はいはぴ!!

はいはぴ!!
Hai Hapi
ID @haihapi
国籍 日本
職業 VTuber
プラットフォーム YouTube
活動期間 2025年 -
ジャンル 歌ってみた、ゲーム実況、ライブ配信
事務所 セガ
別名 はいはぴ
リンク https://hai-hapi.com/


はいはぴ!!(ハイハピ)とは、あのセガが2025年12月に始動させた男性4人組のVTuberユニットである。メンバーは紅千歌・雫空・桃瑠・愛狼の4人。「現実世界で活躍する男性タレントが、まるごと別人格でバーチャルに飛び込む」という、よく考えるとなかなか思い切った座組みが最大の特徴で、正式なコンセプト表記は「はいはぴ!! Hyper!Happy!Fountain!!」。歌って、踊って、ゲームして、とにかく“HYPER HAPPY”を届けるユニットである。

概要[編集]

ざっくり言うと「ソニックとぷよぷよの会社が、本気で男性VTuberユニットを作った」という記事である。始動発表は2025年12月10日、初配信は同年12月13日。運営はVTuber専業の事務所ではなく、セガ本体だ。

セガが長年大事にしてきた「ゲームカルチャー」を軸にしつつ、タレントがリアルで培った表現力と、セガならではのデジタル表現を掛け合わせる——というのが公式の説明。要するに「ゲーム会社の持ち物という強みを、そのまま企画力に変換したい」という狙いだと思われる。

ユニット名の「はいはぴ」は「Hyper!Happy!Fountain!!」の略。公式サイトいわく「タレント×VTuberの超次元エンターテイメントユニット」で、あふれる“好き”を全力で表現し、湧き出る噴水のように世界中へHappyを届ける、というコンセプトが掲げられている。名前だけ見ると分からないが、実は「噴水」がモチーフに入っているのは地味に面白いポイントだろう。

VTuber業界といえば、にじさんじホロライブ、男性メンバーで構成されるホロスターズぶいすぽっ!あたりのように、VTuber専業の運営会社がタレントを抱える形が一般的だ。そこにゲームメーカーが本体で殴り込んできた形で、後発ではあるものの、母体の体力という点では他とかなり毛色が違う。 宇宙wikiのVTuber一覧にも掲載されている。

コンセプトと世界観[編集]

世界観は「幻獣の力を得てバーチャル世界へ飛び込んだ4人」で統一されている。4人はそれぞれ鳳凰・麒麟・ユニコーン・フェンリルという別々の幻獣から力をもらった設定で、見た目にも性格付けにもその属性がしっかり効いている。

企画の出発点は「リアルで魅せる4人の表現力は、バーチャルの世界でどこまで広がるのか?」という問いだったという。この問いにそのまま答えるように、二次元と三次元の境界を越えて“HYPER HAPPY”を届けていく、という物語が用意されている。設定の作り込み方は、いかにもゲーム会社らしいと言えるかもしれない。

なお、セガは一貫して「現実世界で活躍する4名の男性タレント」という言い方をしており、中の人が誰なのかは公式には一切明かされていない。ここが気になって検索してくる人はかなり多いと思われるが、公式が伏せている以上、本項でも憶測は扱わない方針である。

メンバー[編集]

メンバーは紅千歌(Kurechika)、雫空(Shizuku)、桃瑠(Momoru)、愛狼(Mero)の4人。担当する幻獣は順に鳳凰・麒麟・ユニコーン・フェンリルで、プロフィールは2025年12月10日の始動発表と同時に公開された。

キャラ配置がきれいに散っていて、「明るい担当・インドア担当・優雅担当・ゆるふわ担当」と、初見でも役割が掴みやすい設計になっている。この分かりやすさは、新規ユニットとしてはかなり強い武器だろう。

紅千歌(Kurechika)[編集]

鳳凰から力を得た、いわゆるムードメーカー枠。公式プロフィールでも「場を一瞬で明るくする、はいはぴ!!のエナジー源」と紹介されている。

鳳凰の炎のような歌と笑顔で、仲間にもリスナーにも元気をともす存在。ただし「時々ふらっと消える、マイペースな自由人」とも書かれており、公式が最初から自由人であることを認めているタイプである。

雫空(Shizuku)[編集]

麒麟から力を得たメンバーで、「おうち時間が大好きだが、配信で外の世界とつながることになった」という、インドア派には妙に刺さる設定を持つ。

麒麟のように幸運を届ける存在になりたいと考えているらしい。出不精ながら、一度動けば「百人…十人力くらい」という自己申告が公式プロフィールに書かれており、この盛って即座に下方修正する感じがすでにキャラとして完成している。

桃瑠(Momoru)[編集]

ユニコーンから力を得た、浄化の力をツノに宿す「ポジティブエレガンス」担当。名乗りだけ聞くとかなり強そうである。

勇気と希望でネガティブな空気をふき飛ばす役回りだが、「優雅な見た目に反して、やんちゃで負けずぎらい」とのことで、見た目と中身のギャップがそのままキャラの売りになっている。

