| ブラッドハウンド シーズン2 사냥개들 시즌2(Bloodhounds Season 2) | |
|---|---|
|
キム・ゴヌ役のウ・ドファン(2024年・Wikimedia Commons) | |
| ジャンル | アクション、クライムサスペンス |
| 放送シーズン | シーズン2 |
| 放送期間 | 2026年4月3日(全話一挙配信) |
| 話数 | 全7話 |
| 放送国家 | 大韓民国 |
| 言語 | 韓国語 |
| 配信 | Netflix |
| 制作 | |
| 制作 | スタジオN、ゴーストスタジオ、セブンオーシックス |
| 脚本 | キム・ジュファン |
| 出演者 | ウ・ドファン、イ・サンイ、RAIN(チョン・ジフン)、ファン・チャンソン、イ・シオン |
| その他 | |
| 原作 | チョン・チャン『サニャンゲドゥル(猟犬たち)』(NAVER WEBTOON) |
概要[編集]
ブラッドハウンド シーズン2(原題:사냥개들 시즌2)とは、2026年4月3日にNetflixで全7話が一挙配信された韓国ドラマである。2023年配信の『ブラッドハウンド』の続編で、ボクサーのキム・ゴヌと相棒ホン・ウジンが、ダークウェブ上で運営される「グローバル違法ボクシングリーグ」と対決するクライムアクション。RAIN(チョン・ジフン)が俳優人生初の本格的な悪役を務めた。
詳細[編集]
企画・制作経緯[編集]
シーズン1の配信から約7か月後の2024年1月16日、Netflixはシーズン2の制作を正式発表した。主演のウ・ドファンとイ・サンイの続投に加え、RAINの悪役での参加が同時に明らかにされ、デビュー以来20年以上のキャリアで初のヴィラン役として大きく報じられた。
演出と脚本は前作に続きキム・ジュファンが単独で担当。制作はスタジオN、ゴーストスタジオ、セブンオーシックスが手がけた。撮影は2024年12月17日にクランクインし、2025年7月16日にクランクアップしたとされる。韓国での視聴等級は前作同様に青少年観覧不可(18歳以上)である。
2026年3月4日に配信日が4月3日に確定し、3月中旬にはファン・チャンソン、イ・シオンら「悪の連合」側の新キャストが順次公開された。シーズン1(2023年6月)からシーズン2までの間隔は約2年10か月であった。
原作との関係[編集]
原作はチョン・チャンがNAVER WEBTOONで連載したウェブトゥーン『사냥개들(サニャンゲドゥル/猟犬たち)』。ただしドラマ版はシーズン1の時点で、主要人物の名前や「拳で悪と戦う若者たち」という骨格のみを借り、物語の大半を独自に再構成している。
シーズン2は原作からさらに離れたドラマオリジナルの展開で、舞台を国内の違法金融業から、世界規模の違法格闘賭博へと拡張した。配信後、原作ウェブトゥーンの閲覧数が急増したことも韓国メディアで報じられた。
シーズン1との関係[編集]
前作『ブラッドハウンド』(2023年6月9日配信・全8話・総尺約8時間8分)は、新人ボクサーのキム・ゴヌ(ウ・ドファン)と元海兵隊員のホン・ウジン(イ・サンイ)が、善良な金貸しチェ・テホ(ホ・ジュノ)と手を組み、悪徳闇金業者「スマイルキャピタル」のキム・ミョンギル(パク・ソンウン)一味を壊滅させる物語だった。監督・脚本はキム・ジュファン、制作はスタジオN、シードフィルム、セブンオーシックス。
前作は撮影後の2022年5月、出演者キム・セロンの飲酒運転事故により公開が遅れ、キム・ジュファン監督は彼女の出演分を編集で最小限に抑えて配信した。前作は配信2週目にNetflixグローバルTOP10(非英語TV部門)で1位を獲得し、米『TIME』誌の「2023年Netflixのベスト韓国ドラマ10」にも選出。イ・サンイは第14回コリアドラマアワードで優秀演技賞を受賞した。
シーズン2はスマイルキャピタル壊滅後の後日談として始まり、ゴヌが本格的にプロボクサーとしての道を歩み、ウジンがそのコーチを務めるという関係の変化が描かれる。前作のチェ・シウォン演じるホン・ミンボムなど一部の人物が続投する一方、敵役は一新された。シーズン2の配信に合わせてシーズン1もTOP10に再浮上し、両シーズンが同時にランクインした。
