| 君へダイブ 너에게 다이브 / Dive Into You | |
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韓国での放送局チャンネルAのロゴ(作品・出演者の画像ではない。出典:ウィキメディア・コモンズ、パブリックドメイン) | |
| ジャンル | ファンタジー・ロマンス/タイムスリップ/入れ替わりコメディ |
| 放送期間 | 2026年9月26日 - 2026年11月1日(予定) |
| 放送時間 | 毎週土曜22:40・日曜22:30(韓国時間、チャンネルA) |
| 話数 | 全12話 |
| 放送国家 | 韓国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 配給 | Rakuten Viki |
| 放送局 | チャンネルA |
| 配信 | Disney+(日本・韓国)、Rakuten Viki(南北アメリカ・欧州・中東・オセアニア・インド・東南アジア) |
| 平均視聴率 | 0.3%〜0.6%(第1〜4話、ニールセン・コリア全国有料世帯基準) |
| 制作 | |
| 演出 | ソ・ジェヒョン |
| 制作 | Dexter Pictures、アミューズエンターテインメント(アミューズの韓国法人) |
| 脚本 | キム・ボグム、イ・オン(クリエイター) |
| 音楽 | ホ・ソンジン(音楽監督) |
| 出演者 | キム・ジヨン(ボナ)、パク・ソハム、チャン・セヒョク、ムン・スンユ |
| その他 | |
| 原作 | なし(オリジナル脚本) |
概要[編集]
君へダイブ(きみへダイブ、原題:너에게 다이브、英題:Dive Into You)とは、2026年9月26日から韓国のチャンネルAとDisney+で公開されている全12話のファンタジー・ロマンス韓国ドラマである。双子と魂が入れ替わったトップ女優が過去へ戻り、自分を守って死んだ初恋の人を救おうと奔走する物語。主演はキム・ジヨン(宇宙少女のボナ)とパク・ソハム。
詳細[編集]
「入れ替わり」×「タイムスリップ」×「初恋救出」の全部盛り[編集]
本作のコンセプトをひとことで言うと「欲張りセット」。トップ女優ユン・ハナが、目の前で殺された初恋の人チョン・ウジェを救うため、古いビデオカメラ(カムコーダー)の力で2026年から2010年へタイムスリップする。ところが目を覚ますと、ハナの魂は双子の兄で柔道選手のユン・ハルの体に入っていた——という、時間移動と男女の魂の入れ替わりを同時にぶち込んだ構成になっている。演出のソ・ジェヒョン監督自身も制作発表会で「ボディチェンジもタイムスリップもあるハイブリッド作品」と表現しており、主演のキム・ジヨンも「面白い要素は全部詰め込んだドラマ」と胸を張った。
韓日米の合作プロジェクト[編集]
制作は韓国のDexter Picturesと、日本の総合エンターテインメント企業アミューズの韓国法人アミューズエンターテインメントによる共同制作。さらにグローバル配信サービスのRakuten Vikiが投資・制作に参加しており、Vikiにとっては自ら投資・制作に関わった初めてのK-ドラマでもある。韓国メディアでは「韓日合作」「韓・米・日のグローバルプロジェクト」と紹介された。Dexter Picturesにとっては、リメイクや原作ものではない「自社オリジナルIP」として初のドラマで、OSTや出版、グッズなどの二次利用権も同社が持つとされる。
日本ではDisney+で独占配信[編集]
日本ではディズニープラスの「スター」で独占配信されており、韓国での初回放送と同じ2026年9月26日(土)23時から配信がスタートした。邦題は『君へダイブ』。毎週土曜・日曜に1話ずつ更新される形式で、韓国放送とほぼ同時に追いかけられる。配信開始直後の9月29日には日本のDisney+のTV番組部門で1位を獲得したと報じられており、日本の韓ドラファンの間でもスタートダッシュを決めた格好だ。
国内視聴率は0%台、でも海外で大バズり[編集]
