| 株式会社メロンブックス Melonbooks | |
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メロンブックス福岡店(出典:ウィキメディア・コモンズ) | |
| 略称 | メロブ |
| 国家 | 日本 |
| 種類 | 株式会社 |
| 業種 | 小売業(同人誌・書籍・アニメグッズ) |
| 本社所在地 | 東京都文京区湯島 |
| 設立日 | 1998年 |
| 支店舗数 | 30店舗以上(2018年時点) |
| 主要部門 | 店舗事業、通販、同人誌委託、フロマージュ(女性向け同人) |
| リンク | https://www.melonbooks.co.jp/ |
概要[編集]
メロンブックスとは、同人誌・漫画・アニメ関連商品を扱う専門店チェーンである。1998年に北海道札幌市で創業し、同人誌の委託販売では業界最大級の直営店網を持つ。略称は「メロブ」。
詳細[編集]
1号店は1998年7月11日に開店した札幌店で、商業ビル「アルシュ」の6階にある10坪ほどの小さな店だった。同年11月には仙台店を開き、その後は政令指定都市を中心に全国へ出店していった。2018年時点で30店舗以上を展開し、同人業界では最大の直営店舗数を持つとされる。本社は2023年12月から東京都文京区湯島に置かれている。
事業の柱は、同人誌や同人ソフトの委託販売である。サークルが作った同人誌を預かって店頭と通販で売る仕組みで、コミックマーケットなどの即売会に行けない人でも同人誌を買えるようにした。新刊の発売日に合わせた店舗特典(ポストカードやイラストカードなど)も充実しており、「特典目当てにメロブで買う」という購買行動はオタク文化の定番になっている。
競合のとらのあなが成人向け同人誌に強いのに対し、メロンブックスは一般向け同人誌の委託に積極的だったとされ、取り扱いの幅広さで存在感を高めた。
事業[編集]
同人誌委託と通販[編集]
店舗販売と並ぶ柱が通信販売である。同人誌は部数が少なく、即売会で買い逃すと入手が難しいため、委託先の通販サイトは「落とした本を後から買う場所」として機能している。コミックマーケットなどの大型即売会の時期には、新刊の委託予約が集中する。
フロマージュブックス[編集]
女性向け同人誌の事業「フロマージュ」は、2017年5月にアニメイトから事業譲渡されたものである。現在は約100のアニメイト店舗内に同人コーナーを展開しており、ライバル関係にあるはずの2社が売り場を共有するという珍しい形になっている。腐女子向けのBL同人誌を扱う売り場としても重要な位置を占める。
電子書籍[編集]
2005年に「メロンブックス.com」を開設し、2010年に「メロンブックスDL」に改称して同人誌やソフトのダウンロード販売を行っていた。ただしメロンブックスDLは2021年10月31日にサービスを終了しており、電子版の同人誌市場ではDLsiteやFANZAなどが存在感を持っている。
無人店舗「夕張書店」[編集]
2023年11月に沖縄県那覇市、2024年4月に埼玉県熊谷市(籠原)に、24時間営業の無人店舗「夕張書店 by Melonbooks」を開いた。郊外で人件費などのコストを抑えながら実店舗を維持するための新業態で、成人向けの本も扱うため入店時にスマートフォンでの認証が必要になる。「メロンなのに夕張」というネーミングも含めて、開店時にはSNSで「通常の店舗と比べて様子がおかしい」と話題になった。
同人ショップ業界での立ち位置[編集]
同人誌の委託販売は、メロンブックスととらのあなの2強で長く語られてきた。とらのあなが2020年代に入って店舗を大幅に縮小し、通販中心へと舵を切ったこともあり、実店舗で同人誌を買える場所としてのメロンブックスの存在感は相対的に高まっている。秋葉原・池袋などの主要なオタク街では、アニメイト、ゲーマーズ、らしんばんと並んで出店していることが多い。