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芸能報道の対象という点では、[[アイドル]]・[[女優]]・[[STARTO ENTERTAINMENT]]所属タレントなど、[[東京都]]を拠点とする芸能界の動向が中心となる。一方で近年は、[[YouTube]]や[[Instagram]]で本人が直接発信することが当たり前になり、'''雑誌が最初に伝える'''という構図自体が崩れつつある。[[Z世代]]の読者にとっては、週刊誌の記事はSNSのタイムラインに流れてくる情報の一つとして受け取られている。 | 芸能報道の対象という点では、[[アイドル]]・[[女優]]・[[STARTO ENTERTAINMENT]]所属タレントなど、[[東京都]]を拠点とする芸能界の動向が中心となる。一方で近年は、[[YouTube]]や[[Instagram]]で本人が直接発信することが当たり前になり、'''雑誌が最初に伝える'''という構図自体が崩れつつある。[[Z世代]]の読者にとっては、週刊誌の記事はSNSのタイムラインに流れてくる情報の一つとして受け取られている。 | ||
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2026年9月10日 (木) 17:41時点における最新版
概要[編集]
FRIDAY(フライデー)とは、講談社が発行する日本の写真週刊誌である。1984年11月9日創刊で、毎週金曜日発売。誌名は発売曜日の金曜日に由来する。
詳細[編集]
創刊と写真週刊誌ブーム[編集]
1984年11月9日に創刊された。1981年創刊の『FOCUS』(新潮社)が起こした写真週刊誌ブームを受けた後発誌であり、創刊後まもなく約150万部を発行する人気誌へ成長した。その後、1985年に『TOUCH』『Emma』、1986年に『FLASH』が相次いで創刊され、写真週刊誌5誌で合計460万部という規模に達している。
ただしこのブームは短命に終わり、後発の数誌は1990年代までに相次いで休刊した。現在まで刊行が続いているのはFRIDAYとFLASHの2誌である。
フライデー襲撃事件[編集]
1986年12月9日、お笑いタレントのビートたけしとその一門12人が、講談社のFRIDAY編集部を襲撃し、逮捕される事件が起きた。取材をめぐるトラブルが背景にあったとされ、日本の写真週刊誌の歴史を語るうえで避けて通れない出来事として繰り返し取り上げられている。
報道によれば、事件前に写真週刊誌5誌で計460万部あった発行部数は、事件から2か月半で計370万部まで落ち込み、2割近い減少となった。この一件を境に写真週刊誌ブームは冷め始め、後発誌の休刊が続いたとされる。当事者側が後年に事件を振り返る形での証言も出ており、「あれで写真週刊誌の潮目が変わった」という評価が語られている。
事件については、暴力行為そのものが正当化されるものではないという点と、当時の過熱した取材手法にも問題があったという点の両方が指摘されており、評価は一つに定まっていない。
現在の発行部数と誌面[編集]
発行部数は長期的に減少しており、近年の印刷部数は13万部程度と紹介されている。創刊期の約150万部と比べると、1割にも満たない水準である。
誌面は芸能・政治・社会のスクープ写真と記事、そしてグラビアで構成される。FLASHと同様、電子版とウェブ配信を併用しており、紙の号を待たずに記事を出す運用が定着している。
報道と権利をめぐる議論[編集]
写真週刊誌は、報道の自由と個人のプライバシーが正面から衝突するジャンルである。FRIDAYもこれまで、名誉毀損やプライバシー侵害を理由とする訴訟の当事者になってきた。公人の公的行為に対する監視という側面と、私生活の無断撮影という側面のどちらを重く見るかで評価が割れており、この対立は現在も解消していない。
近年は、X (SNS)をはじめとするSNSで一般の利用者が撮影・投稿する時代になったことで、「写真週刊誌だけを批判しても構図は変わらない」という指摘も出ている。
男性誌・週刊誌全体のなかでの位置[編集]
グラビアと芸能記事を載せる日本の週刊誌には、集英社の『週刊プレイボーイ』『週刊ヤングジャンプ』、講談社の『ヤングマガジン』、小学館の各誌などがあり、写真週刊誌の『FRIDAY』『FLASH』もこの市場の一角を占めている。報道とグラビアが同じ誌面に同居しているのは日本の週刊誌に特徴的な形式で、海外の同種メディアにはあまり見られない。
芸能報道の対象という点では、アイドル・女優・STARTO ENTERTAINMENT所属タレントなど、東京都を拠点とする芸能界の動向が中心となる。一方で近年は、YouTubeやInstagramで本人が直接発信することが当たり前になり、雑誌が最初に伝えるという構図自体が崩れつつある。Z世代の読者にとっては、週刊誌の記事はSNSのタイムラインに流れてくる情報の一つとして受け取られている。
余談[編集]
- 「フライデーされる」という言い方が一時期日常語として使われた。特定の雑誌名が動詞化して一般に通じるようになったという点で、日本語のなかでも珍しい例である。
- 写真週刊誌5誌の頭文字を並べた「FFFTE」(FOCUS・FRIDAY・FLASH・TOUCH・Emma)という呼び方が1980年代に用いられた。5誌のうち2誌しか残っていない現在では、ほとんど使われない表現になっている。
- 創刊から40年以上が経過しており、日本で継続して発行されている写真週刊誌としては最古参にあたる。