アクション・撮影[編集]
前作で評価されたボクシング主体の格闘アクションは、本作で「リング」と「市街戦」の両面に拡大された。違法リーグIKFC(Iron Knuckle Fighting Championship)の試合シーンのほか、特殊部隊出身の戦闘員や元情報機関員との集団戦が加わり、クライマックスの対決シーンは韓国メディアで「爆発的なアクションのカタルシス」と評された。
イ・サンイはインタビューで、アクションのために約4か月間の食事管理を行ったこと、一方で振付の経験を積んでいたため体力的な負担は前作より軽かったことを語っている。ウ・ドファンとイ・サンイは前作と合わせて300テイク以上を共にしたとされ、2人の呼吸は本作でも宣伝の軸となった。
総話数・構成[編集]
全7話・総尺約6時間58分で、前作(全8話)より1話少ない。本編終了後のエンドクレジットには2本のクッキー映像(ポストクレジットシーン)が用意されており、続編を意識した構成となっている。
あらすじ[編集]
極悪非道な闇金業者スマイルキャピタルを倒したキム・ゴヌとホン・ウジンは、それぞれの夢に向かって新たな日々を送っていた。ゴヌはボクシングのチャンピオンを目指し、「死ぬまで一緒に悪くなろう」と誓い合ったコーチのウジンとともに特訓を重ねる。
しかし、ダークウェブ上で全世界約400万人の支持者を抱えるグローバル違法ボクシングリーグ「IKFC」の創設者イム・ベクジョンが、ゴヌの才能に目をつけたことで二人の運命は暗転する。ベクジョン一味は格闘賭博だけでなく、請負殺人、麻薬取引、ハッキングにまで手を染める巨大組織だった。
ゴヌを手に入れるためなら手段を選ばないベクジョンと、その側近たちによる「悪の連合」。「獣を捕まえるには、獣よりも恐ろしくならなければならない」――ゴヌとウジンは仲間たちとともに、再び拳ひとつで巨悪に立ち向かう。
登場人物・キャスト[編集]
主要人物[編集]
| 役名 | 俳優 | 概要 |
|---|---|---|
| キム・ゴヌ | ウ・ドファン | 主人公。スーパーミドル級のボクサー。前作で闇金業者を倒した後、チャンピオンを目指すが、IKFCに狙われる。 |
| ホン・ウジン | イ・サンイ | ゴヌの親友で元海兵隊員。本作ではゴヌのコーチを務める。冷静な判断力と高い戦闘力を持つ。 |
| イム・ベクジョン | RAIN(チョン・ジフン) | 本作のメインヴィラン。グローバル違法ボクシングリーグ「IKFC」の創設者・運営者で、圧倒的な力を持つ。 |
IKFC(悪の連合)[編集]
| 役名 | 俳優 | 概要 |
|---|---|---|
| ユン・テゴム | ファン・チャンソン(2PM) | 特殊部隊出身の戦闘要員。素早く切れのある武術と非凡な状況判断力を持つ。 |
| イ・マンベ | イ・シオン | 元国家情報院のブラック要員。豊富な人脈と情報力で「盤」を組む戦略家。 |
| カン・インボム | テ・ウォンソク | 服役中の格闘家。復讐を狙う。 |
| アレン | イ・ミョンロ | ハッカー。IKFCのサイト運営を担う技術面の要。 |
その他・続投キャスト[編集]
- ホン・ミンボム - チェ・シウォン(SUPER JUNIOR):前作から続投。
- ムン・グァンム - パク・フン
- チェ・ヨンジュン、パク・イェニ、ユン・ユソン、カン・ミナ ほか
特別出演[編集]
- チェ・シニョン - パク・ソジュン:国家情報院の要員。
- ハン・スルギ - DEX(キム・ジニョン):情報機関の工作員。
評価・記録[編集]
Netflix TOP10[編集]
NetflixグローバルTOP10(非英語TV部門)での推移は以下のとおり。
| 集計週 | 順位 | 視聴数 | 視聴時間 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月30日〜4月5日(配信3日間) | 2位 | 500万 | 3,500万時間 |
| 4月6日〜4月12日 | 1位 | 740万 | ― |
| 4月13日〜4月19日 | 3位 | 約370万 | 2,560万時間 |
