グランメゾン東京
GRAND MAISON TOKYO
略称 グラメ
ジャンル 料理ドラマ、ヒューマンドラマ
放送シーズン 連続ドラマ(2019年)、スペシャルドラマ(2024年)
放送期間 2019年10月20日 - 12月29日
放送時間 日曜 21:00 - 21:54
話数 全11話
放送国家 日本
言語 日本語
放送局 TBS系
配信 U-NEXT、Netflix、Amazon Prime Video ほか(2026年9月時点の報道・配信比較サイトによる)
平均視聴率 約12.7%(関東地区・世帯、集計元により差あり)
制作
プロデューサー 伊與田英徳、東仲恵吾
演出 塚原あゆ子、山室大輔、青山貴洋
制作 TBS
脚本 黒岩勉
音楽 木村秀彬
出演者 木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太、沢村一樹、及川光博、尾上菊之助 ほか
その他
原作 オリジナル
関連番組 スペシャルドラマ『グランメゾン東京』(2024年)、映画『グランメゾン・パリ』(2024年)

概要[編集]

グランメゾン東京(グランメゾンとうきょう)とは、2019年10月から12月までTBS系「日曜劇場」枠で放送された木村拓哉主演のテレビドラマである。パリで全てを失ったシェフ・尾花夏樹が、東京で仲間とともに三つ星レストランを目指す姿を描く。2024年にスペシャルドラマと映画『グランメゾン・パリ』が続いた。

詳細[編集]

脚本は『TOKYO MER』『ONE PIECE FILM RED』などで知られる黒岩勉のオリジナル。演出は『アンナチュラル』『MIU404』の塚原あゆ子がチーフを務めた。ロゴ表記は「グランメゾン★東京」で、★の数がミシュランの星を連想させる仕掛けになっている。

料理ドラマとしての作り込みが最大の特徴で、劇中のフレンチは東京の三つ星レストラン「カンテサンス」の岸田周三が監修。料理シーンは本物のコース料理を実際に作って撮影しており、「深夜に見ると腹が減るドラマ」として放送当時SNSで話題になった。パリの三つ星店「ランブロワジー」での撮影も行われ、同店でのドラマ撮影は“世界初”とされる。

あらすじ[編集]

かつてパリで二つ星レストランを率いた天才シェフ・尾花夏樹は、日仏首脳会談の昼食会でアレルギー食材の混入事件を起こしたことで店も仲間も信用も失い、パリで落ちぶれていた。そこで出会ったのが、三つ星レストランの採用試験に落ちたばかりの女性シェフ・早見倫子。尾花は倫子の類まれな味覚に惹かれ、2人は東京で新しいレストラン「グランメゾン東京」を立ち上げる。

かつての仲間である京野陸太郎、相沢瓶人らを呼び戻し、ライバル店「gaku」のシェフで尾花の元同僚・丹後学や、その店に引き抜かれた後輩・平古祥平との因縁も絡みながら、チームは「三つ星獲得」という途方もない目標に挑む。パリでの事件の真相も物語の縦軸となっており、最終話でミシュランの審査結果が明かされる。

登場人物・キャスト[編集]

  • 尾花夏樹 - 木村拓哉:型破りな天才フレンチシェフ。口は悪いが料理には一切妥協しない。
  • 早見倫子 - 鈴木京香:「グランメゾン東京」のオーナーシェフ。絶対的な味覚の持ち主。
  • 平古祥平 - 玉森裕太(Kis-My-Ft2):尾花のパリ時代の後輩。事件に深い関わりを持つ。
  • 京野陸太郎 - 沢村一樹:尾花のパリ時代の仲間で、ギャルソン(サービス係)。
  • 相沢瓶人 - 及川光博:尾花のパリ時代の仲間で、料理の腕は確か。家庭の事情を抱える。
  • 丹後学 - 尾上菊之助(現・八代目尾上菊五郎):ライバル店「gaku」のシェフ。
  • リンダ・真知子・リシャール - 冨永愛:世界的グルメ誌の編集長。
  • 芹田公一 - 寛一郎:料理人見習いの青年。
  • 久住栞奈 - 吉谷彩子:パティシエ。
  • 江藤不三男 - 手塚とおる:「gaku」のオーナー。

