夢追翔

夢追翔
Yumeoi Kakeru
ID YouTube:@kakeru_yumeoi
プラットフォーム YouTube
登録者数 約40万人(2026年時点)
活動期間 2018年9月25日〜
ジャンル 音楽・歌・雑談・ゲーム実況
事務所 ANYCOLORにじさんじ
別名 ゆめおくん


概要[編集]

夢追翔(ゆめおいかける)は、にじさんじSEEDs2期生第3弾として2018年9月25日から活動を開始した男性バーチャルライバー(VTuber)。声が大きい33歳男性という設定で、「潰れかけのライブハウスに客を呼ぶために配信を始めた」という独特のキャラクター設定が印象的だ。楽器は苦手らしいが作曲と歌は得意で、自作曲を世界中に届けたいという夢を抱いている。お金がないのでライブハウスに住み込んでいて、夜な夜な「もやし」を炒めて食べているという生活感溢れるエピソードも有名。

「死にたくないから生きている」という楽曲でデビューし、自分の曲を歌って届けたいというシンガーソングライター的姿勢が一貫している。声の大きさは本人もよく話題にするほどで、配信中に近所迷惑レベルで叫ぶことも多い。登録者数は40万人超えで、にじさんじの歌い手枠として安定した人気を誇る。VTuber界隈では「声がでかすぎる歌い手」として知られており、大声と歌声のギャップが強烈なキャラクター性を生み出している。

活動歴[編集]

2018年9月25日にSEEDs2期生第3弾として活動開始。デビュー直後から「死にたくないから生きている」をはじめとするオリジナル楽曲を投稿し始め、ニコニコ動画とYouTubeで活動の場を広げた。デビュー曲は「シンガーソングライターがVTuberになった」という説得力と、タイトルのインパクトで大きな注目を集めた。

2019年頃にはゲーム実況なども本格的に開始し、雑談・歌枠・ゲーム実況の三本柱で多彩なコンテンツを発信。コラボ配信では独特のキャラクターが光り、特に黒井しばとのコンビは人気を博した。「もやし仲間」として2人の貧乏シナジーが爆発し、見た目は全然違うのに「同じにおいがする」と言われるコンビになった。

2020年以降は音楽活動をさらに充実させ、オリジナル曲の投稿やカバー曲で着実にファンを獲得。ライブイベントへの参加も積極的に行い、「にじさんじ歌組」の一員として認知されるようになった。歌声のギャップ(日常は大声なのに歌になると透き通る)が新規ファンを引き込む定番エピソードになっている。

2021〜2023年はにじさんじの大型フェスやライブイベントへの出演が増え、ファン数も着実に増加。特に2022年のにじさんじフェス出演では会場のボルテージを一人で上げたと話題になった。ライブで実際に歌声を聴いたファンが「想像の10倍うまかった」と続々と感想を上げ、新規リスナーが急増した時期でもある。

2024年3月3日には初のファンミーティング「夢追翔 ファンミーティング『ゆめおの夢まつり』」を開催し、ファンとの直接交流を実現。チケットは即日完売となり、本人も驚きを隠せない様子だった。「ライブハウスに客を呼ぶために始めた配信がここまで来た」という感想は多くのファンを感動させた。

2026年4月〜6月にかけては東海道新幹線とのコラボで「限定配信」を実施。新大阪〜東京間での出演が話題を呼んだ。本人も「なぜ私は新幹線で配信しているんだろう」と自分ツッコミをしていたが、「移動しながら歌う」という斬新な企画として視聴者には好評だった。

音楽活動[編集]

夢追翔の最大の特徴は、その音楽へのこだわりだ。楽器が弾けないながらも作曲・作詞を行うというスタイルを貫き、「死にたくないから生きている」「Anything」など多くのオリジナル楽曲を発表している。

