| 生田絵梨花 Erika Ikuta | |
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![]() 2021年12月、乃木坂46卒業コンサートでの生田絵梨花(出典:ウィキメディア・コモンズ、Dick Thomas Johnson撮影、CC BY 2.0) | |
| 誕生日 | 1997年1月22日 |
| 年齢 | 29歳 |
| 出身地 | ドイツ・デュッセルドルフ生まれ、東京育ち |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 俳優、歌手、ミュージカル女優、タレント |
| 肩書 | 元乃木坂461期生 |
| 活動期間 | 2011年 - |
| 代表的な実績 | 乃木坂46 10thシングル『何度目の青空か?』センター/ミュージカル『レ・ミゼラブル』コゼット・エポニーヌ・ファンテーヌ/ディズニー映画『ウィッシュ』アーシャ(日本語吹替) |
| 受賞 | 第8回岩谷時子賞奨励賞(2017年)、第44回菊田一夫演劇賞(2019年)、第1回野間出版文化賞特別賞(2019年) |
| 事務所 | 太田プロダクション(2022年 -) |
| 関連活動 | 乃木坂46、ハマいく(かまいたち・濱家隆一とのユニット) |
| あだ名 | いくちゃん |
| その他 | ソロ歌手としてはソニー・ミュージック所属。ピアノは4歳から |
| リンク | https://www.instagram.com/ikutaerika.official/ |
概要[編集]
生田絵梨花(いくた えりか)とは、日本の俳優・歌手である。乃木坂46の1期生として2011年から2021年まで活動し、在籍中から『レ・ミゼラブル』などの大型ミュージカルで主要キャストを担当。卒業後はドラマ、ディズニー映画の吹替、ソロ歌手と活動の幅を広げ、2026年にはアニメ『本好きの下剋上 領主の養女』のエンディングテーマも担当した。
詳細[編集]
ドイツ生まれのピアノ少女[編集]
1997年1月22日、ドイツのデュッセルドルフで生まれ、5歳から東京で育った。4歳でピアノを習い始め、2011年には日本クラシック音楽コンクールで入選するほどの腕前に。6歳のときにミュージカル『アニー』を観て「ミュージカル女優になりたい」と思ったのが、のちのキャリアの原点とされる。アイドルになる前から「歌とピアノと舞台」が人生の軸にあったタイプで、この3本柱は30歳を目前にした今もまったくブレていない。
乃木坂46の「完璧超人」[編集]
2011年8月21日、秋元康プロデュースの乃木坂461期生オーディションに合格。2012年2月22日の『ぐるぐるカーテン』でCDデビューした。歌唱力とピアノ演奏、そして勉強もこなす優等生ぶりが早くから注目された。2014年には大学進学準備のために一時休業し、復帰作の10thシングル『何度目の青空か?』で初の表題曲センターを務めている。
「卒業後の方が忙しい」マルチ活動[編集]
2021年12月31日、第72回NHK紅白歌合戦のステージを最後にグループを卒業。2022年1月1日付で太田プロダクションへ移籍した。以降は連ドラ、映画、ミュージカル、NHKの音楽番組MC、ディズニー映画の主人公役の吹替、ソロデビューと、ジャンルをまたいで仕事が途切れない状態が続く。2026年は連続テレビ小説初出演、1stフルアルバム発売、初のアニメ主題歌と、キャリア最大級の当たり年になっている。
経歴[編集]
幼少期〜乃木坂46加入(1997年〜2011年)[編集]
ドイツで生まれ、5歳から東京で暮らした。ピアノは4歳から本格的に続け、2011年には日本クラシック音楽コンクールで入選している。6歳で観た『アニー』をきっかけにミュージカルへの憧れを抱き続け、14歳で乃木坂46のオーディションに挑み、2011年8月21日に1期生として合格した。
乃木坂46での10年(2011年〜2021年)[編集]
2012年2月22日のデビュー曲『ぐるぐるカーテン』から活動。2014年4月20日、「大学進学のための準備期間」として、舞台『16人のプリンシパル trois』終了後から9thシングルまでの活動を休むと発表した。休業明けの10thシングル『何度目の青空か?』(2014年10月8日発売)では、いきなり表題曲センターに抜擢され、グループ内でも特別な存在感を示した。2015年3月に高校を卒業し、同年に音楽大学へ進学。学業とアイドル活動、そしてミュージカルの稽古を並行させる生活を送った。
