日下部加奈(くさかべ かな)
Kana Kusakabe
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日下部加奈のキャリアの出発点となった「SOD女子社員」の名を冠した秋葉原の居酒屋(2018年6月撮影。本人の写真ではない。出典:ウィキメディア・コモンズ、Bject撮影、CC BY-SA 4.0)
生年月日1995年7月11日
出身地東京都
活動期間2019年 -
デビュー2019年3月(SODクリエイト、ソフト・オン・デマンド宣伝部の社員として)
ジャンルAV
専属MOODYZ(2019年9月 -)→ アタッカーズ(2021年1月 -)→ マドンナ(2022年 -、2024年3月に専属復帰)
主な受賞MOODYZ 最優秀新人賞(2019年12月)
別名元SOD女子社員・宣伝部
公式サイトX @Kana__kusakabe

概要[編集]

日下部加奈とは、ソフト・オン・デマンド(SOD)の宣伝部社員から2019年にデビューし、MOODYZ・アタッカーズ・マドンナと専属メーカーを渡り歩いてきた東京都出身の日本のAV女優である。2025年からはポッドキャスト番組のパーソナリティも務めている。

詳細[編集]

「中の人」だった新卒社員[編集]

1995年7月11日生まれ、東京都出身。2019年のデビュー作のタイトルには「(23)」と年齢が添えられており、デビュー時点ですでに成人していたことが公表されている。

経歴のスタートは女優ではなく会社員である。2018年4月、新卒でAV大手のソフト・オン・デマンドに入社し、宣伝部に配属された。同年11月13日からは、同じく宣伝部の社員だった綾瀬麻衣子とともに宣伝部のX(旧Twitter)アカウント「SOD女子社員・宣伝部(@sod_js)」の運用を引き継いでいる。つまり最初は作品を「売る側」、SNSで告知を打つ「中の人」だったわけだ。当時、このアカウントでフォロワーから女優デビューの予定を聞かれ、「予定はない」と答えていたことも記録に残っている。

社員のままデビュー[編集]

ところが2019年3月、SOD社員の身分のままSODクリエイトからデビューする。SODには社員が自社作品に出演する「SOD女子社員」シリーズの伝統があり、日下部はその流れの中で登場した一人だった。出演を決めたのは上司の勧めがきっかけとされ、実際に撮影や制作の現場を経験するうちに業界の仕事そのものに魅力を感じるようになったという。

デビュー作は好評を受け、彼女は会社員と女優の二足のわらじから、女優一本の道を選ぶ。2019年6月、自身のXでSODを退社したことを報告。同年8月13日には現在の個人アカウント「@Kana__kusakabe」を開設し、ファンとの直接のやり取りを始めた。

MOODYZ専属で新人賞[編集]

退社から間を置かず、2019年9月にMOODYZの専属女優として再スタートを切る。社員出身という異色の経歴、ふんわりした「癒し声」、そしてアニメ好きのオタク気質という分かりやすいキャラクターがかみ合い、移籍1年目から存在感を示した。

その結果が、2019年12月13日に発表されたMOODYZの社内表彰での最優秀新人賞である。デビューは他社、移籍からわずか3か月という短期間での受賞で、「元社員」という話題性だけでなく実力でも評価された形になった。

メーカー遍歴[編集]

日下部加奈のキャリアを語るうえで外せないのが、所属メーカーの移り変わりである。整理すると次のようになる。

時期 所属・立ち位置 主な出来事
2018年4月 - 2019年6月 ソフト・オン・デマンド社員(宣伝部) 宣伝部Xの運用、2019年3月にSODクリエイトからデビュー
2019年9月 - 2020年 MOODYZ専属 2019年12月に最優秀新人賞
2021年1月 - 2022年 アタッカーズ専属 ドラマ色の強い作品群に出演
2022年 - 2023年 マドンナ専属 → 専属を離れ複数メーカーへ 2022年8月に移籍を発表
2024年3月 - マドンナ専属に復帰 「専属再び」と銘打った作品で復帰

アタッカーズ時代[編集]

2021年1月からはアタッカーズの専属に移った。アタッカーズはストーリー仕立てのドラマ作品を得意とするメーカーで、日下部もこの時期は同社らしいストーリー作品を中心に出演を重ねた。週刊誌のグラビアや袋とじへの登場もこの時期に重なり、メディア露出の面でも充実した期間だった。2022年12月と2024年1月にはアタッカーズ時代の出演作をまとめたベスト作品も発売されている。

マドンナ移籍と「専属再び」[編集]

2022年8月、事務所を移るとともにマドンナ専属となることを発表した。マドンナは大人の女性を主役に据えたドラマ作品で知られるメーカーで、20代後半に差しかかった日下部の新たな方向性として選ばれた。

その後いったん専属を離れ、2023年は複数のメーカーの作品に出演する、いわゆる「企画単体」に近い形で活動した時期がある(専属の位置づけについては単体女優も参照)。そして2024年3月、「専属再び」と打ち出した作品でマドンナ専属に復帰した。一度離れたメーカーに戻るのは業界でも珍しく、それだけ作品の評価が安定していたことがうかがえる。2025年もマドンナ作品の発表が続き、2025年2月の作品はFANZAの通販フロアランキングで初登場8位に入った。

写真集・雑誌[編集]

