伊藤舞雪
Ito Mayuki
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「近代麻雀水着祭2026」出演時(2026年5月2日、出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 4.0)
生年月日1997年11月30日
出身地神奈川県
身長160cm
血液型O型
活動期間2018年 -
デビュー2018年3月(AVデビュー)
ジャンルアダルトビデオ、グラビア
専属kawaii*
事務所NAXプロモーション
主な受賞エロデミー賞2020 特別業績賞
エロデミー賞2022 視覚効果賞(出演作)
GRAPHIS AWARD 2022 ベストグラビア・アワード
別名まゆきち(まゆ吉)

概要[編集]

伊藤舞雪(いとう まゆき、1997年11月30日 - )とは、神奈川県出身の日本のAV女優・グラビアモデルである。NAXプロモーション所属で、ファッション誌『小悪魔ageha』の専属モデルも務める。2018年3月にレーベル「kawaii*」の専属女優としてデビューして以来、移籍の多いこの業界で一貫して同レーベルの看板を背負い続けている、現役屈指の長期専属女優である。

デビューから年月を経てもランキング上位に残り続ける息の長さから、ファンの間では「kawaii*の顔」「業界の奇跡」と呼ばれているらしい。台湾・韓国・タイなどアジア圏でも人気が高く、2024年8月にはXのフォロワー数が100万人を突破した。柔らかい雰囲気と高い演技力、そして安定した稼働ペースで、新人が次々と現れては消える業界において「長く現役トップ層にいること」自体をブランドにした稀有なタイプといえる。

経歴[編集]

2018年3月、kawaii*の専属女優としてAVデビュー。デビュー直後から注目を集め、翌2019年には「FANZAアダルトアワード2019」最優秀新人女優賞にノミネートされた。受賞は逃したものの、同期世代の中で頭一つ抜けた存在感を示し、デビュー2年目以降も専属契約を更新し続ける。

2020年には『週刊プレイボーイ』のAVライターらが選定する「2020エロデミー賞」で特別業績賞を受賞。デビューから数年で「新人」の枠を完全に卒業し、レーベルの中心としてシングル作品をコンスタントにリリースする体制が定着した。

2026年時点でキャリア9年目に入り、同一レーベルでの長期専属としては近年ほとんど例がない。2026年5月には7冊目の写真集『Chronicle クロニクル』を発売しており、キャリアの節目を自分で企画に落とし込む動き方が定着している。

デビュー前:着エロ作品『AV無理』[編集]

AVデビューの2か月前にあたる2018年1月、着エロレーベル「未満」からイメージ作品『AV無理』を発売している。タイトルとは裏腹に、FANZAのレビュー欄には「AVで見たい」という声が多く寄せられた。本人は後に「身体メインの作品では、感情や自分のことをもっと伝えたかった。着エロで出せる自分には限界があると思い、それならAVで全部見せてしまおうと決めた」という趣旨で振り返っている。人前に出る仕事への憧れがあったところに話が来たため、それほど悩まずに引き受けたという。

kawaii*専属デビュー(2018年)[編集]

2018年3月、20歳でkawaii*から「大型新人! W54cm圧倒的くびれと奇跡の天然Fカップ」でデビューした。キャッチコピーは「圧倒的くびれ」で、これは現在も台湾などで彼女の代名詞として使われている。学生時代はソフトボール部で投手・3番打者(右投げ左打ち)だったことから、デビュー作ではピッチングフォームと素振りも披露した。

同年8月にはTwitter(現X)を開設。SNSは苦手と公言していたが、kawaii*公式の「いいねが500を超えたら開設するかも」という投稿に500以上のいいねが集まり、約束通りアカウントを作った。のちのインタビューでは、デビュー当時の自分へのアドバイスとして「Twitterは最初からやっていたほうがよかった」と答えている。12月には初のVR作品を発売した。

「令和のVR女王」への転機(2019年)[編集]

初めてのVR撮影は本人いわく「超絶難しく」、その後しばらくVR作品のオファーを断っていた。転機になったのは2019年5月発売のVR第2弾で、監督からの熱心なオファーと、2D作品で経験済みのシチュエーションだったことから再挑戦を決めた。これをきっかけにVR作品が増え、のちに「令和のVR女王」と呼ばれるようになる。2021年2月には「このエロVRがすごい 2020年下半期」で作品賞2位に選ばれた。

この年は3月にFANZAアダルトアワード2019の最優秀新人女優賞にノミネートされ、同月22日に初の写真集『神秘』を発売。12月19日には愛称を自ら「まゆ吉(まゆきち)」と決めている。