グループ在籍中に写真集『転調』『インターミッション』を発売し、いずれもヒット。2019年には第1回野間出版文化賞特別賞も受賞している。また、東京メトロ千代田線乃木坂駅の発車メロディには、生田によるピアノ演奏版の『君の名は希望』が使われている。
2021年に卒業を発表し、卒業ソング『最後のTight Hug』でセンターを担当。同年12月には講談社から『生田絵梨花 乃木坂46卒業記念メモリアルブック』が発売され、本人は「このメモリアルブックで、乃木坂46で過ごした10年間を一緒に振り返ってもらえたらうれしい」とコメントした。12月31日の第72回NHK紅白歌合戦が、乃木坂46としての最後のステージとなった。
独り立ち(2022年〜)[編集]
2022年1月1日に太田プロダクションへ移籍。同年4月9日からNHKの音楽番組『Venue101』でMCを務め、かまいたちの濱家隆一との共演がきっかけで、同年7月にダンスボーカルユニット「ハマいく」が誕生した。ドラマ出演も一気に増え、2024年には『素晴らしき哉、先生!』で地上波連続ドラマ初主演。同年4月にはミニアルバム『capriccioso』でソロアーティストとして正式デビューを果たした。
ミュージカル・舞台[編集]
生田のキャリアを語るうえで外せないのが、東宝系の大型ミュージカルでの実績である。アイドル在籍中に本格ミュージカルの主要キャストを次々と務め、「アイドル出身」という色眼鏡を実力で外してきた。
- 2017年『ロミオ&ジュリエット』ジュリエット役(2019年に再演)
- 2017年『レ・ミゼラブル』コゼット役(2019年も同役)
- 2018年『モーツァルト!』コンスタンツェ役
- 2019年『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』ナターシャ役
- 2021年『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役
- 2022年『四月は君の嘘』宮園かをり役(原作は同名漫画)
- 2024年〜2025年『レ・ミゼラブル』ファンテーヌ役
特に『レ・ミゼラブル』では、コゼット→エポニーヌ→ファンテーヌと、同じ作品で3人の主要女性キャラクターを演じ分けるという珍しい経歴を持つ。役が変わるたびに歌に乗せる感情の質も変わり、表現が深まっていったと評されている。こうした実績が認められ、2017年に第8回岩谷時子賞奨励賞、2019年に第44回菊田一夫演劇賞を受賞。2021年にはWOWOW presents「勝手に演劇大賞2020」で女優賞にも選ばれた。
テレビドラマ・映画[編集]
ドラマ[編集]
2015年、フジテレビの『残念な夫。』でテレビドラマ初レギュラー(細井美香役)。卒業前後から映像作品への出演が急増し、2021年の『賭ケグルイ双』、2022年のTBS『オールドルーキー』、フジテレビ『PICU 小児集中治療室』、『松尾スズキと30分の女優2』、2023年の『こっち向いてよ向井くん』、2024年の『アンメット ある脳外科医の日記』と話題作に続けて出演した。
2024年8月18日スタートの『素晴らしき哉、先生!』(テレビ朝日系)では、新人教師・笹岡りおを演じて地上波連続ドラマ初主演。2025年7月7日スタートのフジテレビ月9『明日はもっと、いい日になる』では、児童相談所で働く児童心理司・蒔田向日葵を演じた。本人は役作りのため児童相談所の職員に話を聞き、「心に響くことがたくさんあった」と語っている。
2026年は朝ドラ・時代劇・続編ドラマ[編集]
2026年3月30日放送開始のNHK連続テレビ小説『風、薫る』で朝ドラ初出演。見上愛・上坂樹里がダブルヒロインを務める明治の看護婦養成所の物語で、生田は医師の家に生まれた優等生・玉田多江を演じた。看護が軽んじられていた時代背景を調べるうちに「自分たちが演じる看護婦養成所の一期生がこの職業を確立するためにがんばっていかなきゃ」という覚悟が芽生えたという。奇しくも乃木坂46の「1期生」だった彼女が、看護婦養成所の「一期生」を演じるという巡り合わせになった。
