ウォヌ
원우
ウォヌ.png
基本情報
本名 チョン・ウォヌ(전원우,全圓佑, Jeon Wonwoo)
誕生日 1996年7月17日
年齢 27歳
出身地 慶尚南道昌原市
国籍 韓国
学歴

沙華小学校(卒業) 八竜中学校(卒業) 昌原文星高等学校(転校) → ソウル公演芸術高等学校(放送芸能科卒業)

漢陽大学未来人材教育院(実用音楽学専攻K-POP課程在学)
ジャンル K-POP
ポジション ラッパー
活動期間 2015年
デビューアルバム ミニ1集 <17 CARAT>
家族 両親、弟(1998年生まれ)
身長 / 体重 182 cm / kg
血液型 A型
事務所 PLEDISエンターテインメント
所属グループ SEVENTEEN、ヒップホップチーム



紹介[編集]

SEVENTEENの最も低い声、ウォヌです。

大韓民国の13人組ボーイズグループ、SEVENTEENのメンバー。ヒップホップチーム所属でラッパーのポジションを務めている。

中学生の頃、漠然とギターを習いたいと思って趣味として友達と実用音楽を習っていた。 ところが、Pledis Entertainmentがそこで偶然、公開オーディションを開催し、単に経験のつもりで参加したが合格し、2011年11月、Pledis Entertainmentで練習生生活を始める。 公開オーディションを受けて入社した3人のメンバーのうちの1人で、約3年6ヶ月間の長い練習生期間を過ごし、併せてSEVENTEENのメンバーの中で5番目に練習期間が長かったメンバーでもある。 さまざまな先輩グループのプロモーションビデオに出演したり、バックダンサーとして舞台に上がり、デビュー前から少しずつ顔を出してきた。

誕生日も17日であるため、デビュー当初から「生まれたときからSEVENTEEN」と自己紹介をしたことがある。

特徴[編集]

ビジュアル[編集]

横に長い目と奥二重まぶた、そしてすらりとした鼻がすっきりして洗練美を誇示し、モデルのような魅力を発散するメンバーだ。 そのせいで初対面で冷たく心無い印象を受けやすい。淡白で大きな目鼻立ちが余白なしの比較的成熟した外見で、静的で淡々としたイメージも持っている。 角張った顔の形だが、それに比べて柔弱な感じでない理由は顎がかなり強くしっかりしているためであり、側面から見てこの顎と線と鮮明な鼻筋が合わさっていかにも飛びそうな感じを漂わせることもある。

182センチの長身に腕、脚がかなり長くストレートの鎖骨が突き出た肩幅が広い体型だ。 もともと口が短いため、極度にやせた体つきまで持っているが、本人が直接言うには、家族みんな背が高いため、自分もよく眠れていたら背がもっと高くなったはずだとし、地下の練習室で長時間練習したため、背がここで止まったと話した。SEVENTEENで最も長身なメンバーではないが、この体型のためファンからモデル的なビジュアルとして注目されていたメンバーの一人だったが、そんな2016年2月6日、男性マガジン<GQ KOREA>と単独グラビアを成功させ、このフィジカルが光を放つことになる。

実在する人物のうち、よく似ていると言われるチュ·ジフン、イ·ジュンギ、ソン·ジェリム、チン・イハンなどは、ほとんどがモデル出身あるいは経験のある男優たちだが、意図したのかどうかは分からないが、ウォヌも所属事務所の支援でデビュー前から演技授業を受けてきたという点を考えれば、かなり意味がある部分だ。 2016年の<スターショー360>では、市民を対象に様々なアンケート調査を行ったが、その中でも「演技アイドルとして最も似合うメンバー」というテーマでウォヌが1位に選ばれたこともある。

他にもファンにキツネのイメージとして最もよく取り上げられるメンバーで、これはメンバーも以前から口をそろえて話してきたことだ。 デビュー前、SEVENTEEN TV時代、ファンが描いてくれたキャラクターの絵を見て誰か当てるコーナーで、キツネのしっぽをつけたキャラクターが出るやいなや、ウォヌであることに気づいたメンバーがみんな「分かった」という視線で見つめたりもした。無表情の時ももちろんだが、笑う時に目が細くなって口が大きく開き、彼のキツネの顔立ちがかなり目立つ方で、この時、鼻をくしゃりとさせる姿がライオンの赤ちゃんに似ているという意見も出ている。

