ジョングク(JUNGKOOK)
정국 / Jung Kook
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ジョングク(2026年2月)(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 4.0)
基本情報
本名 チョン・ジョングク(전정국、田柾國)
誕生日 1997年9月1日
年齢 29歳
出身地 韓国・釜山広域市
国籍 韓国
学歴 ソウル公演芸術高等学校卒業、グローバルサイバー大学放送演芸学科卒業
ジャンル K-POP、ポップ、R&B
ポジション メインボーカル
活動期間 2013年 -
デビューアルバム 『2 COOL 4 SKOOL』(BTSとして)、『GOLDEN』(ソロ)
家族 両親、兄
身長 / 体重 ― cm / ― kg
レーベル BIGHIT MUSIC
事務所 BIGHIT MUSIC(HYBE傘下)
所属グループ BTS
ファンクラブ ARMY



概要[編集]

ジョングク(JUNGKOOK)とは、韓国の7人組グループBTSの最年少メンバーで、メインボーカルを務める歌手である。ボーカル・ダンス・ラップをすべてこなすことから「黄金マンネ(黄金の末っ子)」と呼ばれる。2023年のソロデビュー曲「Seven」で米ビルボードHOT100の1位を獲得し、韓国ソロ歌手として史上2人目の快挙を達成した。

詳細[編集]

1997年9月1日、韓国の釜山に生まれた[1]。2011年、中学生のときに大邱で行われたオーディション番組『スーパースターK』の予選に参加し、本選には進まなかったものの、7つの芸能事務所からスカウトを受けたとされる。その中からBig Hit Entertainment(現BIGHIT MUSIC)を選んだ理由は、先に練習生となっていたRMのラップに惹かれたからだという。

練習生時代の2012年夏には、ダンス修行のため米ロサンゼルスに渡った。2013年6月13日、BTSのメンバーとしてシングル『2 COOL 4 SKOOL』でデビュー。当時15歳で、ジン(JIN)、シュガ(SUGA)、ジェイホープ(J-HOPE)、RM、ジミン(JIMIN)、V(BTS)に続く最年少メンバーだった。

学業面では、ソウル公演芸術高等学校を2017年に卒業。大学修学能力試験(修能)は受けない選択をしたが、その後グローバルサイバー大学放送演芸学科に進み、2022年3月に総長賞を受けて卒業している。

グループ内では、ボーカルを軸にダンス・ラップまで担う万能型のメンバーとして知られる。この「黄金マンネ」というあだ名は、2023年のソロアルバムのタイトル『GOLDEN』にもつながっている。アルバムは「BTSの黄金マンネからグローバルなポップスターへ」という歩みを描いた作品と紹介された。

経歴[編集]

BTS時代のソロ曲[編集]

グループ活動と並行して、アルバム内でのソロ曲を着実に重ねてきた。2016年のアルバム『WINGS』収録の「Begin」、2018年の「Euphoria」(9分間のショートフィルムとともに公開)、2020年の『MAP OF THE SOUL : 7』収録曲「My Time」などが代表例である。

2020年6月4日には自作曲「Still With You」をSoundCloudで公開し、2022年2月にはウェブ漫画『7FATES: CHAKHO』のサウンドトラックとして、シュガ(SUGA)がプロデュースした「Stay Alive」を発表した。同年6月にはチャーリー・プースとのコラボ曲「Left and Right」をリリースし、米ビルボードHOT100で最高22位を記録している[2]。

カタールW杯開会式「Dreamers」[編集]

2022年11月20日(日本時間)、カタールで開幕したFIFAワールドカップの開会式に出演し、大会公式サウンドトラック曲「Dreamers」を歌唱した。全身黒のコーディネートで多数のバックダンサーを従えて登場し、後半にはカタールの歌手ファハド・アル・クバイシ(Fahad Al Kubaisi)とともにステージを披露した[3]。

放送直後にはSNSでジョングクの名前がトレンド入りし、「鳥肌が止まらない」「感動した」といった反応が相次いだと報じられた。サッカーという世界最大級のスポーツイベントの開会式で、K-POPアーティストが公式曲を歌う場面は大きな話題となった。

ソロデビュー「Seven」と大ヒット[編集]

