新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!

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新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!
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『ケロロ軍曹』のラッピング車両(2012年の熊本電鉄、参考画像)。撮影:Rsa/Wikimedia Commons、CC BY-SA 3.0。
監督 追崎史敏
総監督:福田雄一
製作 劇場版ケロロ軍曹製作委員会
脚本 福田雄一
原作 吉崎観音『ケロロ軍曹』
出演 渡辺久美子、小桜エツコ、中田譲治、子安武人、草尾毅、桑島法子、斎藤千和、平松晶子、ジェシー
音楽 瀬川英史
ジャンル アニメーション、コメディ、SF
制作会社 BN Pictures
配給 KADOKAWA、バンダイナムコフィルムワークス
劇場公開 2026年6月26日
言語 日本語
前作 超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!(2010年)
リンク 映画公式サイト



概要[編集]

新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!とは、吉崎観音の漫画『ケロロ軍曹』を原作とする、2026年6月26日公開のアニメ映画である。アニメ化20周年記念プロジェクトの劇場版新作で、脚本・総監督を福田雄一が担当した。[1]

詳細[編集]

16年ぶりの劇場版[編集]

『ケロロ軍曹』は、地球を侵略するためにやって来た宇宙人たちが、地球人と生活する漫画・アニメシリーズ。本作は原作の連載27年目に公開された映画で、テレビアニメやフラッシュアニメに続く展開の一つである。公開前までに劇場版は5作あり、本作はその後の新作にあたる。原作の連載誌はKADOKAWAの『月刊少年エース』である。[2]

2010年に公開された前の長編映画は『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』。本作までの間隔は16年となる。2026年8月29日の20周年御礼上映会では、この2010年の映画と本作を合わせて上映し、シリーズの過去と現在を同じイベントで扱った。[3]

脚本・総監督とアニメーション制作[編集]

脚本・総監督を務める福田雄一は、実写映画『銀魂』シリーズや『勇者ヨシヒコ』シリーズなどを手がけてきた。本作では追崎史敏が監督、小池智史がキャラクターデザイン・総作画監督を担当する。実写作品の演出家を迎えつつ、アニメーションとしての制作には従来のシリーズにも関わったスタッフが参加している。[4]

制作のBN Picturesはバンダイナムコピクチャーズの表記であり、配給はKADOKAWAとバンダイナムコフィルムワークスの2社である。「制作」と「配給」は公式クレジットでも別に記されている。映画の配役、公開日、原作・監督・脚本・制作会社といった基礎情報は、映画公式サイトとKADOKAWAの作品ページの双方に掲載されている。[1]

新キャラクターと兄弟の物語[編集]

劇場版オリジナルのケロン人として、アルルとデルルの兄弟が登場する。両役の声を担当するのはSixTONESのジェシーで、一人の出演者が二役を演じ分けている。兄弟役と主題歌の発表は2026年4月24日に行われ、本予告とキービジュアルも同日に公開された。[5]

6月3日の完成披露試写会では、福田総監督が小隊の結びつきとアルル・デルルの兄弟愛を作品に込めたと説明した。同イベントでジェシーは、二人のキャラクターを演じる際の声の違いに触れ、普段の自分の声と異なるデルルの声について話した。二役の出演は、単にゲストの名前を加えるだけでなく、新キャラクター同士の関係を声でも表す配役になっている。[6]

あらすじ[編集]

地球侵略の任務が進まないまま、日常生活を送るケロロ小隊。ある日、渋谷で妖怪が現れ、さらに各地で不思議な出来事が起こる。小隊は、現場に残る謎の文字や発明家の存在をめぐる事態に直面し、新たな侵略者に対抗するため動き始める。[1]

公式の物語紹介は、地球侵略を目的とする小隊が、別の侵略者に危機感を抱くという構図を示している。その中に現れるのがアルルとデルルであり、兄弟の正体や目的が謎として提示される。渋谷で始まる異変は各地へ広がり、普段の日常を舞台にするシリーズから、劇場版の大きな事件へとつながっていく。[2]

スタッフ[編集]

主なスタッフは次のとおり。キャラクターデザインと総作画監督は小池智史が兼任し、劇中音楽は瀬川英史が担当した。[2]

