ROLAND
ROLAND
Gate_of_Kabuki-cho_Ichiban-gai.jpg
ROLANDがホストとして頂点を極めた新宿・歌舞伎町の一番街ゲート(出典:ウィキメディア・コモンズ)
ID @roland_0fficial(X / Instagram)、@therolandshow1960(YouTube)
誕生日 1992年7月27日
年齢 34歳
出身地 東京都八王子市
国籍 日本
家族 父(ギタリスト)、母(ピアノ講師)、双子の妹、弟
身長 182〜183cm(資料により異なる)
血液型 AB型
学歴 帝京高等学校卒業(サッカー部)、大学中退
職業 実業家、タレント、元ホスト
肩書 株式会社ROLAND GROUP HD 代表取締役、「現代ホスト界の帝王」
フォロワー数 YouTube登録者 約144万人(2026年時点)
活動期間 2010年頃 -
代表的な実績 年間売上1億7000万円超(当時のホスト個人記録)、バースデーイベント売上6000万円超、著書シリーズ累計40万部超
受賞 紺綬褒章(2025年)
事務所 シュヴァルツ(個人事務所)
ファンクラブ あり(2020年開設)
関連活動 ホストクラブ「THE CLUB」「THE CHIC」オーナー、YouTube『THE ROLAND SHOW【公式】』
別名 東城誠(旧源氏名)
あだ名 ホストの帝王、現代ホスト界の帝王
その他 ファンの愛称は「ローランダー」
リンク https://www.youtube.com/@therolandshow1960


概要[編集]

ROLAND(ローランド)とは、日本の元ホスト、実業家、タレントである。新宿・歌舞伎町で数々の売上記録を打ち立てて「現代ホスト界の帝王」と呼ばれ、「俺か、俺以外か。」に代表される自信過剰すぎる名言でお茶の間にまで知られる存在となった。現役引退後はホストクラブ経営、美容・アパレル・飲食などを手がけるROLAND GROUPを率い、YouTuberとしても活動している。

詳細[編集]

「帝王」と呼ばれる理由[編集]

ROLANDの代名詞は、なんといっても売上と名言である。現役時代にはバースデーイベント1回で6000万円以上を売り上げ、所属グループの個人最高記録を樹立。年間売上は1億7000万円を超えたとされ、この数字は後に自身の店の部下に破られるまで長く「伝説の記録」として語られた。しかも本人は「酒を飲まずに」この数字を達成したことで知られ、従来のホスト像を塗り替えた存在でもある。

名言製造機[編集]

「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」をはじめ、SNSやテレビでの発言はまとめて「ROLAND語録」「名言」と呼ばれる。過剰なまでのナルシシズムを堂々と言い切るスタイルが、ネタとしても自己啓発としても受け入れられ、X (SNS)やInstagramで拡散され続けている。著書は道徳の教科書にまで採用されるという、ホスト出身者としては異例の展開も見せた。

ホスト→実業家→タレント[編集]

2018年末で現役ホストを引退した後は、ホストクラブ「THE CLUB」のオーナーとして店をプロデュースする立場に回った。同時に脱毛サロン、美容商品、アパレル、イタリアンレストランなどの事業を展開し、テレビのバラエティ番組やCMにも多数出演。2020年にはYouTubeチャンネル『THE-ROLAND-SHOW【公式】』を開設し、ホスト業界の裏側や店舗運営、自らの日常を発信している。

経歴[編集]

幼少期〜サッカー少年時代[編集]

1992年7月27日、東京都八王子市に生まれる。父はプロのギタリストで、アニメソング歌手やアーティストのバックバンドなどで活動していた人物、母はピアノ講師という音楽一家に育った。双子の妹と、6歳下の弟がいる。

小学生から高校まではサッカー一筋で、中学時代は柏レイソルのジュニアユースの支部に所属。高校はサッカーの名門・帝京高等学校に特待生として入学しサッカー部に入部した。しかし本人いわく高校時代は一度も公式戦に出られず、ブラジル遠征で同い年のネイマールのプレーを目の当たりにして「コイツうますぎ、同じ年にこんなヤツいるのか」と衝撃を受け、プロの道を断念。のちに「人生で大きい損切りでした」と振り返っている。

ホストデビューと下積み[編集]

高校卒業後に大学へ進学したものの、入学式に出ただけで中退。18歳で源氏名「東城誠」としてホストの世界に飛び込んだ。最初から売れたわけではなく、本人は「ホストとして全然売れず長い下積み時代を過ごした」と語っている。西新宿の家賃14万円のワンルームに住み、自転車で通勤していたというエピソードも有名である。