2023年7月14日、ソロとしての正式デビューシングル「Seven (feat. Latto)」を発表した。アコースティックギターとUKガラージのリズムを組み合わせた楽曲で、恋人と1週間ずっと一緒にいたいという情熱的なセレナーデを歌う。米国で撮影されたミュージックビデオには、韓国の俳優ハン・ソヒが出演した[4]。

同曲は米ビルボードの7月29日付HOT100で初登場1位を獲得。2,190万回のストリーミング再生と15.3万件のダウンロード・CD販売を記録した。韓国のソロ歌手がHOT100の頂点に立ったのは、同年4月に「Like Crazy」で1位を獲得したジミン(JIMIN)に続いて2人目。フィーチャリングで参加したラッパーのラトーにとっても初のHOT100首位となった[5]。

「Seven」はビルボードのグローバル200、グローバル(米国除く)でも1位を獲得し、Spotifyで再生回数10億回に最も速く到達した楽曲となった。続いて同年9月29日にはジャック・ハーロウを迎えた「3D」を発表し、HOT100と英国シングルチャートで初登場5位を記録。10月にはザ・キッド・ラロイ、セントラル・シーとのコラボ曲「Too Much」も発表している[6]。

1stソロアルバム『GOLDEN』と「Standing Next to You」[編集]

2023年11月3日、初のソロアルバム『GOLDEN』をリリースした。全11曲にさまざまなジャンルを詰め込み、BTSの「黄金マンネ」からグローバルなポップスターへと歩んできたジョングクの物語を凝縮した作品とされる。

タイトル曲「Standing Next to You」はレトロなファンク調のナンバーで、公開直後に韓国のMelonリアルタイムチャートで4位に初登場し、YouTubeの世界急上昇動画1位にも入った。アルバムは発売初日だけで2,147,389枚を売り上げ、K-POPソロアルバムとして初めて初日にダブルミリオンを達成。発売から3時間で100万枚、5時間で200万枚を突破したと報じられた[7]。

iTunesでは77の国と地域でアルバムチャート1位を獲得し、タイトル曲も71の国・地域でランクインした。米ビルボード200では初登場2位となり、韓国ソロアーティストのアルバムとして初めて累計販売250万枚を超えた作品になったとされる[8]。

兵役[編集]

『GOLDEN』のリリースからほどなく、2023年12月12日にジミン(JIMIN)とともに入隊した。同じ部隊で服務できる「同伴入隊制度」を利用しての入隊で、陸軍で約1年6か月間服務した[9]。

服務中の2024年6月7日には、BTSデビュー11周年に合わせて事前に準備していた新曲「Never Let Go」が公開された。また2024年8月8日からは、ジミンと2人で旅をするバラエティ『これって大丈夫?!』(原題:Are You Sure?!)がDisney+で配信され、同年9月18日には『GOLDEN』制作期の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画『JUNG KOOK: I AM STILL』が世界120の地域で公開された。

2025年6月11日、ジミンとともに除隊。前日にはRMとV(BTS)が除隊しており、京畿道漣川の部隊近くには1,000人を超えるファンが集まったと報じられた[10]。混雑を避けるため、除隊の挨拶は兵舎ではなく近くの競技場付近で行われた。軍服姿で花束を手にしたジョングクは「カメラがとても不慣れで、化粧もしていないのでちょっと恥ずかしい」と照れながら、先輩・後輩の兵士や幹部への感謝を述べた[11]。

除隊後の活動[編集]

除隊後、2025年12月3日には『これって大丈夫?!』のシーズン2が配信された。また、2023年3月から務めるカルバン・クラインのグローバルアンバサダーに加え、2025年末にはシャネルのフレグランス&ビューティー部門のグローバルアンバサダーにも就任している[12]。

2026年の動向[編集]

2026年3月20日、BTSは約6年1か月ぶりとなるフルアルバム『ARIRANG』で完全体カムバックを果たした。600年以上歌い継がれてきた韓国民謡「アリラン」をタイトルに掲げ、韓国の伝統的な旋律や打楽器を取り入れた作品で、ビルボード200で3週連続1位、タイトル曲「SWIM」がHOT100初登場1位を記録したと報じられた[13]。