映像作品以外の仕事も多い。デビュー年の2019年には、講談社の「FRIDAYデジタル写真集」から3タイトル、双葉社の「週刊大衆デジタル写真集」からも作品が出た。同年は『月刊FANZA』2019年5月号・11月号でインタビューを受け、12月号では表紙を飾っている。

雑誌グラビアでは、『FRIDAY』2019年10月4日号でインタビュー付きのグラビアに登場したほか、『週刊大衆』、『週刊プレイボーイ』、『週刊実話』、『週刊アサヒ芸能』などに掲載された。2019年9月には台湾の新聞『産經体育』で「私のAV」と題した連載記事を担当したこともある。

紙・デジタルの写真集は以下のようなラインナップで、ほぼ毎年のように新作が出ている。

  • 『ゴージャスプリン』(2020年4月)
  • 『#NEWLOOK【girl meets street】』(2020年12月)
  • 『Kana 僕だけのカノジョ』(2021年4月)
  • 『AV女優』(2021年8月)
  • 『FLOWER 日下部加奈 vol.01』(2021年8月)
  • FANZAのキャンペーン企画による電子写真集(2023年・2024年)

ラジオ・配信での活動[編集]

YouTube出演とMC[編集]

社員時代から声には定評があり、本人も「特徴的な声を仕事に生かしてみては」とスタッフに勧められたことが声の仕事に興味を持ったきっかけだと語っている。2020年5月2日には、SOD時代の同僚である綾瀬麻衣子の番組『綾瀬麻衣子のYouTubeのお仕事ですよ』の第2回に出演した。同年5月30日には、カルチャーメディア「KAI-YOU」のYouTubeチャンネルで、人気女優の「おうち時間」の過ごし方を語り合う企画のMCを担当している。

冠ポッドキャスト「かなのお部屋でごゆっくり~♪」[編集]

そんな「声の仕事」の夢が形になったのが、2025年11月5日に配信が始まった冠番組『日下部加奈のかなのお部屋でごゆっくり~♪』である。制作はポッドキャストレーベル「ラジオクロニクル」で、Apple Podcasts、Spotify、Amazon Musicで無料配信されている。おおむね月1回の更新で、1回あたり15〜30分ほどのトーク番組だ。

第1回では初めてのラジオパーソナリティ挑戦への意気込みを語り、第3回では「トーク力が上がってきた」と自身の成長を振り返っている。2026年に入ってからは、1月・2月に初の公開収録の模様を前後編で配信。3月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンに遊びに行った話、4月には番組が2年目のシーズンに突入したことへの感謝を語った。5月にはリスナーからのお便りコーナーを拡大し、7月には「アイス」にまつわる日常トーク、7月末には東雲あずさをゲストに迎えた2回目の公開収録を配信。9月にはリスナーの夏の思い出を紹介するなど、ファンとの距離が近い番組作りを続けている。

2026年の活動[編集]

2026年もAV女優としての活動は継続しており、作品データベース上では2026年4月にも新作のリリースが確認できる。デビューから7年目を迎え、20代前半でデビューした新人は30代の中堅女優になった。

並行して、前述のポッドキャストが2年目に入り、公開収録やイベントの告知も番組公式サイトを通じて行われている。また、2026年5月10日に開かれた大型撮影会に参加した際の写真がウィキメディア・コモンズに投稿されており、撮影会を通じたファンとの交流も続けている。X(@Kana__kusakabe)の投稿数は1,700件を超え、出演情報や番組の告知、日常の一コマを本人がこまめに発信している。

人物[編集]

元アニオタの「引きこもり」[編集]

本人によれば、学生時代はかなりのアニメオタクで、高校時代は週2回のペースで秋葉原に通い、グッズ集めやクレーンゲームを楽しんでいた。特に好きだったのが『黒子のバスケ』の黄瀬涼太で、思い入れのある場面を携帯電話の待ち受け画面にしていたほど。休日は「最高の引きこもり生活」を送っていると話し、料理も好きで餃子や親子丼を作るという。

ファッションと好きな作品[編集]

ファッションは中学時代にロック系、高校時代にいろいろ試した末、20歳を過ぎてからワンピースに落ち着いたとのこと。好きな作品は意外にも殺し屋が出てくるハード系で、友人の勧めで読み始めた『ザ・ファブル』や、園子温監督の映画『愛なき森で叫べ』も見たと語っている。プロフィール上の趣味は映画鑑賞・バレーボール・書道。普段の雰囲気は「お姉さん系」と表現されることが多い。

絶叫系はNG、お化けは歓迎[編集]

遊園地ではジェットコースターに乗れないタイプで、「心臓がふわってなる感覚」が苦手だという。一方でお化け屋敷は怖いどころか、お化けを見ると「テンションが上がる」と話している。共演経験のある男優からは、癒し系の雰囲気と茶目っ気を評されている。

余談[編集]

  • 一部のプロフィールでは「元トリンプの下着販売員」という肩書きでも紹介されている。
  • SOD社員時代に宣伝部アカウントで「女優デビューの予定はない」と答えていたが、数か月後にデビューすることになった。
  • ナレーションや個人ラジオへの挑戦を2019年のインタビューで語っており、約6年越しで冠ポッドキャストとして実現した。
  • 2019年のインタビューでは「ASMRでサバゲーをやってみたい」という独特な抱負も語っている(ASMR参照)。
  • 宣伝部時代の同僚・綾瀬麻衣子とは、退社後もYouTube番組で共演している。

外部リンク[編集]

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