Tomoyo Kurosawa
Tomoyo Kurosawa
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黒沢ともよのプロフィール写真(出典:クランクイン!)
本名 黒沢朋世(くろさわ ともよ)
誕生日 1996年4月10日
年齢 30歳
出身地 埼玉県秩父市
国籍 日本
家族 既婚(2023年結婚)、第一子(2026年誕生)
身長 149.5cm
血液型 O型
学歴 法政大学卒業
職業 声優、女優、歌手
活動期間 2000年頃 -
代表的な実績 『響け!ユーフォニアム』黄前久美子役、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』アマテ・ユズリハ役、『スキップとローファー』岩倉美津未役
受賞 第十二回声優アワード主演女優賞(2018年)
事務所 東宝芸能(2021年8月 - )
関連活動 Sound Horizon(サポートメンバー)、ハロー、ハッピーワールド!
別名 黒沢朋世(子役時代の名義)
あだ名 もよちー、ともよ様、ともちん、ともよ先生
リンク X(@TomoyoKurosawa)


概要[編集]

黒沢ともよ(くろさわ ともよ、1996年4月10日 - )とは、埼玉県出身の日本の声優・女優・歌手である。子役として帝国劇場のミュージカルや大河ドラマに出演したキャリアを持ち、声優としては『響け!ユーフォニアム』の黄前久美子役、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主人公マチュ役などで知られる。所属事務所は東宝芸能。

詳細[編集]

「ベテラン新人」と呼ばれた声優[編集]

黒沢ともよの最大の特徴は、声優デビュー時点ですでに芸歴10年を超えていたことである。3歳頃から演技の勉強を始め、子役時代は本名と同じ「黒沢朋世」名義でテレビドラマ・CM・舞台に出演。ミュージカル『モーツァルト!』のアマデ役や、美空ひばりの幼少期役など、大舞台を数多く経験してきた。

そのため声優デビュー後、ファンの間では「ベテラン新人声優」「感情表現の化け物」と評されることがあったという話がある。泣き・怒り・笑いの振れ幅が大きく、しかも芝居が地に足のついたトーンで崩れない、というのが主な評価ポイントである。

声と舞台の二刀流[編集]

2010年の劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』で声優デビューした後、2012年にマウスプロモーションへ所属し、声優業を中心に活動。2015年に『響け!ユーフォニアム』で初主演を果たし、2018年には第十二回声優アワードで主演女優賞を受賞した。

一方で2018年頃からは舞台出演の比重を再び高め、ストレートプレイや音楽朗読劇にも出演している。2021年8月1日には東宝芸能へ移籍し、声優と舞台女優の両輪で活動する体制となった。アニメファンにとっては「声の人」、演劇ファンにとっては「元子役の舞台女優」という、二つの顔を持つ存在である。

2020年代の主役ラッシュ[編集]

2020年代に入ってからは主演・メインキャストが目立つ。2023年の『スキップとローファー』では岩倉美津未役、2025年にはガンダムシリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』で主人公アマテ・ユズリハ(マチュ)役を担当した。

2026年には『最終楽章 響け!ユーフォニアム』前後編でシリーズ完結を迎えたほか、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』への新キャラクター役での参加、TVアニメ『彼方から』のヒロイン立木典子役と、話題作への出演が続いている。私生活では2023年に結婚、2026年5月に第一子の出産を報告しており、「役者としては変わらずに精進して参ります」とコメントしている。

経歴[編集]

子役時代(2000年頃 - 2010年)[編集]

3歳頃、習い事の一つとして演技の勉強を開始した。東京児童劇団に所属し、2000年頃から子役として活動。同年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』で市姫を演じたのが、確認できる最初のテレビドラマ出演とされる。

2003年、舞台『奇跡の人』にセアラ役で出演。本人はこの作品をきっかけに役者として生きていくことを決意したと語っている。同年から2004年にかけては『新・美空ひばり物語』で幼少期の美空ひばり(加藤和枝)役を演じた。

2005年には『モーツァルト!』のアマデ役でミュージカルに初出演。ここで歌唱指導を受けたことが歌を始めるきっかけになり、本人はこの作品を大きな転機として挙げている。2006年には前進座の『謎帯一寸徳兵衛』で団七娘お市役として歌舞伎の舞台にも立った。同年から2007年にかけてはミュージカル『マリー・アントワネット』でマリー・テレーズ役を務め、2009年には『グレイ・ガーデンズ』でジャクリーン・ブーヴィエ役を演じている。

