メリーベリーラブ
메리 베리 러브 / Merry Berry Love
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W主演のチ・チャンウク(2026年撮影。出典:ウィキメディア・コモンズ「Ji Chang-wook.jpg」、作者:Republic of Korea、CC BY-SA 4.0)
ジャンル ロマンティック・ラブコメディ
放送期間 2026年10月7日 -
放送時間 毎週水曜 22:00 - 22:54
放送国家 日本・韓国(共同制作)
言語 日本語・韓国語
放送局 日本テレビ系
配信 Disney+(世界配信)、TVer(リアルタイム・見逃し配信)
制作
プロデューサー 江成真二(チーフプロデューサー)、イ・サンファ(エグゼクティブ・プロデューサー)
演出 キム・スジョン、ノ・ヨンソプ
制作 CJ ENM Japan、日本テレビ
脚本 イ・ジェユン
出演者 チ・チャンウク、今田美桜、ナム・ユンス、久間田琳加 ほか
その他
外部リンク 公式X(@mbl_ntv)

概要[編集]

メリーベリーラブとは、日本テレビと韓国のCJ ENMが初めて共同制作した日韓合作のロマンティック・ラブコメディドラマである。チ・チャンウクと今田美桜がW主演を務め、2026年10月7日から日本テレビ系の水曜ドラマ枠で放送、Disney+で世界配信されている。

詳細[編集]

日テレ×CJ ENM、初タッグの「日韓ラブコメ」[編集]

本作は、日本テレビと、『愛の不時着』『涙の女王』といった世界的ヒット作に関わってきた韓国のエンタメ大手CJ ENMによる初の共同プロジェクトである。制作はCJ ENM Japanと日本テレビ。脚本は韓国のイ・ジェユン、監督は同じく韓国のキム・スジョンとノ・ヨンソプが担当し、日本テレビ側からは江成真二がチーフプロデューサーとして参加した。つまり「日本の地上波ドラマ枠で、韓国のスタッフが韓国式ラブコメを撮る」という、ありそうでなかった座組みになっている。

エグゼクティブ・プロデューサーのイ・サンファは、韓国の報道に対して「検証済みの韓国ロマンティックコメディの公式を適用しつつ、スリルとコミカルなストーリーテリングを加えた」という趣旨の説明をしている。韓国ドラマでおなじみの「最悪の出会いから始まる恋」の型を、日本の島を舞台に再構築した作品といえる。

あらすじ[編集]

韓国で大成功を収めた完璧主義の空間プランナー、イ・ユビン(チ・チャンウク)は、ある事件によって一夜にして地位も財産もすべてを失ってしまう。行き場をなくした彼がたどり着いたのは、美しく自然豊かな日本の島「茶呂島(ちゃろしま)」だった。

その島で、亡き祖父から受け継いだイチゴ畑を守り、イチゴ栽培にひたむきに向き合っているのが、農業女子の白浜夏凛(今田美桜)。明るく元気な彼女だが、病気やトラウマを抱えているせいで人間関係には臆病な一面がある。第1話では、一文無しになったユビンと、大事な審査を控えてイチゴの準備に追われる夏凛が、イチゴ畑で「最悪の出会い」を果たす。言葉も文化も違う二人が、ぶつかり合いながら少しずつ心を寄せていく――というのが物語の軸である。

放送・配信の形[編集]

日本テレビ系では毎週水曜22時から放送。同日からDisney+で世界配信され、日本国内ではTVerでもリアルタイム配信と見逃し配信が行われている。韓国の報道では「Disney+で世界最初公開、日本では日本テレビで毎週水曜放送」と紹介されており、日本の地上波ドラマでありながら最初から世界市場を狙った作品であることがわかる。メインポスターに添えられたキャッチコピーは「今日、どんな愛の種を蒔きましたか?」。イチゴ農家が舞台のドラマらしい、種まきと恋をかけたフレーズになっている。

登場人物・キャスト[編集]

イ・ユビン(演:チ・チャンウク)[編集]