韓国のチャンネルAでの視聴率は、第1話0.3%、第2話0.5%、第3話0.6%(自己最高)、第4話0.4%と0%台で推移している。一方でVikiでは公開初週に109か国で視聴者数1位を記録し、南北アメリカ・欧州・中東・インドの週間ランキングでも1位を獲得。韓国メディアからは「お茶の間より海外で関心が高い」と評される、典型的な「グローバル型」のヒット作になっている。
あらすじ[編集]
2010年。高校生のユン・ハナは、双子の兄ユン・ハルと、その親友で柔道のライバルでもあるチョン・ウジェの姿を、古いビデオカメラで撮り続けていた。ハナはウジェにひそかに想いを寄せていたが、16年来の友情が壊れるのを恐れて、その気持ちを言えずにいた。それはウジェも同じだった。肩の負傷で柔道を諦めざるを得なくなったウジェを、ハナの励ましが支えたこともあった。
2026年。ハナは感情の反応が遅れる「感情鈍麻」を抱えながらもアジアのトップ女優となり、ハルは世界ランキング上位の柔道金メダリストに、そしてウジェはハナを守るボディガードになっていた。ハナが映画賞で主演女優賞を受賞したその夜、ストーカーの凶刃からハナをかばったウジェは刺されて命を落としてしまう。
悲しみに暮れる双子は事故で車ごと水中に転落し、目覚めるとそこは2010年。しかも、ハナの魂はハルの体に、ハルの魂はハナの体に入れ替わっていた。古いビデオカメラが過去の重要な瞬間へと導いてくれることを知った2人は、ウジェの死を回避するため「未来の書き換え」に挑む。
ところが過去をいじるたびに、思いもよらない「バタフライ・エフェクト」が起こる。父親の借金のせいで闇金に追われ、突然柔道をやめて姿を消したウジェ。双子は闇金業者のアジトに乗り込み、ウジェを国家代表の道へ戻そうと奔走する。しかし再び時を越えると、今度は2013年の大学時代に「不時着」。そこでは、ウジェは柔道をやめて警護学科に進み、ハルまで柔道をやめて両親の刺身店でアルバイトをしているという、別の現実が待っていた。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- ユン・ハナ(演:キム・ジヨン) - アジアのトップ女優。感情の反応がワンテンポ遅れる「感情鈍麻」を抱えており、感情的なシーンでも涙が出ないスランプに悩む。ウジェを長年想い続けてきたが告白できずにいる。過去ではハルの体に入って柔道選手として生活することになる。
- チョン・ウジェ(演:パク・ソハム) - ハナのボディガード。かつては柔道の有望株だったが、挫折を経てハナを守る道を選んだ。ハナに長年片想いしている。第1話でハナをかばって死亡し、双子の「救出対象」となる。
- ユン・ハル(演:チャン・セヒョク) - ハナの双子の兄。世界ランキング上位の柔道金メダリストで、柔道界の「アイドル」的存在。ウジェを選手としても人としても尊敬しており、「一番愛する男」と公言するほど。過去ではハナの体に入って女子高生として過ごすはめになる。
- ソ・イェラン(演:ムン・スンユ) - ハナが所属する芸能事務所の代表で、ハルの恋人。ハルへの想いは約14年来とされる。
ユン家・ウジェの家族[編集]
- ユン・チャンシク(演:ハ・ドグォン) - 双子の父。
- チョン・ヨンスク(演:パク・ミヒョン) - 双子の母。
- ウジェの父(演:ソン・グァンオプ) - 借金を抱え、ウジェを苦境に追い込む人物。
柔道部・学校関係[編集]
- イ・ヒョンウォン(演:キム・ハニョン) - ペギョン高校柔道部員で、あだ名は「柔道パンク」。国家代表選考大会でウジェとぶつかり、ハル(中身はハナ)の膝を負傷させる。
- ハン・スヒョク(演:パク・ボムチャン)、ピョ・ギョンウ(演:キム・スンホ) - ヘソル高校の生徒。
その他[編集]
- 闇金業者「リアル・ラブ・キャピタル」代表(演:キム・ジュンヒョン) - ウジェの父の借金を握る闇金のボス。
- ヤン・ジュンモ(演:カン・ヒョンソク) - 芸能界関係者。
- チェ・ジュンヒョク(演:キム・ミョンジュン) - 追加キャストとして合流。
- ほか、第1話にはファッションデザイナー役でホン・ソクチョン、第4話には双子が体を戻すために訪ねる巫堂(ムーダン)役でソン・ジヌがカメオ出演している。
キャスト[編集]
キム・ジヨン(ユン・ハナ役)[編集]