音楽面では2006年にCGアニメ『ポンポン ポロロ』の主題歌を担当。2008年からはSound HorizonのサポートメンバーとしてPVやコンサートにモーションアクターとして参加し、6th Story CD『Moira』(2008年)にも参加した。2010年の7th Story CD『Märchen』ではボーカル・ボイスアクターを担当し、同年の7th Story Concertでは雪白姫役で出演している。

声優デビューと活動休止(2010年 - 2012年)[編集]

2010年、劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』で小山夏紀役を演じ、声優としてデビューした。同年、東京児童劇団を退団し、芸能活動を一時休止している。

2012年にマウスプロモーションへ所属し、本格的に声優としての活動を開始。同年スタートの『アイカツ!』で有栖川おとめ役を担当し、2016年まで演じ続けた。2013年には『アイドルマスター シンデレラガールズ』の赤城みりあ役に起用され、同年の『ドキドキ!プリキュア』ではオープニングテーマ「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」の歌唱を担当している。

ブレイクと声優アワード受賞(2014年 - 2018年)[編集]

2014年には『ブラック・ブレット』のティナ・スプラウト役、『甘城ブリリアントパーク』のシルフィー役、『結城友奈は勇者である』の犬吠埼樹役と出演作が一気に増えた。

2015年、法政大学に進学。同年、京都アニメーション制作の『響け!ユーフォニアム』で黄前久美子役を演じ、テレビアニメ初主演を果たす。冷めたように見えて内心は熱い、ちょっと面倒くさい女子高生を等身大に演じたことで大きな反響を呼び、久美子は以降10年以上にわたって演じ続ける代表作となった。同年は『アイドルマスター シンデレラガールズ』のTVアニメ化で赤城みりあ役、『終わりのセラフ』で君月未来役も演じている。

2016年には舞台『アイ ワズ ライト』でティンカーベル・クリア役を演じ、7年ぶりのストレートプレイ出演となった。2017年には『宝石の国』の主人公フォスフォフィライト役を担当。同年スタートの『バンドリ!』(BanG Dream!)ではバンド「ハロー、ハッピーワールド!」の奥沢美咲(ミッシェル)役を務めた。

2018年3月3日、第十二回声優アワードで主演女優賞を受賞した。

舞台回帰と東宝芸能移籍(2018年 - 2022年)[編集]

2018年頃からは声優業と並行して舞台活動の比重を戻していく。2019年に法政大学を卒業し、同年『ミュージカル ひめゆり』でキミ役として主演を務めた。

アニメでは2019年に『彼方のアストラ』のキトリー・ラファエリ役、ゲーム『ファイアーエムブレム 風花雪月』のソティス役、2020年に『魔女の旅々』のサヤ役、『アクダマドライブ』の一般人役などを担当。同じ2020年には『呪術廻戦』で高田ちゃん役を演じている。2020年夏にはツイキャスのブランドムービーでギターを弾きながらsumikaの「フィクション」を歌い、関連配信で弾き語りも披露した。

2021年7月31日にマウスプロモーションを退所し、8月1日付で東宝芸能に移籍。同年は『ゆるキャン△ SEASON2』の土岐綾乃役、ゲーム『SCARLET NEXUS』のハルカ・フレイザー役、『終末のワルキューレ』のゲル役を担当した。2021年から2022年にかけてはケラリーノ・サンドロヴィッチ作品を上演するKERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』に出演。

2022年には『サイバーパンク エッジランナーズ』でレベッカ役を担当。舞台では、自身が声優として出演したアニメを舞台化した『舞台 アクダマドライブ』で一般人役として主演し、『今度は愛妻家』では蘭子役を演じた。

主演作の連続と私生活の転機(2023年 - )[編集]

2023年は『スキップとローファー』の主人公・岩倉美津未役、『天国大魔境』のクク役、『TRIGUN STAMPEDE』の幼少期ヴァッシュ・ザ・スタンピード役を担当。舞台では音楽朗読劇『四月は君の嘘』で宮園かをり役を演じた。同年6月8日、自身のSNSで結婚を発表。所属の東宝芸能も公式サイトで報告した。

2024年は『響け!ユーフォニアム3』でシリーズ最終章のTV放送を迎えたほか、『劇場版モノノ怪 唐傘』でアサ役を演じた。同年12月、ガンダムシリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主人公アマテ・ユズリハ(マチュ)役に起用されたことが発表される。同作は2025年1月17日に劇場先行版『-Beginning-』が公開され、同年4月から日本テレビ系列でTV放送された。2025年には『地獄先生ぬ〜べ〜』の新作アニメで細川美樹役も担当している。

