| Shiori Tamai Shiori Tamai | |
|---|---|
![]() 初のソロコンサート「いろいろ」での玉井詩織(2024年、出典:リアルサウンド) | |
| 誕生日 | 1995年6月4日 |
| 年齢 | 31歳 |
| 出身地 | 神奈川県(生まれは鹿児島県・種子島) |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 歌手、タレント、女優 |
| 肩書 | ももいろクローバーZ メンバー(イメージカラー:黄色) |
| 活動期間 | 2008年 - |
| 代表的な実績 | 1stソロアルバム『colorS』、日本武道館ソロコンサート「Maison de Poupée」 |
| 受賞 | 第40回報知映画賞 特別賞(ももいろクローバーZとして) |
| 事務所 | スターダストプロモーション |
| ファンクラブ | ANGEL EYES(ももいろクローバーZ公式) |
| 関連活動 | ももいろクローバーZ、ももたまい |
| あだ名 | しおりん、ももクロの若大将 |
概要[編集]
玉井詩織(たまい しおり、1995年6月4日 - )とは、ももいろクローバーZのメンバーで、イメージカラーは黄色の歌手・タレント・女優である。愛称は「しおりん」、キャッチフレーズは「ももクロの若大将」。結成当初からグループを支える「何でもそつなくこなす天才肌」で、2020年代にはソロアルバムや日本武道館公演など、ソロアーティストとしても存在感を強めている。
詳細[編集]
「泣き虫の妹分」から「若大将」へ[編集]
スターダストプロモーションには小学4年生だった2005年にスカウトされて入った。本人は2026年の神奈川新聞のインタビューで、芸能界を自分から目指したわけではなく、最初は「習い事の一つのような感じで」ダンスや演技のレッスンに通っていたと振り返っている。そこで大きな夢を持つ仲間と出会い、「もっとやってみたい」と思うようになったという。
2008年、のちのももいろクローバーZとなる「ももいろクローバー」に結成当初から参加。当時の売り文句は「泣き虫で甘えん坊」な妹キャラだった。成人を迎えた2015年に「ももクロの若大将」へ一新し、2016年のドームツアー最終公演では元祖「若大将」の加山雄三本人から「若大将襲名式」で名を受け継ぎ、黄色いギターを託されている。
グループ内のポジション[編集]
百田夏菜子・高城れに・佐々木彩夏と並ぶ4人のうちの1人。歌・ダンス・MC・楽器・演技と何でもこなす器用さで知られ、グループのマネジメントを担う川上アキラからは「潜在能力があり、天才肌」と評されている。一方、メンバーの高城れには玉井について、物事や他人に対しては器用だが自分のことになると不器用になる、という趣旨の発言をしている。
ピアノ・ギターを弾きこなし、2016年のドームツアーではピアノ演奏を初披露した。本人は「真面目でクールに見られがちだが、楽屋ではよくしゃべり、休日はとにかくアクティブ」と自己分析している。
名前の由来[編集]
名前の「詩織」は、サザンオールスターズの名曲「栞のテーマ」が由来。本人も夏はサザン、冬は広瀬香美をよく聴くと公言しているほどの音楽好きで、2015年には番組内で「栞のテーマ」をカバーしたこともある。名前の元ネタの曲を自分で歌う、というファンにはたまらない瞬間だった。
経歴[編集]
2008年 - 2010年:結成とインディーズ時代[編集]
2008年にももいろクローバーの初期メンバーとして活動を開始。同時期には同じ事務所のダンスユニット「piecees」にも所属していた。2010年、「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビューを果たした。
2011年 - 2014年:「Z」の誕生と国立競技場[編集]
2011年4月、早見あかりの脱退を経てグループ名を「ももいろクローバーZ」に改称。ここから玉井を含む5人体制が始まる。2012年末にはNHK紅白歌合戦に初出場し、2014年春には女性グループとして初めて国立競技場での単独公演「ももクロ春の一大事2014」を2日間開催、約11万人を動員した。2026年の神奈川新聞のインタビュー記事でも、この国立公演がグループの代表的な実績として紹介されている。
この時期、個人としては2011年に『Quick Japan』Vol.97でパーソナルインタビューが組まれ、2014年のVol.114では精神科医・斎藤環によるエゴグラム鑑定まで行われた。2013年にはファミリーマートとのコラボ商品「しおりんのまんぷく弁当」が期間限定で販売されている。
