石田桃香
Momoka Ishida
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『週刊プレイボーイ』2020年24号での石田桃香(出典:ウィキメディア・コモンズ「週刊プレイボーイ2020年24号での石田桃香.jpg」、週刊プレイボーイ【公式】、CC BY 3.0)
誕生日 1997年10月21日
年齢 28歳
出身地 日本・大阪府
国籍 日本
家族 弟(1人)
身長 160cm
血液型 B型
学歴 農業高校卒業
職業 元グラビアアイドル・元タレント
肩書 「浪速のピーチ姫」「令和のグラビアクイーン」
活動期間 2012年 - 2022年
代表的な実績 NHK Eテレ『Rの法則』3期生(2012年 - 2018年)、2019年に雑誌11誌同時掲載でグラビアデビュー、1st写真集『MOMOKA』(講談社、2021年)、ドラマ『ガールガンレディ』シャーロット役
受賞 第7回カバーガール大賞(2021年)総合5位、第8回(2022年)総合10位
事務所 ヤザ・パパ → フリー → ノットカンパニー(2022年6月30日契約満了)
関連活動 YouTubeチャンネル「ちゃんももチューブ」(2020年 - 2021年)
あだ名 ちゃんもも、浪速のピーチ姫
その他 ユンボ・フォークリフトの資格を所持。特技はBMX、ピアノ、ギター


概要[編集]

石田桃香(いしだ ももか)とは、大阪府出身の元グラビアアイドル・元タレントである。NHK Eテレの10代向け情報バラエティ『Rの法則』の3期生として15歳でデビューし、番組卒業後の2019年に雑誌11誌同時掲載で鮮烈なグラビアデビューを飾った。「浪速のピーチ姫」「令和のグラビアクイーン」の異名で人気を集めたが、2022年6月末に芸能界を引退している。

詳細[編集]

『Rの法則』で育った"Eテレ出身グラドル"[編集]

石田桃香のキャリアの原点は、グラビアでもアイドルグループでもなく、NHKの教養バラエティ『Rの法則』である。2012年11月に同番組の3期生としてデビューし、2018年3月までのおよそ7年間、中学生から20歳ごろまでレギュラーとして出演した。番組では中心メンバーの一人として活躍し、大阪から東京の収録に通う生活を続けていた。

本人は後に、番組は「学校みたいな感覚」で楽しかったと振り返っている。スタッフや共演メンバーと一緒に成長できた場所であり、人前でうまく話せなかった自分が、卒業する頃には思っていることを伝えられるようになったという。

下積みからの逆転グラビアデビュー[編集]

番組卒業後、本格的に芸能活動をするため上京したものの、当初はほとんど仕事がなかった。原宿のカフェでアルバイトをしながら、「1年間で大きな仕事が決まらなければ大阪に戻る」と覚悟を決めていたという。転機となったのが2019年7月で、週刊プレイボーイをはじめとする11誌に一挙掲載される形でグラビアデビューを果たした。

短く濃い活動、そして引退[編集]

グラビアデビューからわずか半年ほどで週刊ヤングジャンプ、週刊プレイボーイの表紙を立て続けに獲得。2021年には1st写真集『MOMOKA』を発売し、連続ドラマ初出演も果たすなど勢いに乗った。しかし同年から体調を崩して仕事をセーブするようになり、2022年7月1日、所属事務所との契約満了をもって芸能界を引退したことを自身のSNSで発表した。グラビアデビューから引退までの活動期間は約3年という、まさに駆け抜けたキャリアである。

経歴[編集]

デビュー前〜『Rの法則』時代(2012年 - 2018年)[編集]

中学生の頃から芸能の仕事を志望しており、2012年11月、『Rの法則』の3期生としてデビューした。番組は街の10代のトレンドを調べてランキング化し、スタジオでトークするという形式で、ステージには15人前後のメンバーがずらりと並ぶ。面白くなかったり話せなかったりするメンバーは徐々に呼ばれなくなるという、なかなかシビアな世界だった。

高校1年生の頃には、収録で一言もしゃべれなかった回もあったという。そこで過去の放送を見返して毎回呼ばれる先輩を研究し、スタッフに「どこがダメでしたか」と直接聞きに行った。返ってきた助言は「出演者が多いから、最初の一言を大きな声で」。さらに、しゃべりすぎるとカットされるテレビの特性を踏まえて「ワイプでインパクトを残す」作戦も取っていたといい、関西弁はワイプで使われやすいという分析まで語っている。

