気象庁の人々
기상청 사람들: 사내연애 잔혹사 편 / Forecasting Love and Weather
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主演のパク・ミニョン(2025年、出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY 3.0)
ジャンル オフィス・ロマンス
放送期間 2022年2月12日 - 2022年4月3日
放送時間 土・日 22:30
話数 全16話
放送国家 韓国
言語 韓国語
放送局 JTBC
配信 Netflix
平均視聴率 6.7%(全国・ニールセンコリア)
制作
企画 Plot Line、カン・ウンギョン
演出 チャ・ヨンフン
制作 Npio Entertainment、JTBCスタジオ
脚本 ソン・ヨン
音楽 Gaemi
出演者 パク・ミニョン、ソン・ガン、ユン・バク、ユラ
その他

概要[編集]

『気象庁の人々』(原題:기상청 사람들: 사내연애 잔혹사 편=気象庁の人々:社内恋愛残酷史編、英題:Forecasting Love and Weather)は、2022年2月12日から4月3日まで韓国のJTBCで放送され、Netflixで配信された全16話のオフィスラブコメ。日本のNetflixでの題名は『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』。韓国気象庁の予報局を舞台に、天気予報と同じくらい予測不能な大人たちの恋愛と仕事を描く。「社内恋愛は雨の日の傘みたいに面倒」というテンションの作品で、パク・ミニョン×ソン・ガンという旬の組み合わせが話題になった。

詳細[編集]

作品の成り立ち[編集]

演出は、KBS『椿の花咲く頃』(2019年)を手がけたチャ・ヨンフン監督。企画は、SBS『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズの脚本家カン・ウンギョンが率いる創作集団(Plot Line/Gline)で、実際の執筆はソン・ヨンが担当した。制作はNpio EntertainmentとJTBCスタジオ。

2021年3月に制作が報じられ、同時期にパク・ミニョンとソン・ガンへの出演オファーが伝えられた。5月にはユラとユン・バクの合流が決まり、撮影は2021年夏から始まった。韓国ドラマとしては珍しく、放送開始時点で撮影の大部分を終えていたため、放送中の2022年3月にユン・バクが新型コロナウイルス陽性と判定された際も、放送スケジュールには影響が出なかった。

題材:気象庁の予報官という仕事[編集]

本作のユニークさは、恋愛の舞台が「気象庁の予報局」であること。予報官は数値予報モデルや観測データを突き合わせて天気を読み、大雨・台風・黄砂などの特報(注意報・警報)を出す。外れれば「税金泥棒」と叩かれ、当たっても誰にも褒められない――そんな仕事のプレッシャーと、同じ職場で恋愛することの「予測不能さ」を重ね合わせるのが全体の構造になっている。

各話のサブタイトルもすべて気象用語で、その回の恋愛や人間関係の状況を天気になぞらえている。

話 サブタイトル(英題に基づく意味) 韓国放送日
1 シグナル 2022年2月12日
2 体感温度 2月13日
3 換節期(季節の変わり目) 2月19日
4 視程 2月20日
5 局地的集中豪雨 2月26日
6 ヒートアイランド現象 2月27日
7 オゾン注意報 3月5日
8 不快指数 3月6日
9 空梅雨 3月12日
10 熱帯夜 3月13日
11 1℃ 3月19日
12 変動域 3月20日
13 シナリオ1、2、3 3月26日
14 高気圧 3月27日
15 アンサンブル 4月2日
16 明日の答え 4月3日

あらすじ[編集]

気象庁本庁で総括予報官を務めるチン・ハギョン(パク・ミニョン)は、仕事一筋の完璧主義者。首都圏を襲ったひょうの予報を外して庁内が揺れるなか、結婚を控えていた同僚の婚約者ハン・ギジュン(ユン・バク)が、気象担当記者チェ・ユジン(ユラ)と浮気している現場を目撃してしまう。ユジンは、ひょうの可能性にいち早く気づいていた数少ない予報官、イ・シウ(ソン・ガン)の恋人だった。

2か月後、ギジュンとユジンは結婚。ハギョンは前任者の辞職で昇進し、予報の腕を買われたシウは本庁の総括第2課に異動してくる。互いの恋人に裏切られた者同士として酒を酌み交わしたふたりは一夜を共にし、「何もなかったことにする」と約束するが、ハギョンは次第にシウに惹かれていく。社内恋愛で痛い目を見たばかりのハギョンは、関係を周囲に隠しながら、年下で自由奔放に見えて芯のあるシウとの距離を測っていく。

中盤では、住む場所を失ったシウがハギョンの家に転がり込み同居を始める一方、元婚約者ギジュンとシウが予報をめぐって正面から対立。さらにシウの父親の問題や、ハギョンの母の入院、結婚観の違い(「結婚を考えない男とは付き合わない」ハギョンと、結婚に懐疑的なシウ)が重なり、関係は揺れ動く。終盤にはハギョン自身がシウを済州島の台風センターへ派遣することになり、ふたりは離れた場所で自分たちの「明日の答え」を探すことになる。

主な登場人物[編集]

