長谷川博己
Hiroki Hasegawa
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第31回東京国際映画祭オープニングセレモニーでの長谷川博己(2018年)(出典:Wikimedia Commons「Hasegawa Hiroki from "Hekishu" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2018 (45618807131).jpg」・CC BY 2.0)
誕生日 1977年3月7日
年齢 49歳
出身地 東京都
国籍 日本
学歴 中央大学文学部
ジャンル 映画、テレビドラマ、舞台
活動期間 2002年 -
家族 父・長谷川尭(建築評論家)
身長 / 体重 182cm cm / ― kg
事務所 ヒラタオフィス
代表作 『シン・ゴジラ』『麒麟がくる』『まんぷく』『家政婦のミタ』『アンチヒーロー』
関連活動 『ガイアの夜明け』案内人(2025年 - )
あだ名 ハセヒロ
その他 文学座附属演劇研究所 第41期生
リンク https://hirata-office.jp/talent_profile/entertainment/hiroki_hasegawa.html


概要[編集]

長谷川博己(はせがわ ひろき)とは、日本の俳優である。映画『シン・ゴジラ』の主演、NHK連続テレビ小説『まんぷく』、大河ドラマ『麒麟がくる』の主演などで知られ、2025年からは経済ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』の案内人も務める。

詳細[編集]

1977年3月7日生まれ、東京都出身。ヒラタオフィス所属。愛称は「ハセヒロ」。舞台出身の実力派として出発し、30代前半の2010〜2011年に『セカンドバージン』『家政婦のミタ』で一気にブレイクした、いわゆる「遅咲き」の代表格である。

身長182cmの長身と端正な顔立ちから、エリート官僚、弁護士、戦国武将、発明家まで幅広い役をこなす。一方で『鈴木先生』のような神経質な教師や、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の「高等遊民」を自称するこじらせ男子など、クセの強いキャラクターでも評価が高い。早口の長ゼリフを淀みなく言い切る演技は、ファンの間でひとつの「芸」として語られることが多い。

経歴[編集]

文学座から舞台俳優へ[編集]

中央大学文学部に進学。もともとは映画監督志望で、大学時代はマガジンハウスでアルバイトをしていたという。卒業後の2001年、文学座附属演劇研究所に第41期生として入所し、2002年の舞台『BENT』で初舞台を踏んだ。2006年12月に文学座を退団し、以降は蜷川幸雄演出の舞台などにも出演して経験を積んだ。

2010年からヒラタオフィスに所属。同年のNHKドラマ『セカンドバージン』で鈴木京香演じる主人公と恋に落ちる年下の男性を演じて注目を集め、2011年の劇場版で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

2011年のブレイク[編集]

2011年は長谷川にとって決定的な年となった。テレビ東京『鈴木先生』で民放連続ドラマ初主演を果たし、同年秋には日本テレビ『家政婦のミタ』で、松嶋菜々子演じる家政婦を雇う父親・阿須田恵一を演じた。同作は社会現象級のヒットとなり、長谷川の知名度は一気に全国区となった。

その後も2013年の大河ドラマ『八重の桜』、2014年の『MOZU』(TBS・WOWOW)、2015年の『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ)、映画『進撃の巨人』など話題作への出演が続いた。

『シン・ゴジラ』と主演俳優としての地位確立[編集]

2016年、庵野秀明総監督・樋口真嗣監督の映画『シン・ゴジラ』で主演。内閣官房副長官・矢口蘭堂役として、未曾有の巨大生物災害に立ち向かう政治家を演じた。同作は日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、長谷川自身も優秀主演男優賞を受賞している。

2017年にはTBS日曜劇場『小さな巨人』で主演。2018年10月からはNHK連続テレビ小説『まんぷく』で、安藤百福をモデルとした発明家・立花萬平を演じ、ヒロインの安藤サクラとともに半年間にわたって朝の顔となった。

大河ドラマ主演『麒麟がくる』[編集]

2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主演・明智光秀を演じた。放送途中で新型コロナウイルス感染拡大による撮影・放送の中断を経験し、放送は2021年2月まで延長された。この「前代未聞」の状況を乗り越えてのクランクアップは大きく報じられた。

日曜劇場『アンチヒーロー』[編集]

2024年4月〜6月、TBS日曜劇場『アンチヒーロー』で約7年ぶりに同枠主演。殺人犯であっても無罪を勝ち取る弁護士・明墨正樹という、正義か悪か判然としない主人公を演じた。北村匠海、堀田真由、大島優子らが共演し、主題歌はmilet、音楽は梶浦由記が担当。同作で第120回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

人物・エピソード[編集]

