マッチング (映画)

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マッチング
Matching(台湾・香港公開題:完美配對謀殺案)
監督 内田英治
脚本 内田英治、宍戸英紀
原作 内田英治『マッチング』(角川ホラー文庫)
出演 土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキ
ジャンル サスペンス、スリラー
配給 KADOKAWA
劇場公開 2024年2月23日
興行収入 約9.7億円(観客動員約67万人)
言語 日本語
次作 マッチング TRUE LOVE
リンク https://movies.kadokawa.co.jp/matching/



概要[編集]

マッチングとは、2024年2月23日に公開された内田英治監督・脚本の日本のサスペンス映画である。マッチングアプリで出会った男に付きまとわれるウェディングプランナーを土屋太鳳、その男・吐夢をSnow Manの佐久間大介が演じた「マッチングアプリ・スリラー」である。

詳細[編集]

恋愛に奥手なウェディングプランナーが同僚に勧められてマッチングアプリに登録し、そこで出会った男性との関係から恐怖が始まる――という、スマホ世代にとって身近すぎる入口を持ったサスペンススリラーである。物語は個人のストーカー被害にとどまらず、同じアプリで知り合ったカップルが次々と被害に遭う連続殺人事件へと広がっていく。

監督の内田英治は『ミッドナイトスワン』(2020年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画作家で、本作でもオリジナル脚本を手がけた。映画の公開に先駆けて監督自身が原作小説『マッチング』を角川ホラー文庫から刊行(2024年1月)しており、小説は同年5月時点で紙・電子の累計10万部を突破した。「映画を後から小説化する」のではなく「小説を先に出して映画で回収する」という売り方になっている。

興行面では、公開3日間で興行収入2.9億円・観客動員20万人を記録し、実写映画の初登場1位を獲得した。その後も5.4億円、7億円と数字を伸ばし、最終的に興行収入9.7億円・観客動員67万3000人を突破。邦画実写で2週連続の興収1位を記録したと報じられている。アイドル主演のサスペンスとしては異例の粘り腰で、これが2026年の続編『マッチング TRUE LOVE』につながった。

海外では富川国際ファンタスティック映画祭、Toronto Japanese Film Festival 2024に出品され、台湾・香港では『完美配對謀殺案』(完璧なマッチングの殺人事件、の意)の題で公開された。

あらすじ[編集]

ウェディングプランナーとして働く唯島輪花(ゆいじま りんか)は、仕事では他人の幸せを演出しながら、自身は恋愛に踏み出せずにいた。同僚の後押しでマッチングアプリに登録した輪花は、永山吐夢(ながやま とむ)という男性とマッチングし、実際に会うことになる。

しかし吐夢はプロフィールの印象とはまるで違う不気味な男で、その日を境に輪花は執拗な付きまといを受けるようになる。相談に乗ってくれたのは、アプリ運営会社のチーフエンジニア・影山剛だった。同じころ、アプリで出会ったカップルが次々と殺害される事件が世間を騒がせ始める。

※結末には物語の根幹に関わる大きな仕掛けがあるため、本記事では伏せる。

登場人物[編集]

唯島輪花(演:土屋太鳳、幼少期:川田玲那)
29歳のウェディングプランナー。マッチングアプリで出会った男性からストーカー被害を受ける。
永山吐夢(演:佐久間大介)
25歳の特殊清掃員。輪花とマッチングし、やがて彼女に異常な執着を見せる。アイドルとしての佐久間の明るいイメージとは真逆の役柄で、公開当時に大きな話題になった。
影山剛(演:金子ノブアキ、幼少期:山口太幹)
37歳。マッチングアプリのチーフエンジニアで、輪花の相談に親身になって応じる。

主題歌[編集]

Aimer「800」(SACRA MUSIC)。続編『マッチング TRUE LOVE』の主題歌はLiSAに交代している。

続編[編集]

2026年7月に続編『マッチング TRUE LOVE』の製作が発表され、同年9月25日に公開された。前作の事件から2年後を描く「完全新章」で、舞台はアプリから南の島の「マッチングツアー」へ移る。土屋太鳳・佐久間大介が続投し、韓国の俳優クァク・ドンヨンが新たに加わった。公開前にはYouTubeで前作のウォッチパーティー配信も行われた。

余談[編集]

  • 輪花の職業がウェディングプランナー、つまり「他人の結婚を段取りするプロ」であることは、マッチングアプリという題材と皮肉な対になっている。
  • 台湾・香港題の『完美配對謀殺案』はそのまま「完璧なマッチング殺人事件」という意味で、原題より内容をストレートに説明している。
  • 監督の内田英治は、自作の映画を小説でも発表することが多い作家である。

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