吉本総合芸能学院

2時間前に更新ナオモイで話す
この記事はだれでも書き足せます。ログイン不要・1行でもOKはじめ方 ›
2026年9月21日 (月) 21:16時点におけるRememberme (トーク | 投稿記録)による版 (新規記事:吉本総合芸能学院(自動作成))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

概要[編集]

吉本総合芸能学院(よしもとそうごうげいのうがくいん)とは、吉本興業が1982年に創設したタレント養成所である。通称はNSC(New Star Creation)。入学資格は18歳以上・高等学校卒業以上で、在学期間は基本的に1年間。大阪校1期生のダウンタウンをはじめ、現在のお笑いの主要な演者の多くがここを経由している。

詳細[編集]

何が新しかったのか[編集]

NSC以前、関西の芸人になる経路は師匠への弟子入りが中心だった。弟子入りは受け入れる側の都合に左右されるうえ、何人まで抱えられるかに上限がある。NSCはこれを学校の形に置き換え、募集・選考・卒業という区切りを設けた。

この変更で決定的だったのは、費用の負担者が入れ替わった点である。弟子入りでは師匠側が生活と修業の面倒を見るが、養成所では受講者が授業料を払う。育てる側は費用を先に負担せずに済み、結果として一度に受け入れられる人数の上限が大きく動いた。同じ構造は沖縄アクターズスクール松竹芸能の養成所にも見られる。

人数を増やすことが競争力になる[編集]

売れるかどうかは事前には分からない。この前提を置くと、確度を上げるより母数を増やすほうが結果が読みやすいという計算が成り立つ。NSCが毎年まとまった人数を送り出し、なんばグランド花月をはじめとする自前の劇場で出番を与えるという組み合わせは、この計算をそのまま制度にしたものである。

芸能事務所の項目で触れた「売れるか分からない段階の費用を誰が負担するか」という問題に対して、NSCは「受講者が負担する」という答えを出した。これは事務所側の投資回収の負担を軽くする一方、成果が出なかった場合の損失が受講者側に残るという配分でもある。この配分をどう評価するかは立場によって分かれており、門戸が広がったことを重く見る立場と、費用を払って入った人数に比べて仕事に結び付く割合が低いことを重く見る立場の双方がある。どちらも同じ数字を見て別の側面を語っている。

期という単位[編集]

NSCでは入学年度ごとに「○期生」という呼び方が使われ、この単位がそのまま芸人同士の関係の目安になっている。同期・先輩後輩という関係が学校の枠組みで自動的に決まるのは、弟子入り制にはなかった特徴である。

大阪校と東京校では開校時期が違うため、同じ期数でも年次が一致しない。このずれは業界内では周知されているが、外から見ると混乱のもとになりやすい。

卒業後[編集]

卒業生の多くは吉本興業所属となるが、退所して他の芸能事務所へ移る者も少なくない。ここも学校型の特徴で、弟子入りであれば師匠との関係が動きの前提になるのに対し、養成所は修了時点で関係が一区切りつく。

大阪校1期生のダウンタウンが全国区へ出たことが、この仕組みの評価を早い段階で決めた。以後、ナインティナインをはじめM-1グランプリR-1グランプリの上位に並ぶ名前の多くがNSC出身者で占められるようになる。

余談[編集]

授業の中心はネタ見せで、講師の前でネタを披露して講評を受ける形が繰り返される。技術を教えるというより、人前で試す回数を確保する場に近い。

在学中にネタ見せの成績やコンテストで結果を出すと劇場の出番につながることがあり、卒業を待たずに実質的な活動が始まる例もある。一方で授業料の未納などで除籍となった例も知られており、学校である以上は事務手続き上の理由で在籍が切れることもある。

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。