| 毛利小五郎 Kogoro Mouri(北米の英語版『Case Closed』ではRichard Moore) | |
|---|---|
![]() 作者・青山剛昌の故郷、鳥取県北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」(出典:ウィキメディア・コモンズ) | |
| 本名 | 毛利小五郎 |
| 出身地 | 東京都(作中設定) |
| 国籍 | 日本(作中設定) |
| 居住地 | 毛利探偵事務所(東京都米花町。1階は喫茶ポアロ) |
| 家族 | 妻:妃英理(弁護士・別居中)、娘:毛利蘭。居候:江戸川コナン |
| 学歴 | 帝丹高校卒業 → 米花大学卒業(柔道部) |
| 職業 | 私立探偵(元・警視庁刑事) |
| 肩書 | 毛利探偵事務所所長 |
| 活動期間 | 1994年 -(原作第1話から登場) |
| 代表的な実績 | 「眠りの小五郎」として数々の難事件を「解決」した名探偵(実際の推理はほぼコナン) |
| 事務所 | 毛利探偵事務所 |
| 別名 | 眠りの小五郎 |
| あだ名 | おっちゃん(コナンから)、名探偵、迷探偵 |
| その他 | 年齢38歳(作中設定)。声優:神谷明(1996年 - 2009年)→ 小山力也(2009年 - )。柔道の達人で射撃の名手。沖野ヨーコの熱烈なファン |
概要[編集]
毛利小五郎(もうり こごろう)とは、青山剛昌の漫画『名探偵コナン』に登場する私立探偵で、ヒロイン・毛利蘭の父親である。普段は酒と競馬とアイドルが大好きなダメ親父だが、江戸川コナンに麻酔銃で眠らされて推理を「代弁」されることで、世間からは「眠りの小五郎」と呼ばれる名探偵として扱われている。元警視庁捜査一課の刑事で、柔道と射撃の腕は一級品という、ただの「迷探偵」では終わらない人物でもある。
詳細[編集]
「迷探偵」から「名探偵」へ[編集]
物語開始当初の小五郎は、依頼もろくに来ない売れない私立探偵だった。事務所の家計を支えているのは実質的に娘の蘭で、本人は昼間からビールを飲んで競馬中継を眺める毎日。そこへ体が縮んだ工藤新一=江戸川コナンが居候としてやって来たことで、彼の運命は一変する。
コナンは、自分の推理を大人たちに聞かせるために小五郎を利用することを思いつく。阿笠博士の発明品である腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を作って物陰から推理を披露するのだ。こうして難事件を次々と「解決」した小五郎は一躍マスコミの寵児となり、事務所には依頼が殺到するようになった。
「眠りの小五郎」の由来[編集]
推理を披露するとき、小五郎は椅子や壁にもたれてうつむいたまま、目を閉じて淡々と語る。実際には本当に眠っているだけなのだが、その姿がまるで眠りながら推理しているように見えることから「眠りの小五郎」の異名がついた。
本人は推理の最中の記憶がまったくないにもかかわらず、「天才だからな、ガッハッハ」と都合よく納得してしまうのがお約束。作中の人々からは「居眠り小五郎」「煙の小五郎」「踊りの小五郎」などと微妙に間違った呼ばれ方をされることもあり、ちょっとした持ちネタになっている。
毛利探偵事務所[編集]
小五郎の拠点である毛利探偵事務所は、東京・米花町にある3階建てのビルの2階。1階は喫茶ポアロで、3階が毛利家の住居になっている。窓ガラスに大きく書かれた「毛利探偵事務所」の文字は作品の顔ともいえる風景で、アニメのオープニングやエンディングにもたびたび登場する。
1階のポアロは、物語後半になると公安警察の降谷零が「安室透」の名でアルバイトをする重要な舞台に。小五郎は安室から「毛利先生」と呼ばれて弟子入りされるという、本人だけが事情をまったく知らない奇妙な師弟関係も生まれた。
経歴[編集]
学生時代[編集]