声の特徴としては大きく通る声と豊かな感情表現が挙げられる。日常配信では「うるさい」とコメントされるほどの声量が、歌になると「なぜこんなに上品になるの?」と驚かれるほどに変わる。このギャップはファンがもっとも愛するポイントのひとつ。「声が大きいのに歌うと別人みたい」という感想はほぼ全ての新規リスナーが通る道。

カバー曲もコンスタントに投稿しており、ボカロ曲からJ-POPまで幅広くこなす。ゴスペラーズやback numberなどの楽曲をカバーして好評を得たことも。ファンの間では「歌うための配信者」「配信もするシンガーソングライター」という認識が定着している。

ライブパフォーマンスでも本領を発揮し、にじさんじ関連のライブイベントでは毎回「会場のボルテージを一人で上げる」「叫びすぎて音響スタッフが心配していた」などの証言が残っている。特に高音域での伸びが秀逸で、ライブでの歌唱力はリスナーから高い評価を受けている。

ソロライブも視野に入れており、ファンからは「武道館でやれるレベルだと思う」という声も多い。本人は謙虚に「まずはライブハウスの借金を返したい」と言っていたが、その言葉すら愛されている。

ユニット活動[編集]

黒井しばとの2人組ユニット「もやしBar」は、2人の「もやし」好き(≒貧乏キャラ)という共通点から生まれたユニット。もやし炒め、もやしラーメンをこよなく愛する2人の掛け合いはコメントでも大人気。にじさんじ界隈では「最も生活感のあるコンビ」として愛されている。コラボ配信のたびに「もやしの新レシピ」が披露され、視聴者からも「もやしの食べ方が増えた」という声が続出した。

また黒井しば町田ちまとの3人ユニット「クロユメマチ」でも活動。それぞれの個性が絶妙にかみ合い、コラボ配信では毎回Xのトレンドに入るほどの人気ぶりだ。「クロ(黒井しば)」「ユメ(夢追翔)」「マチ(町田ちま)」で「クロユメマチ」というわかりやすい命名も好評。3人のカラーが鮮やかに表現されており、それぞれのソロも面白いが3人が揃ったときの化学反応は格別だとファンに言われている。

3人の絡みはそれぞれのペルソナが際立っており、黒井しばの天真爛漫さ、夢追翔の声の大きさ、町田ちまの安定感が合わさると視聴者を飽きさせない構成が自然と生まれる。「この3人のコラボを見るために生きてる」というコアファンも多い。

配信スタイル[編集]

配信はゲーム実況・雑談・歌枠が中心。ゲームは幅広いジャンルをプレイし、特にホラーゲームや難易度高めのアクションゲームでの叫び声が名物。「声が大きすぎて収録スタジオで苦情が来た」というエピソードはネタとして定着している。ホラーゲームの悲鳴は「BGMより怖い」と言われることも。

雑談配信では、自身のキャラクター設定「潰れかけのライブハウスに住んでいる33歳」に沿った貧乏ネタを展開。「今日ももやし炒めた」「家賃が払えない」「でもライブはやりたい」という流れはほぼ鉄板コンテンツだ。貧乏ネタはあくまでキャラクター上のものだが、視聴者には「親近感がある」と好評。

リスナーからは「ゆめおくん」と呼ばれて愛されており、配信コメント欄はいつも温かい雰囲気。配信頻度も高く、週4〜5回ペースで安定してコンテンツを届けている。

司会としての才能も高く評価されており、公式番組やイベントでMCを担当することも多い。「仕切れるうるさいやつ」というポジションが確立されており、イベントの進行役として頼まれることも多い。

キャラクター設定とリスナーとの文化[編集]

夢追翔のキャラクター設定は細部まで作り込まれており、「ライブハウスで生活している33歳男性」という設定は、VTuberとしては珍しいリアリティを持つ。潰れかけの箱で夢を追いかける姿は、リスナーの中の「自分も夢を諦めたくない」という気持ちに刺さる。

