| コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- Code Blue | |
|---|---|
| ジャンル | 医療ドラマ |
| 放送期間 | 2008年7月3日 - 2017年9月18日(連続ドラマ3シーズン) |
| 放送時間 | 1st:木曜22時(木曜劇場)/2nd・3rd:月曜21時(月9) |
| 話数 | 全32話(1st 11話・2nd 11話・3rd 10話)+スペシャル |
| 放送国家 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
| 放送局 | フジテレビ |
| 配信 | FOD(シリーズ見放題)ほか |
| 平均視聴率 | 3rd season 14.8%(関東地区) |
| 制作 | |
| プロデューサー | 増本淳(3rd season) |
| 演出 | 西浦正記(劇場版)ほか |
| 制作 | フジテレビ |
| 脚本 | 林宏司(1st・2nd)、安達奈緒子(3rd・劇場版) |
| 音楽 | 佐藤直紀 |
| 出演者 | 山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介 ほか |
| その他 | |
| 原作 | オリジナル |
| エンディング曲 | Mr.Children「HANABI」(主題歌) |
概要[編集]
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-とは、フジテレビ系で2008年から放送された日本の医療テレビドラマシリーズである。ドクターヘリで事故現場に飛ぶフライトドクターを目指す若き医師たちの成長を描き、連続ドラマ3シーズン、スペシャル、そして2018年の劇場版まで続いた。劇場版は興行収入93億円を記録し、同年の邦画トップに立った。
詳細[編集]
舞台は「翔陽大学附属北部病院」の救命救急センター。ドクターヘリに乗って患者のもとへ直接駆けつけるフライトドクターの候補生(フェロー)4人と、フライトナースの奮闘を軸に、トリアージや大規模事故の現場の過酷さ、医師としての葛藤、仲間との絆を描く。医療監修には実在のドクターヘリ運用病院である日本医科大学千葉北総病院の救命救急センターが関わっている。
1st seasonは2008年7月に木曜劇場枠でスタート。2009年1月に新春スペシャルが放送され、2010年1月には2nd seasonが「月9」枠で放送された。その後長いブランクを経て、2017年7月に7年ぶりの続編となる3rd seasonが月9で放送。最終回で映画化が発表され、2018年7月27日に『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が公開された。
主演の山下智久をはじめ、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介の5人は約10年にわたって同じ役を演じ続けた。シリーズを通じて主題歌はMr.Childrenの「HANABI」が使われている。
あらすじ[編集]
1st season(2008年)[編集]
翔陽大学附属北部病院の救命救急センターに、フライトドクターを目指す4人のフェロー、藍沢耕作・白石恵・緋山美帆子・藤川一男がやってくる。指導医の黒田や三井のもとで、彼らは次々と運び込まれる重症患者やヘリでの現場対応に揉まれていく。化学工場の爆発事故では、黒田がフェローをかばって腕に重傷を負い、医師生命を絶たれるという衝撃の展開もあった。
新春スペシャル(2009年)[編集]
同じメンバーが列車脱線事故の現場に出動する。緋山自身が事故に巻き込まれる展開となり、仲間の絆が強く描かれた。
2nd season(2010年)[編集]
新たなフライトドクターとして橘が加わり、フェローたちはそれぞれの個人的な事情と向き合いながら、フェロー期間の終わりに向けて成長していく。
3rd season(2017年)[編集]
かつてのフェローたちは指導する側の立場となり、新たなフェロー(名取・灰谷・横峯)とフライトナース(雪村)を迎える。頼りない新人たちの成長と、ヘリの事故でトラウマを抱えた灰谷の葛藤などが描かれた。
劇場版(2018年)[編集]
地下鉄トンネル崩落事故から3か月後、東京湾のフェリーが濃霧の影響で海ほたるに衝突し、同時に成田空港でも異変が起きる。連続する大事故の現場に、藍沢たちドクターヘリチームが出動する。
登場人物・キャスト[編集]
