSBSで放送された韓国ドラマである。他人の不幸を夢で先に見てしまう元記者と、その夢を現実にさせまいと奮闘する新人検事、そして正義感の強い警察官の3人が、予知夢を武器に未来を書き換えていくファンタジー法廷ロマンス。

詳細[編集]

「予知夢」×「検事もの」のパク・ヘリョン方程式[編集]

脚本は『君の声が聞こえる』『ピノキオ』のパク・ヘリョン。心の声が聞こえる少年、嘘をつくとしゃっくりが出る少女に続き、今回主人公たちに与えられた「不思議な能力」は予知夢だった。夢で見た事件・事故は放っておけば必ず起きる。しかし誰かが行動すれば、未来は変えられるかもしれない――。この一点のルールを軸に、刑事事件の捜査や法廷バトル、ラブコメ、そして13年前の因縁をめぐるミステリーまでをまとめて走らせる、いかにもパク・ヘリョンらしい「全部盛り」構成になっている。主演のイ・ジョンソクは制作発表会で、この作品のテーマを「選択による後悔」だと説明した。

イ・ジョンソク×ペ・スジのビジュアルカップル[編集]

主演のキャスティングが報じられたのは2016年11月。イ・ジョンソクにとってはパク・ヘリョン作品3作目、ペ・スジにとっては女優デビュー作『ドリームハイ』以来2作目のパク・ヘリョン作品となった。2人はそれ以前にチキンのCMで共演したことはあったが、本格的なドラマ共演はこれが初めて。しかも前年の2016年には、イ・ジョンソクのMBC『W -君と僕の世界-』とペ・スジのKBS第2テレビ『いい加減に切ないけど』が同じ水木枠で視聴率を争った間柄で、韓国メディアは「昨年のライバルが今年はカップルに」と面白がった。放送前から「ビジュアルカップル」と呼ばれ、実際に年末のSBS演技大賞ではベストカップル賞を手にしている。

100%事前制作で作られたドラマ[編集]

本作は放送前に撮影をすべて終えた「100%事前制作」ドラマとして作られた。台本読み合わせは2017年1月20日にソウル・木洞で行われ、撮影は同年2月にスタート。イ・ジョンソクは3月2日から撮影に合流し、約5か月後の7月27日、坡州のセットで撮影を終えた。初回放送前には編集作業まで完了していたとされる。当時の韓国では事前制作ドラマが期待ほど振るわない例が続いていたが、イ・ジョンソクは「作家の台本の構成がしっかりしているので心配していない」と自信を見せていた。演出は『星から来たあなた』『ドクターズ』などに携わったオ・チュンファン。

あらすじ[編集]

元報道記者のナム・ホンジュは、幼い頃から「夢で見たことが現実になる」体質に悩まされてきた。誰かが死ぬ夢を見ても、それを止めることはできない。無力感に疲れ果てた彼女は記者の仕事を辞め、母が営む焼肉店を手伝いながら「見たくない未来からは目をそらす」生活を送っていた。

ある夜、ホンジュは見知らぬ男性に抱きつく夢を見る。翌日、向かいの家に引っ越してきたのはまさにその男、新米検事のチョン・ジェチャンだった。第一印象は互いに最悪。ところがホンジュは母が亡くなる夢を見て怯え、一方ジェチャンも、ホンジュが死亡事故の濡れ衣を着せられ、母親まで失ってしまうという生々しい夢を見る。夢の結末を変えようと奔走したジェチャンの行動によって、ホンジュは初めて「予知夢が現実にならなかった」経験をする。そして彼女は、ジェチャンもまた予知夢を見る人間だと知る。

以後、2人は夢で見た悲劇を防ぐために手を組むことになる。そこに、ジェチャンに命を救われたことをきっかけに自分も予知夢を見るようになった警察官ハン・ウタクが加わり、3人は検事・記者・警察という立場から事件に挑んでいく。だが、彼らの前には、かつて検事だった凄腕の弁護士イ・ユボムが立ちはだかる。さらに物語が進むにつれ、ジェチャンとホンジュ、そしてウタクの3人が13年前の出来事によって既につながっていたことが明らかになっていく。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

