恋渕ももな
Momona Koibuchi
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c0/December_11%2C_2022_%E2%80%9CAkiba_ni_Ai_ni_Koi%21_Akihabara_Jack_Event%E2%80%9DIMG_3632-2.jpg?utm_source=commons.wikimedia.org&utm_campaign=imageinfo&utm_content=original
2022年12月、秋葉原でのイベントにて(出典:ウィキメディア・コモンズ、CC BY-SA 4.0)
生年月日1999年3月3日
出身地山形県(出生地は秋田県)
活動期間2022年 -
デビュー2022年4月21日(SOD Star)
ジャンル巨乳・グラビア・企画もの
専属SODクリエイト
レーベルSOD Star
事務所ライフプロモーション
主な受賞ADULTOPIA 2026 BEST ADULT WAOK(最優秀作品賞)とされる
別名ももな(グラビアデビュー時)、こいもも(歌手名義)
公式サイトX:@momona_koibuchi

概要[編集]

恋渕ももな(こいぶち ももな、1999年3月3日 - )とは、日本のAV女優・グラビアアイドル・歌手である。ライフプロモーション所属、SODクリエイト専属で、レーベル「SOD Star」から2022年4月にデビューした。地方公務員から転身した異色の経歴と、デビュー後に「Oカップ」へ到達したと公表した規格外のプロポーションで知られ、「こいもも」名義で作詞・歌唱を行う歌手としても活動している。

詳細[編集]

「元公務員」という看板[編集]

恋渕ももなを語るうえで外せないのが「元地方公務員」という経歴である。デビュー当時の報道や本人のインタビューによれば、学生時代は歌手や声優、アパレルの仕事に憧れていたが、家族の強い意向で大学進学ではなく公務員の道を選び、公務員予備校を経て東北地方の自治体に就職した。配属先では税務関係の窓口業務などを担当し、のちに別部署へ異動したという。

しかし職場でのハラスメントや激務が重なって心身の不調を抱え、退職を決断。家族からは強く反対されたと本人は語っている。2022年12月に文藝春秋系のウェブメディアで公開された2回連載のロングインタビューは大きな反響を呼び、同メディアの年間インタビュー記事ランキングで上位に入った。安定した職業を捨てて業界に飛び込んだ理由について、本人は「自分の気持ちを一番大事にしていきたい」という趣旨の言葉で語っている。

芸名の由来は百人一首[編集]

グラビアデビュー時の名義は単に「ももな」だったが、ほどなく「恋渕ももな」へ改名した。苗字の「恋渕」は、百人一首に収められた陽成院の歌「筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」に由来するとされる。日本史好きを公言する本人らしい、和の教養を感じさせるネーミングである。

ちなみに「ももな」の名前は、ピンク色や桃を好むキャラクター性とも重なっており、ファンからは「こいもも」「ももなちゃん」などの愛称で呼ばれる。のちの歌手名義「こいもも」も、この愛称をそのまま採用したものである。

出身地の訂正[編集]

デビュー以来、公式プロフィールでは「秋田県出身」とされてきたが、2025年3月11日、本人が公式Xで「秋田県は出生地で、実際に育ったのは山形県」と公表した。デビュー当初は身元が特定されることを避ける目的で出生地を出身地として掲げていたが、周囲の人々がすでに活動を知っており隠す必要がなくなったため、と説明している。以後、Xのプロフィールも「山形県出身」に変更された。本人が自ら経歴の一部を修正したこの投稿は、ファンの間でも話題となった。

経歴[編集]

生い立ちと学生時代[編集]

1999年3月3日、秋田県に生まれ、山形県で育つ。ひな祭りが誕生日であることから、のちに誕生日イベントは「生誕祭」として3月3日前後に開催されている。

小学生の頃から発育が早く、体型について悩むことが多かったと本人は振り返っている。中学時代は生徒会を経験し、吹奏楽部ではサックスを担当。高校は女子校に進み、放送部では部長を務め、3年時には全国大会に出場した。この放送部での経験は、のちに自らのYouTubeチャンネルの動画を自分で編集するスキルにつながっている。

高校時代、雑誌の特集をきっかけにAV女優の大槻ひびきを知り、カレンダーを買うほどのファンになったという。のちに業界入りした際も「共演したい女優」として大槻の名前を挙げ続け、デビュー3周年の記念作で共演を果たして夢を叶えた。

公務員時代[編集]

高校卒業後は公務員予備校に1年間通い、地方公務員として就職した。税務担当として軽自動車税や保険料関係の業務、確定申告の確認作業などに携わったと語っている。その後異動したものの職場環境の問題は解消せず、退職を決意した。

退職後の2021年、所属事務所の公式サイトにあった募集ページから自ら応募して上京。面接を経て採用され、芸能活動の準備を始めた。

グラビアデビューからAVデビューへ[編集]

