| 木山捷平 きやま しょうへい | |
|---|---|
| 本名 | 木山捷平 |
| 誕生日 | 1904年3月26日 |
| 死亡日 | 1968年8月23日 |
| 死亡年齢 | 64歳 |
| 出身地 | 岡山県小田郡新山村(現・笠岡市) |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 小説家、詩人 |
| 活動期間 | 昭和期 |
| 代表的な実績 | 『大陸の細道』『耳学問』など飄逸な私小説 |
| その他 | 阿佐ヶ谷将棋会の常連 |
概要[編集]
木山捷平(きやま しょうへい、1904-1968)は、岡山県出身の小説家・詩人。とぼけた味わいの私小説と詩で、知る人ぞ知る「いぶし銀」の作家である。
井伏鱒二を慕い、太宰治とも同人仲間。派手さはないが、ユーモアとペーソスの利いた文章にファンが多いらしい。
詩人から小説家へ[編集]
1904年(明治37年)、岡山県小田郡新山村(現・笠岡市)に生まれた。はじめは詩人として出発し、素朴であたたかい詩を発表していた。
1933年(昭和8年)、太宰治らと同人誌『海豹』を創刊。この頃に井伏鱒二と知り合い、以後生涯にわたる親交が続いた。井伏門の温厚な空気のなかで、木山は飄逸な私小説の書き手として頭角を現していく。
阿佐ヶ谷将棋会[編集]
木山を語るうえで欠かせないのが、井伏鱒二が中心となって発足した「阿佐ヶ谷将棋会」。木山もこの会の常連メンバーで、太宰治や周辺の文士たちと将棋を指しながら親交を温めた。昭和の杉並・阿佐ヶ谷界隈に集った文人サロンの、いい味を出す住人だったわけである。
代表作[編集]
代表作に『大陸の細道』『耳学問』『鳴るは風鈴』などがある。とりわけ満州体験を題材にした『大陸の細道』は、戦争に翻弄される小市民の姿を、湿っぽくならずに描いて高く評価された。声高でない、しみじみとした可笑しみが木山文学の身上らしい。
余談[編集]
- 出身地の笠岡市には木山捷平を顕彰する文学賞「木山捷平文学賞」があり、地元では「郷土の作家」として親しまれている。
- 詩人としても再評価が進んでおり、素朴な言葉でつづられた詩は今も読み継がれている。