内田英治
Eiji Uchida
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『TOKYO BURST』ジャパンプレミアにて(出典:ウィキメディア・コモンズ)
誕生日 1971年
出身地 ブラジル・リオデジャネイロ
国籍 日本
職業 映画監督、脚本家、小説家
活動期間 1999年 -(脚本家)、2004年 -(監督)
代表的な実績 『ミッドナイトスワン』『全裸監督』(共同監督)『マッチング』
受賞 第44回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・優秀監督賞・優秀脚本賞(『ミッドナイトスワン』)


概要[編集]

内田英治(うちだ えいじ、1971年 - )とは、ブラジル・リオデジャネイロ生まれの日本の映画監督・脚本家である。草彅剛主演の『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、Netflix『全裸監督』の監督陣の一人としても知られる。近年は『マッチング』シリーズでヒットを飛ばしている。

詳細[編集]

父親がアメリカの通信会社で南米担当をしていた関係で、ブラジル国内を転々としながら育った。10歳のときに日本へ帰国し、祖母が暮らす大分県で少年期を過ごしている。帰国当初はポルトガル語なまりの日本語を話していたためにいじめを経験したと語っている。

テレビ局のアシスタント・ディレクター、海外放浪を経て、『週刊プレイボーイ』のライターとして働いた。1999年に脚本家としてデビューし、2004年に映画監督デビュー。長く低予算のインディペンデント映画を撮り続け、『グレイトフルデッド』『下衆の愛』『獣道』などで国内外の映画祭に出品・受賞を重ねた「海外映画祭で先に評価された監督」である。

一般的な知名度を大きく押し上げたのが、2019年から配信されたNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』である。AV監督・村西とおるの半生を描いた同作で、内田は複数いる監督の一人として参加した。

2020年のオリジナル作品『ミッドナイトスワン』では、草彅剛がトランスジェンダーの主人公を演じ、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。内田自身も優秀監督賞・優秀脚本賞を受けた。インディペンデント出身の監督が「日本アカデミー賞の作品賞」という最もメジャーな賞を獲った点で異色の出来事だった。

作風[編集]

監督と脚本を兼ねるオリジナル企画が中心で、映画と並行して自ら小説版を書くことが多い。『ミッドナイトスワン』も小説化されており、『マッチング』では映画公開の1か月前に原作小説を先に刊行し、映画公開後に累計10万部を突破させた。

題材はマイノリティ、家族の崩壊、地方の閉塞感、そしてマッチングアプリのような現代的な人間関係と幅広い。社会から浮いた人物への共感と、ジャンル映画としての娯楽性を両立させるスタイルで、『マッチング』ではホラー・スリラーの形式を借りて「アプリで知らない人と出会う」ことの怖さを描いた。

主な監督作品[編集]

  • 『グレイトフルデッド』
  • 『下衆の愛』
  • 『獣道』
  • 『家族ごっこ』
  • 『全裸監督』(Netflix・共同監督)
  • 『ミッドナイトスワン』(2020年)
  • 『サイレントラブ』
  • 『誰よりもつよく抱きしめて』
  • 『マッチング』(2024年)
  • 『マッチング TRUE LOVE』(2026年)

余談[編集]

  • 映画監督になる前のキャリアが『週刊プレイボーイ』(集英社)のライターという、かなり異色の経歴を持つ。
  • 『マッチング』シリーズでは、Snow Manの佐久間大介に「不気味なストーカー」という、アイドルのパブリックイメージとは真逆の役を当てた。

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