韓国から来た空間プランナー。仕事の成果を何より優先する完璧主義者で、冷静かつクールな印象の人物。韓国で起きたある事件によってすべてを失い、茶呂島へやってくる。島ではイチゴ畑で働くことになり、韓国メディアは「'仕事マシン'から'イチゴ男'へ」と、その落差を面白がって紹介した。日本語があまり得意ではないという設定で、チ・チャンウクはこの「日本語が不慣れな韓国人」を、不自然にならず、かつ可愛らしく見えるよう現場で細かく調整したと語っている。

白浜夏凛(演:今田美桜)[編集]

茶呂島で、祖父から受け継いだイチゴを懸命に育てている農業女子。人前では明るく活発だが、病気やトラウマを抱えているために人間関係には臆病。今田美桜は「人前で見せる姿と内面のギャップに私自身も共感しました」と役への思いを語っている。

水野麻理(演:久間田琳加)[編集]

夏凛の親友。恋愛専門のタロット占い師で、カフェ&バーも営んでいる。久間田は麻理について「相手のことはお見通しなのに、自分のことになると不器用になるところが可愛らしい」と表現している。

パク・クナム(演:ナム・ユンス)[編集]

ワーキングホリデーで島にやってきた韓国人の青年。韓国の報道では「愛のために島に定着した青年」と紹介され、純粋で自由奔放な性格ながら恋愛には真剣な一面も持つキャラクターとされる。ナム・ユンスは役の感情を自然に表現するため、日本語での演技に自ら挑戦した。

その他[編集]

2026年9月には追加キャストが一挙に発表され、日本と韓国の両方で活動するタレントのカンナムらの出演も明らかになった。

主演二人について[編集]

チ・チャンウク、3年ぶりのラブコメで日本ドラマ初主演[編集]

チ・チャンウクは『ヒーラー〜最高の恋人〜』でのアクションと恋愛演技で日本でも人気を集めた韓国俳優。本作は、2023年のJTBC『サムダルリへようこそ』以来、約3年ぶりとなるロマンティックコメディ復帰作であり、本人にとって初の日本のドラマシリーズでもある。

発表時には「ずっと日本との共同プロジェクトに参加したいと思っていた中、自分にピッタリで日本の皆さんにも親しんでもらえる役に恵まれた」という趣旨のコメントを寄せている。また韓国向けには「読んでいる間ずっとときめいた。明るく愉快で愛らしい作品なので、撮影現場でも笑いが絶えなかった」と台本の第一印象を語り、ユビンの仕事への情熱は自分と似ているとも話した。

今田美桜、韓国の脚本家・監督と組む「新しい挑戦」[編集]

今田美桜は2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを務めたほか、映画『東京リベンジャーズ』などでも知られる女優。本作については「韓国の脚本家・監督の作品に参加するのは新しい挑戦で、撮影前からワクワクしていました」とコメントしている。役作りでは「ラブコメディならではの『キャラクターの愛らしさ』を大切にしています」と語り、監督や共演者と何度も話し合いながら、リアルな掛け合いを重視したという。

発表当時の報道では、今田が29歳、チ・チャンウクが39歳と紹介された。日韓のトップ俳優同士の初共演ということで、韓国でも「放送前から韓日トップ俳優の出会いで大騒ぎ」と見出しが立つほど注目された。

撮影とロケ地[編集]

公式発表ではないものの、韓国の報道によれば撮影は2025年9月から2026年3月にかけて行われたとされる。2026年1月ごろまでは福岡県の能古島(のこのしま)で撮影が行われ、3月にはソウルの弘大(ホンデ)周辺でも撮影されたと伝えられている。今田美桜も撮影期間を「半年近く」と振り返っている。

チ・チャンウクは福岡ロケについて、屋台のラーメンに「ほぼ毎日のように通うほど」ハマったと明かした。能古島での撮影では「船に乗って島を行き来しながら通勤する経験がすごく新鮮」だったという。作中の「茶呂島」は架空の島だが、その風景には福岡の島ロケの空気がたっぷり詰まっていることになる。ちなみに今田美桜は福岡県出身であり、地元・福岡での長期ロケという点でも縁のある作品になった。

言語の壁を越えた現場[編集]