2026年4月24日には『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』、9月11日には後編が公開され、11年間演じてきた久美子の物語が完結した。同年5月1日には自身のXで第一子の出産を報告。8月28日公開の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』では、新たな魔法少女の一人であるセルマ・テレーゼ役で出演した。10月からはTVアニメ『彼方から』で立木典子役を務め、2027年4月には『スキップとローファー 2nd season』の放送が予定されている。

主な出演作[編集]

テレビアニメ[編集]

  • 『アイカツ!』(2012年 - 2016年) - 有栖川おとめ
  • 『ブラック・ブレット』(2014年) - ティナ・スプラウト
  • 『甘城ブリリアントパーク』(2014年) - シルフィー
  • 『結城友奈は勇者である』シリーズ(2014年 - 2021年) - 犬吠埼樹
  • 『響け!ユーフォニアム』シリーズ(2015年 - 2024年) - 黄前久美子
  • 『アイドルマスター シンデレラガールズ』(2015年) - 赤城みりあ
  • 『終わりのセラフ』(2015年) - 君月未来、鬼箱王
  • 『宝石の国』(2017年) - フォスフォフィライト
  • 『バンドリ!』シリーズ(2017年 - 2022年) - 奥沢美咲/ミッシェル
  • 『彼方のアストラ』(2019年) - キトリー・ラファエリ
  • 『魔女の旅々』(2020年) - サヤ
  • 『アクダマドライブ』(2020年) - 一般人
  • 『呪術廻戦』(2020年 - 2023年) - 高田ちゃん
  • 『ゆるキャン△』シリーズ(2021年 - 2024年) - 土岐綾乃
  • 『終末のワルキューレ』(2021年 - 2023年) - ゲル
  • 『サイバーパンク エッジランナーズ』(2022年) - レベッカ
  • 『TRIGUN STAMPEDE』(2023年) - ヴァッシュ・ザ・スタンピード(幼少期)
  • 『スキップとローファー』(2023年、2nd seasonは2027年予定) - 岩倉美津未
  • 『天国大魔境』(2023年) - クク
  • 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(2025年) - アマテ・ユズリハ(マチュ)
  • 『地獄先生ぬ〜べ〜』(2025年) - 細川美樹
  • 『彼方から』(2026年) - 立木典子

劇場アニメ[編集]

  • 『宇宙ショーへようこそ』(2010年) - 小山夏紀(声優デビュー作)
  • 『劇場版 響け!ユーフォニアム』シリーズ - 黄前久美子
  • 『劇場版モノノ怪 唐傘』(2024年) - アサ
  • 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(2025年) - アマテ・ユズリハ
  • 『最終楽章 響け!ユーフォニアム』前編・後編(2026年) - 黄前久美子
  • 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』(2026年) - セルマ・テレーゼ

ゲーム[編集]

  • 『アイカツ!』 - 有栖川おとめ
  • 『アイドルマスター シンデレラガールズ』 - 赤城みりあ
  • 『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』 - 奥沢美咲
  • 『ファイアーエムブレム 風花雪月』(2019年) - ソティス
  • 『SCARLET NEXUS』(2021年) - ハルカ・フレイザー

赤城みりあ役では、『シンデレラガールズ』1stライブでの「キラキラジャンプ」がファンの間で話題となり、のちにゲームのカードイラストに取り入れられたという話がある。またアイドルマスター10周年ライブでは、同じ1996年生まれの夏川椎菜・伊藤美来とともにジャンプを披露したことでも知られる。

舞台[編集]

子役時代から続く舞台歴は、黒沢ともよを語るうえで欠かせない要素である。主な出演作は以下の通り。

  • 『奇跡の人』(2003年) - セアラ
  • 『新・美空ひばり物語』(2003年 - 2004年) - 加藤和枝(幼少期の美空ひばり)
  • 『モーツァルト!』(2005年) - アマデ
  • 前進座『謎帯一寸徳兵衛』(2006年) - 団七娘お市
  • 『マリー・アントワネット』(2006年 - 2007年) - マリー・テレーズ
  • 『グレイ・ガーデンズ』(2009年) - ジャクリーン・ブーヴィエ
  • Sound Horizon 7th Story Concert『Märchen』(2010年) - 雪白姫
  • 『アイ ワズ ライト』(2016年) - ティンカーベル・クリア
  • 『ミュージカル ひめゆり』(2019年) - キミ(主演)
  • KERA CROSS第4弾『SLAPSTICKS』(2021年 - 2022年)
  • 『舞台 アクダマドライブ』(2022年) - 一般人(主演)
  • 『今度は愛妻家』(2022年) - 蘭子
  • 音楽朗読劇『四月は君の嘘』(2023年) - 宮園かをり

