| RM 알엠 / RM | |
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![]() W Korea「Love Your W」イベントでのRM(2023年11月)(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0) | |
| 基本情報 | |
| 本名 | キム・ナムジュン(김남준、Kim Nam-joon) |
| 誕生日 | 1994年9月12日 |
| 年齢 | 32歳 |
| 出身地 | 韓国・ソウル特別市(京畿道高陽市一山で育つ) |
| 国籍 | 韓国 |
| 学歴 | グローバルサイバー大学 放送演芸学科 卒業 |
| ジャンル | ヒップホップ、K-POP、オルタナティブ |
| ポジション | BTSリーダー、ラッパー、作詞・作曲 |
| 活動期間 | 2013年 - |
| デビューアルバム | 『2 COOL 4 SKOOL』(BTSとして、2013年)/ミックステープ『RM』(ソロ、2015年) |
| 身長 / 体重 | ― cm / ― kg |
| レーベル | BIGHIT MUSIC |
| 事務所 | BIGHIT MUSIC(HYBE傘下) |
| 所属グループ | BTS |
| ファンクラブ | ARMY |
| 関連活動 | 美術コレクター、RM x SFMOMA 共同キュレーター |
| その他 | 旧芸名:Rap Monster(2017年11月にRMへ改名) |
概要[編集]
RM(アールエム、本名:キム・ナムジュン)とは、韓国のK-POPボーイズグループBTSのリーダーでありラッパー、ソングライターである。ソロでは『mono.』『Indigo』『Right Place, Wrong Person』を発表し、美術コレクターとしても国際的に知られる。2025年6月に兵役を終え、2026年はBTSの完全体カムバック作『ARIRANG』とワールドツアーを牽引している。
詳細[編集]
本名はキム・ナムジュン。1994年9月12日生まれで、ソウルで生まれ幼少期に京畿道高陽市一山へ移った[1]。十代でアンダーグラウンドのヒップホップシーンに「Runch Randa」名義で出入りし、その実力が目に留まってBig Hit Entertainment(現BIGHIT MUSIC、HYBE傘下)の練習生となった。2010年、16歳のときに両親に知らせないまま同社に加わったとされる。
2013年6月13日のBTSデビュー時の芸名は「Rap Monster(ラップモンスター)」。2017年11月に「RM」へ改名し、本人は後年このアルファベット2文字について「Real Me」など多様な意味を持ちうると語っている[2]。英語が堪能で、後述するAPEC CEOサミットの基調講演も英語で行っている。
グループ内ではリーダーとしてメンバーをまとめる一方、BTSのほぼ全作品で作詞・作曲に関与するソングライターでもある。ソロでは内省的な歌詞と、ジャンルを横断するサウンドを特徴とし、エリカ・バドゥ、アンダーソン・パーク、タブロ、ミーガン・ザ・スタリオンなど国内外の多彩なアーティストと共演してきた。
音楽と並ぶもう一つの顔が美術コレクターである。2018年にシカゴ美術館を訪れたことをきっかけに美術にのめり込み、韓国近現代美術を中心に収集。美術館巡りの様子をSNSに投稿するたび、ファンが同じ展示を訪ねる現象が「ナムジュニング(Namjoon-ing)」と呼ばれるようになった[3]。
経歴[編集]
デビューとミックステープ時代(2013年〜2018年)[編集]
2013年にBTSのリーダーとしてデビュー。2015年3月17日に初のソロミックステープ『RM』を無料公開し、ラッパーとしての実力を示した。同年にはウォーレン・Gとのコラボ曲「P.D.D (Please Don't Die)」も発表している。
2017年にはラッパーのワーレイと「Change」を制作し、同年12月にはフォール・アウト・ボーイ「Champion」のリミックスに参加。2019年にはリル・ナズ・Xの「Seoul Town Road」にも客演するなど、グループ活動と並行して海外アーティストとの接点を広げた[4]。
2018年10月23日には2作目のミックステープ『mono.』を発表。本人は「プレイリスト」と位置付け、ソウルの街や孤独を静かに描いたこの作品は、当時の韓国ソロアーティストとして最高位となるBillboard 200で26位を記録した。
『Indigo』と20代の記録(2022年)[編集]
2022年12月2日、初の公式ソロアルバム『Indigo』をリリース。エリカ・バドゥ(「Yun」)、アンダーソン・パーク(「Still Life」)、タブロ(「All Day」)、ポール・ブランコとマヘリア(「Closer」)など豪華な客演を迎えた。タイトル曲はロックボーカリストのユジン(youjeen)が参加した「Wild Flower」。