役名 演者 人物
チン・ハギョン パク・ミニョン(少女期:パク・ソギョン) 35歳。気象庁本庁・総括第2課の総括予報官。完璧主義の仕事人間
イ・シウ ソン・ガン(少年期:ソン・ミンジェ) 27歳。特報担当の予報官。型破りだが予報の腕は確か
ハン・ギジュン ユン・バク 36歳。気象庁広報室の事務官。ハギョンの元婚約者
チェ・ユジン ユラ 25歳。日刊紙の気象担当記者。シウの元恋人で、ギジュンと結婚する
オム・ドンハン イ・ソンウク 44歳。総括第2課の先任予報官
シン・ソクホ ムン・テユ 40代前半。総括第2課の予報官
オ・ミョンジュ ユン・サボン 40代半ば。分析第2チーム長。育児に追われるワーキングマザー
キム・スジン チェ・ソウン 20代後半。短期予報担当の若手
コ・ボンチャン クォン・ヘヒョ 50代後半。本庁の予報局長
ペ・スジャ キム・ミギョン ハギョンの母
イ・ミョンハン チョン・ベス シウの父
ソン・ミジン ソ・ジョンヨン 済州台風センター長(特別出演)

視聴率と記録[編集]

  • 視聴率:ニールセンコリア調べで、初回4.5%から第2話5.5%、第3話6.8%と上昇し、第4話で自己最高の全国7.8%(首都圏9.0%)を記録。全16話の平均は全国6.7%・首都圏7.7%で、最終回は7.3%。有料放送のJTBCとしては安定した数字で、同じ週末枠で放送されていたtvN『二十五、二十一』と並んで2022年春の週末ドラマ戦線を盛り上げた。
  • Netflixでの記録:Netflixのグローバル週間TOP10(非英語TV部門)に、2022年2月21日の週から4月3日の週まで6週連続でランクインした。

OST[編集]

Part 歌手 曲名 配信日
1 Cheeze Melting(사르르쿵) 2022年2月20日
2 オンユ(SHINee) Mind Warning(마음주의보) 2月27日
3 キュヒョン(SUPER JUNIOR) Promise You 3月6日
4 Rothy Something Precious 3月12日
5 ジョン・パク The Day You were Falling(니가 내리는 날에) 3月13日
6 Punch I Love You This Much 3月19日
7 キム・ナヨン Even If It Hurts A Little More 3月20日
8 Giriboy 異常気候(이상기후) 3月27日
9 Lyn Open Your Heart 4月2日

OSTの曲名にも「注意報」「異常気候」など気象用語が織り込まれている。

人気と評価[編集]

毎話、気象用語をサブタイトルにして恋愛を重ねる構成が洒落ていると評判だった。一方で「ただの社内恋愛もの」「元恋人同士が同じ職場にいる設定がしんどい」との辛口もあり、賛否は分かれた。それでもNetflixでは6週連続でグローバルTOP10入りするなど海外では安定して視聴された。ひょう・放射霧・風浪警報・梅雨入りの判断・猛暑の誤発表など、実際の気象庁の業務を題材にしたエピソードが多く、「気象庁という珍しい職場のディテール」が最大の見どころとされる。

とくに第4話の「視程」回は、放射霧による多重衝突事故をきっかけに、霧の特報が存在しない制度上の問題をユジンが記事で批判し、ハギョンとシウが反論記事を共同で準備するという構成で、仕事と恋愛のもつれを1話の中で両立させた回として視聴率も最高を記録した。

視聴ガイド[編集]

気象庁の人々はどこで見れる?[編集]

日本ではNetflixで『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』のタイトルで全16話が配信されている。韓国での放送時もNetflixで同時配信され、毎週土・日曜に1話ずつ公開された。

全何話?[編集]

全16話。1話あたり約70分。

視聴率は?[編集]

平均6.7%、最高は第4話の7.8%(いずれも全国・ニールセンコリア)。

実在の気象庁が舞台?[編集]

韓国の気象庁(KMA)本庁をモデルにしている。特報の種類(風浪注意報・風浪警報など)や、霧の特報が存在しないことを取り上げた回など、実際の制度が物語に組み込まれている。

キャストの共演歴は?[編集]

ハギョンの母を演じたキム・ミギョンとパク・ミニョンの「母娘役」は本作で4回目。『成均館スキャンダル』『キム秘書はいったいなぜ』などでも母娘を演じており、『ヒーラー〜最高の恋人〜』(2014年)でも共演している。

主演ふたりのその後は?[編集]

パク・ミニョンは2024年のtvN『私の夫と結婚して』で主演を務め、大ヒットさせた。ソン・ガンは2024年4月に兵役のため入隊し、2025年に除隊している。

余談[編集]

  • ソン・ガンは『恋するアプリ Love Alarm』『Sweet Home -俺と世界の絶望-』『ナビレラ』『わかっていても』と、Netflixで配信される作品への出演が続いたことから「Netflixの息子」とあだ名された時期がある。本作もその流れの1本である。
  • パク・ミニョンは『キム秘書はいったいなぜ』『ヒーラー〜最高の恋人〜』に続くラブコメ常勝路線の一本。
  • 設定上の年齢はハギョン35歳、シウ27歳で、8歳差の年上女性×年下男性の組み合わせ。元婚約者ギジュン(36歳)と元恋人ユジン(25歳)もまた11歳差で、2組の年の差カップルが交差する構図になっている。
  • 気象庁の予報官が恋愛の当事者になるドラマは珍しいが、2023年のJTBC『サムダルリへようこそ』でも主人公が済州の気象台で働く予報官という設定で、「気象庁もの」がもう1本生まれている。
  • OSTのPart.2はSHINeeのオンユが歌う「Mind Warning(마음주의보=心の注意報)」で、タイトルまで気象用語で揃えられている。

関連項目[編集]

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