SEVENTEENタイトル曲では3分余りの曲を13人のメンバーたちが分けて歌わなければならないためやむを得ず短い言葉が割り当てられることがあるが、それにもかかわらずデビュー初期の音楽番組視聴者たちからデビュー曲'Adore U'で"火が出る男"、二枚目のアルバムのタイトル曲'Mansae'で"紅一点男"という別称を得て、卓越したビジュアルを認められ始めた。 そして同年の年末授賞式KBSソウル歌謡大賞でもキルミーヒールミーのOSTを歌ったチャン·ジェインの「Halluciation」の舞台でフィーチャリング役を演じ、彼の名前を知らない視聴者たちに「ソガデ幻聴男」という新たなニックネームを獲得する。

他のメンバーに比べてヘアカラーやスタイルに様々な変化を与える方ではないため、3枚目のミニアルバム<Going Seventeen>のタイトル曲「BOOM BOOM」で突然蛍光ミント色のツーブロックで登場したウォヌを見てファンがびっくりしたこともあった。 それまではずっと暗い髪色を維持していたウォヌとしては非常に果敢な試みをしたが、本人もその当時鏡に映った自分の顔を見る度に適応できなかったという。 その後、再び暗い髪色を維持し、2枚目の正規アルバム<TEEN, AGE>で明るいアッシュカラーの金髪を試みたりもした。 また、2018年末にふっくらとしたパーマをかけて現れ、皆を驚かせたが、デビュー後、このようなヘアスタイルを初めて披露した。 可愛いとしか思えないヘアスタイルを、ウォヌだけの退廃美的な雰囲気で見せた「Getting Closer」の舞台はレジェンドの中のレジェンドと言える。

性格[編集]

内気で人見知りする性格。練習生時代にはウォヌが事務所に入って2年が経ってやっと名前知ったというスタッフの日記もあったほどだった。 いろんなことや悩みを一人で持っている方が多かったし、表に出す方法もよく分からなくて一人で悩んでいたと。 しかし、メンバーと過ごしながら自分の感情をどう表現すればいいのかを悟ったため、以前と比べて性格がずいぶん変わったと言う。 ラッパーとしての歌詞作業をすることになってから音楽で古い感情とストレスを解消する方法がわかり、デビュー当初、<私の友達の故郷はどこか>済州島編ではメンバーたちと本音トークを行いながら「SEVENTEENじゃなかったら本当に面白くない生き方をしていた」と告白したりもした。ただ、人見知りが激しい性格は相変わらずで、親しい芸能人は同じ事務所の人やメンバーだけだ。

スングァンが「ウォヌ兄さんほど愛嬌のない人はいないよ」と評するほど愛嬌を振りまくことにきまり悪がっている様子もしばしばある。 しかしデビュー後一生懸命練習したのか2015年11月8日に開かれたミニファンミーティングでティアラのポピポピを踊りながら発展した姿を見せた。 ジョンハンは2018年、ある放送でウォヌについて愛嬌がある性格だと話したりもしたけど これを聞いたミンギュが不思議に思うと「いや、あるよ。 兄貴たちにはある。」と強く主張し、同い年のジュンも「ウォヌが相手の顔色をうかがう時は直接的に表現せず、メッセージで遠回しに聞いてみる」というエピソードで明らかにし、それとなく可愛い行動をたくさんすると述べ、弟たちにはかっこよくて、同い年のメンバーと兄貴たちには可愛い彼のギャップが現われたりした。

自信と自己愛が非常に高いタイプでもある。 アイドルが持たなければならない基本的な心構えとして自己愛を挙げ、「練習生時代、一日中鏡を見ながら練習して自己愛を育てた」と話したりもした。 ファンサイン会で当時、ウォヌの隣に座っていたミンギュがファンから「隣の席のメンバーの長所を挙げてほしい」という質問を受けると、「自信」と書いたエピソードもある。

口があまりにも短く極度に痩せた体質で体力が多少良くない方だが、そのため無気力な姿も多く見られ、アユクデで無気力アイドルに挙げられることもあった。 ファンには普段ののろくて余裕のある行動がナマケモノに似ていることから"チョンノルボ"というニックネームが付けられ、本人もそれを知っているので「SEVENTEENでのろさの美学を担当しています」と話したりもした。 「横になったジョンハン」で有名なジョンハンのように横になったり、寄りかかっている姿がよく目撃されている。この体質のため免疫力が弱く、病気になりがちなため、体重を増やすために無理にご飯を4~5杯食べたこともあった。 事務所のスタッフやメンバーの間では、ウォヌが疲れている時に特有のセクシーさが際立つとし、「コンディションが乱れている時に出るセクシーさ」を魅力ポイントとして押し進めようとした。 さっぱりして淡泊なビジュアルとこのような雰囲気がよく調和してウォヌ特有の'禁欲セクシー'を呼び起こしているので反応がとてもいい。