同作は米国でのフィジカル盤発売を受けて年末にBillboard 200で3位まで上昇し、韓国のソロアーティストとして史上初めて同チャートのトップ3入りを果たした。そのウィークの売上は8万3000ユニットで、うち7万9000がアルバム純販売だった[5]。発売直後の12月5日には招待制の一夜限りの公演「RM Live in Seoul」を行ったが、フルツアーは組まなかった[6]。
『Right Place, Wrong Person』とドキュメンタリー(2023年〜2024年)[編集]
2作目のソロアルバム『Right Place, Wrong Person』は入隊中の2024年5月24日に発表された。「Come Back to Me」「LOST!」を先行曲とし、実験的なオルタナティブ・サウンドを前面に出した作品で、Billboard 200では5位を記録している。2024年9月にはミーガン・ザ・スタリオンの「Neva Play」に客演し、同曲はBillboard Hot 100で36位となり、RMのソロ名義としての最高位となった[7]。
同アルバムの制作過程8か月を追ったドキュメンタリー映画『RM: Right People, Wrong Place』(監督イ・ソクジュン)は、2024年10月の第29回釜山国際映画祭オープンシネマ部門で世界初上映された。大雨の中での野外上映となり、上映時に流れたインタビューでRMは「『正しい』『間違い』は視点次第で、それは時と状況によって変わる」と語った。同作は同年12月に世界の劇場で公開された[8]。
兵役(2023年〜2025年)[編集]
2023年12月11日、同じくメンバーのV(BTS)と同日に陸軍現役兵として入隊した。BTSではジン(JIN)、ジェイホープ(J-HOPE)、シュガ(SUGA)に続く入隊となった。2024年1月に論山の陸軍訓練所で5週間の基礎訓練を終え、江原道の部隊に配属されたのち、部隊の軍楽隊に選抜された[9]。所属は陸軍第15歩兵師団の軍楽隊とされる。
2025年6月10日、Vとともに除隊。除隊後にはファンへ「もう一度、本当にもっと頑張ってみます」とメッセージを送り、グループ活動の再開を予告した[10]。
美術コレクター・文化活動[編集]
2020年9月、27歳の誕生日を記念して国立現代美術館(MMCA)財団に1億ウォンを寄付。資金は韓国近現代美術家の美術書の制作に充てられ、全国の公共図書館や学校に配布された。館長は「美術館になじみのない10代にも美術書が届くことを願っていた」とRMの意向を紹介している[11]。
そのほか、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)への寄付、ボッテガ・ヴェネタのブランドアンバサダー就任(2023年)、サムスン電子のアートTVのグローバルアンバサダー就任(2025年)など、美術・ファッション分野との結びつきが強い。
2025年10月29日には慶州で開かれたAPEC CEOサミットで基調講演を行い、K-POPアーティストとして初めて同サミットの壇上に立った。英語で行われた講演では「韓国から来たアーティストだと言うと、音楽のことは聞かれなかった」と下積み時代を振り返り、K-POPを韓国の美意識とヒップホップやEDMなど世界の要素を混ぜ合わせたものと表現。各国の首脳や企業トップに「若い創作者に資金援助を」と呼びかけた[12]。
2026年の動向[編集]
2025年中にジミン(JIMIN)、ジョングク(JUNGKOOK)を含む7人全員が兵役を終え、2026年3月20日、BTSは約3年9か月ぶりの完全体アルバムとなる5thフルアルバム『ARIRANG』を発表。RMはタイトル曲「SWIM」を中心に多数の収録曲の作詞・作曲に参加した。同作はBillboard 200で初登場1位(初週64万1000ユニット)を獲得し、2014年12月に同チャートがユニット集計を始めて以降、グループとして最大の週間記録となった。K-POPとして初めて2週連続1位も達成し、BTSにとって7作目のBillboard 200首位作品となった[13]。
続いて4月9日、地元である京畿道高陽市から、360度センターステージを採用したワールドツアー「ARIRANG」がスタート。東京ドーム公演(4月17・18日)を含む34都市を回る大規模ツアーで、2027年3月まで続く予定である[14]。
9月17日には米ラスベガスで開催された「2026 iHeartRadio Music Festival」へ向けて仁川国際空港から出国し、その姿が報じられた[15]。BTSは9月19日にT-Mobileアリーナで同フェスのトリを務め、「SWIM」「2.0」「MIC Drop」「FYA」の4曲を披露。同フェスへの出演は6年ぶりだった。ツアーは10月2日のボゴタ公演から中南米編に入る予定である[16]。
美術面では、RMのコレクションを中心とした展覧会「RM x SFMOMA: Between You and Me」が、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)で2026年10月3日から2027年2月7日まで開かれる。RMは同館のキュレーター2人とともに共同キュレーションを担当し、ユン・ヒョングン、キム・ファンギ、チャン・ウクチン、クォン・オギョンら韓国作家と、マーク・ロスコ、アグネス・マーティン、イヴ・クライン、ドナルド・ジャッド、ナムジュン・パイクら海外作家の作品約200点が並ぶ。オーディオガイドは本人が英語と韓国語で吹き込み、展示室のプレイリスト選曲も手がけた[17]。また同年6月には国立中央博物館のグローバルアンバサダーに任命されたとされる。
