Z世代

12時間前に更新
この記事はだれでも書き足せます。ログイン不要・1行でもOKはじめ方 ›

概要[編集]

Z世代(ゼットせだい)とは、おおむね1990年代後半から2010年ごろに生まれた世代を指す言葉である。物心ついたときからインターネットとスマートフォンがあった「デジタルネイティブ」の世代で、TikTokYouTubeを中心とした情報行動、「推し活」や「タイパ」に象徴される消費・時間感覚などが、マーケティングやメディアで盛んに語られている。

詳細[編集]

「Z世代」という呼び名はアメリカ発で、1960年代半ば〜1980年ごろ生まれの「X世代」、1980年代〜1990年代半ば生まれの「Y世代(ミレニアル世代)」に続く世代として、アルファベット順に「Z」が当てられた。生まれ年の区切りは調査機関によって異なり、1996年〜2010年、1997年〜2012年など幅があるが、日本では「1990年代後半〜2010年ごろ生まれ」とされることが多い。2026年時点では10代半ばから20代後半にあたり、高校生・大学生から社会人数年目までがこの世代に含まれる。

日本のZ世代の特徴として語られるのは、第一にスマートフォンとSNSが前提の情報環境である。テレビよりYouTube、検索エンジンよりSNSで情報を得る傾向が各種調査で指摘され、TikTokやInstagramの短尺動画から流行が生まれるのが当たり前になった。第二に、不況・震災・コロナ禍を10代で経験したことによる現実的な価値観で、安定志向と自分らしさの両立、コスパやタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する消費行動が挙げられる。第三に、K-POP韓国ドラマを日常的に楽しむなど、国境を意識しないカルチャーの受容である。

ただし「Z世代はこうだ」という語りは、企業のマーケティング目線の一般化であることが多く、当事者からは「ひとくくりにされたくない」という反発も強い。宇宙wikiでは、この語をあくまで「メディアや調査で使われる世代区分の名称」として扱い、個々の人物や文化については各記事で具体的に記述する。

世代区分と名称[編集]

  • X世代:1960年代半ば〜1980年ごろ生まれ。
  • Y世代(ミレニアル世代):1980年代〜1990年代半ば生まれ。2000年前後に成人した世代。
  • Z世代:1990年代後半〜2010年ごろ生まれ。
  • α(アルファ)世代:2010年代以降生まれ。Z世代の次の世代として提唱されている。

日本独自の世代名としては「ゆとり世代」(1987年〜2004年ごろ生まれ、ゆとり教育を受けた世代)、「さとり世代」などがあり、Z世代とは範囲が重なる部分がある。近年は世代名で語ること自体への批判もあり、「Z世代」という言葉は便利な一方で、使い方に注意が必要なラベルといえる。

Z世代とネット文化[編集]

Z世代のカルチャーの中心にあるのはショート動画である。TikTokで流行した楽曲が音楽チャートを動かし、Adoのようなネット発のアーティストや、コムドットのような同世代のYouTuberが、テレビを経由せずにスターになった。VTuberゲーム実況歌い手といったネット文化も、Z世代にとっては「サブカルチャー」ではなく日常の娯楽である。

漫画・ドラマの受け方も変わった。LINEマンガピッコマで縦スクロールのウェブトゥーンを読み、Netflixで韓国ドラマを一気見するという行動は、この世代にとってごく自然なもので、韓国発のコンテンツが「海外もの」として意識されないのが特徴とされる。「推し活」という言葉が定着したのもこの世代で、アイドル・アニメ・VTuber・インフルエンサーなど対象を問わず、好きな存在を応援すること自体が消費とコミュニケーションの中心になっている。

よく語られるキーワード[編集]

  • タイパ:タイムパフォーマンスの略。動画の倍速視聴や、結末を先に知ってから作品を見る行動などが例として挙げられる。
  • 推し活:好きな人物・キャラクターを応援する活動全般。グッズ購入から現場参加、SNSでの布教まで含む。
  • 蛙化現象:好意を持っていた相手が自分に好意を向けた途端に気持ちが冷める現象。2023年に若者の間で流行語となった。
  • 界隈:SNS上の趣味コミュニティを指す言い方。「〇〇界隈」の形で使う。
  • ガクチカ:就職活動で問われる「学生時代に力を入れたこと」の略。コロナ禍でガクチカが作れないという悩みがZ世代の就活で話題になった。

よくある質問[編集]

Z世代は何年生まれから?
定義によって異なるが、日本では1990年代後半〜2010年ごろ生まれとされることが多い。1996年や1997年を起点にする調査が多い。
Z世代の次の世代は?
α(アルファ)世代。2010年代以降に生まれた世代を指し、さらに次は「β世代」と呼ぶ提案もある。
ミレニアル世代との違いは?
ミレニアル世代はインターネットの普及を10代で経験した世代、Z世代は生まれたときからネットとスマートフォンが当たり前だった世代、と説明されることが多い。
なぜ「Z世代」という言葉が日本で広まった?
2020年前後からマーケティング業界やメディアが若者の消費行動を語る言葉として使い始め、2021年の新語・流行語大賞にノミネートされたことで一般化した。

余談[編集]

  • 「Z世代」は2021年の「新語・流行語大賞」でトップ10に選ばれており、この年を境に日本のテレビや雑誌で一気に使われるようになった。
  • アメリカでは「Zoomer(ズーマー)」という俗称もあり、ベビーブーマー(Boomer)をもじった言葉として使われる。
  • 日本のZ世代の人口は、少子化の影響で上の世代より少なく、「数は少ないが発信力が強い世代」と評されることがある。
  • 「Z世代あるある」のような自虐・世代ネタは、当のZ世代自身がTikTokやYouTubeでコンテンツ化しており、世代論を消費する側と語られる側が一致している点が過去の世代論と異なる。

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。

記事そのものを書き足したい方は 記事を編集