2022年2月、光文社の週刊誌『FLASH』で「秋田出身の元地方公務員・ももな」としてグラビアデビュー。同年3月15日発売号では「恋渕ももな」として誌面に登場し、本格的なグラビア活動をスタートさせた。グラビアを始めた理由について本人は、コンプレックスだった胸の大きさを逆に生かしたかったこと、そして「もっと喜んでもらえるかなと思って」と語っている。集英社の『週刊プレイボーイ』にも同年4月に登場した。

そして2022年4月21日、SODクリエイトの看板レーベル「SOD Star」から専属女優としてAVデビュー。初めての撮影現場では緊張よりも楽しさが勝ったという。デビュー同期には神木麗、小湊よつ葉、星乃莉子らがおり、のちにこの4人でユニットを組むことになる。

人気の定着(2022年〜2023年)[編集]

デビュー後はほぼ毎月のペースで新作をリリースし、2022年11月18日には自身のYouTubeチャンネル「恋渕ももな ⇔ こいもも」を開設した。同年12月にはSOD Starの15周年記念イベントとして秋葉原で行われたイベントにも参加している。

2023年3月28日、YouTubeでバストがOカップに成長したことを報告。同年4月29日には東中野でデビュー1周年トークイベントを開催した。5月19日、SOD Star2022年専属デビュー組の4人(神木麗、恋渕ももな、小湊よつ葉、星乃莉子)でユニット「4star X sister」(読みはシスターシスター)を結成し、ユニットのYouTubeチャンネルもスタートした。

同年夏には、SOD Starの水着企画で神木麗と共演した作品がFANZA通販フロアの週間ランキングで初登場1位を記録。以降も単体作が週間ランキング上位に度々ランクインし、SOD Starの主力の一人として定着した。

活動の多角化(2024年〜)[編集]

2024年3月3日、自身初の誕生日イベント「恋渕ももな生誕祭2024」を開催。同年4月発売の『アサヒ芸能』の企画「2024現役AV女優セクシー総選挙」では総合49位となり、FANZA通販フロアの2024年4月度月間AV女優ランキングでは10位に入った。

同年6月12日には三軒茶屋のライブハウスで初のワンマンライブを開催。7月17日、配信シングル「魔法のことば」でSOD Recordsから「こいもも」名義の歌手デビューを果たした。11月には音楽イベント「ミルジェネ」や「LADY MADONNA」にも出演するなど、ステージでの活動も増えていった。

2025年はデビュー3周年を迎え、3周年記念のベスト盤や大槻ひびきとの共演作が話題に。同年11月には約10年続いた音楽イベント「LADY MADONNA」のファイナル公演にも出演した。

2026年3月27日から29日にかけて台湾・桃園で開催された成人向けエンターテインメントイベント「ADULTOPIA 大人國」に、日本から来訪した38名の女優の一人として参加。台湾メディアも来場女優として彼女の名前を報じている。同イベントの授賞式では出演作がBEST ADULT WAOK(最優秀作品賞)を受賞したとされる。同年4月には東京・神保町の書店でポーズブック発売記念イベントを開催し、7月には新たな写真集も刊行された。

歌手「こいもも」としての活動[編集]

恋渕ももなのもう一つの顔が、歌手「こいもも」である。学生時代に歌手を夢見ていたものの家族の反対で諦めた経緯があり、AV女優として知名度を得たことで、かつての夢を形にした格好だ。

曲名 発売 作詞・作曲
魔法のことば 2024年4月21日 CD限定発売、7月17日配信(SOD Records) 作詞:こいもも/Bhadra、作曲:Bhadra
相思相愛 2025年3月2日配信(SOD Records) 作詞:こいもも/Bhadra、作曲:Bhadra
ワタシうぉんてっど 2025年11月20日配信(SOD Records) 作詞・作曲:エスパー遅漏

デビュー曲「魔法のことば」はデビュー2周年の記念日にあたる2024年4月21日にまずCD限定で発売され、のちに配信が始まった。作詞にも本人が参加しており、職業欄に「作詞家」が加わるきっかけとなった。

ライブではオリジナル曲に加え、好きな声優である小倉唯の楽曲や、ハロー!プロジェクト所属グループの楽曲、アニメ『ひろがるスカイ!プリキュア』関連の楽曲などをカバー。アイドルやアニメソングへの愛がにじむセットリストは「オタクの夢を叶えたステージ」としてファンに好評だったという。

グラビア・写真集[編集]

AVデビュー前からグラビアで注目を集めたこともあり、写真集の刊行数は同世代の女優の中でも多い部類に入る。主な紙の写真集は以下の通り。

  • 『らぶぱら 恋渕ももな』(2022年10月、竹書房)
  • 『Answer 恋渕ももな写真集』(2023年5月31日、徳間書店、沖縄本島ロケ)
  • 『恋するOカップおっぱい』(2023年、小学館)
  • 『こいもも 恋渕ももな写真集』(2024年4月30日、双葉社)
  • 『ぱいだらけ』(2024年、集英社)
  • 『蜜ぱら 恋渕ももな』(2025年3月1日、竹書房)
  • 『プレミアムヌードポーズブック 恋渕ももな』(2026年4月、ジーオーティー)
  • 『LOVE Peach』(2026年7月31日、ジーオーティー)