それでも頭角を現し、21歳で当時所属していた店舗の代表取締役に就任。歌舞伎町における最年少記録とされた。2013年には大手ホストグループ「KG-PRODUCE」傘下の「PLATINA」に、「現役ホストとしては史上最高額」とうたわれた移籍金で移籍している。

改名と大ブレイク[編集]

2017年8月、源氏名を「東城誠」から「ROLAND」に改名。本人は理由を「ブランディングを変えるため」と説明し、後にYouTubeで「『女は金』という営業方法から卒業したかった。女の子を幸せにできなかったことがたくさんあった。それが自分の中で嫌になってきた」とも告白している。

2018年、テレビ朝日系『ソノサキ〜知りたい見たいを大追跡!〜』の企画「ホストのソノサキ」でバースデーイベントの様子が放送されると、売上6000万円超という桁違いの数字と強烈なキャラクターで一気に知名度が全国区に。同年、KG-PRODUCEを離れて個人事務所「シュヴァルツ」を設立し、2018年末をもって現役ホストを引退した。

実業家として[編集]

2019年3月に初の著書『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』を刊行し、ベストセラーに。同年には初の展覧会『Ro LAND 〜俺か、俺以外か〜』を開催し、延べ10万人を動員した。4月には自身のホストクラブ「THE CLUB」を歌舞伎町にオープン。

ところが2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業停止と再開を経たのち、同年7月9日に「THE CLUB」の閉店を発表。夜の街がバッシングを浴びた時期に、自ら店を畳む決断をしたことは大きく報じられた。その後2022年7月、約2年のブランクを経て「THE CLUB」と新店「THE CHIC」の運営を再開し、ホスト業界に復帰している。

事業[編集]

ROLANDの事業は持株会社「ROLAND GROUP HD」を中心に、ホストクラブから美容、ファッション、飲食まで幅広い。主なものは以下の通り。

分野 名称 内容
ホストクラブ THE CLUB / THE CHIC 歌舞伎町のホストクラブ。2019年開業、2020年閉店、2022年再開
脱毛サロン ROLAND Beauty Lounge メンズ脱毛サロン
美容サロン PARIS ROLAND 表参道 美容サロン
美容商品 ROLANDALE 化粧品・サプリメントなどのブランド
アパレル CHRISTIAN ROLAND / MINIMUS ファッションブランド(MINIMUSは2022年デビュー)
飲食 BELLA NOTTE イタリアンレストラン(新宿・八王子)
花 R-GALLERY フラワーブランド
その他 シャンパン輸入 シャンパンの輸入総代理店事業

THE CLUBという「教科書」[編集]

「THE CLUB」は、ROLAND流の接客哲学を体現する店として知られる。いわゆるホストコールや派手なシャンパンタワーの演出は残しつつ、清潔感や紳士的な接客を重視する方針を打ち出している。2023年3月には、店のNo.1ホスト・Shunが、ROLANDの持っていた年間売上1億7000万円超の記録を更新。ROLANDは「正直にいうと、やっぱうれしい気持ちはホントもちろんあるんですけど、悔しい部分もあります」と複雑な胸中を明かしつつ「僕としても褒めたいなと思いますよ」と称えた。自分を超える弟子を育てた点が、経営者としての評価をさらに高めた。

改正風営法への対応[編集]

いわゆる「売掛金」問題などを受け、2025年6月28日に改正風営法が施行され、「〇億円プレイヤー」「指名数No.1」といった表現での煽りが規制対象となった。ROLANDは「営業中の今までの常識が変わるなっていうような改正だったので、そこに関しては正直、戸惑いはありました」と率直に認めたうえで、店内のナンバー制度やSNSでの売上宣伝を廃止。スタッフには「完全に法律に則って、どこを叩いても埃が出ないような営業をしていく」と指示したという。業界の未来については「本質的なサービス業の根本に戻る」と前向きに語っている。

活動・出演[編集]

テレビ[編集]

2018年の『ソノサキ』出演以降、バラエティ番組に引っ張りだこに。主な出演は以下の通り。

  • 『ソノサキ〜知りたい見たいを大追跡!〜』(テレビ朝日、2018〜2019年)
  • 『ダウンタウンなう 本気ではしご酒』(フジテレビ、2019年)
  • 『アナザースカイ』(日本テレビ、2020年)—「第二の故郷」として上海を訪問
  • 『ローランド先生』(フジテレビ、2020年)— MC
  • 『金言Picks〜次なる起業家に、知恵をさずける』(TBS、2020〜2021年)— MC
  • 『徹子の部屋』(テレビ朝日、2020年)
  • 『人生最高レストラン』(TBS、2021年)
  • 『クラシックTV』(NHK Eテレ、2024年)—「ROLANDもうなる!?魅惑のヨハン・シュトラウス!」

