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トラウマコード
중증외상센터 / The Trauma Code: Heroes on Call
ジャンル 医療
放送期間 2025年1月24日配信開始
話数 全8話
放送国家 韓国
言語 韓国語
配信 Netflix(独占)
制作
演出 イ・ドユン
脚本 チェ・テガン
出演者 チュ・ジフン、チュ・ヨンウ、ハヨン、ユン・ギョンホ、チョン・ジェグァン
その他
原作 ハンサンイガ『重症外傷センター:ゴールデンアワー』(ウェブ小説)

概要[編集]

トラウマコードとは、2025年1月24日にNetflixで配信が始まった韓国ドラマである。原題は『중증외상센터(重症外傷センター)』。全8話の医療ドラマで、配信2週目に非英語作品の世界1位に入った。

詳細[編集]

戦場帰りの外傷外科医ペク・ガンヒョク(チュ・ジフン)が、採算が合わないという理由で事実上放置されていた大学病院の重症外傷センターに赴任し、そこを機能する部門へ作り替えていく話である。演出はイ・ドユン、脚本はチェ・テガン。原作はハンサンイガ名義で発表されたウェブ小説『重症外傷センター:ゴールデンアワー』で、連載中から読者数を集めていた作品の映像化にあたる。

配信直後から韓国の視聴ランキングで1位を記録し、2025年1月27日から2月2日の週は世界で1,190万回視聴され、非英語部門1位、英語作品を含めた全体でも2位に入った。同時期の話題性調査でもドラマ部門の首位に立ち、イカゲームの続編を上回る数字が出たと報じられた。チュ・ヨンウが演じた研修医ヤン・ジェウォンは、この作品で一気に名前が知られる役になった。以後の主演作『恋愛博士』(2026年、共演はキム・ソヒョン)の紹介でも、見出しに置かれるのは本作の役名であることが多い。

医療ドラマとしての作り[編集]

この作品が扱っているのは、手術の場面そのものよりも、その手術を行える体制があるかどうかである。重症外傷センターは患者一人あたりに投入する人手と時間が大きく、病院の会計だけを見れば赤字になりやすい部門にあたる。主人公が最初に相手にするのは患者の容体ではなく、その部門を置き続けるかどうかを決める病院側の判断である。

この置き方は尺の設計とも噛み合っている。難しい手術を成功させるという山場は1話で完結してしまうので、それだけを並べると8回分の独立した短編になる。一方で「部門を存続させる」という筋は1話では終わらないため、毎回の手術を積み上げる縦の線として最後まで引っ張れる。短い話数で連続性を作る方法として、制度を敵役に置くのは効率がよい。

全8話という尺自体も、韓国の地上波ドラマが16話前後を標準としてきたのに対して半分である。1話あたりの密度は上げられるが、そのぶん登場人物を増やす余裕はなくなる。主人公がほぼ単独で状況を動かしていく構図になるのは、性格づけの結果というより尺の制約から来ている。

ウェブ小説を原作にすること[編集]

原作がウェブ小説であることには、紙の小説の映像化にはない前提がついてくる。連載中に各話がどれだけ読まれたかが数字で残っているため、映像化に入る時点で「どの場面が受けたか」がある程度わかっている状態で設計できる。観客の反応を公開前に推測するしかない作り方と比べると、当たりを外す幅が狭い。

同時にこれは、原作がすでに持っている読者の期待から大きく離れにくいということでもある。近年の韓国ドラマでウェブ小説・ウェブトゥーン原作が増えているのは(『梨泰院クラス』のようにウェブトゥーン発の成功例が続いたことも背景にある)、題材が新しいからではなく、企画を通すときに示せる材料が多いからという側面が大きい。

続編をめぐる状況[編集]

シーズン2・3の制作は長く取り沙汰されてきた。2026年8月には原作者がテレビ番組で「おそらく10月に撮影に入る」と述べたことが報じられたが、Netflix側は同月25日に「続編制作については協議中の段階で、具体的なキャスティングや撮影時期は確定していない」とコメントしている。2026年9月時点で正式な発表は出ていない。

余談[編集]

  • 邦題の「トラウマコード」は原題の「重症外傷センター」からかなり離れている。原題は部門の名前なので制度の話に見えるが、邦題は緊急招集の符丁のように読める。同じ作品でも入口に置かれた語によって受け取られ方が変わる一例である。
  • 主演のチュ・ジフンが演じるペク・ガンヒョクは、腕は確かだが周囲との摩擦を厭わない人物として描かれる。この型の主人公が医療ドラマで繰り返し使われるのは、制度と衝突させるには「空気を読まない」性格が話を前に進めやすいためで、性格設定というより機能の割り当てに近い。

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