このほかデジタル写真集も多数リリースしている。『Answer』の商品紹介では「元公務員」の経歴が前面に押し出されており、経歴そのものがキャッチコピーとして機能していることがわかる。

メディア出演[編集]

AV女優としては比較的多くの一般メディアに登場しているのも特徴である。

ラジオ[編集]

  • 『紗倉まなとニューヨークのマジックミラーナイト』(2022年4月、文化放送):先輩SOD女優の紗倉まなとニューヨークの番組にデビュー直後に出演。
  • 『ラジオのアナ〜ラジアナ』(2022年6月、FM NACK5)
  • 『ニューヨーク・小湊よつ葉のマジックミラーナイト』(2023年6月、文化放送):同期の小湊よつ葉がパーソナリティを務める回に出演。
  • 『大人のイジリー学』(2023年5月〜6月、AuDee)

テレビ・映画・ウェブ[編集]

  • 『もう!バカリズムさんの超H!』(2023年6月26日、フジテレビONE):バカリズムが司会を務めるバラエティ。
  • 映画『TURNING POINT3』(2023年10月公開、監督:ハシテツヤ):奥川じゅん役で出演し、俳優業にも挑戦。
  • 『テリー伊藤のお笑いバックドロップ』(2024年11月、YouTube)
  • 『ケンコバのバコバコナイト』(2025年2月〜3月、サンテレビ)

イベント[編集]

サイン会・撮影会、ショップの一日店長、トークライブなどを精力的にこなしている。2022年には秋葉原や新宿、大阪の店舗でのイベントに多数出演し、同年12月には渋谷の商業施設で一日店長を務めた。2023年10月には所属事務所主催のトークライブで、ハロー!プロジェクトへの愛を語り尽くすイベントを開催し、元アイドルのゲストを招いた。池袋のライブハウスで行われた事務所イベント「LIFE FES」にも2022年・2023年と連続出演している。

SNSでの発信[編集]

公式X(@momona_koibuchi)を中心に、Instagram、TikTok、YouTubeで情報を発信している。

YouTubeチャンネル「恋渕ももな ⇔ こいもも」は2022年11月に開設され、2026年春時点で登録者数は約3万人とされる。動画の企画・撮影・編集は放送部時代の経験を生かして本人が行っており、事務所スタッフの手を借りない「セルフプロデュース型」のチャンネルである点が特徴。Oカップ到達の報告もこのチャンネルで行われた。

Xでは新作告知やイベント情報に加え、前述の出身地訂正のように自身の経歴に関わる発表も本人の言葉で行っている。また、公務員時代の経験から、職場でのハラスメントに悩む人に対して「あなたが悪いのではなく環境が悪い」「環境を変えるために動くことは恥ずかしいことじゃない」というメッセージを発信しており、共感の声が寄せられている。

人物[編集]

  • 趣味・好きなもの:ハロー!プロジェクト、日本史(特に戦国時代と幕末)、プラネタリウム(星座と神話)、UMAや妖怪、『美少女戦士セーラームーン』、『ポケットモンスター』、ライトノベル、入浴剤、グミ、ピンク色など。
  • 日本史好きの入口はゲーム:歴史に興味を持ったのは乙女ゲームがきっかけで、本来は日本史を学べる大学に進みたかったという。好きな歴史上の人物には大谷吉継、明智光秀、斎藤一を挙げている。
  • 特撮:好きな仮面ライダーは電王、キバ、ディケイド、W、オーズ。
  • アイドルオタク:入口はミニモニ。で、かつては男性アイドルグループのファンでもあった。2024年時点ではCANDY TUNEにも注目していると語っている。
  • 体質:小麦アレルギーと日光アレルギーがある。
  • 運動:自他ともに認める運動音痴。高校選びでも「マラソンと水泳がないこと」を重視したという。
  • 胸へのコンプレックス:大きな胸は長年のコンプレックスで、一時は縮小手術も考えたほど。それが武器になるAV業界を「天職」と表現している。
  • アルバイト経験:100円ショップやアニメショップで働いた経験がある。

余談[編集]

  • 誕生日が3月3日(ひな祭り)のため、名前の「もも」と合わせて「桃の節句生まれのももな」と話題にされることがある。
  • 憧れの存在だった大槻ひびきとの共演は、デビュー3周年の節目で実現した。高校時代からのファンが「推し」と共演した例として、ファンの間で語られている。
  • 胸のサイズはグラビアデビュー時にMカップとされ、2023年にはOカップに到達したと公表。総集編のタイトルにも「MカップからOカップへの軌跡」と掲げられるほど、成長の歴史そのものがキャラクターの一部になっている。
  • 本人はYouTubeの編集をすべて自分でこなしており、放送部部長だった経歴が最も役立っているのは、実はこの動画編集かもしれない。
  • 所属事務所ライフプロモーションには楓カレンらも所属しており、事務所主催イベント「LIFE FES」で共演している。

外部リンク[編集]

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