ドラマでは『相棒 season15』(2016年)にホスト役で出演した経験もある。2023年にはNetflixのドキュメンタリーシリーズ『Risqué Business: Japan』に登場し、海外でも「King of the Hosts」として紹介された。

YouTube[編集]

2020年2月に『THE ROLAND SHOW【公式】』を開設。店舗の裏側、ホストたちの育成、ROLANDの私生活、他業界の著名人とのコラボなどを配信し、2026年時点で登録者は約144万人、動画数は800本を超える。2026年4月には、人生を変えたい女性を現役キャバ嬢らが審査してデビューさせる企画を配信したほか、「これまでで一番可愛かった芸能人」として後藤真希の名を挙げたことがニュースになった。

夜の世界を舞台にしたYouTube発信の先駆けのひとりとして、同じく実業家系YouTuberのヒカルや青汁王子、キャバクラ業界出身の愛沢えみりらとも並べて語られることが多い。TikTokでも切り抜き動画が大量に出回り、若年層への知名度を押し上げた。

著書・関連書籍[編集]

年 タイトル 出版社 備考
2019年 『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』 KADOKAWA 印税は全額カンボジアの学校設立に寄付
2019年 『ROLANDALE FIRST BOOK』 宝島社 ブランドブック
2020年 『ローランド先生―お悩み解決特別授業―』 扶桑社
2020年 『ローランド・ゼロ』 宝島社 漫画:井上紀良
2021年 『ROLAND ENGLISH 〜心に刺さる名言で英語を学ぶ〜』 日本文芸社
2021年 『ローランド・ゼロ 逆襲篇』 宝島社 漫画:井上紀良
2021年 『君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉』 KADOKAWA 道徳教科書に採用

漫画『ローランド・ゼロ』の作画を担当した井上紀良は、ホスト漫画の金字塔『夜王』の作画者。ROLANDは『夜王』を「自分のバイブル」と公言しており、憧れの作家に自分の半生を描いてもらうという夢を実現した形である。2022年には声優の諏訪部順一が朗読したオーディオブック版も登場した。

CM・アンバサダー[編集]

サントリー烏龍茶、CHINTAI、ゲロルシュタイナー、クリア歯科などのCMに出演。2022年にはサンリオのマイメロディとのコラボを実現し、水商売出身者としては初の公式コラボとして話題となった。サッカー関連ではセレッソ大阪の公認サポーター「公認セレ男」(背番号1)を務め、2024年にはクラブ30周年のアンバサダーに。ドイツ・ブンデスリーガのジャパンサポーターにも就任している。

人物・エピソード[編集]

美意識とストイックさ[編集]

「カッコよくなりたくて整形だってした」と美容整形を公言しており、2022年にはXで「過去は改ざん出来ないが、過去の意味は改ざんし放題なのさ!」と投稿して反響を呼んだ。一方で家電はコードレス製品で揃えるほど「電源コードが嫌い」、好物はフィレ肉のロッシーニ風、苦手なのは酢の物と辛い物全般、といった妙に具体的なこだわりも多い。

意外すぎるオタク気質[編集]

父親の影響で幼い頃からアニメに親しみ、『ラブライブ!』については「ガチのラブライバー」を自認。推しは南ことり。声優の松本梨香やアニソン歌手の影山ヒロノブとも親交がある。ホストの帝王とアニメオタクというギャップは、トーク番組での鉄板ネタになっている。

寄付と紺綬褒章[編集]

デビュー作の印税を全額カンボジアの学校建設に寄付したほか、災害支援などにも寄付を続けてきた。こうした活動が評価され、2025年7月に公益のために私財を寄付した人に贈られる紺綬褒章を受章。「やらない善より、やる偽善 寄付しない常識人より、寄付するホスト」とSNSで報告し、「水商売出身である事をとやかく言われる事も多くあります」としつつ、ホストという仕事への誇りを部下や未来のホストたちに証明し続けたいと語った。授与式の写真では鍛え上げられた体格が「ターミネーターやん」とネットで話題になるおまけ付きだった。

家族とのエピソード[編集]