出身校はコナン=新一や蘭と同じ帝丹高校。妻となる妃英理とは高校の同級生で、新一の母・工藤有希子とも同級生だった。その後は米花大学に進学し、柔道部に所属。部内では「一番の腕前だった」とされる一方、公式戦ではあまり勝てなかったという、なんとも小五郎らしいエピソードが残っている。若い頃は俳優を志望していたこともあるとされる。
英理とは学生結婚。新婚当時は生活が苦しく、家庭教師のアルバイトで食いつないでいたという。英理へのプロポーズの言葉は「お前のことが好きなんだよ、この地球上の誰よりも」。普段の言動からは想像しにくいほどストレートな一言である。
警視庁時代[編集]
大学卒業後は警視庁に入庁し、捜査一課強行犯係に配属された。当時の上司が、現在もおなじみの目暮十三警部。火災犯係にも在籍していたことがあり、弓長警部の下で働いていた時期もある。目暮は今でも小五郎のことを「毛利君」と呼び、昔の部下として気安く接している。
刑事時代の小五郎は射撃の腕で知られ、「庁内でも一二を争う腕前」とされた。スピンオフ『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』では、初めての試射で20発すべてを的のど真ん中に当てた天才として言及されたとされる。
刑事を辞めた理由[編集]
劇場版第2作『名探偵コナン 14番目の標的』(1998年)で明かされたのが、小五郎が警察を辞めた経緯だ。かつて小五郎が逮捕した犯人が英理を人質に取った際、小五郎はとっさに英理の脚をかすめるように発砲し、人質を「足手まとい」にすることで犯人から引き離して救出した。
ところが、人質に構わず発砲したことが問題視され、小五郎は依願退職。さらにこの事件が英理との別居の遠因にもなった。退職後に開いたのが毛利探偵事務所である。この過去は、小五郎の射撃の腕と英理への想いを同時に示す、シリーズでも屈指の重要エピソードになっている。
人物像[編集]
ダメ親父の側面[編集]
無類の酒好きで、作中ではアルコール性肝機能障害と診断されたこともある。ギャンブルも大好きで、競馬・競輪・麻雀が趣味。ただし日頃は負けることのほうが多い。タバコも吸い、銘柄はハイライトからメビウスに変わったとされる。
美人を見ると鼻の下を伸ばし、依頼人の女性にデレデレするのも日常茶飯事。マイカーは持っておらず、レンタカーを借りてはしょっちゅう壊している。英語はあまり得意ではなく、ワインなど高級品の知識やマナーにも疎い。探偵を名乗りながらシャーロック・ホームズにも詳しくないため、ホームズマニアのコナンとは話が噛み合わない。アニメオリジナルの設定では高所恐怖症でもある。
本当は優秀な男[編集]
とはいえ、小五郎は決して無能ではない。死因や死亡推定時刻の特定は刑事時代に鍛えた得意分野で、尾行や偽名を使った調査も比較的得意。劇場版ではドリフト走行を披露するなど、運転技術も高い。
面白いのが、金が絡まないと勘が冴えるという点。ギャンブルでは負け続けるのに、ババ抜きのような遊びではやたらと強い。また本人いわく先祖は戦国武将の毛利元就だそうだが、真偽のほどは不明である。
柔道の達人[編集]
小五郎の最大の武器が柔道だ。決め技は一本背負いで、大柄な男性もあっさり投げ飛ばすほどの威力を持つ。劇場版では『14番目の標的』『名探偵コナン 水平線上の陰謀』『名探偵コナン 天空の難破船』などでこの一本背負いが炸裂し、犯人確保に貢献している。『名探偵コナン 紺青の拳』では凶悪な海賊を倒す活躍も見せた。
普段は麻酔で眠らされてばかりの小五郎だが、いざ荒事になると最前線に立って娘やコナンを守る。このギャップこそが、多くのファンが小五郎を「本当はかっこいいおっちゃん」と評する理由である。
沖野ヨーコの大ファン[編集]
人気アイドル・沖野ヨーコの熱烈なファンで、テレビに彼女が映ると仕事そっちのけで画面にかじりつく。原作初期にはヨーコ本人が事件の依頼人として事務所を訪れ、小五郎が舞い上がる姿が描かれた。以降もヨーコ絡みの事件ではテンションが目に見えて上がり、娘の蘭をあきれさせるのが定番の流れになっている。
本気の小五郎[編集]
自力で事件を解く回[編集]
