| ぽみそしる Pomisoshiru | |
|---|---|
| プラットフォーム | YouTube |
| 活動期間 | 2022年 - |
| ジャンル | ゲーム実況/コラボ企画/バラエティ |
| 事務所 | (メンバーにより異なる) |
| 関連活動 | ポッキー/赤髪のとも/水溜りボンドほか |
| 別名 | ぽみそ |
| その他 | 発起人=ポッキー |
概要[編集]
ぽみそしるとは、ゲーム実況者のポッキーが発起人となり、2022年7月30日に結成を発表した男性ゲーム実況者・YouTuberのコラボグループである。Z世代を中心に絶大な人気を誇るネット出身のクリエイターが10人集まった、いわば「ゲーム実況界のオールスター戦」のような企画ユニットで、発表当時はファンの間で「メンツが渋滞してる」「夢の共演すぎる」と大いに話題になったらしい。
グループ名の「ぽみそしる」は、発起人ポッキーの頭文字「ぽ」と「味噌汁」を掛け合わせた造語で、「いろんな具材(個性的なメンバー)が集まると、味噌汁みたいにすごくおいしいグループになる」という意味が込められている。ネット文化らしいゆるくてキャッチーなネーミングセンスが、いかにも実況者グループといった趣である。各メンバーがそれぞれ独立した人気チャンネルを持ちながら、合同企画やゲーム大会、オフコラボなどで集合するスタイルを取っている点が特徴だ。また、ぽみそしるの登場は、生身のゲーム実況者の世界にも「推しグループ」という概念を持ち込んだ点で画期的だったといえる。それまで個人単位で応援されることが多かった実況者たちが、グループという旗印のもとに束ねられたことで、ファンは「箱推し」という新しい楽しみ方を手に入れた。
結成の経緯[編集]
ぽみそしるの母体となったのは、ポッキーが以前から親交のあった実況者仲間たちとのコラボ関係である。ゲーム実況というジャンルは、もともとニコニコ動画時代から横のつながりが強く、個人勢同士が合同でマルチプレイ動画を撮る文化が根付いていた。ポッキーはそうした人脈のなかでも特に発信力のある面々に声をかけ、単発のコラボでは終わらない「常設のチーム」として打ち出すことを思いついたという。
結成発表は2022年7月30日。SNSとYouTubeで一斉に告知され、メンバーの豪華さから瞬く間にトレンド入りした。発起人のポッキーは「10人もいると統率が大変」と後に振り返っているが、それぞれがすでに数十万〜数百万人規模の登録者を抱える人気者ばかりだったため、合同配信のたびに同時接続数が跳ね上がる「数の暴力」のような盛り上がりを見せた。ゲーム実況の個人勢が大型グループを組むこと自体が珍しく、VTuber事務所のような企業運営ではない「クリエイター主導の自主グループ」というスタイルは、後続のコラボ文化にも影響を与えたといわれる。
メンバー[編集]
結成当初のぽみそしるは、発起人ポッキーを含む10人体制でスタートした。参加メンバーには、マインクラフト実況の大御所赤髪のとも、人気コンビ水溜りボンドのカンタ、歌い手グループ出身で実況も手がけるまひとくんなど、ジャンルも芸風も異なる面々が名を連ねた。マイクラ勢、ホラーゲーム勢、バラエティ系、歌い手出身と、まさに「具だくさんの味噌汁」と呼ぶにふさわしい多彩な顔ぶれである。
10人という大所帯ゆえに、全員のスケジュールを合わせるのは至難の業で、合同企画は不定期開催が基本だった。各メンバーが本業の個人チャンネルで多忙を極めるなか、それでも定期的に集まって大規模なゲーム大会やコラボ生放送を行う様子は、ファンにとって「お祭り」のような特別感があった。なお2025年には複数のメンバーがグループからの卒業(活動の区切り)を発表しており、結成から数年を経てメンバー構成は緩やかに変化していった。固定的な事務所運営ではないからこそ、メンバーの出入りも自然な流れで行われている。
活動スタイル[編集]
ぽみそしるの活動は、メンバー全員が一堂に会するコラボ企画が中心である。マルチプレイ対応のパーティーゲームや、チーム対抗のゲーム大会、視聴者参加型の生放送など、「大人数だからこそ映える」コンテンツを得意とする。個人勢の実況は一人語りのスキルが問われるが、グループ企画では掛け合いやワイワイした空気感が魅力となり、普段は別々のファン層を持つメンバー同士のコラボがファンの新規開拓にもつながった。
また、各メンバーがそれぞれの個人チャンネルに同じ企画動画をアップする「相互送客」も、グループとして機能する大きなメリットだった。あるメンバーのファンが別メンバーの存在を知り、芋づる式にチャンネル登録が広がっていく構造は、まさにネット時代のクリエイター連合ならではの強みである。企業に縛られない自由な座組みであるため、各自が本業を優先しつつ「集まれるときに集まる」という、無理のないペースで活動が続けられた。
ゲーム実況シーンにおける位置づけ[編集]
ぽみそしるは、日本のゲーム実況シーンが「個人勢の時代」から「コラボ・グループの時代」へ移り変わる象徴的な存在として語られることが多い。VTuberの世界ではホロライブやにじさんじといった大型事務所がしのぎを削っていたが、生身のゲーム実況者の世界では企業所属でない個人クリエイターが主役であり続けた。そんな中でポッキーが旗を振って人気者を束ねたぽみそしるは、「個人勢でもグループの力で大きなムーブメントを起こせる」ことを示した好例といえる。