双子の妹の彼氏に「俺より良い男なのか?」と聞いたという話をテレビで披露したところ、共演の渋谷凪咲に「基準が俺じゃないですか?それが嫌かな」とたしなめられ、松本人志にも「良くないと思う」と言われる一幕も。本人は「説教されてる」と言いつつ反省していた。

交友関係[編集]

元横綱・朝青龍、小室哲哉、エイベックスの松浦勝人、L'Arc〜en〜Cielのtetsuya、元AKB48の高橋みなみなど、交友関係は芸能・スポーツ・音楽界まで幅広い。帝京高校サッカー部の1学年後輩には、のちに日本代表となる稲垣祥がいる。

名言集[編集]

ROLANDといえば名言。代表的なものをいくつか挙げる。

  • 「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」
  • 「頑張った者が全員成功するわけではない。しかし、成功した者は皆すべからく頑張っている。」
  • 「過去は改ざん出来ないが、過去の意味は改ざんし放題なのさ!」
  • 「やらない善より、やる偽善」
  • 「体重が60キロで自信が15キロ」(体重測定で74.9kgだった際の釈明)

炎上とバズ[編集]

G&Rデザイン模倣騒動(2020年)[編集]

2020年12月、GACKTとROLANDが顔となったドレス・ランジェリーブランド「G&R」で、他ブランドのデザインを模倣した商品が販売されていたことが発覚。運営会社が謝罪・自主回収し、ROLANDは契約解除を発表した。その後ROLANDは関係各所への「謝罪行脚」を行い、「結果でしっかり証明したい」と語った。この対応ぶりは「炎上対応の手本」としてネットで比較・分析されることも多い。

「デブは甘え」発言のブーメラン[編集]

かつて「デブは甘え。普通に生きていたら太らない」と発言していたが、2021年の体重測定で74.9kgと判明すると「体重が60キロで自信が15キロ」という名言(迷言)で切り抜けた。2024年4月にはXで「昔はこう思っていたけど、最近は自分の体重は自分で決める」と軌道修正。同年9月、プロデュースブランド「MINIMUS」のInstagramに投稿された近影がふっくらしていたことから「顎のラインがない」「えっ、誰!?」と話題になった。もっとも2025年の紺綬褒章の写真では一転してマッチョぶりが注目されている。

「ROLAND解散」(2026年)[編集]

2026年1月、高市早苗首相が衆議院解散にあたり「高市政権か、それ以外か」を国民に問う趣旨の発言をすると、メディアや識者から「ROLANDの『俺か、俺以外か』みたいだ」と指摘され、「ローランド解散」と呼ばれるようになった。フジテレビの解説委員長が番組で口にしたほか、谷原章介も「ローランド方式」と解説。本家ROLANDは1月23日、Xで「2026『ローランド解散』テストに出ます」と反応し、さらに語呂合わせを大喜利形式で募集してネットを和ませた。自分の名言が政治の歴史用語になるという前代未聞のバズである。

道徳教科書への採用[編集]

2025年度から、学研の中学校道徳教科書『新版 中学生の道徳 明日への扉 3』に、著書『君か、君以外か。』のエッセイ「俺にとって一番の贅沢は、『スマホを置いて旅に出る』こと」が採用された。スマホやSNSとの付き合い方を考える教材として使われており、「ホストの帝王が道徳の教科書に」と大きな話題を呼んだ。

余談[編集]

  • 熱狂的な女性ファンは「ローランダー」と呼ばれる。
  • 実業家としての最終目標は「サッカークラブの経営者になってチャンピオンズリーグに出場すること」だと語っている。
  • セレッソ大阪のサポーターは「オーレーローランド」というチャントを作っており、本人は「ピッチで自分のチャントを聞くのが夢だった」と感激した。
  • 2018年の改名前、源氏名「東城誠」時代の写真は「整形前」としてネットでたびたび掘り返されるが、本人はむしろ整形を公言しているため、ほぼダメージになっていない。
  • 声優の山崎エリイのパフォーマンスに惹かれたことが芸能界進出のきっかけのひとつだった、と語ったことがある。
  • 2023年には台湾のオンライン学習プラットフォームで哲学講座を配信するなど、台湾をはじめアジア圏での人気も高い。韓国でも字幕付き切り抜き動画を通じて知られるようになったとされる。
  • ホストを題材にしたフィクションやバラエティ(令和の夜王など)が語られる際、「実在の帝王」として必ずといっていいほど名前が挙がる存在である。
  • YouTubeではヤマトリノをはじめ、夜の世界や実業家系の配信者とのコラボ・比較で名前が出ることも多い。

外部リンク[編集]

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。