コロナ禍とテレビ・ラジオ進出(2020〜2021年)[編集]

2020年1月には大阪で初の地方イベントを開いたが、2月以降は新型コロナウイルスの影響でイベントが相次いで中止になった。その代わりに4月からツイキャス配信を始め、ファンとの接点を保った。同年は『月刊FANZA』で半年限定のコラム連載を持ち、10月にはABEMA『石橋貴明プレミアム』の「芸能界超人No.1決定戦!」に女王様役で出演して、初めてバラエティ番組に登場した。12月には自らタイトルを付けた2冊目の写真集『Contrast』を出している。

2021年は1月にABEMA『志村&鶴瓶のあぶない交遊録 大最終回スペシャル』に出演。3月にはメンズサイゾーでデビュー3周年企画「まゆきちウィーク」が組まれ、限定フォトブックの販売と初のYouTubeライブ配信を行った。4月には初の冠ラジオ番組『伊藤舞雪のらじきち♡』(ラジオクロニクル、2023年8月まで月1回配信)が始まり、5月にはファンサイトの運営も開始。アパレルブランドやヴィレッジヴァンガードとのコラボ商品も相次いだ。11月には企画段階から関わった3冊目の写真集『more』を発売している。

『小悪魔ageha』専属モデルに(2022年)[編集]

2022年1月、Twitterのフォロワーが50万人を超えたのを機にInstagramを開設。同月にはライフスタイル誌『GOETHE』の特集「最上級事典2022」に「圧倒的くびれクイーン」として掲載され、この記事は同誌サイトの2022年に最も読まれたインタビュー記事で2位に入った。

2月にはギャル雑誌『小悪魔ageha』の専属モデルに加入し、AV女優の同誌専属起用として話題になった。6月には紙版で初の特集が組まれ、年末には読者投票による表紙争奪企画で紙版の裏表紙を獲得している。7月にはkawaii*15周年記念作で山岸あや花と初共演し、この作品は同メーカーのその年の売上1位を記録した。12月には「舞雪と二人旅」をテーマにした4冊目の写真集『Private』(徳間書店)を発売した。

5周年ツアーと海外進出(2023〜2024年)[編集]

2023年はデビュー5周年として、大阪・福岡・名古屋・札幌・東京の5都市を回る「5th Anniversary TOUR」を開催。4月には台北で撮影会を開き、これが初の海外イベントになった。8月には台湾最大級の成人向けイベント「TRE(台北国際成人展)」に初出演し、10月には台湾の雑誌『JKF』の表紙と20ページの特集を飾っている。12月には「不倫旅行」をテーマにした5冊目の写真集『熱体夜』を発売した。

2024年は3月に韓国で初のファンミーティング、6月に香港、8月にタイで初のイベントを開き、11月にはタイの「AEE2024」に河北彩伽・涼森れむとともにアンバサダーとして出演した。8月にはXのフォロワーが100万人を突破。10月にはタイ・パタヤで撮影した初の海外ロケ写真集『Promise』を発売している。12月には業界団体の「JAV・海賊版対策プロジェクト」に楓カレンとともに起用され、海賊版の視聴・アップロードをやめるよう呼びかけるPVに出演した。

近年の活動[編集]

2025年以降は、作品のリリースだけでなく本人が企画側に回るイベントが増えている。

2025年1月にはデビュー7周年記念として、購入者が好きな一瞬を選んで一冊だけの写真集を作る「あなただけの写真集」をScene Bookで実施し、3月にお渡し会とスペシャルイベントを開催した。同じ1月には初の写真展『Promise +』を渋谷LE DÉCOで開いている。10月には新宿・神田・飯田橋の都内3店舗を1日で回る合同来店イベントを行い、計200名以上とツーショット撮影を行った。11月には徳間書店が創刊したデジタルマガジン『週刊AG』第1号の表紙と巻頭グラビアを飾っている。

FANZAのキャンペーンガールとしての起用も続いており、2025年3月の『春のパンツまつり2025』(長浜みつり、三田真鈴と共同)、同年5月の「FANZAオンラインくじ3周年祭」、7月の「おっぱい!お尻!キャンペーン」、2026年6月の「FANZAオンラインくじ4周年記念キャンペーン」と、年に複数回のペースで看板を任されている。

2026年5月には本人の希望で実現したトークイベントを都内で開催した。二部構成で、1部にAVライターの東風克智、2部にAV監督のTAKE-Dをゲストに迎えている。同月2日には『近代麻雀』主催の「近代麻雀水着祭2026」にも出演している。同月26日には7冊目の写真集『Chronicle クロニクル』を発売。昭和・平成・令和をテーマに各時代のファッションを見せる構成で、制作に本人が関わり、タイトルも自ら名付けた。