最終兵器俺達や2BRO.のように最初からチームとして活動するグループとは異なり、ぽみそしるは独立した人気者が後から合流する「アベンジャーズ型」のユニットである。この形式は、後に他のクリエイターたちが合同グループを結成する際のモデルケースにもなった。ゲーム実況というジャンルの裾野が広がり、個人勢の数が爆発的に増えた2020年代において、トップランナー同士が手を組む意義は大きく、ぽみそしるはその先駆けとして記憶されている。
ファンダムと文化[編集]
ぽみそしるのファンは、特定の一人だけを推すのではなく「グループ全体の空気感」を愛している層が多いのが特徴である。普段は赤髪のとも一筋、あるいはポッキー一筋だったファンが、合同企画をきっかけに他のメンバーにも興味を持ち、結果として複数のチャンネルを掛け持ちで追うようになる――そんな回遊が自然に起きていた。これはネット出身クリエイターの連合体ならではの現象であり、ファンコミュニティの裾野を一気に広げる効果があったとされる。
また、メンバー同士のいじり合いや、普段の個人配信では見せない一面が引き出される点も、コラボ企画の醍醐味だった。一人だと黙々とプレイするタイプの実況者が、グループに入ると急にツッコミ役になったり、逆に大人しくなったりと、「他人と並んだときに見える素顔」がファンにとってはたまらないご褒美だったらしい。こうした人間味あふれる掛け合いこそが、編集された個人動画では得られないライブ感として支持を集めた。
他グループとの比較[編集]
日本のネットエンタメ界には、ぽみそしるのほかにもさまざまなクリエイター連合が存在する。最初からチームとして固定メンバーで活動する最終兵器俺達や2BRO.、音楽ユニットとしての色が濃いM.S.S Projectなどと比べると、ぽみそしるは「すでに各自が大スターである個人勢を、後から束ねた」点で立ち位置が異なる。完成されたソロ活動を持つ者同士が集まるため、グループ活動はあくまで「本業の合間のお祭り」という位置づけになりやすい。
この緩やかな結びつきは、メンバーそれぞれの個人ブランドを損なわずに相乗効果を生むという利点がある一方、全員のスケジュールを合わせる難しさという宿命も抱えていた。だからこそ、ぽみそしるの全員集合企画はファンにとって希少価値が高く、「今日は奇跡的に全員揃った」という特別感が常につきまとった。企業がトップダウンで運営するVTuber事務所とは対照的に、クリエイターの自主性に委ねられた運営スタイルが、良くも悪くもこのグループの個性となっている。
炎上とバズ[編集]
- 結成発表(2022年7月30日)はメンバーの豪華さからSNSで大きくバズり、ファンの間で「メンツが渋滞している」と話題になった。
- 大規模なコラボ生放送やゲーム大会のたびに同時接続数が跳ね上がり、「個人勢の集合体とは思えない規模」と驚かれた。
- 2025年に複数メンバーの卒業が発表された際は、ファンから惜しむ声が上がる一方、「無理なく続けるための自然な形」と前向きに受け止める声も多かった。
- グループ名「ぽみそしる」のゆるさが逆にキャッチーだと評価され、ネーミングそのものがネタとして親しまれた。
- 大所帯ゆえのスケジュール調整の難しさは、発起人ポッキー自身がたびたびネタにしており、ファンの間でも「奇跡の全員集合」として企画の希少価値が高かった。
余談[編集]
- グループ名の由来である「味噌汁」にちなみ、ファンからは親しみを込めて「ぽみそ」と略して呼ばれることが多い。
- 発起人のポッキーは、ホラーゲームやインディーゲームの実況で知られる一方、こうした大型企画のプロデュース能力にも長けていると評価されている。
- メンバーはマイクラ勢・ホラー勢・バラエティ勢・歌い手出身と芸風がバラバラで、コラボ時の化学反応が見どころとされた。
- 企業事務所ではなくクリエイター主導の自主グループであるため、メンバーの出入りや活動ペースが非常に柔軟である。
- 各メンバーが個人チャンネルでも大人気のため、ぽみそしるの企画は「普段交わらないファン層が一気に混ざる」貴重な機会だった。
- ネット出身クリエイターの合同グループという形式は、VTuberのユニット文化とはまた違う、生身の実況者ならではの距離感が魅力とされる。
- 2020年代のゲーム実況シーンを語るうえで、個人勢同士の横のつながりを可視化した事例としてしばしば言及される。
- 「アベンジャーズ型」と評されるように、すでに完成された人気者同士が組むことで生まれる特別感が、ファンの心を掴んだ。
- メンバーそれぞれが本業の個人チャンネルを最優先しているため、合同企画は「集まれるときに集まる」という無理のないスタイルが貫かれている。
- 大型ゲーム大会では、普段は協力プレイ中心のメンバーが本気で勝負する姿が見られ、意外な負けず嫌いの一面が話題になることもあった。
- 結成発表時のトレンド入りは、ゲーム実況の個人勢が組むグループとしては異例の盛り上がりだったと振り返られている。
略年表[編集]
- 2022年7月30日 - 発起人ポッキーがコラボグループ「ぽみそしる」の結成を発表。10人体制でスタート。
- 2022年〜 - 大規模なコラボ生放送・ゲーム大会・オフコラボなどを不定期で開催し、そのたびにSNSでトレンド入り。
- 2025年 - 複数のメンバーがグループからの卒業(活動の区切り)を発表。メンバー構成が緩やかに変化していく。
関連項目[編集]
- ポッキー (ゲーム実況者)
- 赤髪のとも
- 水溜りボンド
- カンタ (水溜りボンド)
- トミー (水溜りボンド)
- 最終兵器俺達
- 2BRO.
- ガッチマン
- キヨ。
- レトルト
- 牛沢
- ゲーム実況
- YouTuber
- ニコニコ動画
- M.S.S Project