| 4月20日〜4月26日 | 6位 | 約220万 | 1,540万時間 |
| 4月27日〜5月3日 | 9位 | 約150万 | 1,040万時間 |
2週目には80か国でTOP10入り、韓国やベトナム、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアなど14か国で1位を記録した。韓国国内では配信翌日から16日連続でシリーズ1位を維持したとされる。TOP10入りした5週間の視聴数を合計すると約1,980万回となる。2週目にはシーズン1も同部門で上位に再浮上した。
上半期エンゲージメントレポート[編集]
2026年7月にNetflixが公開した2026年上半期(1〜6月)のエンゲージメントレポートでは、本作の視聴数は2,430万回で、全シリーズ中30位、同期間の韓国新作の中では『参教育(チャムギョユク)』(4,820万回)、『恋の通訳、できますか?』(2,860万回)、『レディ・ドゥア』(2,580万回)に次ぐ4位だった。
批評[編集]
スケールアップしたアクション、ゴヌとウジンのコンビの化学反応、RAINのイメージを覆す悪役演技は好意的に受け止められた。一方で、韓国のオンライン上では悪役の描写が一面的である点や、脚本の展開の説得力を指摘する声もあった。
海外の反応[編集]
英語圏ではNetflix関連ニュースサイト「What's on Netflix」が、2週目に視聴数が前週比47%増となった点を挙げ、シーズン3更新を「期待できる」と予測した。FlixPatrol集計でも配信直後に韓国とトルコで1位、グローバルTVランキングで2位を記録している。
日本での放送・配信[編集]
日本では韓国と同じく2026年4月3日よりNetflixで全7話が独占配信された。シーズン1『ブラッドハウンド』も引き続きNetflixで配信中で、2026年10月時点で地上波・BSでの放送は確認されていない。
視聴ガイド[編集]
ブラッドハウンド シーズン2はどこで見れる?[編集]
Netflixの独占配信で、日本でも視聴できる。他の動画配信サービスでの配信はない。
何話まである? 1話の長さは?[編集]
全7話で、総尺は約6時間58分。2026年4月3日に全話が一挙配信されたため、待たずに最終話まで視聴できる。
シーズン1を見ていなくても楽しめる?[編集]
新たな敵との物語なので単体でも追えるが、ゴヌとウジンの出会いや、母親や仲間との関係はシーズン1で描かれているため、前作(全8話)から見ると人物関係への理解が深まる。
RAINはどんな役?[編集]
グローバル違法ボクシングリーグ「IKFC」の創設者イム・ベクジョン役。RAINにとって初の本格的な悪役で、韓国名チョン・ジフン名義でクレジットされている。
シーズン3はある?[編集]
2026年10月時点で、Netflixからシーズン3の制作は正式発表されていない。ただしエンドクレジット後に2本のクッキー映像があり、続編を示唆する内容となっている。ウ・ドファンは「X-MENのウルヴァリンのように続けたい」、イ・サンイは「気持ちは山々」と続投に意欲を示している。
年齢制限は?[編集]
韓国では青少年観覧不可(18歳以上)の等級で、暴力描写の多い作品である。
原作はある?[編集]
チョン・チャンのウェブトゥーン『사냥개들』が原作だが、シーズン2の物語はほぼドラマオリジナルである。
余談[編集]
- イ・サンイは子供の頃にRAIN主演の『サンドゥ、学校へ行こう!』『フルハウス』を見て育ったため、共演を「不思議な感覚」と語っている。
- イ・シオンとRAINは私生活でも親しい間柄として知られ、本作で初めて同じ作品に出演した。
- イ・サンイはインタビューで「理想の相手役はパク・ボゴムよりウ・ドファン」と答えている。
- 韓国メディアの一部はシーズン2配信時の記事で本作を「19禁なのに世界2位」と見出しにした。
- 特別出演のDEXは元UDT(海軍特殊戦戦団)出身のタレントで、アクションにも参加している。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Netflix公式作品ページ