チョン・ジェチャン(演:イ・ジョンソク/少年期:ナム・ダルム)
漢江地検刑事3部の新人検事。無愛想で社交性はゼロに近いが、警察官だった父を失望させまいと猛勉強して検事になった努力家。ホンジュと出会ったことで予知夢を見るようになり、夢の中の悲劇を防ぐために職権と知恵をフル活用する。イ・ジョンソクは法廷シーンのために「台詞の伝達力が大事なので発音に特に気を配った」と語っている。
ナム・ホンジュ(演:ペ・スジ/少女期:シン・イジュン)
夢で他人の未来を見てしまう女性。記者を休職し、未来を変えられないならせめて避けようと諦めに慣れていたが、ジェチャンとの出会いで再び記者として現場に立つようになる。ペ・スジはこの役のために、デビュー以来初めて長い髪を短いボブに切った。本人は「楽だし、新しい見た目で新しい挑戦ができてよかった」と前向きに語っている。
ハン・ウタク(演:チョン・ヘイン)
正義感あふれる優秀な警察官。ジェチャンに救われた後、予知夢を見るようになる。ホンジュに密かに想いを寄せており、三角関係の一角も担う。警察の制服姿が放送中から大きな話題になり、チョン・ヘインはこの作品を足がかりに、翌2018年の『よくおごってくれる綺麗なおねえさん』で一気にブレイクした。
イ・ユボム(演:イ・サンヨプ/若年期:ヨ・フェヒョン)
元検事で、今は大手ローファームに所属する売れっ子弁護士。勝つためなら手段を選ばず、ジェチャンの前に何度も立ちはだかる宿敵。依頼人と握手した後、手から血が出るほど洗い続ける潔癖な一面が印象的に描かれた。好青年イメージの強かったイ・サンヨプの悪役転身は、本作最大のサプライズの一つとして評価され、SBS演技大賞で優秀演技賞を受賞した。

漢江地検・警察の人々[編集]

  • シン・ヒミン(演:コ・ソンヒ) - ジェチャンの先輩検事。
  • イ・ジグァン(演:ミン・ソンウク) - 先輩検事。
  • ソン・ウジュ(演:ペ・ヘソン) - 先輩検事。
  • パク・デヨン(演:イ・ギヨン) - 刑事3部の部長検事。
  • チェ・ダムドン(演:キム・ウォネ) - 元警察官の捜査官で、ジェチャンを支えるベテラン。キム・ウォネはSBS演技大賞の助演賞を受賞した。
  • ムン・ヒャンミ(演:パク・ジンジュ) - ジェチャンの検察事務官。
  • オ・ギョンハン(演:イ・ユジュン) - ウタクの相棒の警察官。

家族・その他[編集]

  • チョン・スンウォン(演:シン・ジェハ) - ジェチャンの弟。高校3年生。
  • ユン・ムンソン(演:ファン・ヨンヒ) - ホンジュの母。焼肉店を営む。
  • ポン・ドヒョン(演:オ・ウィシク) - ホンジュの先輩記者。
  • パク・ソユン(演:キム・ソヒョン) - 特別出演。
  • コ・ソンホ(演:ソン・ビョンホ) - ユボムが所属するローファームの代表。

制作[編集]

スタッフ[編集]

脚本はパク・ヘリョン、演出はオ・チュンファンとパク・スジン。オ・チュンファン監督は制作発表会で「人生で直面する選択と、その選択によって変わる結果を描く物語。見ていると夢を見ているような気分になると思う」と作品を紹介した。イ・ジョンソクについては「以前から一緒に仕事をしたかった俳優。台詞や状況を細かく分析するプロフェッショナル」、ペ・スジについては「新しいことに挑戦しようとする努力が見えた」と語っている。オ・チュンファン×パク・ヘリョンのコンビはこの後も『スタートアップ:夢の扉』(2020年)、『無人島のディーバ』(2023年)と続いていく。

キャスティング[編集]

イ・ジョンソクは出演の決め手について、パク・ヘリョンを「人生のメンター」と呼び、作家を信頼して決めたと語った。ペ・スジは「作家の物語に引き込まれて迷わず決めた」としたうえで、『ドリームハイ』のときは力不足を感じたので、今回は成長した姿を見せたいと意気込みを明かしている。キャスティングの段階では2人以外はほとんど公表されず、まず主演2人ありきで企画が動いていたことがうかがえる。撮影は京畿道の安山などで行われた。

サブタイトルは全部「映画の題名」[編集]

各話のサブタイトルは、すべて実在の映画のタイトルから取られている。日本版でも邦題に置き換えられており、第4話「ア・フュー・グッドメン」、第8話「プライドと偏見」、第9話「ユージュアル・サスペクツ」、第12話「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」、第13話「いま、会いにゆきます」、第14話「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、第15話「スタンド・バイ・ミー」などが並ぶ。最終話の邦題は「マイ・フレンド・フォーエバー」。前作『君の声が聞こえる』のサブタイトルが名曲由来だったのに対し、今回は映画縛りという遊び心だ。

視聴率[編集]

初回(第1・2回)はニールセン・コリア首都圏基準で8.1%、10.4%と、いきなり2桁に乗せる好スタート。テンポの良い展開が好評を集め、放送中は同時間帯1位を記録した。

ニールセン・コリアの全国基準では、最高視聴率は第14回の10.0%、最低は第5回の5.1%。ソウル基準では最高12.1%(第12回)を記録している。全32回の平均は全国8.3%、ソウル9.6%。TNmS基準では全国平均7.7%、ソウル平均8.7%だった。1話あたりの平均視聴者数は約190万人とされる。『君の声が聞こえる』のような20%超えの爆発的数字ではないものの、全話事前制作のファンタジー作品としては堅実に数字を保ち、むしろ配信を通じて海外で長く愛される作品になった。