放送・視聴率[編集]

初回(2019年10月20日)は世帯視聴率12.4%でスタート。中盤は11〜13%台で推移し、最低は第8話の11.0%。第9話で14.7%まで上げ、12月29日の最終話(第11話・30分拡大)では番組最高の16.4%を記録した(いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)。全話平均は12.7%前後とされる(集計元によって小数点以下に差がある)。

年末の最終回で番組最高を更新した「右肩上がり型」のドラマで、放送中から最終回のミシュラン審査の結果予想がSNSで盛り上がった。

受賞[編集]

第103回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2019年10月期)で以下の5冠を獲得した。

  • 最優秀作品賞
  • 主演男優賞:木村拓哉
  • 助演男優賞:玉森裕太
  • 監督賞:塚原あゆ子、山室大輔、青山貴洋
  • ドラマソング賞:山下達郎「RECIPE(レシピ)」

主題歌「RECIPE」は山下達郎が本作のために書き下ろした楽曲で、料理と人生を重ね合わせた歌詞がドラマの世界観にぴたりとはまった。

スペシャルドラマ(2024年)[編集]

2024年12月29日21時から、約2時間の完全新作スペシャルドラマ『グランメゾン東京』が放送された。映画『グランメゾン・パリ』公開前日の放送で、映画へのブリッジとなる内容。ゲストとして窪田正孝が京都のレストラン「メイユール京都」のシェフで尾花のパリ時代の同僚・湯浅利久を、北村一輝が資本提携先企業の社長・明石壮介を演じた。世帯視聴率は8.7%(関東地区)で、同週のドラマでは2位だった。

映画『グランメゾン・パリ』[編集]

2024年12月30日公開。監督は塚原あゆ子、脚本は黒岩勉と連ドラの布陣をそのまま引き継いだ。東京で三つ星を獲った尾花と倫子が、パリに新店「グランメゾン・パリ」を開き、「アジア人初のフランス三つ星」を狙う物語。パリで約2週間のロケが行われ、料理監修はアジア人として初めてフランスでミシュラン三つ星を獲得した小林圭が担当した。

新キャストとして韓国のオク・テギョン(2PM)がパティシエのリック・ユアン役、正門良規(Aぇ! group)が小暮佑役で出演。上映時間は117分、配給は東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同。

興行面では公開2週目に首位を獲得し、公開63日間(2025年3月2日まで)で観客動員279万人・興行収入40.2億円を突破。2025年6月末時点では41.5億円に達し、2025年上半期の国内実写映画で2位となった。2026年1月11日にはTBSで地上波初放送され、これに合わせて連続ドラマとスペシャルドラマの再放送・TVer再配信も行われた。

反響[編集]

木村拓哉が「料理人」という新ジャンルに挑んだことや、鈴木京香・沢村一樹・及川光博らベテラン陣の「大人の青春群像劇」ぶりが評価された。

2025年2月には、TBSが本作のトルコ版(DASS Yapım)と韓国版(SLL傘下のFilm Monster)のリメイク開発を発表。日本の連続ドラマが複数国で同時にリメイク開発されるケースとして注目された。2026年9月時点で各国版の放送開始は確認されていない。

どこで見れる[編集]

2026年9月時点の配信比較サイトの情報では、連続ドラマ版はU-NEXT、Netflix、Amazon Prime Videoなどで見放題配信されている。スペシャルドラマはU-NEXTとAmazon Prime Videoで配信されているとされ、スピンオフ『グラグラメゾン♥東京』まで含めてまとめて見られるのはU-NEXTとされる。映画『グランメゾン・パリ』もU-NEXTの2025年人気作品ランキングで上位に入っており、配信で視聴できる。配信状況は時期によって変わるため、最新の情報は各サービスで確認できる。

余談[編集]

  • パリの三つ星店「ランブロワジー」でのドラマ撮影は“世界初”とされる。
  • 連ドラの最終回が12月29日、スペシャルドラマも5年後の12月29日放送と、「年末の日曜劇場」がシリーズの定位置になっている。
  • 丹後学役の尾上菊之助は、2025年5月に八代目尾上菊五郎を襲名している。
  • 鈴木京香は大石静脚本の『セカンドバージン』でも主演しており、同作では長谷川博己と共演している。

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