レーベル横断のコラボ[編集]

専属女優は他レーベルの作品に出ないのが原則だが、伊藤舞雪は記念企画の形で越境を繰り返している。2020年9月のデビュー2周年記念「S1×kawaii*スペシャルコラボ」、2021年9月の溜池ゴロー15周年コラボ、2022年7月のkawaii*15周年記念コラボなどで、後者ではPREMIUM専属の山岸あや花(旧名:山岸逢花)と初共演し、同作はその年の同メーカーで最高の売上を記録した。長期専属でありながらレーベルの壁を越えた企画の受け皿になっている点が、この人のキャリアの特徴である。

2023年3月には「伊藤舞雪×プレミアムの大人ドラマ1作限定SPコラボ」としてプレミアムレーベルから単体作を発売。同年5月にはアイデアポケットの共演シリーズ「BEAUTY VENUS Ⅷ」に参加し、アイデアポケット専属の桜空もも、OPPAIとPREMIUMのダブル専属だった楪カレンと共演した(発売に合わせてFANZAで「BEAUTY VENUSキャンペーン」も開かれた)。10月には漫画『カラミざかり』の実写シリーズ第2弾(MOODYZ、石原希望・小野六花のW主演)に竹内先輩役で特別出演し、翌11月にはkawaii*×MOODYZのコラボ企画として竹内先輩を主人公にした番外編で主演している。

2024年4月には桜空ももと初のVR共演作をアイデアポケットから、5月には同じ2人の共演作をkawaii*から発売。2025年1月には山岸あや花との2度目の共演作がプレミアムから出た。専属レーベル以外での出演は毎回「記念企画」「1作限定」という形をとっており、専属契約を崩さずに露出を広げるやり方として定着している。

写真集・メディア出演[編集]

写真集[編集]

# 発売日 タイトル 備考
1 2019年3月20日 『神秘』 初の写真集
2 2020年12月4日 『Contrast』 タイトルを本人が命名
3 2021年11月20日 『more』 企画段階から参加
4 2022年12月1日 『Private』 徳間書店。テーマは「舞雪と二人旅」
5 2023年12月19日 『熱体夜』 デビュー5周年記念。完全受注生産の限定BOX版あり
6 2024年10月 『Promise』 タイ・パタヤで撮影した初の海外ロケ
7 2026年5月26日 『Chronicle クロニクル』 昭和・平成・令和の3時代がテーマ

このほか、写真家・羊肉るとんによる自費出版の写真集『朝な夕な』(2020年)、台湾で出た翻訳版・ポーズ集、講談社の『FRIDAY』デジタル写真集、FANZAや「bit」レーベルのデジタル写真集などが多数ある。

テレビ・配信番組[編集]

  • 『石橋貴明プレミアム』(ABEMA、2020年10月・2021年3月)- 「芸能界超人No.1決定戦!」の女王様役
  • 『志村&鶴瓶のあぶない交遊録 大最終回スペシャル』(ABEMA、2021年1月)
  • 『もう!バカリズムさんの超H!』(フジテレビONE、2021年)
  • 『鶴瓶&ナイナイのちょっとあぶないお正月』(ABEMA、2023年・2024年)
  • 『月ともぐら』(テレビ東京、2023〜2024年)とスピンオフ『モグライダーさんちょっとお時間いいですか?』(DMM TV)
  • 『ケンコバのバコバコナイト』(サンテレビ、2024年)
  • 『ロンドンハーツ 究極恋愛シミュレーション ラブマゲドン』(TELASA、2024年9〜10月)
  • FANZAの番組『カチコチTV』『東京スキャンダルクラブ』など

ラジオ[編集]

  • 『伊藤舞雪のらじきち♡』(ラジオクロニクル、2021年4月〜2023年8月)- 初の冠番組。2021年11月には初の公開収録を兼ねた誕生日オフ会を開いた
  • 『ねむチキ』(TBSラジオ、2021〜2024年にゲスト出演)

雑誌[編集]

『週刊プレイボーイ』をはじめとする一般誌・成人誌のグラビアや袋とじのほか、ファッション誌『小悪魔ageha』、ライフスタイル誌『GOETHE』、台湾の『JKF』などジャンルをまたいで登場している。2025年11月には徳間書店が創刊したデジタルマガジン『週刊AG』の創刊号表紙を務めた。

プロフィール[編集]

伊藤舞雪は何者?[編集]

