ロンドンハーツ

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ロンハーから転送)
ロンドンハーツ
LONDON HEARTS
略称 ロンハー
ジャンル バラエティ番組
放送期間 1999年4月18日 -
放送国家 日本
言語 日本語
放送局 テレビ朝日
制作
制作 テレビ朝日
出演者 ロンドンブーツ1号2号
その他

概要[編集]

ロンドンハーツ(LONDON HEARTS)とは、テレビ朝日系列で1999年4月18日から放送されているバラエティ番組である。ロンドンブーツ1号2号の冠番組として始まり、略称は「ロンハー」。

詳細[編集]

開始時のタイトルは『イナズマ!ロンドンハーツ』で、日曜19時台後半の枠だった。当時の略称は「稲妻」が使われることが多い。一般参加者が出演する恋愛企画を中心に据えた構成で、出演者が芸能事務所に所属するタレントだけで完結しない点が初期の特徴だった。同時期にフジテレビジョンで始まっためちゃ×2イケてるッ!が固定メンバー方式を取ったのとは対照的である。

2001年10月に火曜21時枠へ移り、タイトルを現在の『ロンドンハーツ』に改めている。2016年4月からは金曜21時枠で『金曜★ロンドンハーツ』となり、2019年4月に再びタイトルが戻された。20年以上のあいだに曜日・時間帯が何度も動いているが、番組そのものは続いている。

この動き方はテレビ番組の枠と中身の関係をよく示している。枠は放送局の資産で、番組は枠に入る中身である。通常は枠を残して中身を入れ替えるが、この番組は逆に中身が残って枠のほうが動いた。長く続く番組が枠を移動できるのは、視聴者が曜日ではなく番組名で探すようになっているからで、そうなるまでに時間がかかる。

企画の構造[編集]

出演者に順位をつける企画、私生活や交友関係を題材にする企画など、対象となるタレント側の情報がそのまま内容になる構成が多い。この作り方には、題材を制作側が考え出す必要が薄いという性質がある。

テレビ番組の企画が痩せる典型的な理由は、作り手が毎週新しい題材を考え続けなければならない点にある。出演者の関係性や経歴を題材にする形式は、出演者が入れ替わるだけで題材が更新されるため、この負担を構造的に回避している。探偵!ナイトスクープが視聴者の依頼に題材の供給を預けているのと、発想としては同じ方向である。お笑いの演者が漫才コントという形式を離れてバラエティの中心に立つようになった流れのなかで、ダウンタウンが持ち込んだ「台本をなぞらない進行」の次に来た作り方でもある。

一方で、同じ構造から批判も生じる。個人の私生活や評価を題材にする以上、扱われる側の同意と番組の作りの関係が問われやすい。演出の是非については、出演者が了解したうえで成立する娯楽と見る立場と、公開の場で個人が評価される形式そのものに慎重であるべきという立場が並んでおり、時期によって番組側の作り方も変化している。

余談[編集]

  • 開始時の『イナズマ!ロンドンハーツ』という題は、略すと「稲妻」になり、番組名から冠タレントの名前が消える。番組名を略した結果として出演者名が落ちる例は珍しく、現在の略称「ロンハー」では逆に出演者名の側だけが残っている。
  • 冠番組でありながら、企画の多くは他の出演者を主役にする形を取っている。司会者が番組の内容そのものになる人に枠が付いた番組とは逆で、冠タレントが進行と観察の側に回ることで題材の幅が確保されている。
  • 20年以上にわたって曜日・時間帯・タイトルが変わりながら続いている番組は、地上波のバラエティ番組では多くない。枠の移動に耐えられるかどうかが長寿番組の条件のひとつになっている。視聴率が時間帯ごとに測られる以上、枠が動けば比べる基準も動く。
  • 番組の企画が切り抜き動画としてYouTubeで流通するようになった時期以降、出演者を題材にする形式は放送外でも参照されやすくなった。短く切り出しても意味が通るのは、企画の単位が一場面で完結しているためである。

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