鈴木ふみ奈
すずき ふみな/Fumina Suzuki
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写真集『LOVE&PEACE』『FLY HIGH』の発売記念イベントが行われた秋葉原の書泉ブックタワー(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:N509FZ、CC BY-SA 4.0)
誕生日 1990年7月5日
年齢 36歳
出身地 埼玉県
国籍 日本
身長 167cm
学歴 日本大学芸術学部音楽学科卒業
職業 グラビアアイドル、女優、タレント
肩書 ミスFLASH2011グランプリ
フォロワー数 SNS総フォロワー150万人以上(2025年9月時点の報道)
活動期間 2009年 -
代表的な実績 写真集『Leap』『LOVE&PEACE』『FLY HIGH』『GRACE』、『週刊プレイボーイ』番付で「3冠」
受賞 ミスFLASH2011グランプリ、AKIBA TOKYO COLLECTIONグランプリ(2015年)、ミス・ワールド・ジャパン2018審査員特別賞・マルチメディア部門1位、グラビアン魂アワード2023みうらじゅん個別賞
事務所 オフィスポケット
ファンクラブ あり(2024年開設)
関連活動 G☆Girls
あだ名 ふみにゃん、ワールドクラスグラドル
その他 特技:サックス、ピアノ/趣味:サウナ、ポーカー
リンク X / Instagram


概要[編集]

鈴木ふみ奈(すずき ふみな)とは、1990年7月5日生まれ、埼玉県出身のグラビアアイドル・女優である。大学在学中に「ミスFLASH2011」グランプリを獲得し、2018年にはミス・ワールド・ジャパンでグラビアアイドル初の審査員特別賞を受賞。デビューから17年を迎えた今も第一線に立つ「グラビアレジェンド」の一人。所属はオフィスポケット。

詳細[編集]

サックス専攻の芸大生がグラビアの世界へ[編集]

鈴木ふみ奈は日本大学芸術学部音楽学科の出身で、在学中はサックスを専攻していた。特技にもサックスとピアノを挙げており、音楽畑出身という少し珍しい経歴の持ち主である。2009年に雑誌のグラビアページに登場し始め、2010年にはテレビ出演を果たし、同年9月に初のイメージDVD『ピュア・スマイル』をリリースした。

転機となったのが2011年2月の「ミスFLASH2011」である。この年は仁藤みさき・黒田有彩・斎藤眞利奈と並んで4人同時グランプリという異例の結果となり、鈴木もその一角を占めた。受賞後は出場者で結成されたユニット「G☆Girls」にも参加し、学生のうちから本格的に芸能活動をスタートさせている。

「グラドル界の真打ち」と呼ばれるまで[編集]

デビュー当初から黒髪ロングがトレードマークで、2014年にイメージDVD『ふみぱい』をリリースした際には、メディアから「グラドル界の真打ち」と紹介されるほどの存在感を放っていた。2015年のDVD『VENUS☆FUMINA』発売イベントでは「平成の武田久美子目指します!」と宣言し、往年のグラビアスターを目標に掲げてみせた。

その言葉どおり、2015年から2017年にかけて『週刊プレイボーイ』の各種番付で3年連続の横綱を獲得。部門を変えて頂点に立ち続けたことで「3冠」と呼ばれ、のちに「胸とお尻の二刀流」「ワールドクラスグラドル」という異名が定着した。

世界と演技へ広がるキャリア[編集]

2018年には世界最古級のミスコンテストとして知られるミス・ワールドの日本代表選考「ミス・ワールド・ジャパン2018」に挑戦。ファイナリスト30名、さらに上位10名へと勝ち残り、グラビアアイドルとして初めて審査員特別賞を受賞した。あわせてマルチメディア部門でも1位を獲っている。

並行して女優業にも力を入れ、特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』からテレビ朝日系『桜の塔』『特捜9 season5』、Netflix映画『シティーハンター』、NHK連続テレビ小説『あんぱん』まで出演作を重ねている。グラビアと芝居の二本柱で走り続け、2026年にはデビュー17周年を迎えた。

グラビア活動[編集]

写真集の歩み[編集]

鈴木の写真集は「出すたびに一段上の見せ方を更新する」ことをテーマにしたようなラインナップになっている。2015年の『奇跡のH。』を皮切りに、2016年『Maganda!』、2017年『FISH』とほぼ毎年のペースでリリース。その後少し間を空けて、2021年7月21日に4th写真集『Leap』をKADOKAWAから発売した。

『Leap』は撮影を田中智久が担当し、A4判128ページ。タイトルは「飛躍」を意味し、同じ場所にとどまらず上を目指したいという思いが込められている。「さわやかに撮る」という大枠以外はほぼ本人のセルフプロデュースで、約2万枚のカットから本人が時間をかけてセレクトした。さらに本人初となるエッセイ15編も収録されており、グラビアに対する考えや日頃の思いを自分の言葉で綴っている。