同年3月にNHK BS8Kで先行放送され、8月21日にNHK総合で地上波初放送されたスペシャル時代劇『銭形平次』では、亀梨和也演じる平次の妻・お静を担当。本人はお静を「平次さんにツッコんだり素直になれない不器用さもあったり」する、人間味のある女性だと語った。
さらに2026年10月15日スタートのフジテレビ木曜劇場『波うららかに、めおと日和』続編では、前作で山本舞香が演じた深見芙美子役を引き継ぐ。山本の出産に伴う降板を受けた代役で、本人は「最初は務まるか悩んだ」としつつ、『オールドルーキー』で共演して以来の親友・芳根京子から連絡をもらい、参加を決めたと明かしている。
映画[編集]
映画では、薙刀部を描いた実写映画『あさひなぐ』(乃木坂46メンバー出演)、『コンフィデンスマンJP 英雄編』、劇場版『Dr.コトー診療所』(看護師役)などに出演。『Dr.コトー』出演決定時には「喜びを噛み締めていた」とコメントした。
ディズニー『ウィッシュ』のアーシャ[編集]
2023年12月15日公開のディズニー映画『ウィッシュ』で、主人公アーシャの日本語吹替と歌唱を担当した。ディズニー米国本社からも歌唱技術や細やかな感情表現を高く評価されたとされる。
オーディション中のエピソードがなかなか強烈で、本人によると「(スマートフォンの)待ち受けを『ウィッシュ』のポスターにしました。まだ決まってないのに待ち受けにすることによって、勝手に携わってる感をまず味わう」作戦を実行。スーパーでディズニーのパッケージ商品を見つけたら必ず買うようにしていたという。合格は自身のライブ終わりにサプライズで知らされ、「びっくりしすぎてフリーズして」固まったものの、その後マネージャーから祝福されて涙があふれたと振り返っている。劇中歌「ウィッシュ〜この願い〜」については「自分ってこういう声が出るんだ」という新しい発見があったと語った。
音楽活動[編集]
ハマいく[編集]
2022年7月、NHK『Venue101』のMCコンビである濱家隆一(かまいたち)と生田によるダンスボーカルユニット「ハマいく」を結成。同年11月にリリースしたデビュー曲「ビートDEトーヒ」は「踊ってみた」動画の再生数が3億3千万回を突破するほどSNSでバズり、2023年7月にはNHKと民放の大型特番に同時出演するという異例の展開に。2023年12月31日の第74回NHK紅白歌合戦では特別企画として出場し、卒業から2年で紅白に帰ってきた。
ソロデビュー(2023年〜2024年)[編集]
ソロデビュー前の2023年9月10日から10月5日にかけて、初の全国ツアー「Erika Ikuta Autumn Live Tour 2023」を開催。2024年4月10日、ソニー・ミュージックからミニアルバム『capriccioso(カプリチョーソ)』を発売し、ソロアーティストとして正式デビューした。自身が作詞作曲した「No one compares」は同年4月から『日経ニュースプラス9』のエンディングテーマに使われた。同年7月3日から9月20日まで全国ツアー「Erika Ikuta Tour 2024『capriccioso』」を開催している。
bitter candy(2025年)[編集]
2025年1月7日、ビルボードライブ横浜で初のビルボードライブ公演を開催。3月5日には2nd EP『bitter candy』を発売した。自作の「上出来」「無視」を含む8曲(とそのインストゥルメンタル版)を収録し、sumikaの片岡健太やmeiyoらが楽曲提供で参加。6月22日の福岡公演から8月4日の東京国際フォーラム ホールAまで全7会場・約1万8,000人を動員するツアーを完走し、ファイナルではピアノとギターを弾きこなしながら全19曲を披露した。MCでは「わたしひとりじゃできなかった。みんなのパワーのおかげ」とファンに感謝。サプライズ初披露された新曲「ピリオド」は9月3日に配信された。ファイナル公演はHuluで独占配信されている。
I.K.Tと「今も、ありがとう」(2026年)[編集]