MBTI はINFJ という。 余談だが、世界で最も珍しいタイプの一つだ。

ポジション[編集]

ラップ[編集]

最初はボーカルポジションだったが、周りから声がいいからラップをしてみろと勧められ転向した。 普段も低音の声だが、ラップをする時はもっと低くなってみんなロートーンラッパーであるヒップホップチームの中でも一番低いトーンでラップをしている。 また、ラップにも本人の性格がそのままにじみ出ていて、多少攻撃的な歌詞でも感情をすべて表現するよりは落ち着いて淡々と表現することが多く、ディクションが非常に正確でデリバリーがとても良いのがウォヌの最大の強みだ。 ぎっしりと詰め込まれた歌詞からもどんな内容なのか全て理解でき、SEVENTEENミックステープの中で「No Flex Zone」のウォヌバースでこの正確なディクションが表れる。 ヒップホップチームのメンバーと同じく基本的にすべてのラップメイキングに参加するが、普通4人のメンバーの中で歌詞を一番早く出すのがウォヌだ。 普段、本をたくさん読んで言語遊びに関心が多いという本人の特性が歌詞にも反映されてパンチラインにライムをたくさん合わせる方で抽象的な表現と隠喩法をたくさん使う。 本人が最も考え深い時に書いた歌詞が<Al1>収録曲「Check-In」の「ぎっしり詰まっていた頭の上の役に立たない荷物に火をつけるように」の部分だという。

4枚目のミニアルバム<Al1>からはボーカルとして活躍する姿も時々映っている。

ロールモデルはルーペ・フィアスコとエピックハイのタブロ。

余談で過去のグループ曲などでラップパートを担当する時、主にエスクプスまたはミンギュとのペアパートが多い方だ。 強いて考えてみれば後者がやや多い。エスクプスやバーノンの場合、ラップのトーンが堅く相対的に簡単に大衆の耳に刻印されるのに比べ、ウォヌとミンギュはトーンが柔らかくて声が低いという特徴がある。 どうやらパートを分配する際にこのような特徴を気にして適用させる模様。しかし、最近ではペアパートよりは個人パートを得ることが多くなってきている。

余談[編集]

