概要[編集]

あかね噺(あかねばなし)とは、末永裕樹原作・馬上鷹将作画による落語を題材にした日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメである。集英社の『週刊少年ジャンプ』で2022年2月14日から連載されており、単行本は2026年8月時点で23巻、累計発行部数は2026年1月時点で300万部を超える。アニメはゼクシズ制作で2026年4月4日から6月20日までテレビ朝日系で全12話が放送され、第2期が2027年1月に放送予定。[1]

主人公は、6年前に落語家だった父が高座の大一番で師匠から破門される瞬間を目撃した高校生・桜咲朱音(おうさき あかね)。父の落語が間違っていなかったことを証明するため、落語家の最高位「真打」を目指して落語界に飛び込む。キャストや主題歌、2期の放送時期などのよくある質問はよくある質問を参照。

詳細[編集]

原作漫画[編集]

『週刊少年ジャンプ』2022年11号(2022年2月14日発売)から連載が始まった。落語という伝統芸能を、ライバルとの高座勝負や師弟関係を軸にした少年漫画の「成長・対決」の形式に落とし込んだ点が特徴で、古典落語の演目の筋や演じ方の工夫が物語の中で解説される。[2]

主な受賞・ランクイン歴は以下のとおり。

  • 次にくるマンガ大賞2022 コミックス部門 3位
  • このマンガがすごい!2023 オトコ編 4位
  • マンガ大賞2024 2位
  • 第47回講談社漫画賞 少年部門ノミネート(2023年)
  • ニューヨーク公共図書館「Best Books for Teens 2023」選出

あらすじ[編集]

朱音の父・桜咲徹は「阿良川志ん太」の名で高座に上がる落語家だったが、真打昇進試験の場で、一門の頂点に立つ阿良川一生から一門の受験者全員の破門を言い渡される。6年後、17歳になった朱音は父の師匠である阿良川志ぐまに弟子入りし、兄弟子たちに鍛えられながら、一生を見返し「真打」になることを目指す。

アニメ版[編集]

2025年8月4日にテレビアニメ化が発表された。2026年4月4日からテレビ朝日系全国24局ネットの「IMAnimation」枠(毎週土曜23時30分)で放送され、BS朝日・CSテレ朝チャンネル1・アニマックスでも放送。ABEMAとNetflixで地上波に先行して配信された。全12話で6月20日に最終回を迎え、同日に第2期の制作と2027年1月の放送開始が発表された。[3][4]

スタッフ
  • 監督:渡辺歩(同じ2026年春には『とんがり帽子のアトリエ』の監督も務めた)
  • シリーズ構成:土屋理敬
  • キャラクターデザイン・総作画監督:田中紀衣
  • 音楽:井筒昭雄
  • アニメーション制作:ゼクシズ
キャスト
  • 桜咲朱音:永瀬アンナ
  • 桜咲徹(阿良川志ん太):福山潤
  • 阿良川志ぐま:寺杣昌紀
  • 阿良川一生:大塚明夫
  • 阿良川魁生:塩野瑛久
  • 阿良川享二:阿座上洋平
  • 阿良川こぐま:小林千晃
  • 阿良川まいける:島崎信長
  • 練磨家からし:江口拓也
  • 高良木ひかる:高橋李依
主題歌
  • オープニング:桑田佳祐「人誑し / ひとたらし」
  • エンディング:桑田佳祐「AKANE On My Mind~饅頭こわい」

桑田佳祐がオープニングとエンディングの両方を担当したことも放送前から話題になった。[5]

落語の魅力を伝える作品[編集]

作中では登場人物が実際に古典落語を演じ、演目の筋だけでなく「間」や仕草、客席の空気の読み方といった技術面まで描かれる。落語を知らない読者・視聴者でも話の面白さが伝わるよう工夫されており、伝統芸能の入口としての役割も評価されている。

評価[編集]

連載初期から各種漫画賞で上位に入り、マンガ大賞2024では2位となった。海外でもVIZ Mediaから英語版が刊行され、ニューヨーク公共図書館や米国図書館協会ヤングアダルト部会(YALSA)の推薦リストに選ばれている。アニメは同じ2026年春期の黄泉のツガイや転生したらスライムだった件 第4期などと並んで放送された。

余談[編集]

  • 主人公の名字「桜咲」の読みは「おうさき」。
  • 英語圏ではタイトルを訳さず『Akane-banashi』のまま刊行されている。

関連項目[編集]

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