| 愛沢えみり Emiri Aizawa | |
|---|---|
![]() 愛沢えみりが「No.1キャバ嬢」として名を馳せた新宿・歌舞伎町の夜景(出典:ウィキメディア・コモンズ) | |
| ID | Instagram:@emiri_aizawa/X:@emirio9o1 |
| 誕生日 | 1988年9月1日 |
| 年齢 | 38歳 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市(大阪府豊中市育ちとされる) |
| 国籍 | 日本 |
| 家族 | 子供2人(未婚のシングルマザーであることを本人が公表) |
| 身長 | 163cm(所属事務所公称。資料により164cm) |
| 血液型 | B型 |
| 職業 | 実業家、タレント、YouTuber、元キャバクラ嬢、元モデル |
| 肩書 | 株式会社VOYAGE 代表取締役 |
| フォロワー数 | SNS総フォロワー約180万人(2026年報道時点) |
| 活動期間 | 2007年 - |
| 代表的な実績 | 歌舞伎町No.1キャバ嬢/引退イベント2日間で売上2億5,000万円超(報道)/EmiriaWiz創業 |
| 事務所 | プラチナムプロダクション |
| 関連活動 | EmiriaWiz、norm+、VENUS BEAUTY CLINIC、FOURTY FIVE TOKYO、LAST CALL(審査員) |
| あだ名 | えみりん |
| その他 | 『小悪魔ageha』元専属モデル |
| リンク | https://aizawaemiri.com/ |
概要[編集]
愛沢えみり(あいざわ えみり、1988年9月1日 - )とは、新宿・歌舞伎町で長年「No.1」の座を守った伝説的な元キャバクラ嬢であり、アパレルブランド「EmiriaWiz(エミリアウィズ)」などを手がける株式会社VOYAGEの代表取締役を務める実業家である。『小悪魔ageha』の看板モデル、YouTuberとしても知られ、2019年の現役引退後は美容・コスメ・クリニック・店舗プロデュースへと事業を広げている。
詳細[編集]
「キャバ嬢社長」という肩書き[編集]
愛沢えみりを語るうえで外せないのが「キャバ嬢社長」という二刀流の肩書きである。夜はキャバクラのNo.1キャスト、昼はアパレル会社の社長という生活を長く続け、ドレスのヘアセットのまま撮影現場へ向かうほどの多忙ぶりだったと本人がインタビューで振り返っている。2013年にブランド「EmiriaWiz」を立ち上げ、のちに株式会社VOYAGE(voyage)として法人化。夜の世界の稼ぎ方と、昼のビジネスの組み立て方の両方を知る人物として、同業者や若い女性から絶大な支持を集めてきた。
数字で語られる伝説[編集]
彼女の名を一気に広めたのは、メディアで報じられた桁外れの数字である。2014年には「誕生日月の月間売上が2,000万〜3,000万円」「一晩の売上最高額2,800万円」などと報じられ、2019年3月の引退イベントでは2日間で売上2億5,000万円超を記録したと伝えられた。アパレル事業も2015年時点で月商1億5,000万円と報じられ、著書のタイトルには「月商2億円の社長」という言葉が躍る。2026年のインタビューでは、グループの年商は約35億円とされている。
現在の立ち位置[編集]
2019年3月にキャバクラを引退した後は、経営者・インフルエンサーとしての活動が中心となった。自社ブランドのほか、美容皮膚科「VENUS BEAUTY CLINIC」、スキンケアブランド「norm+(ノームプラス)」、キャバクラ「FOURTY FIVE TOKYO」などをプロデュース。2024年には未婚のシングルマザーであることを公表し、2025年に第2子を出産。2026年にはキャバ嬢オーディション番組『LAST CALL』の審査員として再び夜の世界の"顔"となり、世代を超えた知名度を保っている。
経歴[編集]
生い立ちと上京[編集]