受賞歴[編集]

第25回SBS演技大賞(2017年)[編集]

  • 水木ドラマ部門 男性最優秀演技賞:イ・ジョンソク
  • 水木ドラマ部門 女性最優秀演技賞:ペ・スジ
  • ベストカップル賞:イ・ジョンソク&ペ・スジ
  • 優秀演技賞:イ・サンヨプ
  • 助演賞:キム・ウォネ

このほか、チョン・ヘイン、コ・ソンヒ、ファン・ヨンヒ、子役のナム・ダルムとシン・イジュンらもノミネートされた。

2018年[編集]

  • 第54回百想芸術大賞:人気賞(ペ・スジ)
  • 第13回ソウル国際ドラマアワード:韓国ドラマ部門最優秀作品賞
  • 大韓民国ファーストブランド大賞:ドラマ部門

OST[編集]

OSTは豪華な顔ぶれで、主演2人もそろって参加した。イ・ジョンソクはデビュー以来初めてドラマOSTで歌声を披露し、「Come To Me」「Would You Know」の2曲を担当。ペ・スジは「I Love You Boy」「Words I Want To Hear」を歌い、「I Love You Boy」は韓国のGaonチャートで13位まで上昇した。

  • Part 1「When Night Falls」 - エディ・キム
  • Part 2「It's You」 - ヘンリー
  • Part 3「You Belong to My World」 - ロイ・キム
  • Part 4「I Love You Boy」 - ペ・スジ
  • Part 7「I Miss You Today Too」 - ダビチ
  • Part 8「Maze」 - キム・ナヨン
  • Part 9「Come To Me」 - イ・ジョンソク
  • Part 10「IF」 - チョン・ジュニル
  • Part 12「Would You Know」 - イ・ジョンソク
  • Part 13「Words I Want To Hear」 - ペ・スジ

2枚組のオリジナル・サウンドトラックは日本盤も2018年9月5日に発売されている。

名場面[編集]

桜の下のキス[編集]

序盤(第7〜8回)、夢の中で2人が交わす初めてのキスが桜吹雪の下で描かれ、放送直後から名場面として拡散された。「夢の中だから現実ではない」という設定が、かえってときめきを倍増させる仕掛けになっている。

雨の中の「二重キス」[編集]

中盤(第19〜20回)では、幼い頃の縁に気づいた2人が、夢で交わしたキスを今度は現実で交わす。夢と現実が重なる演出は本作のテーマそのもので、「予知夢カップル」の決定版シーンとして語られる。

法廷の「正義を川のように」[編集]

後半(第24回)、ジェチャンが法廷で「正義を川のように流れさせよ」という言葉に触れ、法廷でもそれが実現されることを願うと述べる場面は、法廷ドラマとしての本作を象徴するシーンとして視聴者の胸を打った。

日本での放送・配信[編集]

DVD・CD[編集]

日本ではNBCユニバーサル・エンターテイメントからDVD-BOXが発売されている。BOX1は5枚組で、全16話中の第1〜8話を収録。サウンドトラック日本盤も2018年に出ている。日本版の話数は全16話表記が基本だが、サービスによっては全24話に再編集されたバージョンもある。

どこで見れる?(2026年10月時点)[編集]

2026年10月時点の配信情報サイトの掲載では、U-NEXTが見放題で配信しており、Amazon Prime Video、FOD、Lemino、Huluなどでレンタル配信が掲載されている。一方、日本のNetflix、Disney+、DMM TVでは配信が確認できない。海外ではNetflixやViki、KOCOWAなどで配信された実績があり、英題『While You Were Sleeping』で知る海外ファンも多い。配信ラインナップは入れ替わるので、視聴前に各サービスで確認するのが確実。

余談[編集]

  • 『ドクターズ』で共演したユン・ギュンサンとイ・ソンギョンがサプライズ出演したと報じられた。演出オ・チュンファンの前作キャストによる「同窓会」的カメオで、ファンを沸かせた。
  • 特別出演のキム・ソヒョンとシン・ジェハは、パク・ヘリョンがKBS第2テレビで手がけた3部作ドラマ『ページターナー』(2016年)でも共演していた。パク・ヘリョン作品の「常連ファミリー」ぶりがここにも表れている。
  • 放送前の2017年9月上旬には、SBS公式サイトで第2弾ティーザー「甘い夢を見ました」が公開された。第1話はSBS公式によってYouTubeでも公開されている。
  • 略称は韓国語タイトルの頭文字を取った「당잠사(タンジャムサ)」。
  • 放送当時、ペ・スジはK-POPグループmiss Aの出身として知られており、本作はアイドル出身女優から「主演女優」へと評価を固めるきっかけの一つになった。
  • パク・ヘリョンの次の作品『スタートアップ:夢の扉』でもペ・スジが主演、演出もオ・チュンファンが続投しており、本作チームの再集結として話題になった。

外部リンク[編集]

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。