本作のテーマは「国境や言葉の壁を越えて少しずつ心を寄せていく二人」だが、撮影現場そのものもまさにそういう状況だった。チ・チャンウクは今田美桜について、初対面では「少し内気な印象」だったものの、撮影が進むにつれて「本当に面白くて周囲を和ませてくれる人」だと気づいたと語る。特に彼女のリアクションの豊かさを絶賛しており、「え?」という一言だけで会話を楽しめるほど打ち解けたという。

二人は通訳や翻訳機を使いながら撮影外でもコミュニケーションを重ね、笑いのポイントやユーモアの感覚もよく合ったと振り返っている。韓国の報道によれば、主演の二人は互いの言語のニュアンスを教え合う「言語コーチ」のような役割も果たしたとされる。今田は「実際チャンウクさんと私で話していた何気ない会話をそのままセリフで使ったり」したと明かしており、二人の素のやりとりが劇中に反映されている。また、半年近い撮影の中でチ・チャンウクの「温かいお人柄と明るさに私自身すごく助けられていました」とも語った。

脇を固めるキャストの間でも国境を越えた交流があり、久間田琳加は、ナム・ユンスが韓国からキムチを持ってきてくれて「すごくおいしかった」と明かしている。言葉の壁はアプリで乗り越えたそうで、膝丈のデニム衣装で寒そうなのになかなかアウターを着なかったナム・ユンスを「男気のある方」と評した。

主題歌[編集]

メインテーマは、SEKAI NO OWARIの新曲「Supermarket」。2026年9月に担当が発表され、同年9月18日に配信リリースされた。日本の人気バンドが日韓合作ラブコメの顔となる楽曲を手がけたことでも話題を呼んだ。

放送までの歩み[編集]

  • 2026年5月 - 韓国メディアがナム・ユンスの出演を報道。この時点で「CJ ENMと日本テレビが共同制作する韓日ロマンティックコメディ」として紹介された。
  • 2026年7月24日 - 日本テレビ系10月期水曜ドラマとしての放送が正式発表され、チ・チャンウクと今田美桜のビジュアルが初公開。
  • 2026年7月 - 公式Xアカウント(@mbl_ntv)が開設される。
  • 2026年7月30日 - 久間田琳加の出演が発表され、主要キャラクターのビジュアルが出そろう。
  • 2026年9月2日 - キービジュアルと予告映像を公開。同日には日本テレビ初となるドラマ合同イベントが開かれ、チ・チャンウクと今田美桜も大泉洋らとともにレッドカーペットに登場した。
  • 2026年9月 - SEKAI NO OWARIがメインテーマを担当することを発表。追加キャストも一挙解禁。
  • 2026年10月7日 - 日本テレビ系で放送開始、Disney+で世界配信開始。

炎上とバズ[編集]

  • 制作発表の段階から「日韓トップ俳優の初タッグ」として両国で話題となり、韓国メディアでは「チ・チャンウク、日本の女優とイチゴ畑のケミが通じた」といった見出しで連日報じられた。
  • 公式X(@mbl_ntv)は2026年7月の開設から放送開始日までにフォロワー数が8,600人を超え、公式ハッシュタグ「#メリーベリーラブ」でキャストのオフショットや撮影裏話を発信している。

余談[編集]

  • 本作はチ・チャンウクにとって初の日本ドラマシリーズだが、ナム・ユンスやカンナムなど韓国出身のキャストも複数参加しており、撮影現場では日本語と韓国語、そして翻訳アプリが入り混じっていたという。
  • 主演のチ・チャンウクは、日本で人気を集めた『ヒーラー〜最高の恋人〜』や『サムダルリへようこそ』に続き、今度は日本の島でイチゴ畑のラブコメに挑むことになった。韓国報道では「'仕事マシン'から'イチゴ男'へ」とキャッチーに紹介されている。
  • 福岡ロケ中、チ・チャンウクは屋台ラーメンにほぼ毎日通っていたという。福岡出身の今田美桜にとっては「地元グルメにハマる共演者」を間近で見る撮影だったことになる。
  • 2026年秋は韓国ドラマの新作ラッシュでもあり、同じ10月には韓国ENAで『恋愛博士』なども始まっている。日本の地上波ドラマである本作が、Disney+を通じて韓国ドラマファンの視聴候補にも入ってくる構図になっている。

外部リンク[編集]

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