『モーツァルト!』では井上芳雄、山口祐一郎、涼風真世らと共演しており、本人によれば彼らとは現在も交流があるという。アニメの舞台化作品『舞台 アクダマドライブ』では、アニメで演じた役をそのまま生身で演じる形となった。

音楽活動[編集]

歌のルーツは、子役時代の『モーツァルト!』で受けた歌唱指導にある。そこからSound Horizonへの参加へとつながり、6th Story CD『Moira』、7th Story CD『Märchen』に参加。特に『Märchen』ではボーカル・ボイスアクターとして作品の物語を担い、コンサートでは雪白姫を演じた。

声優として本格始動した後は、2013年に『ドキドキ!プリキュア』のオープニングテーマ「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」を担当。プリキュアシリーズのオープニングテーマを担当したことで、アニメファン以外にも名前が知られるきっかけとなった。そのほか『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『アイカツ!』、『バンドリ!』のハロー、ハッピーワールド!など、キャラクター名義での歌唱も多い。

ギターも弾け、高校時代は軽音楽部でギターを担当していた。2020年夏にはツイキャスのブランドムービーでsumikaの「フィクション」を弾き語りし、配信でも弾き語りを披露している。

人物[編集]

性格・趣味[編集]

一人っ子。子役を始めたのは、挨拶や礼儀を重んじる環境に身を置かせたいという親のしつけの一環だったという。趣味は料理と散歩で、週に1回は煮込み料理を作ると語っている。マウスプロモーション時代のプロフィールでは、ダンス・歌・ギターを趣味・特技として挙げていた。

高校時代は軽音楽部と家庭部を掛け持ちしていた。特技として「高速で鼻の穴を動かすこと」を挙げたことがあるとされ、幼い頃の将来の夢は焼き芋屋さんだったという、大の芋好きでもある。2023年のインタビューでは「私の陶芸の先生」に言及しており、陶芸教室にも通っている様子がうかがえる。

尊敬する人物[編集]

女優の大竹しのぶを尊敬しており、7歳のときに大竹から「いい役者になりたいなら、いい人間になりなさい」と言われたことを大切にしている。

音楽面ではTM NETWORKの宇都宮隆を敬愛していることでも知られる。1996年生まれの声優としては渋い趣味である。

仕事観[編集]

2024年のタウンワークマガジンのインタビューでは、幼い頃に母親から「俳優のギャランティは現場に来るまでの積み重ねに支払われているから」と言われたことを明かしている。いわゆる「準備こそが仕事」という考え方で、彼女の仕事観の土台になっているようだ。

同インタビューでは、最も辛かった時期について「年間で200本くらいのオーディションを受けて、受かるのが2つとか」と振り返っている。それでも選ばれたときは「絶対に後悔はさせない!」という強い気持ちで臨んでいたという。また「この人に出来て私に出来ないことがあるなら、この人には出来なくて私に出来ることがある」と考えるようにしていること、「次も一緒にやろうよ」と声をかけられることが何より嬉しいことも語っている。10代の頃に先輩から「現場にキラキラを運んできてくれるのはありがたい。存在に救われる」と言われた言葉も、印象に残っているという。

愛称[編集]

愛称は「もよちー」。『シンデレラガールズ』関連のラジオ番組『デレラジ』で定着したとされる。ほかに「ともよ様」「ともちん」とも呼ばれるが、本人は「ともよ様」と呼ばれると困った様子を見せるという。舞台経験の豊富さから、共演者に頼られて「ともよ先生」と呼ばれることもあったとされる。

役作り・作品についての発言[編集]

黄前久美子(響け!ユーフォニアム)[編集]

2015年から2026年まで、11年にわたって演じた最大の代表作。2019年の劇場版公開時には、久美子がユーフォニアムを担当したきっかけについて「人数が足りなかったからと実はなし崩し的なもの」と説明。後輩の久石奏については「あえて嫌なことを言うことができる子」と分析し、「私も面倒くさいなと思う(笑)」と率直に語っている。