小五郎は旧友や妻の英理が絡む事件になると、コナンの助けを得ながらも自力で真相にたどり着くことがある。ときにはコナンが解けなかった謎や、正しく推理できなかった部分まで完璧に解いてしまうことすらあり、ファンの間では「本気の小五郎」「眠らない小五郎」として人気が高い。アニメではコナンと出会う前に、探偵として自力で殺人事件のトリックを暴いたこともある。
代表的なのが原作初期の「小五郎の同窓会殺人事件」(単行本9巻)。米花大学柔道部時代の仲間たちが集まった同窓会で起きた事件を、小五郎はコナンの麻酔に頼ることなく解決した。この回の「どんな理由があろうと殺人者の気持ちなんて分かりたくねーよ」は、小五郎の名言としてよく挙げられる。
主な「本気回」一覧[編集]
| タイトル | 収録巻 | 見どころ |
|---|---|---|
| 小五郎の同窓会殺人事件 | 9巻 | 柔道部の旧友が絡む事件を自力で解決 |
| 追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件 | 14巻 | 小五郎自身が窮地に立たされる |
| 容疑者・毛利小五郎 | 27巻 | 自身が容疑者に。英理への本心が明かされる |
| 見えない容疑者 | 37巻 | 推理ドラマの撮影現場で起きた事件。旧知の女性を思う名台詞 |
| 奇妙な一家の依頼 | 46巻 | 依頼人一家の謎に迫る |
| 最悪な誕生日 | 68巻 | 英理の疑いを晴らそうと奔走する |
「見えない容疑者」では、幼なじみの女性に向けた「幼なじみのおまえを…こんなつらくて悲しいウソで一生縛りたくはねー」という台詞が名場面として知られる。また沖縄を舞台にした「物言わぬ航路」でも、事件の真相に対して小五郎らしい言葉を残している。アニメでは第962話から第964話にかけての「毛利小五郎大講演会」など、小五郎が主役級の扱いを受ける回もある。
劇場版での見せ場[編集]
劇場版でも、小五郎は数年おきに大きな見せ場をもらっている。第2作『14番目の標的』では射撃の過去と英理への想いが描かれ、第9作『水平線上の陰謀』では自力で真犯人を追い詰める展開に。第10作『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』では英理と協力して重要なヒントをつかんだ。
そして2025年公開の第28作『名探偵コナン 隻眼の残像』では、刑事時代の旧友「ワニ」こと鮫谷浩二からの連絡をきっかけに物語が動き出す。長野県の八ヶ岳連峰・未宝岳を舞台に、長野県警の大和敢助が左目を負傷した過去の事故と現在の事件が絡み合う大人のドラマで、小五郎は「眠らない小五郎」として射撃戦を繰り広げ、身を挺してコナンを守った。同作は興行収入147億円を超える大ヒットとなっている。
『瞳の中の暗殺者』と小五郎[編集]
2000年公開の劇場版第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』は、警察官が次々と狙われる連続殺人事件と、事件を目撃したショックで記憶を失った蘭を描いた作品。2020年に行われたファン投票で劇場版1位に選ばれたとされる人気作で、小五郎にとっても「父親」としての顔が強く出た一作である。
元刑事の小五郎にとって、狙われているのはかつての仲間たちが所属する警視庁そのもの。捜査の過程で、警察内部の符牒「Need not to know(知る必要のないこと)」を耳にした小五郎は「知る必要のないことだと…!?ばかな…!」と衝撃を受け、警察内部の人間が事件に関わっている可能性に気付く。元刑事だからこそ分かる警察組織の闇に、小五郎が真剣な顔を見せる場面である。
一方で、記憶を失い父親のことすら分からなくなった蘭に対し、小五郎は「いいんだよ。全て思い出した時にそう呼んでくれ」と優しく語りかける。普段の酔っぱらいぶりとはかけ離れた、娘を想う父親の姿に心を打たれたファンは多い。「小五郎はやる時はやる」というキャラクター像を決定づけた作品のひとつといえる。
人間関係[編集]