2015年 - 2019年:女優業・ユニット・MC[編集]
2015年、本広克行監督の映画『幕が上がる』にメンバー全員で出演し、原作者でもある劇作家・平田オリザから演技を高く評価された。同作でメンバーは第40回報知映画賞特別賞を受賞している。
2016年は百田夏菜子とのユニット「ももたまい」で、結婚披露宴をテーマにしたライブ「ももたまい婚」を新潟県民会館で開催。2人がウエディングドレス姿で入場し、ケーキ入刀やお色直し、フラワーシャワーまで行うという振り切った内容で、全国のライブビューイングを含め1万人以上が参加した。新曲「Ring the Bell」「夜更けのアモーレ」もここで披露されている。
2018年にはNHKのドラマ『女子的生活』でメインキャストを務めたほか、パフォーマンス集団「サムライ・ロック・オーケストラ」の公演に出演し、ツアー最終日には補助なしのバク転を成功させた。同年1月には有安杏果が卒業し、グループは現在の4人体制となった。2019年からはTHE ALFEEの坂崎幸之助と組んだ音楽番組『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT』(フジテレビNEXT)がスタートしている。
2020年 - 2022年:聖火ランナーと男性役[編集]
2021年は話題の多い年で、プロ野球開幕戦(西武対オリックス)で始球式を担当し、東京オリンピックの聖火リレーでは神奈川県の最終日を走った。同年5月には新型コロナウイルスへの感染を公表したが、約10日後に復帰している。映画『都会のトム&ソーヤ』ではジュリアス・ワーナー役で自身初の男性役に挑戦した。
2022年には『世界ふしぎ発見!』の特別番組「玉井詩織と行く日本が誇る国立公園」が放送されている。
2023年 - 2024年:ソロプロジェクト始動と「いろいろ」[編集]
2023年、ソロプロジェクト「SHIORI TAMAI 12 Colors」を始動。毎月20日0時に1曲ずつ、12か月連続で新曲を配信するという企画で、曲ごとにビジュアルや世界観まで作り込んだ。9月配信の「Sepia」は本人が作詞を担当している。同年3月にはCSテレ朝チャンネルの企画「ももクロPROデュース」の第1弾として、自らプロデュースした旅番組『詩織の栞をPROデュースin伊豆大島』が放送され、スキューバダイビング姿を初めてテレビで見せた。12月には明治座で「ももクロ一座 特別公演」に座長として出演している。
2024年3月2日・3日、初のソロコンサート「いろいろ」を東京国際フォーラムホールAで開催し、2日間ともソールドアウト。6月には大阪フェスティバルホールでも開催された。そして30歳を目前にした自身の誕生日、2024年6月4日に1stソロアルバム『colorS』をリリース。11月にはビルボードライブ横浜・大阪でのバンド編成ツアーも行った。
同年はドラマ出演も相次ぎ、『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS)では新田撫役を演じ、第4話の豹変ぶりが話題となった。
2025年 - :武道館、写真集、そして『踊る』[編集]
2024年12月の「ももいろクリスマス2024」DAY2の終盤で、日本武道館でのソロ公演をサプライズ発表。2025年5月6日、「―30th Anniversary―SHIORI TAMAI SOLO CONCERT「Maison de Poupée」」として、自身初の日本武道館単独公演を実現させた。約8,500人を集めたチケット完売公演で、6色の部屋がある集合住宅を舞台に、玉井が6人の女性の物語を演じるミュージカル仕立てのコンサートだった。総合演出はワリー木下、音楽監督は武部聡志。2025年発表の「君に100個言いたいことがあんだ」「まわるきもち」なども披露され、8月にはBlu-ray化された。
2025年8月27日には写真集『たまゆら』『しおどき』を2冊同時に発売。『たまゆら』は以前から訪れたかったというベトナムで撮影された。同年9月から10月にかけては音楽劇『謎解きはディナーのあとで』で主人公のお嬢様刑事・宝生麗子役を務め、11月には2度目のビルボードライブツアーも開催している。
2026年は5月に南野陽子との野外ツーマンライブ「週末の楽園」(神奈川)に出演。さらに9月18日公開の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』に、佐藤二朗演じる霊視能力を持つ医師を支える看護師・掛井役で出演した。同シリーズを手がける本広克行監督とは『幕が上がる』以来の縁で、念願の『踊る』参戦となった。