2023年7月25日には5冊目の『LOVE&PEACE』を発売。誕生日が7月5日であることから誕生月のリリースとなり、コロナ禍を経て久々に沖縄でオールロケを敢行した。タイトルには「グラビアで多くの人を幸せにし、さらには世界中の人も幸せにしたい」という思いが込められている。

2024年9月5日には6th写真集『FLY HIGH』を玄光社から発売。同年5月にタイのクラビで撮影され、白いビーチや岩礁、崖といったダイナミックなロケーションが舞台となった。鏡を使った撮影や普段と違うローアングルなど、本人発案の企画が多く盛り込まれている。2025年9月25日には日之出出版発行・マガジンハウス発売の『鈴木ふみ奈 写真集 GRACE』が登場。ベトナムのダナンと世界遺産の街ホイアンで撮影され、テーマは「優美さ、しとやかさ」。本人は「15年間の集大成として、大胆で、そして自然体の私を詰め込んだ一冊」とコメントしている。

DVDとカレンダー[編集]

イメージDVDは2010年の『ピュア・スマイル』以降、多数のタイトルを発表している。2014年の『ふみぱい』(竹書房)、2015年の『VENUS☆FUMINA』などが代表的で、リリースのたびに秋葉原のソフマップでイベントを開くのがお決まりのコースだった。

カレンダーも毎年のように発売されており、2019年版の時点で8年連続のリリースとなっていた。2019年版の発売記念イベントは神保町の書泉グランデで行われ、本人はトレーニング用のスポーツウェア姿のカットを「グラビアではあまり見せない姿なので新鮮」と紹介していた。

秋葉原との縁[編集]

キャリアを通じて秋葉原は鈴木にとって「ホーム」と言える街である。写真集のお渡し会や発売記念イベントは、2023年の『LOVE&PEACE』、2024年の『FLY HIGH』とも秋葉原の書泉ブックタワーで開催された。2021年の『Leap』お渡し会では用意したサイン本が足りなくなるほどの盛況で、女性ファンからの反響も目立ったという。

コスプレとミスコン[編集]

コスプレイヤーとしての顔[編集]

鈴木はグラビアだけでなくコスプレの分野でも実績がある。2013年にはテレビアニメ『絶対防衛レヴィアタン』の公式コスプレイヤーを務め、2015年8月には「AKIBA TOKYO COLLECTION」のコスプレファッションショーでグランプリを獲得した。

本人は2023年の『LOVE&PEACE』発売時に、コミックマーケットやミス・ワールドへの参加をきっかけに「日本だけでなく世界中の人も幸せにしたい」と考えるようになったと語っている。オタクカルチャーの現場で国内外のファンと直接触れ合ってきた経験が、写真集のコンセプトにまでつながっているのが面白いところである。

ミス・ワールド・ジャパン2018[編集]

2018年の挑戦は、グラビアアイドルとしては異色のキャリア選択として大きな話題になった。鈴木は全国から集まった候補者の中からファイナリスト30名に選出され、同年8月の本選でも上位10名に残った。結果は審査員特別賞とマルチメディア部門1位のダブル受賞。グラビアアイドルが同大会で審査員特別賞を受けたのは初めてのことだった。

この経験は本人の視野を大きく広げた。同年秋のカレンダーイベントでは2019年の目標として「挑戦の年にしたい」と述べ、アメリカのスポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』に載ることを目標に掲げた。海外発信のためにInstagramに力を入れること、英語でツイートできるようになりたいことも語っており、日本のグラビアを世界に届けるという夢はここから本格化していく。

女優活動[編集]

特撮から刑事ドラマまで[編集]

女優としての出発点は、2011年の特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』での有馬ひろみ役である。その後も2015年のフジテレビ系『問題のあるレストラン』などに出演し、2019年の映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』ではアクションにも挑戦した。

2021年にはテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』で重美役としてレギュラー出演し、2022年には同局の人気シリーズ『特捜9 season5』に遠野紗里役で出演。2023年には『クールドジ男子』、2024年には日本テレビ系『クラスメイトの女子、全員好きでした』にも出演している。

映画と舞台[編集]

映画では『ギャングース』(2018年)、『麻雀放浪記2020』(2019年)、『エッシャー通りの赤いポスト』(2021年)、『終わりが始まり』(2022年)などに出演。2024年には鈴木亮平主演のNetflix映画『シティーハンター』に出演し、世界配信作品にも名を連ねた。2025年にはNHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演している。

舞台にも積極的で、2012年の『月下のオーケストラ』、2016年の『熱いぞ!猫ヶ谷!!』、2017年の『ミュージカル「悪ノ娘」』、2018年の『義経ギャラクシー』(巴御前役)、2022年の『冤罪執行遊戯ユルキル the stage』などに出演してきた。