2018年にkawaii*専属でデビューしたAV女優で、2026年時点でもデビュー時と同じレーベルの専属を続けている。「圧倒的くびれ」のキャッチコピーで知られ、ファッション誌『小悪魔ageha』の専属モデル、写真集7冊、テレビ・ラジオ出演、アジア各地でのファンイベントなど、AVの枠の外にも活動を広げている。

年齢・出身は?[編集]

1997年11月30日生まれで、2026年9月時点で28歳。出身は神奈川県とされる。身長160cm、血液型O型。最終学歴は短大卒と本人が語っている。本名は公表されていない。

今もkawaii*専属?[編集]

2026年時点でもkawaii*の専属女優である。他メーカーの作品に出るときは、エスワン・溜池ゴロー・プレミアム・アイデアポケットなどとの「記念コラボ」「1作限定」の形をとっている。

「まゆきち」の由来は?[編集]

2019年12月19日に、本人が縁起の良い「吉」の字を入れて「まゆ吉」と名付けた。ファンからは「まゆきち」と呼ばれ、サインも2020年12月から「まゆき」に「ち」を足した「まゆきち」に変わっている。

海外でも人気?[編集]

台湾では「最強女優」「スタイルの教科書(身材教科書)」の呼び名で紹介されることが多く、TREなどの大型イベントの常連になっている。韓国やタイでは空港で出待ちが出るほどの人気とされ、2024年には韓国・香港・タイで初のファンイベントを相次いで開いた。

写真集は何冊出ている?[編集]

紙の写真集は2026年5月の『Chronicle クロニクル』で7冊目。デジタル写真集や自費出版の写真集を含めるとさらに多い。

引退するの?[編集]

2026年9月時点で引退の発表はない。同年5月にはトークイベントや写真集発売、6月にはFANZAオンラインくじ4周年記念キャンペーンのキャンペーンガールを務めるなど、活動は続いている。

人物[編集]

  • 性格は天真爛漫でマイペースと言われる。本人は「雑草のように生きる」を学生時代から2020年まで座右の銘にしており、遠い目標より目の前の仕事に全力を注ぐタイプだと語っている。
  • 趣味は映画・音楽鑑賞・外食・掃除。自他ともに認めるインドア派で、整理整頓やたくあんをつまみにした晩酌が好き。「特別な趣味がない」ことが悩みで、仕事で趣味を聞かれると困ると明かしている。デビュー当時から一貫して好きなのは外食とK-POP。
  • 特技は壁紙の張り替えと、『クレヨンしんちゃん』のものまね。
  • 好きな食べ物は漬物・チーズ・辛いもの・モンブラン・きのこ・チョコレート。
  • テレビっ子で、バラエティのほか『ザ・ノンフィクション』『ガイアの夜明け』『ねほりんぱほりん』などのドキュメンタリー系を好んで見る。
  • デビュー直後、サインは「たくさん書くから簡単なほうがいい」と助言され、5分ほどで決めたという。
  • 名前の「舞雪」の通り、デビューが冬の終わりの3月で、雪を思わせる白い肌が初期からのセールスポイントだった。
  • 現場スタッフや共演者からの評判が良く、長期専属を支えているのは「現場力」だとする業界関係者のコメントがたびたび紹介される。
  • SNSでの発信は本人のペースを守るタイプで、過度な露出よりも作品本位の活動スタイルを貫いている。

余談[編集]

  • 『GOETHE』2022年3月号の「最上級事典2022」の記事は、同誌サイトの2022年インタビュー記事ランキングで2位になった。同じランキングにはYOSHIKIや郷ひろみの記事が並んでいた。
  • 2023年には漫画『カラミざかり』の実写版で「竹内先輩」を演じ、原作ファンの間で配役が話題になった。
  • ゲームのアンバサダーやコラボも多く、スマホゲーム『日替わり内室』のコラボキャラクター「菊姫」役、オンラインゲーム『ムーンライズ・領主の帰還』のアンバサダーなどを務めた。
  • ABEMAの正月特番では「美女野球プレーヤー」「美女キャッチャー」役で出演しており、ソフトボール部出身の経歴が生かされた。
  • デビュー年の2018年組は粒ぞろいの世代として知られ、その中で2026年まで第一線に残っている数少ない一人である。
  • 「専属女優の契約は数年で動くのが当たり前」という業界の常識を覆した例として、業界コラムで引き合いに出されることが多い。
  • ファンの間では、デビュー作から最新作までを追うと「同じレーベルなのに作風の変遷で業界のトレンド史がわかる」と言われている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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