妃英理[編集]
妻の妃英理は、法曹界で「法曹界のクイーン」と呼ばれる敏腕弁護士。離婚こそしていないものの、10年前から別居している。きっかけは前述の人質事件の後で、英理が感謝の気持ちを込めて手料理を振る舞ったものの、小五郎が彼女の怪我を気遣うあまり大喧嘩になり、英理が家を出てしまったとされる。
顔を合わせれば口喧嘩ばかりの二人だが、互いに未練たっぷりなのは周囲から見ればバレバレ。「容疑者・毛利小五郎」(アニメ第199話・200話)では、結婚記念日の前夜に英理への想いを語った言葉がMDに録音されてしまい、「そろそろ戻って来てくれねーか…限界なんだよ…」という本音が明らかになった。「スキューバダイビング殺人事件」では海で英理と再会し、彼女の指輪を見つけて渡している。
「弁護士妃英理の証言」では、英理が普段から周囲に小五郎のノロケ話を披露していることが判明。「最悪な誕生日」では英理の誕生日に疑いを晴らそうと奔走し、プレゼントを渡すもののうっかり間違えるという小五郎らしいオチも。「妃弁護士SOS」では誘拐された英理を救うため柔道の腕を振るい、英理への一途な想いを堂々と宣言した。蘭は両親の復縁を願い、あの手この手で二人を引き合わせようとしている。
毛利蘭[編集]
一人娘の蘭は、家事全般を担うしっかり者で、空手の達人。小五郎がだらしない分、蘭が事務所と家庭を回しているという構図だ。小五郎は娘の恋愛事情には過敏で、特に蘭の幼なじみである工藤新一のことを「探偵坊主」と呼んで目の敵にしている。
江戸川コナン[編集]
コナンにとって小五郎は、推理を代弁してもらうための「腹話術の人形」であり、事件情報を得るための窓口でもある。小五郎はコナンのことを「居候のガキ」として扱い、事件現場でうろちょろするたびにゲンコツを落とすのが定番。コナンの正体が工藤新一であることにはまったく気付いていない。
警察関係者[編集]
目暮警部をはじめ、高木渉刑事や佐藤美和子刑事ら警視庁の面々とは顔なじみ。現場に小五郎が現れると目暮が「また君かね」とあきれるのは、もはや様式美である。長野県警の大和敢助・諸伏高明らとも、事件を通じて縁を持っている。
安室透[編集]
喫茶ポアロでアルバイトする安室透は、小五郎に弟子入りした「一番弟子」。その正体は公安警察の降谷零で、黒ずくめの組織の一員バーボンでもあるという三重の顔を持つ。小五郎は安室の思惑など知る由もなく、「毛利先生」と慕われて上機嫌である。
声優[編集]
初代:神谷明[編集]
1996年のテレビアニメ開始から小五郎の声を担当したのは、『シティーハンター』の冴羽獠や『北斗の拳』のケンシロウで知られる神谷明。アニメ第1話から第548話まで、劇場版は第1作『時計じかけの摩天楼』から第13作『漆黒の追跡者』まで小五郎を演じ、「ガッハッハ」という豪快な笑い声で初代小五郎像を作り上げた。
2009年の降板[編集]
2009年9月18日、神谷は自身のブログで「9月26日をもって『名探偵コナン』の毛利小五郎役を解任させられた」と発表した。理由については「契約上の問題と信・義・仁の問題」と説明。制作側の関係者が守秘義務のある契約内容を漏らしたことや、降板を決意した後に発表前の情報がインターネットにリークされたことを「背信行為」として批判した。
報道では、神谷が2001〜2002年頃に日本俳優連合を退会して個人で出演料の交渉を行い、出演作品のソフト化による二次使用料などをめぐって強く出ることもあったと伝えられ、神谷自身も「報道自体間違いではありません」と認めている。長寿番組のレギュラー声優が交代劇の経緯をブログで明かす異例の事態は、アニメファンの間で大きな話題となった。
2代目:小山力也[編集]
後任は劇団俳優座所属の小山力也。アニメ第553話(2009年10月31日放送)から2代目小五郎を担当し、劇場版は第14作『天空の難破船』(2010年)から出演している。実は小山は2000年放送のアニメ第199話・200話にゲスト出演しており、初出演から9年後に小五郎役を引き継ぐ形となった。