演じてみたい役[編集]

2021年の『Leap』お渡し会では「いま演技に力を入れているのでそこで飛躍したいです」と語り、演じたい役として「優しそうな主婦が実は裏で悪者だった」といった、観る人をミスリードさせる役柄を挙げていた。グラビアで培った「見せ方」の研究を、芝居のギャップづくりにも活かしたいという姿勢がうかがえる。

バラエティ[編集]

バラエティではTBSテレビ系『水曜日のダウンタウン』に2016年から2018年にかけて出演した。2018年4月の放送では体にラップを巻く検証企画に体当たりで挑戦し、その後しばらく街で「ラップの方ですか?」と声をかけられることが増えたと本人が明かしている。グラビアの枠を超えて一般層に顔と名前を知られるきっかけになった出演だった。

ラジオではFM-FUJIの「劇団サンバカーニバル」(2011年)など、デビュー初期から声の仕事も経験している。

グラビア観と本人の言葉[編集]

「試行錯誤して作るグラビアが好き」[編集]

鈴木はインタビューで繰り返し、グラビアは「見せ方の工夫」が命だと語っている。「常に新しい見せ方を生み出していきたい」「こんな風に撮ったら面白いんじゃないかと試行錯誤することが楽しい」という発言からは、被写体であると同時にプロデューサーでもあろうとする職人気質が伝わってくる。『Leap』撮影前には約3か月かけてボディメイクに取り組み、過去のグラビアを見返して一番魅力的だと思う体型を研究。食事管理に加えて筋トレやボクシングまで取り入れたという。

女性ファンを増やしたい[編集]

デビュー当時は女性ファンがほとんどいなかったが、近年は女性からの手紙やSNSでのコメントが増えたと本人は話している。インタビューでは「女性の間でグラビアの体型をトレンドにしたい」という目標が紹介されており、本人も男性がグッとくるだけでなく女性が見ても美しいと思える作品づくりを意識している。また、ゲームやゴルフなど多様な趣味や個性を持つグラドルが増えている現状を前向きに捉え、SNSによってそれぞれの個性を発信できるようになったことを評価している。

マネージャーへの感謝[編集]

2021年のインタビューでは、11年間グラビアを続けてこられたのは、やりたい表現を汲み取って舵取りをしてくれたマネージャーのおかげだと感謝を述べた。グラビアは見せ方の工夫が大事で、それが苦しくなって辞めてしまう人もいる、という業界の厳しさにも触れている。2024年の『FLY HIGH』イベントでは、グラビアは「需要がある限り続けたい」と明言した。

SNSとファンクラブ[編集]

本人はX(旧Twitter)、Instagram、TikTok、Amebaブログ「ふみにゃんのお部屋」で発信を続けており、2025年9月時点の報道ではSNSの総フォロワー数は150万人以上とされる。

2024年夏には初のファンクラブを開設。「プライベートが見えにくい」とよく言われることから、ファンに距離を近く感じてもらえる動画や写真を投稿していると語っている。

2026年10月には、集英社『週刊プレイボーイ』からデビュー17周年を記念したデジタル写真集が発売され、そのメイキング動画が公開された。本人も10月6日に自身のXでメイキング動画の公開を紹介し、教えてくれたファンに感謝を伝えている。

炎上とバズ[編集]

  • 「ラップの方ですか?」:2018年の『水曜日のダウンタウン』の検証企画が大きな反響を呼び、しばらく街で「ラップの方」として声をかけられるようになった。本人がイベントで明かしている。
  • 3年連続横綱:『週刊プレイボーイ』の番付企画で2015年から3年連続で横綱となり、グラビアファンの間で「3冠」として語り草に。
  • 海外ロケ写真集の反響:タイで撮影した『FLY HIGH』の告知投稿にはSNS上で「タイで話題になってそう」といったコメントが寄せられ、ネットニュースでも取り上げられた。

余談[編集]

  • デビュー初期に掲げた目標は「平成の武田久美子」。令和に入った今もその看板を背負って現役を続けている。
  • 2022年には『週刊プレイボーイ』の企画で長い黒髪をばっさりショートにカット。髪を短くしたのは小学6年生ごろ以来で、そのときに全然似合わなかったことが「トラウマ」だったと告白し、ファンの反応を気にしていた。
  • グラビアアイドルの天木じゅん、柳瀬早紀とは仲が良いことで知られる。
  • 2023年には『週刊SPA!』のグラビアン魂アワードで、みうらじゅん個別賞「カムバック森の妖精賞」という独特すぎる賞を受賞している。
  • 趣味はサウナとポーカー。サックス専攻だった音楽の素養も含め、意外と多趣味である。
  • 2018年頃にはビジネス情報サイト「BUSINESS LIFE」で月1回の連載も持っていた。

外部リンク[編集]

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