  • 八竜中伝説のダンシング·マシーン、伝説のダンサー
  • ウォヌが八竜中学校3年生に在学中の頃友達とヨミル祭りに参加し、Rainの'Rainism'を踊ったことが映像として残り、デビュー後再び話題になった。 映像の中のウォヌのものすごいダンスの実力とこれをしのぐ編集方式が合わさって一体目をどこに向ければいいのか分からない最強の恥ずかしさを誇るこの映像は2015年10月SEVENTEENがデビューした直後、音楽番組「THE SHOW」によって初めて電波に乗り、以後各種放送で忘れられさえすればギャグギミックとして再び登場して切っても切れないウォヌの一部分になった…。
  • ヒップホップチーム所属のラッパーという本人のポジションとは違い、バラードが大好きだ。 曲を推薦するだけでバラード、歌を歌うとするとバラード、全てバラードのためファンからは"全バラード"と呼ばれる。 この方と一緒にヒップホップチームの感性派ラッパーの一軸を担当中。
  • 昌原で音楽教室に通ってギターを学んだ時の映像が今でも残っている。
  • ディノがアンドロメダ放送で、自分が思っている体がいいメンバーとしてウォヌを選んだことがある。
  • 子供のとき合気道と陸上をしていた。 練習生時代、体力訓練をする時もいつも1位をとっているウジの次に一番長く耐える方だったと。
  • ジャンプ力が並外れている。 177センチのホシを助走なしにそのまま跳び越えたり、机も手でつかずに飛び越えてすぐ次の振り付け動作に移ることができるほどだが、これはどうも体が軽いためのようだ。 デビュー前、SEVENTEEN TVでは10人以上のメンバーの中で 幅跳びで何度も1位になった経験がある。
  • デビュー前からメンバーたちを噛む癖がたびたび目撃された。 エスクプスと一緒にハートを作っている途中、彼の手を噛んだり、ジョシュアの耳を噛んだり(本当は噛まなかった)、ホシやミンギュの肩、手の甲を噛んだりもしたが、これは無意識のうちに出る行動なのか、あるファンサイン会でこれと関連した質問を受けると、「よく分からない」と答えた。 本人は全く認知していないようだ。現在は、この習慣が大幅に減り、なかなか目にできない。
  • しかし、このような本人の癖と違って、幼い頃に大きな犬に噛まれたことが多く犬を恐れ、鳥も怖がるという。 練習生時代、鳥を怖がるウォヌのために鳩を追いかけ、結局は違う道に帰ったというエピソードが盛り込まれたホシの日記が、SEVENTEENの公式フェイスブックアカウントに掲載されたことがある。 一番好きな動物は猫。 ファンサイン会で猫に関する質問を受けて答えたところによると、長い間ご飯を食べさせてあげている親しい野良猫がいるようだ。
  • 僕は時々反応が遅いときがある。練習生の時、サッカーボールがそこに当たった時、2秒後に悲鳴を上げる映像がある。
  • かなりの自己愛に比べて自撮りがとても下手だ。 2015年デビュー直後SEVENTEEN公式Twitterアカウントに 「自撮りの撮り方を教えてください。涙」という内容の写真が掲載されているが、この写真以外の全ての写真は同一人とは思えないほど、非常に不細工な写真だ。 本人が自分で自撮りをする方法について説明したところ、「画面に顔が映ったらそのまま撮る」という。 最近、同い年であり、チーム内でもセルカを上手に撮ることで有名なジュンから、「セルカ講習」を受けた。 ジュンは、「ウォヌが自分撮りをする時、顔が画面の外に出そうになる」と言って、非常にもどかしがった。
  • 海産物が食べられない。アレルギーではないが、海産物特有の生臭さをひどく感じるため、敬遠しているようだ。 SEVENTEEN TVでこれと関連してホシがエピソードを明らかにしたことがあるが、 一緒に食事をしようと町を歩き回っていると、 炭火焼き屋さんを見て「ウォヌ、あそこに炭火焼き屋さんがあるよ」と提案したらウォヌが「あの前に文字が見えないのか?生態系の冷凍スケトウダラの炭火焼きの店だろ」と答えたという。 寿司を食べないといけないゲームではエスクプスがその代わりウォヌの分まで食べてあげたり、2016年12月29日のヤンナムショーでは鮭の刺身を食べなければならなかったときは鮭の刺し身を抜いてご飯だけ食べた。メンバーたちとタコパンを食べた時もタコを抜いて食べたという。
  • 練習生時代は野菜のお菓子をご飯の代わりに食べていたほど好きだったが、今はやめたという。これに関するエピソードが盛り込まれたホシの日記が、まだSEVENTEENの公式フェイスブックに残っている。
  • ソウルに長く住んでいたにもかかわらず、時々なまりがにじみ出る。 昌原(チャンウォン)市出身でほぼ同じ時期にソウルに上京して練習生生活を始めたが、「方言を全部忘れ、もう方言をあまり使わない」と主張するこの方とは対照的だ。たびたびメンバーたちがウォヌのイントネーションを真似する時もある。
  • 成人になってからホシと一緒にキングスマンを見たという。 ここからインスピレーションを得てデビューリアリティ番組<SEVENTEENプロジェクト>のジョンハン、ホシ、ウォヌがキングスマンのコンセプトでミッションを遂行した。
  • ジョンハンのV LIVEラジオ放送「暖かい牛乳一杯」が冷たい焼酎一本放送にしてしまったため、ジョンハンのブラックリストリストに載った。
  • 95ラインの兄貴たちに「兄貴」の呼称をしばしば省略する。 ただ「ユン·ジョンハン」 「ジョシュア」と自然に呼ぶレベル。 それでもエスクプスには兄貴をよく付ける。 また、芸名をよく呼ぶメンバーと本名で呼ぶメンバーが区別されるといい、同い年の96ラインたちは本名でよく呼ぶが、バーノンやドギョムは芸名で呼ぶのが楽だと。
  • 辛い食べ物はよく食べるので、ジュンが「一緒に辛いものを食べに行きたい人」に選んだりもした。
  • 自分で個人技が足りないと思ったのか、SEVENTEEN TVで初めて披露し、二度としなかったチャンアのモノマネをデビュー後再び取り出した。 これに加え、ティドゥバーガーの愛嬌を結合し、チャンアがティトゥバーガーを買ってほしいという愛嬌を披露したりもした。
  • 物怖じしない方だ。GOING SEVENTEENのMBTI実験カメラの時も淡々とした反応を見せ、ホラー特集の鬼ごっこでも淡々とジョンハンと共に脱出に成功した。