最強の王様、二度目の人生は何をする? (the beginning after the end/끝이 아닌 시작) | |
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![]() 日本版表紙 | |
作家 | turtleme93 |
作画 | fuyuki23 |
ジャンル | ファンタジー、ドラマ |
配信 | ピッコマ |
連載期間 |
(アメリカ、原作小説)2018. 07. 07 ー 連載中 (韓国、ウェブトゥーン)2019. 06. 17 ー 連載中 |
メディアミックス | 同名小説 |
リンク |
(アメリカ)Tapas (韓国)カカオページ (日本)ピッコマ |
コミュニティ | n/アニメ・漫画 |
概要[編集]
アメリカのウェブ小説、ウェブトゥーン。
原作は韓国系のアメリカ人(turtleme93[1])であり、作画は日系アメリカ人(fuyuki23[2])
作品の公式PV(YouTube)
あらすじ[編集]
私は史上最強の「王」である。数多の敵を退け、数々の功績を残した歴代最高の覇王だ。しか し、ある朝目覚めた私は奇妙な違和感を覚える。手足が短い、視界が極端に低い、見知らぬ男 女が私を「アーサー」と呼び、微笑みながら覗き込む。そう…私は無力な赤子に転生してしま ったのだ!最強の王様がいたいけな赤ちゃんに転生する、痛快冒険ファンタジー‼
— ピッコマ
設定および世界観[編集]
「ディカゼン」(Dicathen) 大陸
主要3大陸のうち一つ。人間たちのサピン王国、エルフたちのエレノア、ドワーフたちのダルブ、そして未開拓地のビストグレイズに4等分されている。
増強者と呪術者[編集]
- 増強者
MPで自の身体を増強させることで力、防御力、素早さを得ることができる。 使用距離が極めて限られていることが弱点である。
- 呪術師
呪術師たちは体内のMPを外に放出して意志通りに周辺環境を変えることができる。 しかし、呪術を使うためには体の中のMPと外のMPを結びつけなければならない. 呪術師たちの最初の覚醒は3歳から20歳の間に起きる。
しかし、上位段階の白いコアに到達すると、魔法使いはマナを増強に使うことも、呪術に使うこともできる。 そのため、このような区分は無意味になる。
MPコア区分[編集]
MPコアは、色別に大きく分けて黒、赤、オレンジ色、黄色、銀色、白の順の6位系(rank)に分けられる。 各段階別に 暗い(dark)、純粋な(solid)、明るい(ligth)の3段階(stage)にもう一度区分される
マナ獣(Mana beasts)[編集]
生まれつきMPと親密で吸収できる多様な獣を指す。 体内にマナコアを持っており、 「E、D、C、B、A、AA、S、SS」クラスにランク分けされる。 普通は人間より優れた肉体のおかげで、同じランクの人間より強い。
マナコア(Mana core)[編集]
マナ獣の体内に凝縮されているコアである。様々な場所に使われ、競売で高価で売買される。 負傷を回復したりランクを上げることができる。
獣の意志[編集]
A級以上のマナ獣は、子どもや契約を結んだ人に自分の本来の能力である「意志」を一度に渡すことができる。 これを受入れた人間は「野獣調教師(Beasttamer)」と呼ばれる。 しかし、ほとんどのマナ獣は意志を人に渡すより、破壊してしまうため、 意志が残っている場合は非常に稀な方だ。
連載状況[編集]
2024年6月15日、小説第11巻までの連載分が終了した。 第12巻が完結巻であるため、2025年に完結される予定だ。 Webtoonの完結まで最低でも2030年まで続く見込み。
評価[編集]
作品自体が大きな意味を持つ。基本的にアメリカで流行る漫画、ウェブトゥーンは日本発、韓国発がすべてと言っても過言ではないが、この作品は珍しく、現地のアメリカ人たちによって作られた。 しかも、日系アメリカ人と韓国系アメリカ人とのコンビで作られたということがまた大きな意味を持つ。
原作者であるturtleme93はいくつかのインタビューで、自分が韓国と日本のサブカルチャーに影響されたと言及した。 そのためか、例えば日本の「無職転生」など、いわゆるラノベ小説と大きな類似性を持つ。 もちろん、ただ似ているだけではなく、この作品ならではの魅力、納得のいく名づけ方、繊細な世界観と作画などが多くのファンを呼び寄せている。
メディアミックス[編集]
アニメ[編集]
- 制作スタッフ
監督:元永慶太郎 構成:鴻野貴光 キャラクターデザイン:末岡正美 音楽:井内啓二 制作会社:studio A-CAT
- 主題歌
オープニングテーマ:「KINGSBLOOD」KALA。
- 放送情報
2025年4月2日よりフジテレビ「+Ultra」にて放送開始。毎週水曜24:45~。
- 配信サービス
dアニメストア、Netflix、Huluなど多数のプラットフォームで視聴可能。珍しくディズニー+でも配信された。
評価[編集]
アニメに対するネットの反応は多岐にわたる。作画変更が一部で炎上しており、「劣化」「誰かわからない」といった批判が国内外で噴出している。特に海外ファンからは原作への忠実な再現を求める声が強く、SNSで不満が拡散された。一方で、物語の魅力やキャラクターの成長に期待を寄せる声も多く、「ビジュアルよりもストーリー重視」という意見が見られる。第1話の展開については「丁寧すぎてテンポが遅い」と指摘するレビューもあるが、原作ファンからは高評価が続いている。
余談[編集]
- 2020年ピッコマで最も読まれた作品11位となった。[3]
- 2021年ピッコマで最も読まれた作品(Smartoon部門)で3位となった。[4]
- 2022年ピッコマで最も読まれた作品(Smartoon部門)で2位となった。
- 2023年ピッコマで最も読まれた作品(Smartoon部門)初めてランクインに及ばなかった。
- 2024年ピッコマで最も読まれた作品(Smartoon部門)で16位となった。
- 紙の単行本については日本国内もアメリカもKADOKAWAが担当している。漫画出版のノーハウに関しては日本の方が優れているため、日本の方に委託しているとみられる。