池乃めだか

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池乃めだか
Medaka Ikeno
誕生日 1943年7月3日
年齢 83歳
出身地 大阪府守口市
国籍 日本
ジャンル お笑い/喜劇
活動期間 1966年 -
事務所 吉本興業
代表作 吉本新喜劇
あだ名 ちっさいおっさん


概要[編集]

池乃めだか(いけの めだか、1943年7月3日 - )とは、吉本興業所属の喜劇俳優・お笑いタレントである。吉本新喜劇の元座長で、「今日はこれくらいにしといたるわ」の決めぜりふで知られる。

詳細[編集]

大阪府守口市出身。23歳で芸能界に入り、漫才コンビ「海原かける・めぐる」の“めぐる”として活動したのち、1976年に吉本新喜劇へ入った。

漫才から喜劇へ移った経歴は珍しくないが、この移動が意味を持つのは芸の作り方が違うからである。漫才は二人の会話のずれで笑いを作るため、状況は言葉で足りる。喜劇は状況を舞台の上に見せる必要があり、役柄と体の動きが前面に出る。身長149センチという体格を役柄の前提として使う芸風は、後者の形でしか成立しない。

「今日はこれくらいにしといたるわ」は、負けた側が勝ったふりをして引き上げるという一つの型である。このせりふが40年以上使われ続けているのは、笑いの構造が場面に依存していないからで、相手が誰でも、どんな筋の芝居でもそのまま入る。役柄とギャグを固定して筋だけ差し替える吉本新喜劇の様式と、この汎用性はよく噛み合っている。

間寛平との掛け合いは劇団を代表する定番で、動物に扮した二人がやり取りする形が繰り返されてきた。

座長と近年[編集]

座長を務めた時期を経て、現在は座員として舞台に立ち続けている。2026年7月3日、83歳の誕生日になんばグランド花月で芸能生活60周年記念公演『ちっさいおっさん大祭り』が行われ、150分を超える構成で第二部に歌謡ショーが組まれた。ナインティナインの岡村隆史が出演し、背の低さを共通点とするやり取りが行われている。

60年という活動期間は、吉本新喜劇が1959年3月に始まったことを考えると劇団の歴史とほぼ重なる長さになる。

余談[編集]

  • 芸名の「めだか」は体格に由来する呼び名で、漫才時代の「めぐる」から改めたものである。本人の身体的特徴を芸名に取り込む例は喜劇では珍しくないが、それが60年通用しているのは、役柄が身体的特徴そのものだからでもある。
  • 「今日はこれくらいにしといたるわ」は、勝敗の結果を変えずに言葉だけで立場を逆転させるという構造を持つ。同じ型が学校や職場の会話で使われることがあり、舞台の決めぜりふが日常語に転用された数少ない例のひとつである。
  • 吉本新喜劇の定番ギャグの多くは、演者が変わると成立しない。役柄とギャグを固定する様式は毎週の作り直しを可能にする一方で、その人が出られなくなったときに代わりがきかないという裏返しを抱えている。複数座長制が置かれているのは、劇団全体としてこの制約を外すためである。

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