番組出演と並行して農業高校に通い、卒業している。2015年には舞台『問題のない私たち』の大阪公演にも出演した。2018年3月、20歳で番組を卒業した。

上京とアルバイト生活(2018年 - 2019年)[編集]

卒業後は芸能活動を本格化させるため上京したが、仕事はほとんどなく、原宿のカフェでアルバイトをして生活していた。卒業直後は客から声をかけられることもあったものの、「世に出続けないと忘れられていく」ことを痛感し、後半は普通に接客していたという。

本人は、共演していた友人が舞台に決まるなど、取り残されていく感覚が強かったと明かしている。発信する話題がなくTwitter(現X)のフォロワーが伸びないことにも悩んでいた。のちにYouTubeでもアルバイト遍歴を語っており、飲食店のバイトは「太る」としつつ、おいしいものを食べられて楽しい場所で働けたのは良かったと振り返っている。

グラビアデビューとブレイク(2019年 - 2020年)[編集]

もともとグラビアアイドルが好きだったが、自分の体型でできるのか自信がなかったという。マネージャーに「やりたい」と伝えた際も反応は半信半疑だったが、実際に撮影してみると仕上がりにマネージャーが驚き、本人もグラビアの楽しさに目覚めた。

2019年7月4日、活動を再開する形で計11誌に同時掲載される「グラビアジャック」でデビュー。7月8日発売の週刊プレイボーイ29号では同誌初登場にして初の水着グラビアを披露し、撮影スタッフに唇を褒められたことを明かしている。各誌では「浪速のピーチ姫」「令和のグラビアクイーン」というキャッチコピーで紹介された。

その後の快進撃はすさまじい。8月29日発売の週刊ヤングジャンプ39号で同誌初のソログラビア、扶桑社の防衛省広報誌『MAMOR』2019年10月号では表紙と巻頭を担当した。11月7日発売の週刊ヤングジャンプ49号では同誌史上初の「予告編グラビア」に起用され、その約3週間後に同誌の表紙を飾った。さらに12月16日発売の週刊プレイボーイ52号で初の表紙・巻頭グラビアを務め、付録DVD『猫の島』も付いた。

2020年に入っても勢いは衰えず、2月14日発売の『Platinum FLASH』vol.12(光文社)、4月6日発売の『ビッグコミックスピリッツ』2020年19号などに登場。6月1日発売の週刊プレイボーイ24号では再び表紙と巻頭を飾り、「ちゃんもも」との同棲生活をテーマにしたグラビアで、「お家での時間に少しでも私が寄り添っているような気分になって欲しい」とコメントしている。

写真集・ドラマ・イベント(2021年)[編集]

2021年2月12日、1st写真集『MOMOKA』を講談社から発売した。発売に合わせてオンラインサイン会も開催している。3月には『BOMB』で初表紙を飾った。

同年4月6日スタートのMBS・TBS系ドラマイズム枠『ガールガンレディ』で連続ドラマ初出演。主演は白石聖で、石田は「チャーリータンゴ」の司令塔・シャーロット役を演じた。共演の大原優乃、安藤咲桜、寺本莉緒とともに各チームのコマンダーを務めている。

秋以降もイベントが続き、10月にはカメラマン上野勇との写真展「石田桃香×上野勇写真展『愛しい瞬間(とき)』」をギャラリー・ルデコで開催。12月には2022年カレンダーの発売記念イベントを福家書店新宿サブナード店で行い、12月17日には1stDVD『with ももか』(エスデジタル)を発売した。

体調不良と芸能界引退(2021年 - 2022年)[編集]

一方で、2021年から体調を崩し、仕事量を調整しながらの活動となっていた。YouTubeは2021年7月の更新を最後に止まり、InstagramとX(旧Twitter)も2022年1月から半年近く更新が途絶えたため、ファンの間では心配の声が上がっていた。

2022年7月1日、自身のSNSで、ノットカンパニーとの契約満了日である6月30日をもって芸能活動を引退したと発表。ファンからの応援を「一生の宝物」と表現して感謝を述べ、「悩み考えた結果、今後は新しい道へ進みます」とつづった。引退後の動向について、公式に報じられた情報はない。

