ヴィジランテ
ファイル:ヴィジランテ.jpg
ジャンル アクション、犯罪、ダークヒーロー
放送期間 2023年11月8日 - 11月29日(毎週水曜2話ずつ配信)
放送国家 韓国
制作
脚本 イ・ミンソプ
出演者 ナム・ジュヒョク、ユ・ジテ、イ・ジュニョク、キム・ソジン
その他
原作 ウェブトゥーン「ヴィジランテ」(キム・ギュサム、NAVER WEBTOON)


ヴィジランテ(原題:비질란테、英題:Vigilante)とは、2023年11月8日からDisney+のコンテンツブランド「スター」で独占配信された全8話の韓国ドラマである。キム・ギュサムによる人気ウェブトゥーンを原作に、「昼は警察大学の首席、夜は法で裁けない悪人を私的に制裁する自警団員」という二面性を持つ青年キム・ジヨンをナム・ジュヒョクが演じたダークヒーロー・犯罪アクションで、ナム・ジュヒョクにとっては兵役前最後の主演ドラマとなった[1]。

概要[編集]

タイトルの「ヴィジランテ(vigilante)」とは、法に頼らず自ら悪を裁く"自警団員・私刑執行人"のこと。原作はキム・ギュサムがNAVER WEBTOONで連載したウェブトゥーンで、グローバル累計閲覧数3億7000万回を超える人気作とされ、日本ではLINEマンガでも読める[2]。

監督は『グローリーデイ』やスタートアップ:夢の扉を手がけたチェ・ジョンヨル、脚本はイ・ミンソプ[1]。配信は毎週水曜日に2話ずつで、2023年11月29日に最終話まで配信された。配信前には第28回釜山国際映画祭の「オンスクリーン」部門に正式出品されている[2]。

主演のナム・ジュヒョクは『スタートアップ:夢の扉』や『二十五、二十一』で爽やかな青年役のイメージが強かったが、本作では肉体改造を経て陰のあるアンチヒーローに挑んだ。撮影後の2023年3月に入隊しており、配信は服務中の出来事となった。ヴィジランテを追う刑事チョ・ホンをユ・ジテが演じ、緊張感のある攻防を見せる。

あらすじ[編集]

幼い頃、町のごろつきに母親を理不尽に奪われたキム・ジヨン。犯人が軽い刑で済んだ現実を前に、彼は法の限界を思い知る。長じて警察大学に首席で進学したジヨンは、昼は誰もが認めるエリート好青年。だが夜になると、罪に見合わぬ刑で野放しになった凶悪犯を独自に"処断"するヴィジランテと化す。

やがてジヨンの私的制裁は世間の注目を集め、彼を模倣する者や、便乗して暴走する者まで現れる。彼を追う刑事チョ・ホン(ユ・ジテ)との心理戦も激化し、ジヨン自身も「正義とは何か」という問いに飲み込まれていく。

登場人物[編集]

  • キム・ジヨン(ナム・ジュヒョク) - 主人公。警察大学首席の好青年にして、夜は私刑者ヴィジランテ。
  • チョ・ホン(ユ・ジテ) - ヴィジランテを追う刑事。食えない曲者。
  • チョ・ガンオク(イ・ジュニョク) - 財閥の副社長。ジヨンに「ヴィジランテ」の呼び名をつけ、物語をかき回す危険な存在。
  • チェ・ミリョ(キム・ソジン) - テレビ局員。ジヨンの行動をスクープとして報じる。
  • キム・ジヨン(少年時代)(イ・ジュウォン)
  • イ・ジュンオプ(クォン・ヘヒョ)
  • ミン・ソヌク(イ・スンウ)
  • ファン・ジュン(チョ・ハンヨン)

見どころ[編集]

"ダークヒーローもの"としての容赦のなさが最大の特徴で、Disney+のスター(成人向けレーベル)配信らしく暴力描写も骨太。主人公の二面性、模倣犯の連鎖、追う刑事との頭脳戦が絡み合い、8話というコンパクトな尺に密度高く詰め込まれている。

爽やか青春ドラマのイメージが強かったナム・ジュヒョクが、肉体改造を経て陰のあるアンチヒーローに振り切った"イメチェン主演作"としても語られる。彼のファンにとっては衝撃の振り幅で、俳優としての新境地を開いた一本となった。

評価と人気[編集]

全8話という短さもあって一気見向きの作品として評価され、Disney+の韓国オリジナルアクションの代表格に。原作ウェブトゥーンファンからの注目度も高く、ダークな世界観の再現度が話題になった。"私刑=ヴィジランテ"という重いテーマを扱いながらも、エンタメアクションとして成立させた手腕が支持されている。

余談[編集]

  • 主演ナム・ジュヒョクは本作の撮影後、2023年3月に入隊し、2024年9月に除隊した。除隊後初の作品は2026年7月配信のNetflix『トングン -呪いの宮-』である。
  • 原作は私的制裁の是非を読者に突きつける問題作として知られ、ドラマ版もそのテーマ性を引き継いでいる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。