炎上とバズ[編集]
- 入隊後の2024年2月、軍楽隊の赤い制服姿でサックスを抱えるRMの写真がX(旧Twitter)に投稿され、数日で2万以上の「いいね」を集めて話題となった。投稿者は、基礎訓練の修了式に出席した知人から受け取った写真だと説明していた[18]。
- 美術館や展覧会を訪れた写真をSNSに投稿するたび、ファンが同じ場所を訪れる「ナムジュニング」がたびたび話題になっている。
- APEC CEOサミットでの基調講演は、K-POPアーティスト初の登壇として韓国内外で大きく報じられた。
余談[編集]
- 2020年の美術書寄付をきっかけに、韓国芸術委員会から「2020年の芸術後援者」に選ばれたとされる[19]。
- 『Right Place, Wrong Person』はアルバム名、ドキュメンタリーは『Right People, Wrong Place』と、単語を入れ替えたタイトルになっている。
- Billboard 200では『mono.』26位→『Indigo』3位→『Right Place, Wrong Person』5位と、ソロ作が継続して上位に入っている。
脚注[編集]
- ↑ RM (musician) Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
- ↑ RM (musician) Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
- ↑ RM X SFMOMA Exhibition: SFMOMA To Feature Collection By RM Of BTS Forbes、2026年9月12日
- ↑ RM (musician) Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
- ↑ BTS's RM Becomes 1st Korean Soloist To Enter Top 3 Of Billboard 200 As "Indigo" Re-Enters Chart Soompi、2022年12月26日
- ↑ Road Work: BTS Reunites for Arirang World Tour After Solo Endeavors Billboard、2026年4月9日
- ↑ RM (musician) Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
- ↑ BTS RM documentary 'Right People, Wrong Place' premieres at Busan International Film Festival Bandwagon、2024年10月9日
- ↑ Photo of RM with saxophone in military band goes viral The Korea Herald、2024年2月19日
- ↑ 'We'll do even better': RM teases BTS comeback after discharge Malay Mail、2025年6月13日
- ↑ BTS' RM donates 100 million won for MMCA art publications The Korea Herald、2020年9月14日
- ↑ BTS' RM urges world leaders to support creativity at APEC CEO Summit The Korea Times、2025年10月29日
- ↑ BTS' 'Arirang' tops Billboard 200 for second consecutive week, a K-pop first The Korea Herald、2026年4月6日
- ↑ BTS 2026 Tour Dates Are Finally Out: All The Details Forbes、2026年1月13日
- ↑ BTS RM's 'Warm Greeting' [★Photo] STARNEWS、2026年9月17日
- ↑ BTS performs at iHeartRadio Music Festival in Las Vegas The Korea Times、2026年9月20日
- ↑ RM X SFMOMA Exhibition: SFMOMA To Feature Collection By RM Of BTS Forbes、2026年9月12日
- ↑ Photo of RM with saxophone in military band goes viral The Korea Herald、2024年2月19日
- ↑ RM (musician) Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