「もやし文化」はリスナーにも浸透しており、もやし炒めのレシピを互いに共有する「もやし研究会」的なコミュニティが形成されている。もやしが安くておいしい食材として再評価されるきっかけを作った(かもしれない)VTuberとして、業界外でも話題になったこともある。

「声が大きい = 情熱がある」という解釈がファンの間で定着しており、「ゆめおくんの声がうるさいのは愛情表現」という総意が出来上がっている。

炎上とバズ[編集]

  • もやし炒め動画バズ:夢追翔がもやし炒めを作りながら配信する姿が「リアルすぎる」と話題に。「VTuberがこんなに生活感出していいんですか?」とコメントが殺到。「もやしで泣かされるとは思ってなかった」という感想もあった。
  • 大声叫び事件:配信中に興奮して叫びすぎ、翌日に近所から苦情が来たという報告がSNSで大ウケ。「ライブハウスに住んでるのに近所迷惑ってどういう構造?」と総ツッコミ。
  • ファンミーティング即完売:2024年のファンミーティングが発表即日で完売。「チケット取れなかった」という悲鳴がXを埋め尽くした。次回開催を求める声も多数。
  • 新幹線コラボ配信:2026年の東海道新幹線コラボ配信が「最初聞いたとき意味わからなかった」「移動中に配信するの?」と反響を呼んだ。大声で実況する姿に「車内放送みたい」とコメント多数。
  • デビュー曲の誤解:「死にたくないから生きている」というタイトルがXで一時「大丈夫?」とトレンドになったが、曲自体が前向きなメッセージで「聴いてみたら泣いた(感動で)」という反応に変わった。
  • もやしグッズ完売:ファングッズの「もやしマグカップ」が発売直後に完売。「VTubergoodsでもやしマグカップが売り切れることある?」と界隈外でも話題に。

余談[編集]

  • 名前の「夢追翔」は「夢を追いかけて翔ぶ(飛ぶ)」から来ているとされる。さわやかなネーミングの割に配信の実態は「もやしを食べながら叫ぶ33歳」というギャップが最高らしい。
  • キャラクター設定の年齢「33歳」はVTuberにしては珍しい「中年男性感」で、同世代の社会人ファンからの共感が高い。「33歳がもやし食ってるの俺じゃん」と刺さった人が多数いる。
  • 「もやし」は夢追翔を象徴する食材として、ファングッズのモチーフに使われることも。もやしマグカップが売り切れたことがある。もやし関連ツイートに必ずリプが来るほど「もやし=夢追翔」の連想が定着している。
  • 「死にたくないから生きている」というデビュー曲のタイトルは一見ショッキングだが、曲自体は前向きなメッセージが込められており、「タイトルで引いたけど曲を聴いて泣いた」というファンも多い。にじさんじデビュー曲の中でも屈指の「タイトルが強すぎる一曲」として語り継がれている。
  • 2026年の新幹線コラボは本人も「なんで新幹線で配信しているんだろう」と自分でもよくわかっていなかったらしい(笑)。企業コラボが増えたにじさんじの中でも特に「なぜこれに決まったのか」謎が多いコラボとして話題に。
  • 配信の大声は「音量注意タグ」がほぼ毎回つくレベル。イヤホンで聴いていて飛び上がった視聴者は数知れず。夢追翔配信の「始まりの大声」は通知音代わりになっている視聴者も多い。
  • 黒井しばとのコンビは「貧乏なのに一番楽しそう」と評されることが多く、お金がなくてもコンテンツの豊かさは保てることを体現している、らしい。
  • にじさんじSEEDs2期生は現在も多くのメンバーが活動を続けており、夢追翔もその一人として界隈の文化を作ってきた存在として尊重されている。
  • 「ゆめおくん」と呼ばれることが多く、コメント欄では「ゆめおくん大好き」が定番フレーズとなっている。長年のリスナーが「ゆめおくん」と呼ぶと本人がいつも照れるのも定番の流れ。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • YouTubeチャンネル:夢追翔のJUKE BOX