担当 氏名・会社
原作 吉崎観音
脚本・総監督 福田雄一
監督 追崎史敏
キャラクターデザイン・総作画監督 小池智史
色彩設計 𠮷村智恵
美術監督 河合泰利
3DCG監督 大矢和也
撮影監督 荻原猛夫
編集 齋藤朱里
音響監督 鶴岡陽太
音楽 瀬川英史
アニメーション制作 BN Pictures
配給 KADOKAWA、バンダイナムコフィルムワークス

キャスト[編集]

ケロロ小隊と日向家[編集]

小隊5人に加え、日向家の冬樹・夏美・秋が登場する。冬樹を演じるのは桑島法子。公式のキャスト一覧に示された本作の出演者を、テレビシリーズの過去の配役と混同しない形で示すと次のようになる。[1]

役 出演者
ケロロ軍曹 渡辺久美子
タママ二等兵 小桜エツコ
ギロロ伍長 中田譲治
クルル曹長 子安武人
ドロロ兵長 草尾毅
日向冬樹 桑島法子
日向夏美 斎藤千和
日向秋 平松晶子
アルル・デルル ジェシー(SixTONES)

ナレーションと追加出演[編集]

ナレーションはシソンヌの長谷川忍が担当する。5月14日の発表では、あのが兄弟に協力する研究員ロボ役、霜降り明星の粗品が妖怪に取りつかれた渋谷の男性役で出演することも明らかになった。二人はオープニング曲の歌唱と声の出演の両方に関わっている。[7]

5月26日の追加キャスト発表では、JO1の佐藤景瑚とFANTASTICSの八木勇征が、それぞれ性格に変化が起きる渋谷の男性を演じるとされた。さらにスザンヌが熊本のアナウンサー、日向坂46の渡辺莉奈が渋谷の女性役に参加。関智一は7番目の戦士、花江夏樹は宇宙人、山寺宏一は宇宙警察署長の声を担当する。[8]

音楽[編集]

主題歌はanoの「貸しっぱなしデスティニー」。オープニング曲はanoと粗品による「また帰ってきたケロッ!とマーチ」であり、二つの曲は担当と位置づけが異なる。歌唱だけでなく、anoは宣伝隊長としてイベントにも出演し、劇中の声の出演も行った。両曲のデジタル配信開始日は2026年6月3日である。[9]

「貸しっぱなしデスティニー」は、あのが作詞、あのとこめだわらが作曲、TAKU INOUEが編曲を担当。「また帰ってきたケロッ!とマーチ」は、もりちよこが作詞、沢田完が作曲・編曲を担当している。[10]anoは主題歌発表時のコメントで、戻ってきた小隊の日常や、時代が変わっても続くキャラクターへの思いを楽曲に入れたと説明した。[5]

瀬川英史によるオリジナル・サウンドトラックは2026年6月27日発売。映画の背景音楽とオープニング曲の映画用の長さの版を含む82曲を、CD2枚組に収録する。ブックレットには瀬川と福田総監督の対談が掲載される。主題歌の歌唱者と劇伴の作曲者は別であり、公式サイトでもそれぞれのクレジットを分けて案内している。[2]

公開情報[編集]

日本での劇場公開日は2026年6月26日。公開日はKADOKAWAの作品情報に記載され、公式サイトでは公開後の舞台挨拶、特典、上映方式に関する案内が順次掲載された。公開前の予告・宣伝イベントと、公開後の上映案内はそれぞれ別の日付を持つ。[1]

4DX上映[編集]

6月26日の告知では、7月10日から全国61館で4DX上映を行うと発表された。映像に合わせた座席の動きに加え、水・風・香り・煙・光などの効果を用いる上映方式である。公式案内は、効果の内容が劇場によって異なる場合があることも記している。61館という数は、この告知時点の4DX対象館数である。[11]

日本語字幕・音声ガイド[編集]

7月2日の公式告知では、スクリーンに字幕を表示する日本語字幕版の上映と、「HELLO! MOVIE」による音声ガイド・字幕ガイドへの対応が案内された。アプリ用のガイドは7月3日から対応予定とされ、音声ガイドは携帯端末、字幕ガイドはメガネ型端末で利用する方式が説明されている。[12]