1988年9月1日、神奈川県横浜市に生まれ、大阪府豊中市で育ったとされる。2025年放送のABEMAの番組では、医師一家の出身で、親の期待に応えられないまま高校卒業後に上京したことを語っている。キャバクラで働き始めたのは18歳ごろで、最初は横浜駅前の店だったとされる。本人いわく、当初の動機は「楽そうで緩そう」というものだった。
六本木時代と「ダメキャバ嬢」期[編集]
2007年春、六本木の「エマクラブ」で本格的に勤務を始める。ところがこの頃は、本人の言葉を借りれば「彼氏に頼りきりのダメキャバ嬢」。20歳ごろまでは六本木で働きながら、恋人に経済的に依存する生活を送っていたという。転機は失恋で、「このままじゃダメだ」と一念発起したことが、のちの快進撃の出発点になったと繰り返し語っている。
歌舞伎町でNo.1へ[編集]
2008年10月、歌舞伎町の「プラウディア」に移籍。店のスタッフから「笑顔がいい」と褒められたことをきっかけに接客スタイルを見直し、わずか3か月ほどで店舗No.1を獲得したとされる。本人は成功の要因を「笑顔」と「休まないこと」の2点に集約している。2009年12月には「ジェントルマンズクラブ」へ移り看板キャストに。2014年春には「フォーティーファイブ(FOURTY FIVE)」に入店し、以後は昼の仕事を主軸にしつつ在籍を続けた。なお本人は酒が飲めない体質で、店側もそれを理解していたというのは有名な話である。
モデル・『小悪魔ageha』時代[編集]
2011年10月発売の『小悪魔ageha』11月号で3ページの特集が組まれたのが本格的な誌面デビュー。2012年10月から同誌の専属モデルとなり、2014年4月の休刊まで誌面を飾った。2015年の復刊時にも復帰し、2016年4月号では初の単独表紙を飾っている。誌面では「1か月の支出」「全身コーデの総額」といった企画で、月の総支出が約974万円(2012年)、全身ブランド品の合計が822万円(2013年)といった数字が公開され、"お金の使い方まで規格外"なキャラクターが定着した。『姉ageha』やGirlsAward、関西コレクションなどにも出演している。
起業[編集]
アパレル事業は一発で成功したわけではない。最初は知人と共同でドレス会社を立ち上げたが、約1年で失敗。のちのインタビューでは「二人で始めたっていうところが難しかった」「全部自分でやりたいタイプ」だと気づいたと語っている。その後、当時の恋人から「結婚はギャンブルみたいなものだから、自分の人生を委ねない方が良い」と言われたことが背中を押し、単独での起業を決意。まず中国へ渡って仕入れ・生産のルートを探し、2013年7月に「EmiriaWiz」を創業した(当時24歳)。
引退[編集]
2019年3月29日・30日の2日間、在籍店「FOURTY FIVE TOKYO」で引退イベントを開催。全国から客が詰めかけ両日満席となり、総額1億円ともいわれるシャンパンタワーやロマネ・コンティが注文され、届いた花で花道通りが埋め尽くされたと業界メディアは伝えている。売上は2日間で2億5,000万円を超えたと報じられた。これに先立つ3月23日には歌舞伎町の書店で写真集『愛沢えみり LAST』の発売記念を兼ねた会見を開き、約10年に及ぶキャバ嬢人生に区切りをつけた。引退時30歳。
引退後[編集]
引退直前の2019年3月22日にYouTubeチャンネル『愛沢えみりキャバ嬢社長MyLife』を開設し、同年11月には登録者10万人を突破。2021年にはABEMAの番組『GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革-』で指南役を務めた。2022年にはスキンケアブランド「norm+」を発売し、同年8月からはアイドルグループ「8月のエウテルペ」のプロデュースも手がけた(2024年3月まで)。2023年7月末には、2016年に歌舞伎町にオープンしたEmiriaWizの新宿直営店が閉店している。
母になってから(2024年〜)[編集]
