熱血司祭


熱血司祭
열혈사제 / The Fiery Priest
ジャンル クライム・コメディ
放送シーズン シーズン1(2019年)・シーズン2(2024年)
放送期間 2019年2月 - 4月(S1)、2024年11月 - (S2)
放送時間 金・土曜
話数 S1全40話(30分換算)、S2全12話
放送国家 韓国
言語 韓国語
放送局 SBS
配信 Disney+(S2独占)
制作
脚本 パク・ジェボム
出演者 キム・ナムギル、キム・ソンギュン、イ・ハニ、キム・ヒョンソ(BIBI)、ソンジュン
その他

概要[編集]

熱血司祭』(原題:열혈사제)は、韓国SBSで放送されたクライム・コメディドラマ。シーズン1は2019年に放送され、怒りを抱えた型破りな神父キム・ヘイル(キム・ナムギル)が、恩人の死の真相を追って腐敗した権力者たちをなぎ倬していく痛快劬。脚本はのちに『ヴィンチェンツォ』を手がけるパク・ジェボムで、「悪をもって悪を制す」痛快路線の原点にあたる作品とされる。キム・ナムギルは本作で2019年SBS演技大賞の大賞を受賞している。

あらすじ[編集]

元国家情報院エージェントという異色の経歴を持つ神父キム・ヘイルは、怒りのコントロールが苦手で、説教より先に拳が出るタイプ。そんな彼の恩人である老神父イ・ヨンジュンが不可解な死を遂げ、自殺として処理されようとする。納得できないヘイルは、クダム区の警察・検察・区長・暴力組織が絡み合う腐敗の構図にたった一人で挑んでいく。最初は彼を原始人扱いしていたマイペース刑事ク・デヨン(キム・ソンギュン)や、出世主義の検事パク・キョンソン(イ・ハニ)が、いつしか「クダムアベンジャーズ」と呼ばれる奇妙なチームになっていく過程が、シリアスとギャグの絶妙なブレンドで描かれる。

シーズン2はクダム区事件から5年後が舞台。イ・ヨンジュン神父の5回忌を迎えた一行の前に今度は麻薬事件が襲いかかり、気にかけていた信者が被害に遭う。麻薬カルテルを追って単身釜山に乗り込むヘイルと、彼を助けるために無理やり病欠を取って釜山に降り立つデヨンという出だしで、2024年11月から全12話が放送された。日本ではDisney+で独占配信されている。

登場人物[編集]

キム・ヘイル(演:キム・ナムギル)は主人公のカトリック司祭。口より手が先に出るが、弱い者にはとことん優しい。ク・デヨン(演:キム・ソンギュン)は要領よく生きてきた刑事で、シリーズの笑いの中心。パク・キョンソン(演:イ・ハニ)はエリート検事からチームの頭脳役に転じる。S2では歌手としても活動するBIBIことキム・ヒョンソやソンジュンが加わり、チームの顔ぶれが拡張された。

評価と人気[編集]

シーズン1は放送当時の金土ドラマとしては異例級のヒットとなり、20%超えの視聴率を記録した回もある国民的人気作に成長した。主演のキム・ナムギルはシリアスのイメージが強かった俳優だが、本作の振り切ったコメディ演技で新境地を開き、2019年SBS演技大賞で大賞を手にした。一方シーズン2は、前作の人気を受けた鳴り物入りの登場だった割には視聴率が伸び悩んだと報じられており、続編の難しさを語る例として言及されることもある。それでも釜山を舞台にしたロケや新キャラの投入で「クダムアベンジャーズ」健在ぶりを見せ、ファンの間では安定の面白さと評されたらしい。

余談[編集]

脚本家パク・ジェボムは本作のヒット後、同じく「悪を以って悪を制す」痛快劬『ヴィンチェンツォ』をヒットさせており、両作はトーンもギャグのノリも兄弟作のように似ていると評される。主演のキム・ナムギルは動物保護や寄付活動でも知られ、「ヘイル神父と中の人のギャップ」がファンの間でよく話題になるとか。S2でキム・ヒョンソを演じたBIBIは歌手としても人気が高く、本作が俳優業の代表作の一つになっている。

関連項目[編集]