『最終楽章』に際しては、この作品を「20代の全て」と表現したと報じられている。19歳で初主演し、30歳で完結を迎えたことを考えると、まさに20代をまるごと捧げた役であった。

岩倉美津未(スキップとローファー)[編集]

2023年のリアルサウンドのインタビューでは、石川県の過疎地から東京の高校に進学した美津未について語った。自身の高校時代については「高校時代はもうお仕事していたので、あんなにハッピーなことはなかった」と振り返っている。

また「周りの友達とかにも『なんでそんなに落ち込むのか分からない』と言われることに対して落ち込むことが多い」と、美津未との共通点を明かした。受験を控えた美津未に地元の親友ふみが「受かっても落ちても、またここで美味しいご飯食べよう」と声をかけるシーンでは収録中に自身も泣いてしまったといい、視聴者には「一生懸命観なくて全然いいので、1回テレビで流してもらえたら」と呼びかけた。陶芸の先生にも作品が刺さったことから「おじいちゃんおばあちゃんに刺さることが実証された」と語っている。

アマテ・ユズリハ(GQuuuuuuX)[編集]

2025年6月の劇場舞台挨拶では、アフレコ現場について「ガンダムシリーズに詳しい先輩たちがニコニコしながら“どうなってんだよー”と現場に入ってくる」ほど、台本が上がるたびに混乱していたと振り返った。監督の鶴巻和哉は毎話のアフレコ前に約1時間の世界観説明を行っていたという。

演技については「一段上か下をやればOKが出る」「自分が飲み下せる、一歩外側を演じる意識」と説明し、終盤のマチュの方向性を聞いたときには「2年前に聞きたかった(笑)!」と笑いを誘った。アフレコ中の心境は「『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイの気持ち」だったと語り、「また鶴巻さんに挑める日が来るといいな」と締めくくっている。

アサ(劇場版モノノ怪 唐傘)[編集]

2024年の悠木碧との対談インタビューでは、オーディションでアサ役のみを受けたことを明かした。長ゼリフが多い役のため「母音と子音のバランスを別の作品とは変え、ハキハキと古典的な発声を意識」したという。監督の中村健治からは、作中で描かれないアサの過去も「お腹の中にきちんとたたえておいてほしい」と言われたと語っている。

立木典子(彼方から)[編集]

2026年放送の『彼方から』では、オーディションで原作を読んだ際に典子の素直で健やかな人柄に救われたとコメント。「わたしが救われたあの子の魂をそのまま丸っと綴じ込めたい」と意気込みを寄せた。原作はひかわきょうこが1991年から2002年まで『LaLa』で連載した少女漫画で、連載35周年を記念したアニメ化である。

私生活[編集]

2023年6月8日、自身のTwitter(現・X)とInstagramで「この度私黒沢ともよは愛する方と結婚することになりました」と結婚を発表した。相手の詳細は公表されていない。2024年の『ゆるキャン△ SEASON3』鼎談インタビューでは、夫とは「友達の友達」として知り合い、「出会ったその日のうちにみんなでご飯に行くことになった」と馴れ初めを語っている。

2026年5月1日には、Xで直筆のメッセージ画像とともに第一子の出産を報告。「母としての日々をかみしめながら 役者としては変わらずに精進して参ります」とつづり、共演経験のある声優仲間からも祝福の声が寄せられた。

余談[編集]

  • 子役時代は帝国劇場・新国立劇場のミュージカルに出演しており、声優仲間からは子役時代の存在感をネタにされることがあるという話がある。
  • 大竹しのぶの「いい役者になりたいなら、いい人間になりなさい」という言葉は、7歳のときにかけられたもの。本人にとって役者人生の指針となっている。
  • 幼い頃の夢は焼き芋屋さん。芋好きはファンの間でもよく知られている。
  • 『GQuuuuuuX』のアフレコ中の心境を「アムロ・レイの気持ち」と表現。台本が上がるたびに現場が混乱していたという状況を、ガンダムの元祖主人公に重ねた発言である。
  • 『モノノ怪』では監督に会いたい一心で、オーディションの話を受けた時点で「これで監督に会える!」と喜んだという。
  • 母親の教え「俳優のギャランティは現場に来るまでの積み重ねに支払われている」は、インタビューで繰り返し語られる黒沢の原点である。
  • 同じ1996年生まれの声優には伊藤美来・夏川椎菜らがおり、アイマスのライブでは同年生まれ組でジャンプを披露したことがある。

外部リンク[編集]

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