アルバムに続き、ワールドツアー「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'」が4月9日に韓国・高陽でスタート。日本では4月17日・18日に東京ドーム公演が行われた[14]。ツアーは2027年3月まで続く大規模なもので、ジョングクも7人そろってのステージに立っている。

9月1日には29歳の誕生日を迎えた。誕生日を前に、ファンコミュニティWeverseでジャスティン・ビーバー「Lifetime」のカバーをプレゼントし、日本のファンによるドローンショーや花火といったお祝い企画も話題になった[15]。

同月にはスイスの高級時計ブランドウブロのグローバルブランドアンバサダーとして来日。東京・銀座のブティックを初訪問した際には店舗前に1,500人以上のファンが集まり、警察が出動する事態となった。同日夜のフォトコール「HUBLOT NIGHT」では、ダークベージュのジャケット姿で登場し、ウブロのジュリアン・トルナーレCEOが出迎えた[16]。

炎上とバズ[編集]

2026年9月のウブロのイベントで銀座を訪れた際には、店舗前に1,500人を超えるファンが詰めかけ、警察が出動する騒ぎとなったと報じられた[17]。除隊時にも部隊周辺に1,000人以上のファンが集まり、一部の放送局で通信回線の混雑により衛星中継に支障が出たとされる[18]。こうした動員力の大きさは、ジョングクの人気を象徴するエピソードとしてたびたび取り上げられている。

余談[編集]

  • 使ったアイテムがすぐ売り切れることから、海外メディアなどで「Sold Out King」と呼ばれることがある。韓服を現代風にアレンジした「モダン韓服」の流行にも一役買ったとされる。
  • 2023年、米『ローリング・ストーン』誌の「史上最も偉大な200人のシンガー」で191位に選出された。
  • 寄付も多く、2023年4月にソウル大学病院の小児病院へ10億ウォン、2025年3月には韓国の山火事被災地支援などのため希望ブリッジ全国災害救護協会を通じて10億ウォンを寄付した。後者は韓国の芸能人による災害寄付として過去最大級とされる[19]。
  • 同期入隊・同時除隊したジミンとは「グクミン」というコンビ名で親しまれており、除隊の挨拶も2人そろって行った。

脚注[編集]

  1. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
  2. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
  3. ↑ BTS・ジョングクが魅了! FIFAワールドカップ開会式で圧巻パフォーマンス披露 クランクイン!、2022年11月21日
  4. ↑ BTSジョングク、米「Billboard HOT 100」1位獲得 ジミンに続き韓国ソロ歌手史上2人目 モデルプレス、2023年7月25日
  5. ↑ BTSジョングク、米「Billboard HOT 100」1位獲得 ジミンに続き韓国ソロ歌手史上2人目 モデルプレス、2023年7月25日
  6. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
  7. ↑ BTSジョングク、ソロアルバム『GOLDEN』が発売当日にダブルミリオン達成 THE FIRST TIMES、2023年11月
  8. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
  9. ↑ 【挨拶ほぼ全文】BTSのJIMIN&JUNG KOOK 兵役を終え除隊 めざましmedia、2025年6月11日
  10. ↑ BTS、ジミンさんとジョングクさんも兵役終えて除隊 感謝を表明 AFPBB News、2025年6月11日
  11. ↑ 【挨拶ほぼ全文】BTSのJIMIN&JUNG KOOK 兵役を終え除隊 めざましmedia、2025年6月11日
  12. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧
  13. ↑ BTS、音楽そのもので証明してみせた“世界現象”の正体 『ARIRANG』の記録をも超える輝きのすべて Real Sound、2026年8月
  14. ↑ 『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』開催決定! BTS JAPAN OFFICIAL SITE、2026年1月14日
  15. ↑ ジョングクさん29歳のお誕生日! バンタンをめぐる旅、2026年9月
  16. ↑ BTS・ジョングク 銀座に降臨!ファン1500人余がつめかけ警察出動 デイリースポーツ、2026年9月24日
  17. ↑ BTS・ジョングク 銀座に降臨!ファン1500人余がつめかけ警察出動 デイリースポーツ、2026年9月24日
  18. ↑ BTS、ジミンさんとジョングクさんも兵役終えて除隊 感謝を表明 AFPBB News、2025年6月11日
  19. ↑ Jungkook Wikipedia(英語版)、2026年9月29日閲覧

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