スクリーンへ字幕を出す上映と、個人の端末へ字幕を出すガイドは別の仕組みである。前者は字幕版の上映日程を劇場ごとに確認する形式で、後者については端末の貸し出しを行う劇場や予約方法への案内も掲載された。日本語字幕版を探す場合は上映方式、アプリを使う場合は対応するガイドと機器、という二つの情報が公式案内に分けて示されている。[12]

入場者特典[編集]

公開1週目の6月26日から7月2日には、原作者の吉崎観音が描き下ろしたコミックス付きリーフレットを配布することが発表された。仕様はB6判・8ページで、久しぶりの劇場版までの小隊の様子を扱う内容と案内された。これは2026年の公開時に行われた特典の記録であり、現在の配布状況を示すものではない。[13]

背景・製作経緯[編集]

従来のテレビシリーズは2004年に放送が始まった。本作の「20周年」はそのアニメ化を起点とする記念プロジェクトの名称であり、映画が公開された2026年だけを数えて20年とする意味ではない。8月29日の上映イベントでも、2004年の放送開始から22年を迎えたことに触れながら、20周年御礼として過去作と新作を上映している。[3]

長い間隔を経ての劇場版復活という位置づけは、2025年12月の作品名・特報発表でも示されていた。さらに翌年の宣伝では、従来のファンが知る小隊と、新キャラクターの兄弟、ゲスト出演者、二つの歌曲を段階的に紹介した。公開日が先に決まり、タイトル・予告・配役・音楽・上映方法という順に情報が増えていく形だった。[4][5]

宣伝と公開後の展開[編集]

公開前のイベント[編集]

2026年3月29日のAnimeJapanでは、渡辺久美子、小桜エツコ、あの、福田雄一がステージに登壇した。テレビ東京のブースとイベントのステージで作品に関するトークが行われ、新作とオープニング曲の情報を扱った。映画の上映開始に先立ち、アニメイベントを通じて小隊と制作側の顔ぶれを紹介する機会になった。[14]

4月18日には、GirlsAwardであの・粗品・ケロロ軍曹がランウェイに登場した。公式レポートは、ケロロをイメージした緑を基調とする衣装と、オープニング曲の紹介を記録している。映画の宣伝はアニメのイベントに限られず、音楽・ファッションの催しへも広がっていた。[15]

6月3日には完成披露試写会が開催され、6月26日に劇場公開を迎えた。あのの宣伝隊長としての活動記録には、試写会、公開直前イベント、初日舞台挨拶、テレビ東京の番組出演などが日付ごとにまとめられている。イベントでの発言や出演の記録と、一般のSNS投稿の反響は別の情報として扱える。[9]

『機動戦士ガンダム』との企画[編集]

6月9日には『機動戦士ガンダム』とのコラボ企画が発表された。吉崎観音と、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインを手がけた安彦良和による描き下ろしイラストが公開され、ケロロ小隊とガンダムが登場する本編映像の一部も案内された。長年ガンプラに親しむケロロのシリーズと、ガンダムの作品を結ぶ公式企画である。[16]

模型の企画としては、ティターンズカラーのケロロロボMk-IIと、ケロロ仕様のガンダムMk-IIが告知された。映画を紹介するイラスト、劇中映像の紹介、模型という複数の形で展開された点が特徴である。作品のつながりを示すコラボであり、ガンダムのシリーズ全体が本作の原作になるわけではない。[16]

20周年御礼上映会[編集]

8月29日の上映会には渡辺久美子、小桜エツコ、中田譲治、草尾毅が登壇した。2010年の前作を上映した後に舞台挨拶が行われ、従来の小隊キャストが長年の収録やイベントを振り返った。公式レポートでは、小隊の「共鳴」の声には音程などの細かな設定があり、以前の収録にも時間を要したことが草尾から語られている。[3]

余談[編集]

  • ジェシーが初めて一人二役を演じる映画となった。完成披露試写会では、自分の普段の声を前面に出すよりキャラクターの声を作るという姿勢について語っている。[6]
  • あのと粗品は歌うだけでなく、研究員ロボと渋谷の男性として声も担当する。主題歌・オープニング曲・宣伝隊長・ゲスト出演という関わり方は、それぞれ別のクレジットである。[7]
  • 20周年御礼上映会は、新作だけを上映する催しではなく、2010年の映画と2026年の映画を合わせた企画だった。両作の間にある16年を、上映作品の組み合わせでも振り返れる構成になっている。[3]

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

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