グラビア・写真集・雑誌[編集]

主な雑誌表紙・巻頭[編集]

  • 2019年10月号 『MAMOR』(扶桑社)- 表紙・巻頭
  • 2019年 週刊ヤングジャンプ(集英社)- 39号で同誌初ソログラビア、49号で同誌初の「予告編グラビア」、その後表紙
  • 2019年52号 週刊プレイボーイ(集英社)- 初表紙・巻頭、付録DVD『猫の島』
  • 2020年24号 週刊プレイボーイ - 表紙・巻頭
  • 2021年 『BOMB』- 初表紙

雑誌の表紙を大量に飾ったことは数字にも表れており、その年に発売された雑誌の表紙登場回数で競うカバーガール大賞では、第7回(2021年発表)でファイナリスト入りして総合5位、第8回(2022年発表)でも総合10位にランクインした。

写真集・映像作品[編集]

  • 1st写真集『MOMOKA』(講談社、2021年2月12日)
  • 1stDVD『with ももか』(エスデジタル、2021年12月17日)
  • デジタル写真集多数 -『好きやねん。』『すももも桃香ももものうち』『“ちゃんもも”って呼んでください。』『寒いね。って言い合える距離で』『Peach Spring』『ちゃんもも荘へようこそ!』『真夏のピーチ』『海辺の音色』など。週プレ系の作品をまとめた『WPB 石田桃香デジタル写真集〜特装合本版〜』(2021年)もある

デジタル写真集のタイトルには「ちゃんもも」「ピーチ」「好きやねん」など、ニックネームや関西キャラを生かした言葉遊びが多いのが特徴。「すももも桃香ももものうち」に至っては早口言葉そのものである。

テレビ・ドラマ・映画・配信[編集]

テレビ・ドラマ[編集]

  • 『Rの法則』(NHK Eテレ、2012年11月 - 2018年3月)- 3期生レギュラー
  • 『シャーロック』第4話(フジテレビ、2019年10月28日)- 冒頭、ボクシング世界戦のゲスト解説者・石田桃香(本人役)
  • 『ガールガンレディ』(MBS・TBS、2021年)- シャーロット役。連続ドラマ初出演

『ガールガンレディ』では、撮影当初は「めっちゃ緊張していた」と告白。共演の多かった大原・安藤・寺本の3人が終始笑顔で接してくれたおかげで落ち着いて役に入り込めたと話している。素の関西弁を生かすため、キャラクターの設定が関西弁に変更されたというエピソードもある。

映画[編集]

  • 短編映画『適応 -Coexistence-』(2020年発表)- トモミ役。映画初出演
  • 『異物 -完全版-』(2022年1月15日公開)- 上記『適応』を含む宇賀那健一監督の短編4作をつなげた長編
  • 『宇賀那健一監督短編集:未知との交流』(2022年12月3日公開)

配信・その他[編集]

  • 『ABEMA Prime』(ABEMA、2019年9月25日)- アシスタントMC
  • 「三陸花火大会」ライブ配信 - 2020年10月31日は現地リポーター、2021年5月15日はアシスタントMC
  • K-1 WORLD GP 2021 JAPAN 〜K'FESTA.4 Day.2〜(2021年3月28日、日本武道館)- スペシャルラウンドガール
  • K-1バンタム級日本最強決定トーナメント(2021年5月30日、横浜武道館)- ゲスト解説
  • BCリーグ 茨城アストロプラネッツ対埼玉武蔵ヒートベアーズ(2021年6月5日)- 人生初の始球式

K-1では、熊田曜子に続く形でラウンドガールに起用され、ピンクの衣装でリングを周回した。歩き方がややぎこちなかったとも報じられたが、ネット上では「歩き方、可愛い」と好意的な反応が寄せられた。ドラマ『シャーロック』のボクシング解説者役といい、格闘技まわりの仕事とはなぜか縁が深い。

YouTube・SNS[編集]

2020年4月1日、YouTubeチャンネル「ちゃんももチューブ」を開設した。毎週土曜19時に更新され、バラエティ番組制作会社のシオンが制作を担当。グラビアとは違う素の姿を発信する場として、雑談、アルバイト遍歴トーク、落ち込んだときの過ごし方紹介などの動画を公開していた。