人物・キャラクター[編集]
食いしん坊でアウトドア派[編集]
食べることが大好きで、番組の企画ではわんこそばを93杯完食した。ただし本番の『第54回わんこそば全日本大会』では62杯にとどまっている。
アウトドア志向も強く、釣りが趣味。釣るだけでなくアジ、タイ、さらにはマグロまでさばけるという本格派で、スキューバダイビングのライセンスも保持している。2023年のインタビューでは「海外を含めて旅行とか、いろいろな体験をすることがすごく好きで、その中で自然と触れ合うというのは自分の中でも大切な部分」と語っている。
インドア趣味もガチ[編集]
一方で、2026年のインタビューでは趣味として料理・陶芸・編み物を挙げており、インスタグラムでは自分で施した「ミラーボールネイル」を披露してファンを驚かせた。2025年には化粧品検定の資格を取得し、「成分までしっかり確認して使うようにしています」と語るほどの美容マニアでもある。オレンジカラーのメイクが大好きとのこと。体型維持にはピラティスやランニングを取り入れている。
実は秀才[編集]
幼少期に約10年間英会話を習っており、リスニング力は今も健在。12 Colorsの「Spicy Girl」は全編英語詞の楽曲である。中学時代には百人一首大会で2年連続学年1位、高校時代に描いた絵が「NHKハート展」に展示されたこともある。『世界ふしぎ発見!』では2回目の出演で全回答者中ただ一人の全問正解を叩き出した。
幼少期に習っていたダンス・器械体操・ピアノが今の仕事に生きていると本人は話しており、バク転成功も器械体操経験のたまものといえる。高校は「高校を卒業するまで芸能の仕事が続くか自信が持てなかった」ため全日制に進学し、放課後のファミレスやカラオケ、プリクラの時間を「とても貴重」だったと振り返っている。座右の考え方は「やらない後悔より、やって後悔」。
種子島生まれ・神奈川育ち[編集]
出身は神奈川県だが、生まれは種子島。2023年の伊豆大島ロケについて「私自身が種子島生まれですし、日本には魅力的な島がたくさんあると思う」と語り、島めぐりへの思い入れを明かした。神奈川県の聖火ランナーや、県内各地での一日警察署長・一日消防署長など、地元との縁も深い。
メンバーとの関係[編集]
百田夏菜子[編集]
リーダーの百田夏菜子とは特に親密で、ユニット「ももたまい」として「結婚披露宴」ライブまで開いた仲。2024年1月に百田が堂本剛との結婚を発表した際には「小さい頃から一緒に人生を歩んできた仲間の幸せな報告、本当に本当に嬉しいです」とコメントし、「剛さん!うちのリーダーをよろしくお願いしますー!」と締めくくった。
高城れに・佐々木彩夏[編集]
高城れに・佐々木彩夏とは同じ神奈川県出身。2022年9月、高城が体調不良でイベントを欠席した直後には、高城がカメラの端にちらっと写り込んだ写真を集めた「ちらっとれにちゃん」シリーズをインスタグラムに投稿し、ファンから「絵になる4人」と反響を集めた。
卒業メンバー[編集]
初期の「Z」誕生時に脱退した早見あかり(青)、2018年に卒業した有安杏果(緑)とも長く活動をともにした。現在は赤・黄・紫・ピンクの4色体制で、グループは2026年にデビュー18年目を迎えている。
出演作品[編集]
映画[編集]
| 年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2015年 | 幕が上がる | |
| 2016年 | Anniversary アニバーサリー(オムニバス) | 主演 |
| 2021年 | 都会のトム&ソーヤ | ジュリアス・ワーナー |
| 2026年 | 踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ! | 掛井 |
テレビドラマ[編集]
| 年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2016年 | ストレンジャー | 西崎汐里 |
| 2018年 | 女子的生活(NHK) | かおり |
| 2021年 | 都会のトム&ソーヤ(ABEMA) | ジュリアス・ワーナー |
| 2023年 | さらば、銃よ | 貝原恭子 |
| 2024年 | あのクズを殴ってやりたいんだ(TBS) | 新田撫 |
| 2024年 | 孤独のグルメ 特別編 それぞれの孤独のグルメ 第5話 |
舞台[編集]