2024年3月、「大切な家族ができました」として第1子の誕生を公表。同年6月12日にはInstagramで「私は未婚でシングルマザーです」と明かし、パートナーとともに「娘の事を第一に考えて育児を楽しんでいます」とコメントした。2025年8月19日には第2子の出産を報告。同年11月放送の『ダマってられない女たち season2』(ABEMA)では、パートナーに結婚願望がなかったことから凍結しておいた受精卵による体外受精で出産したこと、シングルマザーとしての不安と覚悟を率直に語った。
『LAST CALL』と2026年[編集]
2026年1月4日からYouTubeで配信が始まったキャバ嬢オーディション番組『LAST CALL』(MC:ROLAND、溝口勇児)に審査員として出演。番組は開始約4か月で関連動画を含む累計10億回再生を突破したと発表された。6月28日にはTOYOTA ARENA TOKYOで大型イベント「LAST CALL COLLECTION 2026」が開催された。同年には幻冬舎から著書『運命は自分でつくる』を刊行している。
事業[編集]
株式会社VOYAGEは、公式サイトによればデジタルマーケティング支援、SNS運用代行、YouTube企画編集、広告代理、メディア事業、アパレル企画販売、EC運営、モデルプロダクション運営、店舗プロデュースなどを事業内容とする。主なブランド・プロデュース案件は次の通り。
| 名称 | 分野 | 概要 |
|---|---|---|
| EmiriaWiz(エミリアウィズ) | アパレル | 2013年7月創業。2016年5月に歌舞伎町に1号店を出店し、開店日は最大5時間待ちの行列。新宿店は2023年7月末に閉店し、以降はEC中心 |
| norm+(ノームプラス) | スキンケア | 2022年発売。VENUS BEAUTY CLINICと医療機関向け化粧品メーカーの協業で開発。発売1か月で累計1万個を販売し、新宿伊勢丹、阪急うめだ、ジェイアール名古屋タカシマヤなどでポップアップを展開 |
| VENUS BEAUTY CLINIC | 美容医療 | 愛沢がプロデュースする美容皮膚科クリニック |
| FOURTY FIVE TOKYO | キャバクラ | 現役時代の在籍店で、引退イベントの舞台。現在はプロデュース店として関与 |
| メゾンドボーテ(Maison de Beauté) | メディア | 美容系Webメディア |
| Lumily | メディア/その他 | 公式サイトの関連アカウントに掲載 |
2026年の『GOETHE』のインタビューでは、クリニック、飲食、コスメ、ECファッションなど5つの事業を展開し、年商は約35億円と紹介された。週7日・5人体制のベビーシッターの力を借りながら、仕事と子育てを両立しているという。
人物・エピソード[編集]
笑顔と「休まない」[編集]
本人が繰り返し語る成功法則はシンプルで、「笑顔」と「休まないこと」。歌舞伎町時代はほぼ休まず出勤し続けたとされる一方、のちには毎月5日間の旅行期間を設けるライフスタイルを公言しており、メリハリの付け方も話題になった。
酒が飲めないNo.1[編集]
「キャバ嬢=酒豪」というイメージに反して、本人は酒が飲めない体質。それでもNo.1を取り続けたことは、会話力と気配りで勝負できる証拠として語られる。所属事務所の公式プロフィールでも特技は「人と話すこと」となっている。
経営者としての挫折[編集]
起業当初は他人と協働する経験が乏しく、スタッフの離職が相次いで「会社に行くのがストレス」だった時期もあったという。キャバクラで個人として結果を出してきた人間が、組織のリーダーへと変わっていく過程は、著書やYouTubeでもたびたび語られている。
美容と整形への率直さ[編集]
美容整形についてもオープンで、2026年2月にはInstagramで、出産後の体型変化を理由に豊胸手術を受けたことを報告。費用は約120万円だったと明かし、ダウンタイムの様子まで詳細に説明して話題となった。
活動・出演[編集]
主な出演[編集]
- 『美の国のお茶会』(テレビ東京、2014年〜)
- 『マツコ会議』(日本テレビ)
- 『ゴッドタン』(テレビ東京)