フェロー・ナース(初期メンバー)[編集]
- 藍沢耕作 - 山下智久
- 主人公。フライトドクターを目指すフェローの一人。
- 白石恵 - 新垣結衣
- フェロー。3rd seasonでは後輩を指導する立場になる。
- 緋山美帆子 - 戸田恵梨香
- フェロー。新春スペシャルでは自身が事故に巻き込まれる。
- 冴島はるか - 比嘉愛未
- フライトナース。
- 藤川一男 - 浅利陽介
- フェロー。
指導医[編集]
- 黒田 - 柳葉敏郎
- 三井 - りょう
- 橘 - 椎名桔平(2nd seasonから登場)
3rd seasonからの新メンバー[編集]
- 名取颯馬 - 有岡大貴
- 灰谷俊平 - 成田凌
- 横峯あかり - 新木優子
- 雪村双葉 - 馬場ふみか(フライトナース)
視聴率[編集]
シリーズは一貫して高視聴率をキープした(数値はいずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)。
- 1st season:平均15.9%とされる
- 新春スペシャル(2009年):23.1%とされる
- 2nd season:最終回16.6%とされる
- 3rd season:初回16.3%、第2話15.6%で、月9としては『HERO』(2014年7月期)以来3年ぶりの2週連続15%超え。最終回16.4%で自己最高を記録し、全10話平均14.8%。月9の全話平均が2ケタに乗ったのは2015年10月期以来、約2年ぶりだった
3rd seasonは録画視聴も強く、タイムシフト視聴率は第2話以降すべて2ケタ。リアルタイムとタイムシフトを合わせた総合視聴率は最終回で26.4%、全10話平均24.2%を記録し、同クールの民放連続ドラマでトップとなった。
劇場版[編集]
『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は2018年7月27日公開。監督は西浦正記、脚本は3rd seasonに続き安達奈緒子、配給は東宝、上映時間は127分。
公開から3日間で興行収入15億円を突破し、最終的な興収は93億円に到達。2018年の邦画興収ランキングで1位となった。実写の邦画としては15年ぶりの記録と報じられている。洋画を含めた年間ランキングでは『ボヘミアン・ラプソディ』に次ぐ2位だった。
公開に合わせて、関東ローカルのスピンオフドラマ「もう一つの日常」(2018年7月23日〜27日)や、特別編「もう一つの戦場」(同年7月28日)も放送された。
配信[編集]
2026年時点では、ドラマ全シーズン・スペシャル・劇場版がFOD(FODプレミアム)で見放題配信されている。Prime Videoでも取り扱いが確認されている一方、NetflixやU-NEXTは劇場版のみの取り扱いとする配信比較サイトもあり、サービスごとに対象作品が異なる。DVD・Blu-rayはレンタルでも視聴可能。
2026年の動向[編集]
劇場版以降、新作は制作されておらず、2026年9月時点でシリーズ第4弾の公式発表はない。
とはいえ続編待望の声は根強い。2023年9月には、山下智久のコンサートツアー最終日(藍沢耕作の誕生日で「HANABI」の発売日でもある9月3日)に新垣結衣、浅利陽介、比嘉愛未が来場し、スクリーンにメインキャストの写真が映し出されたと報じられた。この件は「続編の兆し」として週刊誌でも取り上げられている。
2026年も配信を通じて新規ファンを獲得しており、「続編決定」をうたうSNS投稿がたびたび拡散されるが、いずれも公式情報ではない。
余談[編集]
- 3rd seasonの最終回で映画化が発表されると、Twitter(現X)でトレンド入りした。
- 劇場版の初日アンケートでは、観客の95%以上が「テレビドラマを観た」と回答したと報じられており、ドラマファンに支えられた大ヒットだったことがうかがえる。
- 3rd seasonで新人フェロー・ナースを演じた有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみかは、放送当初「頼りなさすぎる」と話題になったが、回を追うごとに成長ぶりが注目された。
- 2nd seasonはザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、TVnaviのドラマ賞では山下智久が主演男優賞、新垣結衣が助演女優賞を受賞したとされる。
- 新垣結衣は2012年・2013年にも同じフジテレビの『リーガル・ハイ』に出演しており、白石恵とはまったく違うキャラクターの黛真知子を演じている。