1995年8月19日生まれ。K-POPガールズグループ宇宙少女(WJSN)のメンバー「ボナ」として2016年にデビューし、女優としては本名のキム・ジヨン名義で活動する。二十五、二十一(2022年、tvN)でキム・テリ演じる主人公のライバル、フェンシング金メダリストのコ・ユリム役を演じてブレイク。2025年にはSBS『鬼宮』(原題:귀궁)のヨリ役でSBS演技大賞の最優秀賞を受賞した。本作では30代のトップ女優、18歳の高校生、そして「男子柔道選手の体に入ったハナ」という三重の役を演じ分けており、100着以上の衣装を着たと明かしている。30代のハナは感情が麻痺している設定のため声のトーンを低く抑え、入れ替わり後は誇張しすぎず「リアルな男子高校生っぽいおかしさ」を意識したという。
パク・ソハム(チョン・ウジェ役)[編集]
1993年生まれ。2016年にボーイズグループKNK(クナクン)のメンバーとしてデビューし、2021年にグループと事務所を離れた。2022年のBLドラマセマンティックエラーでブレイクし、劇場版も制作されるほどの人気を獲得。兵役(社会服務要員)を経て、Disney+時代劇濁流(2025年)、tvN残念ながら明日も出勤です!(2026年)、tvN『우주를 줄게』(英題:Our Universe、2026年)などに出演してきた。ソ監督からは「ドラマの『ムンチャクナム』(ドアのように肩幅が広い男)」「体格もルックスも完璧なうえに、眼差しに物語がある」と絶賛されている。柔道は本作が初挑戦で、チャン・セヒョクに教わりながら撮影に臨んだ。
チャン・セヒョク(ユン・ハル役)[編集]
2000年生まれの新鋭。2023年にドラマ『청담국제고등학교』(青潭国際高校)でデビューし、『未知のソウル』(原題:미지의 서울)、『첫, 사랑을 위하여』、『은밀한 감사』、『프로보노』などに出演してきた。本作のハル役は120倍の競争率のオーディションを勝ち抜いてつかんだ初主演作。実際に柔道経験があり、オーディションには柔道着姿で参加したという。第3話ではスタントなしで柔道技を披露し、ストーカーを取り押さえるアクションも自らこなした。ハナ(キム・ジヨン)の演技を研究するため彼女の出演作を見まくり、普段から女性の声が出るほど練習したと語っている。
ムン・スンユ(ソ・イェラン役)[編集]
1996年生まれ。オーディションの場でソ監督が即決したとされる。制作発表会では、海外バイヤーとハナのキャスティングについて電話する場面で、相手の名前が「デイビッド」だったために撮影中ずっといじられたというエピソードを披露した。
制作[編集]
スタッフ[編集]
演出のソ・ジェヒョン監督は、名作サスペンス秘密の森に参加した経歴を持つ。制作発表会では「『狂った展開』『どんでん返しの名所』と言われたい」と語り、美しい映像美、絶え間ないどんでん返し、そして4人の俳優のケミストリーを見どころに挙げた。脚本はキム・ボグム、クリエイターとしてイ・オンが名を連ねる。キャスティングで最初に決まったのはキム・ジヨンで、監督は彼女の出演作をすべて見たうえで「美しく、役にぴったり」と判断したという。
放送・配信形態[編集]
韓国ではチャンネルAの土日ドラマとして、土曜22時40分・日曜22時30分(初回は22時30分)に放送。同時にDisney+でも公開される。初回は2026年9月26日で、毎週末1話ずつ、全12話を2026年11月1日まで放送する予定。グローバルではRakuten Vikiが南北アメリカ、欧州、中東、オセアニア、インド、東南アジアで独占配信し、日本と韓国ではDisney+が配信する、という棲み分けになっている。
OST[編集]
第1弾OSTは、IVEのレイが歌う「Hello」。2026年9月27日18時(韓国時間)に、韓国語版と日本語版の2バージョンでリリースされた。レイにとってはデビュー後初のソロOSTとなる。作詞・作曲は本作の音楽監督ホ・ソンジンと、長年のパートナーであるディオリが手がけ、「時間を巻き戻してでも愛する人にもう一度会いたい、その愛を最後まで守りたい」という作品テーマに寄り添った楽曲になっている。日本人メンバーのレイ起用と日本語版の同時リリースは、日本資本が参加した本作らしい布陣といえる。
視聴率・評価[編集]
視聴率[編集]
ニールセン・コリア(全国有料世帯基準)による各話の視聴率は以下のとおり。
