株式会社虎の穴
TORANOANA Inc.
Comic_Toranoana_Akihabara_20070811.jpg
秋葉原のとらのあな・アニメイト(2007年)(出典:Wikimedia Commons「Comic Toranoana Akihabara 20070811.jpg」・CC BY 3.0)
略称 とら
国家 日本
種類 株式会社
業種 小売業
本社所在地 東京都千代田区(秋葉原)
設立日 1996年
設立者 吉田博高
主要株主 ユメノソラホールディングス(持株会社)
主要部門 同人誌委託販売、通販、Fantia
関係する人物 吉田博高(創業者)
別名 コミックとらのあな、虎の穴
リンク https://www.toranoana.jp/


概要[編集]

とらのあなとは、株式会社虎の穴が運営する同人誌・漫画・アニメグッズの専門店「コミックとらのあな」、およびその通販サイトである。1994年に秋葉原で創業し同人誌委託販売の代名詞となったが、2022年に創業の地・秋葉原の店舗を閉じ、オンライン中心の事業へ大きく舵を切った。

詳細[編集]

1994年6月、創業者の吉田博高が秋葉原に1号店を出したのが始まり。1996年に有限会社虎の穴を設立して通信販売部を開設し、2003年に株式会社化。2013年には持株会社のユメノソラホールディングスを設立した。

とらのあなの強みは同人誌の委託販売である。コミックマーケットなどの同人誌即売会に行かなくても、サークルが作った同人誌を店頭や通販で買える仕組みを広げ、同人文化の「常設の売り場」として機能してきた。二次創作を含む同人誌が即売会の外で流通する回路をつくった点で、オタク文化史上の存在感は大きい。

秋葉原では2009年に店舗A・Bの2館体制、2013年には店舗Cも開き、一時は電気街の一角を「とらのあな」の黄色い看板が埋めた。流通総額は2016年に200億円、2022年に300億円を突破している。

店舗の大量閉店[編集]

2021年、同社は構造改革計画を発表し、オンラインサービスへのシフトを加速させた。同年に秋葉原の店舗B・Cを閉店。そして2022年8月31日、1994年の創業以来28年続いた秋葉原店Aが、新宿店・千葉店・なんば店A・梅田店とともに閉店した。

同社は理由として「新型コロナウイルスに端を発する新しい生活様式と購買行動の劇的な変化への対応」と事業構造の転換を挙げ、店舗は2023年度中をめどに旗艦店に集約するとした。秋葉原については、イラスト展などを開けるギャラリー型の新しい店舗で再出店を目指すとしていた。閉店発表時には、国内の直営店が女性向け同人誌を中心とする池袋の店舗のみになると報じられた。

ネット上では「マジか」「悲報すぎる」と惜しむ声が相次ぎ、秋葉原の「オタクの街」としての変化を象徴するニュースとして受け止められた。

Fantia[編集]

2016年、クリエイター支援プラットフォーム「Fantia」を開始した。ファンが月額でクリエイターを支援するファンクラブ型のサービスで、同人誌の委託販売からクリエイター個人への直接支援へと、同社の軸足がオンラインに移っていく流れを象徴する事業となった。

余談[編集]

外部リンク[編集]

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