愛狼(Mero)[編集]

フェンリルから力を得た、「人なつっこくてもふもふな、ゆるふわ担当」。名前の読みが「メロ」なのは、ぱっと見では読めない人も多いかもしれない。

おしゃべりとおしゃれが大好き。魔法の鎖でフェンリルの力を抑えているせいか「ときどきちょっとポンコツ」と公式に書かれており、設定上の理由をつけてポンコツ属性を公式化してくるあたりが上手い。

始動と初配信[編集]

初配信は2025年12月13日19時から、YouTubeでリレー形式で実施された。19時の愛狼を皮切りに30分刻みで個人配信をつなぎ、21時に4人が集合するという流れである。

発表は2025年12月10日で、これに先立ってティザーPVと「歌ってみた」動画が公開された。歌ってみたで選ばれたのは『ウィーアー!』で、いきなり直球の元気枠を持ってきたあたりにユニットの方向性がよく出ている。初配信までの期間には、メンバー紹介のショートコンテンツも順次公開された。

初配信のスケジュールは以下の通り。

  • 愛狼:2025年12月13日 19:00~
  • 桃瑠:2025年12月13日 19:30~
  • 雫空:2025年12月13日 20:00~
  • 紅千歌:2025年12月13日 20:30~
  • 4人集合:2025年12月13日 21:00~

1人ずつリレーでつないで最後に全員合流、という流れ自体は新人VTuberのお披露目としてはかなり定番だが、4人という少人数で一晩に凝縮してやり切った点は、テンポが良くて見やすかったという声もある。

活動内容[編集]

活動の柱は、音楽・ゲーム配信・映像企画・ライブ配信の4本立て。母体がゲーム会社なので当然といえば当然だが、企画の軸にはやはり「ゲームカルチャー」が置かれている。

公式の紹介文では「歌って、踊って、ゲームする」というフレーズが何度も繰り返されており、このワードがほぼキャッチコピーとして機能している。逆に言えば、この3つができる人材を揃えたということでもあるのだろう。

主戦場はYouTubeチャンネル(@haihapi)で、あわせてX(旧Twitter)の@Hai_Hapi、TikTokの@hai_hapi、Instagramの@hai_hapiが動いている。ショート動画を含めた多方面展開は、すとぷりいれいすKnight A - 騎士A -といった男性歌い手・バーチャルアーティスト勢が先に定着させた戦い方とも重なる。

グッズ展開[編集]

初の公式グッズは2026年3月17日にBOOTHで予約販売開始。中身はアクリルスタンドと缶バッジで、どちらもメンバー4人分の全4種展開である。活動開始からおよそ3か月後というタイミングだった。

テーマは「Welcome to はいはぴ!!」で、2025年12月に公開されたイラストレーター・雨壱絵穹による描きおろしのメインビジュアルがそのままグッズ化されている。ラインナップは以下の通り。

  • Welcome to はいはぴ!!アクリルスタンド(全4種/紅千歌・雫空・桃瑠・愛狼):約H150mm×W100mm、透明アクリル3mm厚、各1,650円(税込)
  • Welcome to はいはぴ!!缶バッジ(全4種/紅千歌・雫空・桃瑠・愛狼):約φ56mm、素材はブリキ・安全ピン、各550円(税込)

いずれも注文後に製造される受注生産品。アクスタと缶バッジという最初の一手としては手堅い構成で、まずは様子見ラインという印象を受ける人もいるだろう。

注目度[編集]

中高生の間ではすでに名前が挙がり始めている。高校生新聞が2026年1月22日に公開した「【2026年版】中高生が選ぶ『今年流行しそうなYouTuber』11組」に、はいはぴ!!が選ばれているのがその証拠だ。

掲載された読者コメントは「話術もキャラも最高。まだ再生回数は少ないけれど、きっかけさえあればすぐにブレークすると思う」(高2)というもの。裏を返せば「まだ数字はこれから」ということでもあるのだが、10代の視聴者が自発的に名前を挙げている時点で、種は撒かれていると見ていいだろう。

男性VTuberというジャンルは、加賀美ハヤト剣持刀也葛葉 (にじさんじ)不破湊三枝明那甲斐田晴社築夢追翔といったにじさんじ勢や、星導ショウ火威青轟はじめらがすでに分厚い層を作っている激戦区である。2025年12月デビューの後発が、セガという看板をどう活かして食い込んでいくのか——そこが今後の見どころだと言えるだろう。

余談[編集]

「はいはぴ」という語感だけ聞くと最近のノリの略語に見えるが、実際は「Hyper!Happy!Fountain!!」という英語コンセプトを縮めたもので、意外にもちゃんと元ネタがある。噴水(Fountain)がモチーフに含まれていることに気づいている人は、まだそう多くないかもしれない。

幻獣の割り振りも、鳳凰・麒麟・ユニコーン・フェンリルと、東洋と西洋がきれいに2体ずつ混ざっている。狙ってやっているのかは不明だが、並べてみると妙にバランスが良い。

外部リンク[編集]

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