- サムライ・ロック・オーケストラ(2018年 - 2019年)
- 東京03『FROLIC A HOLIC』(2018年)
- 熱海五郎一座(2023年)
- 第2回 ももクロ一座 特別公演 大江戸ミュージカル『CHANGE THE FUTURE!〜未来を変えろ〜』(2023年、明治座、座長)
- 音楽劇『謎解きはディナーのあとで』(2025年、宝生麗子役)
バラエティ・音楽番組[編集]
- しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT(2019年 - 、フジテレビNEXT)MC
- ママプルパパプル(2019年、日本テレビ)ナレーター
- 詩織の栞をPROデュースin伊豆大島(2023年、CSテレ朝チャンネル1)
- 世界ふしぎ発見!(TBS)、沸騰ワード10(日本テレビ)、くりぃむクイズ ミラクル9(テレビ朝日)、ラヴィット!(TBS)ほか
ラジオ(ゲスト出演の例)[編集]
- 大原櫻子のオールナイトニッポン0(2014年)
- 東京03の好きにさせるかッ!(2019年)
- 坂本美雨のディアフレンズ(2019年)
- 太田胃散 Friday Night Party(2021年、TOKYO FM)
ディスコグラフィ[編集]
SHIORI TAMAI 12 Colors(2023年)[編集]
| 配信月 | 曲名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1月 | 暁 | |
| 2月 | Another World | |
| 3月 | 日常 | |
| 4月 | Eyes on me | |
| 5月 | Spicy Girl | 全編英語詞 |
| 6月 | 泣くな向日葵 | |
| 7月 | HAPPY-END | |
| 8月 | マリンブルー | |
| 9月 | Sepia | 作詞:玉井詩織 |
| 10月 | 宝石 | |
| 11月 | ベルベットの森 | |
| 12月 | We Stand Alone |
最終章として2024年2月23日に「Shape」を配信。
アルバム[編集]
- 『colorS』(2024年6月4日)- 12 Colorsの12曲+「Shape」+ボーナストラック3曲。初回限定盤にはソロコンサート「いろいろ」のライブ音源CD2枚とBlu-rayが付属。
その他の楽曲[編集]
- 「Ring the Bell」「夜更けのアモーレ」(ももたまい、2016年)
- 「君に100個言いたいことがあんだ」「まわるきもち」(2025年)
ソロコンサート[編集]
| 年 | 公演名 | 会場 |
|---|---|---|
| 2024年3月 | 玉井詩織ソロコンサート「いろいろ」 | 東京国際フォーラム ホールA |
| 2024年6月 | 同上 | 大阪フェスティバルホール |
| 2024年11月 | 玉井詩織 Billboard Live Tour 2024 | ビルボードライブ横浜・大阪 |
| 2025年5月6日 | ―30th Anniversary―SHIORI TAMAI SOLO CONCERT「Maison de Poupée」 | 日本武道館 |
| 2025年11月 | 玉井詩織 Billboard Live Tour 2025 | ビルボードライブ横浜・大阪 |
写真集[編集]
- 『たまゆら』『しおどき』(2025年8月27日、2冊同時発売)
余談[編集]
- 2023年10月、氣志團主催イベントで元プロレスラーの飯塚高史と共演した際、肩に担がれた写真をインスタグラムに投稿。キャプションは「※ライブ中です」のひと言で、ファンを爆笑させた。2枚目では百田夏菜子がジャイアントスイングされている。
- 2024年のソロコンサート「いろいろ」のアンコールでは、初めてもらったソロ曲を「成長した姿を見て欲しくて、バンドじゃなくて弾き語りに挑戦しました」と語り、ギター弾き語りを披露した。
- 2025年のビルボードライブ大阪公演のオフショット投稿では「自分でやったミラーボールネイルもお気に入り」とつづり、「天才か!」と反響を呼んだ。
- 2026年5月の南野陽子との2マンライブ後には「とってもチャーミングで優しくてお話も面白い南野さん ご一緒できてとても光栄でした!」と投稿している。
- 「若大将」の命名はマネージャーによるもので、プロレスラー・ジャンボ鶴田の愛称にもちなんでいるとされる。
- 2021年の映画『都会のトム&ソーヤ』で演じたジュリアス・ワーナーは、本人にとって初の男性役だった。