| 話数 | 放送日 | 視聴率 |
|---|---|---|
| 第1話 | 2026年9月26日 | 0.3% |
| 第2話 | 2026年9月27日 | 0.5% |
| 第3話 | 2026年10月3日 | 0.6%(自己最高) |
| 第4話 | 2026年10月4日 | 0.4% |
第2話放送時点では「0%台にとどまり、笑えなかった」と報じる韓国メディアもあった。ただしケーブル・総合編成チャンネルの深夜帯ドラマで、かつDisney+で同時公開されている点を考えると、テレビ視聴率だけでは人気を測りにくい作品である。
話題性[編集]
グッドデータコーポレーションの話題性指標「FUNdex」では、放送開始からわずか2日の9月第4週(9月21日〜27日)にTV・OTT統合ドラマ部門で7位、TVドラマ部門で4位にランクイン。SNSとニュースの指標では2位とされた。
海外での反響[編集]
Rakuten Vikiでは公開初週に109か国で視聴者数1位を獲得。地域別の週間ランキングでは南北アメリカ・欧州・中東・インドで1位、オセアニアと東南アジアで2位を記録した。Disney+では日本のTV番組部門で9月29日に1位、韓国でも初週最高2位を記録している。
海外メディアでは、K-waves and Beyondがキム・ジヨンとパク・ソハムの演技を評価し、Leisurebyteは第2話レビューで5点満点中4点をつけて、入れ替わった兄妹のコメディと時間移動の展開を好意的に評価した。Soompiの第1話レビューでも、ハナの「感情鈍麻」の原因や襲撃犯の正体といったミステリー要素が最大の強みとされ、「ロマンス、ミステリー、タイムトラベル、コメディが少しずつ全部ある」作品として推されている。
演技への評価[編集]
初主演のチャン・セヒョクについては、「目つきや話し方、体の使い方で2人の人物をはっきり演じ分けている」「アクションからコメディ、ロマンスまで安定してこなしている」と評価する記事がある一方、「感情より先に仕草が目に入る場面もある」「長く作品を引っ張れるかが試金石」と課題を指摘する声もある。
炎上とバズ[編集]
- 「お茶の間より海外」現象 - 国内視聴率0%台と、Viki109か国1位という極端なギャップが韓国で話題に。韓国メディアは「お茶の間より海外で関心」「公開初週、海外ではしっかり通じた」と報じた。
- 男同士(?)のブロマンス - 過去パートではハナの魂がハルの体に入っているため、ウジェとハナの関係が見た目上「男子同士」になる。韓国メディアはこれを「謎のブロマンス(?)」と表現し、男女の恋愛だけでなく男性同士の関係性も見どころだと紹介した。BLドラマ『セマンティックエラー』で人気を得たパク・ソハムが演じていることもあり、ファンの間で反響を呼んでいる。
- 第4話の「誤爆告白」 - 第4話では、ウジェがハナの体に入ったハルの魂に対して、混乱の末に思わず「好きだ」と告白してしまう。中身が親友の兄という状況での告白は、視聴者の間で大きな話題になった。
余談[編集]
- キム・ジヨンとパク・ソハムは、ともに2016年にアイドルとしてデビューした「デビュー同期」。制作発表会では、互いの目を見るだけで胸がいっぱいになるほど作品に没入していたと語っている。
- パク・ソハムは、第1話でウジェが死ぬシーンを撮影した後もキム・ジヨンの感情が残っていて、次の撮影でも涙が出たと明かしている。キム・ジヨンも、このシーンで「人生で初めて感じる感情があった」と振り返った。
- チャン・セヒョクは柔道経験者で、撮影ではパク・ソハムの体格のおかげで「少し動くだけで動きがきれいに見え、けがなく安全に撮れた」と感謝している。
- ディズニープラス日本公式Xは配信開始日に「戻ろう、私たちが一番輝いていたあの瞬間へ!」というキャッチコピーで本作を紹介した。キービジュアルは、ビデオカメラのモニターに3人が映るデザインになっている。
- 制作会社Dexter Picturesの前作は、tvN『견우와 선녀』(英題:The Cowherd and the Weaver Girl)。同社資料によれば同作はAmazon Prime Videoの世界TV番組部門で2位、35か国でトップ10入りしたとされる。