2026年4月22日、初のフルアルバム『I.K.T』(I Know Tomorrow)を発売。全11曲で「等身大の愛」をテーマに、29歳になった生田が日々の迷いや心の揺れ、それでも未来を見つめる思いを込めた1枚とされる。ラストにはSUPER BEAVER「青い春」のカバーを収録し、同曲は出演中の三ツ矢サイダーのCMソングにも起用された。SUPER BEAVER側からのコメントを受け、本人は「ずっとビーバースマイルみたいになってしまうぐらい嬉しかった」と喜んでいる。
同アルバムには、読売テレビ・日本テレビ系で2026年4月から放送されたTVアニメ『本好きの下剋上 領主の養女』のエンディングテーマ「今も、ありがとう」も収録。生田にとって初のTVアニメ担当曲で、普段なかなか言葉にできない母や家族への感謝を綴った楽曲になっている。5月6日にはアニメ描き下ろしジャケットのシングル(カップリング「夏恋風」)も発売された。オープニングテーマはLittle Glee Monsterの「Pages」。
家族への感謝というテーマは、本人の実体験とも重なる。2026年3月の三ツ矢サイダーの発表会では、姉の結婚式で姉が両親に感謝を伝える場面で号泣したことを明かし、「身近な人たちになかなか感謝を直接伝えられないこともあるけど、ちゃんと言葉にして伝えたい」と語っている。
にゃんとかにゃるる・I.K.Tツアー[編集]
2026年8月26日、絵本『ふみきりねこ』のテーマソング「にゃんとかにゃるる」を先行配信(CDは10月14日発売)。本人は「こんなにもにゃんにゃん言う楽曲を歌うことになるとは思いませんでした」と笑いつつ、「可愛らしくも、人生観の詰まった曲」と紹介した。同日、LINE CUBE SHIBUYAから全国ツアー「Erika Ikuta Tour 2026『I.K.T』〜I Know Tomorrow〜」がスタート。このツアーでは初めてドラムの生演奏にも挑戦し、ピアノ・ギターに続く新たな武器を披露している。ツアーファイナルは10月14日のNHKホール。
本人の発言・人柄[編集]
- 卒業から2年半ほどたった2024年のインタビューでは、「まだどれも足を踏み入れたばかりという感覚」「映像のお芝居に関しては独り立ちしてからまだ2年ちょっと」と語り、どの分野にも各分野のプロがいる中で「アイドル時代とはまた全然違う挑戦」と向き合っていることを明かした。
- 2024年1月4日、Instagram(@ikutaerika.official)で濱家との2ショットを公開し、「ハマいくとディズニーの2企画 2年前紅白のステージで卒業したときは、想像もしていなかった景色でした」と紅白を振り返った。この投稿には7万件を超える「いいね」が付いた。
- 2024年1月22日の誕生日にYouTube公式チャンネルを開設。同年初めには3週間のロンドン短期留学も経験している。
- 2025年のツアーでは「わたしひとりじゃできなかった」、2026年ツアー初日では「皆さんの前で自分の曲を歌えることに感謝しています」と、ステージではとにかく感謝の言葉が多い。
炎上とバズ[編集]
最大のバズは何といってもハマいくの「ビートDEトーヒ」。お笑い芸人と元トップアイドルという異色コンビが本気で踊るギャップが受け、「踊ってみた」動画の再生数は3億回超えに。テレビ局の垣根を越えた同時出演、紅白出場までこぎつけた。また2026年10月スタートの『めおと日和』続編では、人気キャラ・芙美子役の代役に決まったことが大きな話題となった。芳根京子とは『オールドルーキー』以来約4年ぶりの共演でもある。
余談[編集]
- 乃木坂駅の発車メロディ『君の名は希望』は生田のピアノ演奏版。乃木坂駅を使う人は、実は毎日のように彼女の演奏を聴いていることになる。
- 『風、薫る』で演じた多江は看護婦養成所の「一期生」。乃木坂46の「1期生」だった本人と、肩書きがきれいにシンクロしている。
- 「にゃんとかにゃるる」は作詞・作曲・編曲に「にゃんぞぬデシ」が参加した猫ソング。ミュージカル仕込みの歌唱力で全力の「にゃん」を連発するギャップが見どころ。
- 卒業記念メモリアルブックには、メンバーとの対談や10年分の秘蔵写真に加え、オフショット企画「いく撮」も収録された。
- 芳根京子とは『オールドルーキー』で共演して以来、プライベートで旅行に行くほどの仲とされる。
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