Netflix

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Netflix, Inc.
ネットフリックス
略称 ネトフリ
国家 アメリカ合衆国
種類 株式会社
市場情報 NASDAQ
業種 動画配信サービス
本社所在地 カリフォルニア州ロスガトス
設立日 1997年8月29日
年齢 29周年
設立者 リード・ヘイスティングス/マーク・ランドルフ
代表者 テッド・サランドス/グレッグ・ピーターズ(共同CEO)
上場 2002年
代表作品 イカゲーム/ストレンジャー・シングス/愛の不時着(日本配信)


概要[編集]

Netflix(ネットフリックス)とは、アメリカのNetflix, Inc.が運営する世界最大級の定額制動画配信サービスである。日本では2015年9月にサービスを開始し、『愛の不時着』『イカゲーム』などの韓国ドラマ、『ストレンジャー・シングス』などのオリジナル作品、国内のアニメ・ドラマの独占配信で加入者を伸ばしてきた。略称は「ネトフリ」。

詳細[編集]

Netflixは1997年にリード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフがDVDの郵送レンタル会社として創業した。2007年にストリーミング配信を開始し、2013年の『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を皮切りにオリジナル作品の制作へ本格参入。「テレビ局を持たない会社が、テレビ局以上の予算でドラマを作る」という現在の配信ビジネスの形を作った企業である。2020年代には全世界で3億を超える有料会員を抱えるとされ、日本のみならず190以上の国と地域で展開している。

日本市場では、2015年の上陸当初はフジテレビの『テラスハウス』の共同制作や、ソフトバンクとの販売提携で認知を広げた。転機は2020年で、コロナ禍の巣ごもり需要のなかで『愛の不時着』と『梨泰院クラス』が長期間ランキング上位を独占し、韓国ドラマの「第4次韓流ブーム」の震源地となった。翌2021年の『イカゲーム』は日本でも社会現象となり、以後Netflixは韓国ドラマの入口として最も参照されるサービスになっている。

アニメの強さも日本市場の特徴で、『鬼滅の刃』『進撃の巨人』などの人気作を配信するほか、『範馬刃牙』『PLUTO』『サイバーパンク エッジランナーズ』などNetflix独占配信のアニメを多数抱える。国内実写でも『全裸監督』『今際の国のアリス』『サンクチュアリ -聖域-』『極悪女王』などのオリジナル作品を制作し、日本発の作品が海外でヒットするルートを作った。

料金プランと機能[編集]

2026年9月時点の日本の月額料金は、広告つきスタンダードプランが890円、スタンダードプランが1,590円、プレミアムプランが2,290円の3種類である。広告つきプランはフルHD画質で2台まで同時視聴でき、広告なしのスタンダードは同じくフルHD・2台同時視聴にダウンロード機能が加わる。プレミアムは4K・HDR画質で4台まで同時視聴が可能。かつて存在した無料トライアルは廃止されており、2026年時点でお試し期間はない。

機能面では、ダウンロードによるオフライン視聴、プロフィールの分割(最大5つ)、キッズ向けプロフィール、日本語吹き替えと字幕の切り替え、視聴履歴に基づくレコメンドなどが揃う。2023年以降は同一世帯外とのアカウント共有を制限する方針が世界的に導入され、「追加メンバー」を有料で登録する仕組みへ移行した。

韓国ドラマとNetflix[編集]

日本のNetflixを語るうえで欠かせないのが韓国ドラマである。Netflixは2016年の韓国進出以降、韓国の放送局やスタジオと大型契約を結び、tvNやJTBCの作品を放送とほぼ同時に世界配信する体制を築いた。『愛の不時着』『梨泰院クラス』はその代表例で、韓国ではケーブル放送、日本ではNetflix独占という形が定着している。

さらにNetflix自身が制作するオリジナル韓国ドラマも増え、『イカゲーム』『D.P. -脱走兵追跡官-』『今、私たちの学校は』『ザ・グローリー』『鉄槌教師』『更生島』などがヒットした。宇宙wikiで最も読まれている韓国ドラマ記事の多くがNetflix配信作であり、「Netflix 韓国ドラマ おすすめ」は最も検索されるテーマの一つになっている。近年は『殺し屋たちの店』のような他社作品の一部がU-NEXTやディズニープラス側の独占となるなど、配信権の奪い合いも激しい。

日本での歩み[編集]

  • 2015年9月:日本でサービス開始。同月『テラスハウス』の新シーズンを配信。
  • 2018年:『全裸監督』の制作を発表(配信は2019年8月)。日本発オリジナル実写の先駆けとなる。
  • 2020年:『愛の不時着』『梨泰院クラス』が大ヒット。『今際の国のアリス』配信。
  • 2021年:『イカゲーム』が世界的社会現象に。
  • 2022年11月:日本でも広告つきプランを導入。
  • 2023年:『サンクチュアリ -聖域-』『PLUTO』配信。アカウント共有の有料化を段階導入。
  • 2024年:『極悪女王』『地面師たち』が国内で大きな話題に。『イカゲーム』シーズン2配信。
  • 2025年:『イカゲーム』シーズン3で完結。

余談[編集]

  • 社名は「インターネット(Net)」と「映画(flicks)」の合成語。創業当初はDVDを赤い封筒で郵送するレンタル会社で、赤いロゴはその名残とされる。
  • 日本の広告つきプランは2022年11月に「広告つきベーシック」(月額790円)として始まり、その後、画質と同時視聴数を引き上げた現在の「広告つきスタンダード」へ改定された。
  • 『イカゲーム』のヒットで、Netflixは韓国への投資額を2023年からの4年間で25億ドルに増やすと発表した。韓国ドラマの製作費高騰の一因ともいわれる。
  • 日本では「ネトフリ」という略称が定着しており、検索でも正式名称と同じくらい使われている。

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