  • 父は建築評論家の長谷川尭(2019年死去)。
  • 2024年には、ゲーム『龍が如く8』に海老名正孝役で出演し、ゲームファンにも存在感を示した。

主な出演作[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 『セカンドバージン』(2010年、NHK)
  • 『鈴木先生』(2011年、テレビ東京)- 鈴木章 役 ※民放連ドラ初主演
  • 『家政婦のミタ』(2011年、日本テレビ)- 阿須田恵一 役
  • 『八重の桜』(2013年、NHK大河ドラマ)- 川崎尚之助 役
  • 『MOZU』(2014年、TBS・WOWOW)- 東和夫 役
  • 『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(2015年、フジテレビ)- 谷口巧 役
  • 『小さな巨人』(2017年、TBS)- 香坂真一郎 役(主演)
  • 『まんぷく』(2018〜2019年、NHK連続テレビ小説)- 立花萬平 役
  • 『麒麟がくる』(2020〜2021年、NHK大河ドラマ)- 明智光秀 役(主演)
  • 『アンチヒーロー』(2024年、TBS)- 明墨正樹 役(主演)
  • 『眠狂四郎』(2026年、NHK総合)- 眠狂四郎 役(主演)

映画[編集]

  • 『セカンドバージン』(2011年)
  • 『鈴木先生』(2013年)
  • 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』二部作(2015年)
  • 『シン・ゴジラ』(2016年)- 矢口蘭堂 役(主演)
  • 『散歩する侵略者』(2017年)
  • 『半世界』(2019年)- 沖山瑛介 役
  • 『サムライマラソン』(2019年)- 板倉勝明 役
  • 『はい、泳げません』(2022年)- 小鳥遊雄司 役(主演)
  • 『リボルバー・リリー』(2023年)- 石見良明 役
  • 『汝、星のごとく』(2026年10月9日公開予定)- 北原草介 役

バラエティ・ドキュメンタリー[編集]

  • 『ガイアの夜明け』(2025年4月 - 、テレビ東京)- 案内人

2026年の動向[編集]

『眠狂四郎』で時代劇ヒーローに[編集]

2026年3月24日、NHK総合でスペシャル時代劇『眠狂四郎』が放送され、長谷川が主演を務めた。柴田錬三郎原作の剣客・眠狂四郎は、市川雷蔵や田村正和らが演じてきた伝説的キャラクター。今回はNHKと東映京都撮影所がタッグを組んだリブート版で、「ジェンダーレスな美しさ」を打ち出した衣装デザインや、狂四郎トレードマークの「円月殺法」が話題になった。共演は宅麻伸、佐藤江梨子、西村まさ彦ら。

『ガイアの夜明け』案内人2年目[編集]

2025年4月4日放送回からリニューアルしたテレビ東京『ガイアの夜明け』の案内人を担当。番組開始(2002年)以来、役所広司、江口洋介、松下奈緒に続く4代目の案内人とされ、毎回のテーマに合わせた寸劇を交えて視聴者に語りかけるスタイルが特徴。ナレーターは田中哲司。2026年も引き続き金曜夜の顔として出演している。

映画『汝、星のごとく』[編集]

2026年10月9日公開予定の映画『汝、星のごとく』に出演。凪良ゆうの本屋大賞受賞小説を、藤井道人監督が映画化した作品で、横浜流星と広瀬すずがW主演を務める。長谷川は、主人公たちを支える高校の化学教師・北原草介を演じる。

2026年9月17日のイベントでは、藤井監督について「繰り返すんですよね」と、テイクを重ねる現場だったことを明かし、「結構バトルも」あったとユーモアを交えて回想。そのぶつかり合いが作品の強度につながったと語った。主題歌はRADWIMPSが担当する。

炎上とバズ[編集]

  • 『シン・ゴジラ』公開時には、矢口蘭堂の早口で理詰めのセリフ回しがネット上で大きなバズとなり、「発声可能上映」などの参加型上映も行われるほどの盛り上がりを見せた。
  • 『アンチヒーロー』は、毎話ラストの「どんでん返し」と明墨の真意をめぐる考察がSNSで盛り上がり、「考察ドラマ」として話題を集めた。放送終了後、プロデューサーは続編の可能性について「真犯人」の設定が存在することに言及しており、続編を望む声は根強い。
  • 私生活では、長年にわたり女優の鈴木京香との交際が週刊誌などで報じられてきたが、2人とも結婚などについて公式な発表はしていない。

余談[編集]

  • 『麒麟がくる』は、コロナ禍による約3か月の放送休止を経て、大河ドラマとしては異例の翌年2月まで放送が続いた。
  • 『眠狂四郎』は市川雷蔵・田村正和らが演じてきた役で、長谷川版はNHKと東映京都撮影所の組み合わせによるリブートとして制作された。

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