| PREMIUM PREMIUM | |
|---|---|
| 略称 | プレミアム |
| 国家 | 日本 |
| 種類 | アダルトビデオメーカー・レーベル |
| 業種 | 映像製作 |
| 設立日 | 2006年3月 |
| 主要株主 | 北都グループ |
概要
PREMIUMとは、2006年3月に立ち上げられた日本のアダルトビデオメーカー・レーベルである。北都グループの系列にあり、「STYLISH BEAUTY」を掲げて映像の作り込みで差別化を図る路線をとってきた。
詳細
2006年3月、北都(現在はWILLとして再編)の傘下レーベルとして発足した。この分野では珍しく、出演者の属性や企画の趣向ではなく、映像そのものの見え方をレーベルの看板に据えている。作品はグループの流通網を通じてFANZAをはじめとする配信サービスと店頭に供給される。
同じグループ内には性格の異なるレーベルが並存しており、痴女ヘブンのように演出の型で分けるもの、E-BODYのように出演者の属性で分けるものと、分類の軸がレーベルごとに違う。PREMIUMはその中で画作りを軸に置く位置にある。
レーベル制という事業形態
この業界では、一つの会社が複数のレーベルを抱える形が一般的である。会社名ではなくレーベル名で作品が認識されるため、利用者から見れば別々のメーカーが並んでいるように映る。
この構造には実務上の理由がある。作品は膨大な本数が並ぶ一覧から選ばれるため、利用者は個別の作品を吟味する前に、どの系統かで絞り込む。レーベルは、その絞り込みのための看板として働く。会社が一つの方向性だけを掲げると、そこから外れる嗜好の利用者には届かない。性格の違うレーベルを複数持てば、同じ制作・流通の体制を使いながら別々の需要に同時に応えられる。
プレステージ (アダルトビデオ)やエスワンのように、社名とレーベル名がほぼ一体になっている例と比べると、グループ内レーベル制は「誰が作ったか」より「どういう系統か」を前面に出す形と言える。
画作りで分ける路線が成り立つ条件
映像の質感で差別化するという方針は、配信が中心になったことで機能しやすくなった面がある。店頭の棚が主戦場だった時代は、パッケージの面積が限られ、置かれる本数にも上限があった。配信では棚の制約が消える代わりに、選択はサムネイルと検索語に委ねられる。
映像の作り込みは本編を再生しないと分からないため、本来は一覧画面で伝わりにくい要素である。それでもこの路線が続いてきたのは、系統として認知されれば、レーベル名そのものが選択の手がかりになるからである。一本ごとの内容ではなくレーベルへの信頼で選ばれる状態を作れるかどうかが、この方式が成立する条件になっている。
よくある質問
プレステージとは別か。 別である。プレステージ (アダルトビデオ)は2002年設立の独立系メーカーで、PREMIUMは北都グループ系列のレーベルである。名称が似ているため混同されやすい。
どこで配信されているか。 FANZAをはじめとする各配信サービスで取り扱われている。
メーカーとレーベルの違いは。 一般にメーカーは作品を制作・販売する会社、レーベルはその会社が展開する作品の系統を指す。一社が複数のレーベルを持つことが多い。
余談
- 「プレミアム」という一般語をそのまま名称にしているため、素の表記で検索すると他分野の語と混ざりやすい。この分野には同種の名づけが多く、検索での識別しにくさは慢性的な問題になっている。
- 系列レーベルの整理・統合はこの業界では珍しくなく、グループの再編に伴ってレーベルの帰属や名称が変わることがある。
- アダルトビデオの分類は、出演者・企画・演出・画作りのどれを軸にするかで体系が変わる。利用者が使う分類と業界内の分類が一致しないのは、この軸の違いによるところが大きい。