コラボ企画では、格闘家の朝倉海、ラーメンYouTuberのSUSURUとの共演が実現しており、特に朝倉海とのコラボ動画は大きな反響を呼んだ。ただし更新は2021年7月で止まっている。

X(旧Twitter)のアカウントは「@ishidamomoka」で、Instagramも運用していたが、いずれも2022年1月以降は更新が途絶え、引退発表がそこで行われた形となった。上京直後は「発信することがなくてフォロワーが伸びない」と悩んでいたというから、グラビアデビュー後の伸びは本人にとっても感慨深いものだったはずである。

人物・エピソード[編集]

コテコテの関西キャラ[編集]

大阪出身で、番組でも雑誌でも関西弁全開のキャラクターが持ち味。「浪速のピーチ姫」という異名も、名前の「桃」と出身地・大阪をかけたもので、2020年の『Platinum FLASH』では、このキャッチフレーズにちなんで桃色のお姫さまをイメージした撮影が行われた。

一方で、上京当初の自分については「イモくさかった」と率直に語っており、人前でうまく話せずに苦労したことも明かしている。気取らない自己評価もまた関西人らしい魅力といえる。

意外すぎる資格と特技[編集]

農業高校出身で、ユンボ(油圧ショベル)とフォークリフトの資格を持つという、グラビアアイドルとしてはかなり異色の経歴の持ち主。特技はBMX、ピアノ、ギター、体が柔らかいこと、さらには「服を素早くたたむこと」と、アウトドア派なのか家庭的なのか、つかみどころがない多才ぶりである。

カルチャー好きの一面[編集]

趣味はロックを聴くこと、ライブハウス通い、古着集め、そして食べること。好きな食べ物はスープカレー、チキン南蛮、白ご飯、ラーメン、餃子で、嫌いな食べ物はないという。チャームポイントは唇で、グラビアデビュー時の撮影でもスタッフに褒められたと語っている。

家族・交友[編集]

家族には弟が1人いる。両親は写真集の発売を喜んでくれたという。イモトアヤコの活躍に衝撃を受けたことがあるとも語っている。週刊アサヒ芸能の対談に登場した際、テリー伊藤からは「しっかりしてる」と評された。

グラビア観[編集]

『Rの法則』卒業後にはハンバーガーばかり食べて太った時期もあったと明かしている。グラビアを始めてからはトレーニングに取り組み、デビュー当初の路線から、ヒップラインを生かした健康的でメリハリのある体づくりへと方向転換したとされる。「好きなことをやったら知ってもらえるようになった」という本人の言葉どおり、グラビアは自分で選んでつかみ取った仕事だった。

炎上とバズ[編集]

目立った炎上騒動は報じられていない。一方でバズは多かった。

  • 11誌同時グラビアデビュー(2019年7月)- 無名に近い状態から一挙に11誌に登場するという異例の売り出し方で、一躍注目の的となった。
  • 週刊ヤングジャンプ初の「予告編グラビア」(2019年11月)- 表紙登場を予告する形の企画として同誌史上初の試みに起用された。
  • K-1ラウンドガール(2021年3月)- ぎこちない歩き方がかえって「可愛い」と話題になった。
  • 電撃引退(2022年7月)- SNSの更新が半年近く止まっていた中での発表だったため、ネットニュースで「電撃引退」と大きく報じられ、ファンから惜しむ声が相次いだ。

余談[編集]

  • デビュー時のキャッチコピーは「浪速のピーチ姫」と「令和のグラビアクイーン」の二本立て。メディアによって「令和のグラビア姫」「令和のグラビアガールフレンド」などのバリエーションもあった。
  • 防衛省の広報誌『MAMOR』の表紙を務めたこともある。ユンボとフォークリフトの資格を持つ彼女には、ある意味ぴったりの起用だったのかもしれない。
  • かつては築45年の木造物件に住んでいたことがあるという。
  • ドラマ『ガールガンレディ』では、共演の大原優乃・寺本莉緒もグラビア出身。グラビア界の同世代が司令塔役で並ぶ、ちょっとしたオールスター状態だった。
  • 一部では「グラビアアイドル版の農ドル」として語られることもあるとされる。

外部リンク[編集]

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