- 『GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革-』(ABEMA、2021年)
- 『この恋イタすぎました』(日本テレビ、2022年)
- 『加藤浩次のちゃっかりバズってます!!』(TNC、2021年)
- 『ダマってられない女たち season2』(ABEMA、2025年)
- 『LAST CALL』(YouTube、2026年、審査員)
著書[編集]
| 発売 | タイトル | 出版社 |
|---|---|---|
| 2014年9月 | 愛沢えみり ファッション&ビューティーブック Emiri | 主婦の友社 |
| 2015年2月 | キャバ嬢社長 歌舞伎町No.1嬢王 愛沢えみりとしての生き方 | - |
| 2017年3月 | 昼職未経験のキャバ嬢が月商2億円の社長に育つまで キラキラ社長・愛沢えみりの起業術 | 主婦の友社 |
| 2019年3月 | 愛沢えみり LAST(写真集) | トランスワールドジャパン |
| 2019年7月 | 前を向く力 なにもない私が結果を出せた理由 | 総合法令出版 |
| 2019年7月 | 愛沢えみりの"一生可愛く、好きなことして自分らしく楽しく生きる!"45のマイルール | KADOKAWA |
| 2022年2月 | SNS時代の幸福論 ヘルタースケルターにならないための生き方 | KADOKAWA |
| 2026年 | 運命は自分でつくる | 幻冬舎 |
YouTube・SNS[編集]
メインチャンネル『愛沢えみりキャバ嬢社長MyLife』は2019年3月開設。2021年時点で登録者41万人、2025年1月時点で57万人とされる。ブランド品の購入、社長業の裏側、美容施術レポート、育児の日常などを発信し、100万回再生超えの動画を多数生んでいる。サブチャンネルも運営している。Instagram、X、TikTokも積極的に更新しており、2026年の報道ではSNS総フォロワー数は約180万人とされる。
炎上とバズ[編集]
- 引退イベントの売上2億5,000万円:2019年の引退時、ワイドショーやネットニュースで一斉に報じられ、「キャバ嬢の売上の桁が違う」と大きな話題に。総額1億円ともいわれるシャンパンタワーも拡散された。
- 『小悪魔ageha』の支出公開:月の支出約974万円、全身822万円コーデなどの数字は、ネット上で繰り返し引用される"伝説"となった。
- 未婚シングルマザー公表:2024年の公表時は「かっこいい」「新しい家族の形」と好意的な反応が多く、2025年の体外受精の告白も賛否を含めて大きな反響を呼んだ。
- 豊胸の公表:2026年2月、豊胸手術の費用と経緯を公表しネットニュースに。
- LAST CALLのバーキン企画中止:2026年6月の「LAST CALL COLLECTION 2026」で、愛沢の私物のエルメス「バーキン」を来場者に抽選でプレゼントする企画が予定されていたが、当日は実施されず告知もなかった。7月21日に番組側が公式Xで「運営上の事情により、実施を中止」と発表し、参加費の全額返金を表明。「愛沢えみりさんに責任があるものではございません」と明記した。
余談[編集]
- 「えみりん」の愛称で呼ばれる。
- 2015年の著書タイトルにある通り、「歌舞伎町No.1嬢王」は彼女の代名詞的なフレーズになっている。
- 夜職から実業家へ成り上がったストーリーから、ネット上ではヒカルや青汁王子、ホスト界の"令和の夜王"たちと並べて「夜・ネット発の成り上がり系」として語られることもある。YouTube上では青汁王子やヒカルが登場する動画も公開されているとされる。
- 歌舞伎町のホストクラブ界とも縁が深く、『LAST CALL』のMCは"ホストの帝王"ROLAND。
- 2022年から約1年半、アイドルグループ「8月のエウテルペ」をプロデュースした。オーディションには3,500名以上の応募があったとされる。
- 2025年のABEMAの番組では、3人目の出産も考えていると語った。
- 引退イベントでは、全国から届いた祝い花で歌舞伎町の花道通りが埋め尽くされたと伝えられている。
