忠誠心がないと言われたので婚約を解消してあげました。

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2026年9月9日 (水) 21:29時点におけるRememberme (トーク | 投稿記録)による版 (内部リンク導線の追記(関連記事への接続))
忠誠心がないと言われたので婚約を解消してあげました。
作画 ササキサキ
ジャンル 恋愛ファンタジー、悪役令嬢・婚約破棄もの
出版社 ブシロードワークス
配信 コミックグロウル、ピッコマほか
略称 忠誠心
原作 さこの
メディアミックス 小説、漫画
その他 キャラクター原案:ウラシマ


概要

忠誠心がないと言われたので婚約を解消してあげました。とは、さこの原作・ササキサキ漫画・ウラシマキャラクター原案による恋愛ファンタジー作品である。小説と漫画の両方で展開され、ピッコマなどのマンガアプリで人気を集めている。

詳細

いわゆる「婚約破棄もの」と呼ばれるジャンルに属する作品で、ヒロインが理不尽な扱いを受ける婚約者に見切りをつけ、自ら関係を断つところから物語が動き出す。ジャンル自体はピッコマLINEマンガの女性向けランキングで長く上位を占めている定番だが、本作はそのなかでも「逆転純愛」と紹介されることが多い。

タイトルが状況説明そのものになっているのは近年のなろう系・ライトノベルに共通する作法で、一覧画面で内容が伝わることを最優先した命名である。「忠誠心がない」と言われた側が、むしろ相手を切り捨てるという構図がタイトルだけで伝わる点が、アプリでの初速につながっている。

原作小説はブシロードワークスから刊行され、漫画版はコミックグロウルなどで配信されている。ピッコマをはじめとする各種マンガアプリ・電子書店でも読むことができ、2026年9月時点のピッコマ総合ランキングでも上位に入っている。

あらすじ

主人公は子爵令嬢のルビナ。散策の途中、婚約者は別の女性との会話に夢中になり、彼女を置き去りにしてしまう。婚約者からは「犬以下」とまで言われるような扱いを受けており、その関係はとうに愛情と呼べるものではなくなっていた。

置き去りにされたルビナに声をかけたのが、ジェイと名乗る素性の知れない紳士である。この出会いをきっかけに、ルビナは自分をないがしろにしてきた婚約者との関係を解消する決断へと進んでいく。

以降は、ルビナが自分の価値を取り戻していく過程と、ジェイの正体をめぐる展開が並行して描かれる。「虐げられていたヒロインが自分の意思で環境を変える」という筋立てが、このジャンルの読者に支持されている核心である。

ジャンルとしての位置づけ

ピッコマの女性向けランキングは、韓国発のウェブトゥーンを原作とする転生・悪役令嬢ものと、日本のなろう系小説を原作とする婚約破棄ものが混在している。本作は後者にあたり、日本の小説レーベルから出た作品が縦読みアプリの読者層に届いた例と言える。

このジャンルが強い理由としてよく挙げられるのは、(1)1話あたりの読了時間が短くアプリの待てば無料モデルと相性が良い、(2)「理不尽な扱いを受ける→反撃する」という感情の起伏が毎話単位で成立する、(3)恋愛要素と復讐要素を同時に供給できる、という三点である。作品ごとの差は設定よりも「誰が、どう自分を取り戻すか」の描き方に出る。

同じアプリ内には更生島のような転生系ウェブトゥーンも並んでおり、日本の読者にとって国籍の違いはほとんど意識されなくなっている。

縦読みアプリという舞台

ピッコマLINEマンガはいずれも韓国系企業が運営する日本向けマンガアプリで、漫画市場の電子化を牽引してきた。紙の雑誌を主戦場としてきた集英社講談社小学館の作品とは異なる読者層を開拓した点が大きい。

本作のような婚約破棄ものが安定して読まれる背景には、ウェブトゥーン由来の縦読みUIと待てば無料モデルの相性の良さがある。アニメ化やNetflix配信を経てから知られる作品も増えており、Z世代の読書体験はアプリを起点に組み立てられている。

よくある質問

どこで読める?
ピッコマをはじめとするマンガアプリや電子書店、コミックグロウルなどで配信されている。配信状況は変わることがあるため、最新の情報は各サービスで確認したい。
小説と漫画のどちらが先?
原作はさこのによる小説で、それを原作としてササキサキが漫画化している。キャラクター原案はウラシマ。
ウェブトゥーン作品なの?
韓国発のウェブトゥーンではなく、日本の小説を原作とする漫画作品。ただしピッコマ上ではウェブトゥーンと同じ棚に並んで読まれている。
悪役令嬢ものなの?
厳密には主人公は悪役令嬢ではなく、理不尽な扱いを受けていた被害者側の令嬢である。ジャンルとしては婚約破棄・ざまぁ系に近い。
アニメ化はされている?
2026年時点でアニメ化の発表は確認されていない。

余談

タイトルの「解消してあげました」という言い回しには、婚約破棄を突きつけられる側ではなく、突きつける側にヒロインを置くという宣言が込められている。「されました」ではなく「してあげました」の一語で読者の期待値を設計している、よくできたタイトルである。

婚約破棄ものはかつて小説投稿サイト発の一ジャンルにすぎなかったが、ピッコマLINEマンガの普及とともに、縦読みで読まれることを前提にした作りへと最適化が進んだ。本作もそうした流れのなかにある作品である。

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