神谷は2010年4月2日に小山と会い、「ボクの小五郎にとらわれずに、自分の小五郎を作って欲しい」とエールを送ったという。小山は海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役の吹き替えでも知られる実力派で、交代から15年以上が経った現在では、小山版の小五郎もすっかり定着している。
小山力也の「20年に1回」発言[編集]
2025年4月13日、国立代々木競技場で行われた『隻眼の残像』のファンミーティングに登壇した小山は、「今回は本当に頑張りました!」と小五郎の大活躍をアピール。「毛利小五郎が活躍するのは20年ぶり。今20歳の人は次は40歳になっちゃう」「毛利の活躍は20年に1回なのでお見逃しなく!」と語り、会場の笑いを誘った。担当して16年目にして初の本格的な主役級の映画という、小五郎役者ならではの実感がこもった一言である。
2026年の最新動向[編集]
アニメ30周年と『30号殺人事件』[編集]
2026年はテレビアニメ放送30周年の記念イヤー。その記念作品として、2026年9月25日21時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で完全新作のテレビスペシャル『名探偵コナン 30号殺人事件』が放送された。東都タワーが描かれた新一万円札の偽札が、殺人事件の捜査中に見つかり、日本で発見された30件目の偽札事件=「30号」として各都府県警を巻き込んだ大捜査に発展するという物語で、コナンと服部平次は大阪で捜査を進める。
放送に先立ち、アニメ公式は「毛利小五郎 出動PV」を公開し、小五郎も物語に深く関わることが予告された。ゲスト声優には1996年生まれの池田エライザが技術者役で出演。脚本は櫻井武晴、主題歌は倉木麻衣の「Hallelujah」が担当した。
劇場版『ハイウェイの堕天使』とプリキュアコラボ[編集]
2026年4月10日公開の劇場版第29作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』にも、小山力也演じる小五郎はレギュラーとして出演。同作は神奈川県警の白バイ隊員・萩原千速をキーパーソンにしたバトルミステリーで、日本映画初の「4作連続興収100億円突破」を達成した。
さらに2026年5月31日放送の『名探偵プリキュア!』第18話「名探偵の共演(アッセンブル)」には、コナン・蘭とともに小五郎が登場。テレビ局も制作会社も異なる作品同士の異例のコラボとして話題を呼んだ。劇場版第30作は2027年4月公開予定で、小五郎の次なる活躍にも期待が集まっている。
炎上とバズ[編集]
- 2009年の神谷明の降板は、本人がブログで「解任させられた」と公表し、制作側関係者による情報リークを「背信行為」と批判したことで大きな騒動となった。長寿アニメのメインキャストが交代の内幕を語るのは異例で、ネット上でも賛否を含めて広く議論された。
- 2025年の『隻眼の残像』では「眠らない小五郎」が話題となり、小山力也の「毛利の活躍は20年に1回」発言もSNSで拡散された。
余談[編集]
- 名前は、江戸川乱歩の生んだ名探偵・明智小五郎に由来するとされる。コナンの「江戸川」と合わせ、乱歩作品へのオマージュが二重に仕込まれている。
- 北米の英語版『Case Closed』では「Richard Moore」という名前に変更されている。娘の蘭は「Rachel Moore」。
- 2代目の小山力也は、劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌』(2006年)で、小五郎が以前一緒に仕事をしたことがあるという設定の「竜探偵」の声を担当していた。後の小五郎役が、小五郎の同業者を演じていたという縁である。
- 安室透(降谷零)が弟子入りしている関係上、公安警察のエースが「眠りの小五郎」の推理を毎回間近で見ているという、冷静に考えるとなかなかシュールな状況になっている。
